JPH0744256A - ポータブルコンピュータ - Google Patents

ポータブルコンピュータ

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JPH0744256A
JPH0744256A JP5189743A JP18974393A JPH0744256A JP H0744256 A JPH0744256 A JP H0744256A JP 5189743 A JP5189743 A JP 5189743A JP 18974393 A JP18974393 A JP 18974393A JP H0744256 A JPH0744256 A JP H0744256A
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JP
Japan
Prior art keywords
boot
file
portable computer
key
read
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JP5189743A
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English (en)
Inventor
Emiko Iizuka
恵美子 飯塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】セットアップ情報の設定変更に伴うシステムト
ラブルをブートモード/レジュームモードのどちらにお
いても簡単なキー入力操作によって解消する。 【構成】CPU11は、システムのパワーオン時にまず
F1キーが押下されているか否がを調べ、F1キーが押
下されていると、レジューム/ブートのいずれのモード
が指定されていても、そのF1キーの押下に応答してリ
アルタイムクロック17のセットアップ情報をデフォル
ト値に書き替える。そして、その書き替えたデフォルト
値のセットアップ情報に従ってハードウェアおよびメモ
リの初期設定、およびブート処理を実行する。このた
め、F1キーを押しながらシステムをパワーオンするだ
けで、ブートモード/レジュームモードのどちらのモー
ドでトラブルが発生した場合においても、システムを正
常にブートすることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラップトップタイプ
またはノートブックタイプのパーソナルポータブルコン
ピュータに関し、特にDOS(Disk Operating Sys
tem )等のオペレーティングシステムが格納されたRO
Mを有するポータブルコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能なラップトップタイプま
たはノートブックタイプのポータブルコンピュータが種
々開発されている。この種のポータブルコンピュータの
システムにおいて、アプリケーションプログラムやオペ
レーティングシステムを起動させる場合には、そのポー
タタブルコンピュータ内のハードディスク装置に予めそ
のプログラムをインストールしておくか、あるいはプロ
グラム起動時にそのプログラムをフロッピーディスクか
ら主記憶等にインストールする作業が必要になる。
【0003】一般に、ディスク装置のアクセスには多く
の時間を要するため、このようなフロッピーディスクま
たはハードディスクからのプログラムの読み込みには多
くの時間を要する。
【0004】また、前者のようにハードディスク装置に
予めプログラムをインストールさせておく手法では、ハ
ードディスク装置を標準装備しておく必要があり、ポー
タブルコンピュータの価格アップが引き起こされるとい
う問題が生じる。また、ハードディスク装置の記憶容量
の一部がそのプログラムによって専有されてしまうこと
になるので、アプリケーションプロクラム等によって作
成されたユーザファイルの格納のために使用できるハー
ドディスク容量が制限されてしまうという欠点も生じ
る。
【0005】一方、後者のようにプログラムをフロッピ
ーディスクからインストールする手法では、フロッピー
ディスクをポータブルコンピュータ本体に挿入する作業
や、そのフロッピーディスクからプログラムを読み込む
といった処理がその都度必要となるので、プログラムが
実際に実行されるまでには多くの時間が掛かる。したが
って、後者の場合は、内蔵ハードディスクは不用となる
ものの、十分な操作性が得られないという欠点がある。
【0006】そこで、最近では、オペレーティングシス
テムやアプリケーションプログラムをROMによって供
給するように構成されたポータブルコンピュータが開発
されている。このようにROMにプログラムを記憶して
おくシステム構成は、フローピーディスクからのインス
トール作業無しで各種プログラムを直ぐに実行できるの
で、低価格でしかも操作の簡単なポータブルコンピュー
タを実現できる。
【0007】また、この種のROM内蔵型のシステム
は、その使い易さから初心者ユーザによって利用される
場合が多いので、そのシステムにはトラブル解消のため
の各種機能が用意されている。
【0008】その典型的な機能の1つは、F1キーの操
作によってシステム構成情報をデフォルト値に復帰させ
る機能(以下、F1機能と称する)である。すなわち、
ポータブルコンピュータのシステム構成情報の設定は、
SETUPメニューを利用することによってユーザが自
由に変更することができる。しかしながら、そのシステ
ム構成情報の変更内容によっては、そのポータブルコン
ピュータが正常にリスタートできなくなってしまうなど
のトラブルが生じる。この場合、F1キーを押下しなが
らパワーオンすると前述のF1機能が働き、これによっ
てポータブルコンピュータを正常にリスタートさせるこ
とができる。
【0009】しかしながら、従来のF1機能はポータブ
ルコンピュータがブートモードに設定されている場合に
は作動するが、レジュームモードに設定されている場合
には働かないという問題があった。
【0010】このため、レジュームモードの場合には、
システム構成情報の変更によって発生されたシステムの
トラブルを解消することができなかった。また、オペレ
ーティングシステムが格納されたROM(以下、DOS
ROMと称する)を有する従来のポータブルコンピュー
タにおいては、次のような幾つかの問題が指摘されてい
る。
【0011】1つは、ブートデバイスとなるドライブの
優先順位の指定が限られている事である。すなわち、フ
ロッピーディクドライブ(FDD)、ハードディスクド
ライブ(HDD)、DOSROMの順に起動するか、あ
るいはDOSROM、フロッピーディクドライブ(FD
D)、ハードディスクドライブ(HDD)の順に起動す
るかの2種類だけしか用意されておらず、フロッピーデ
ィクをFDDに挿入したままHDDから起動したり、ハ
ードRAMから起動することができなかった。
【0012】もう1つは、DOSROMから起動する
と、使用できる自動実行ファイルはそのDOSROMに
格納されている自動実行ファイルに限られてしまう事で
ある。すなわち、DOSROM内蔵のオペレーティング
システムは、そのDOSROMに予め格納されている自
動実行ファイルを最初に読み込んで実行する。そのDO
SROMの自動実行ファイルの内容は、書き替える事は
できない。このため、DOSROMから起動した場合に
は、そのDOSROMに予め格納されている自動実行フ
ァイルによって提供されるメニュー表示などの機能だけ
しか利用することができなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のDOSROM内
蔵のポータブルコンピュータでは、レジュームモードに
おいてはF1機能を利用することができず、システム構
成情報の設定変更によって生じるシステムのトラブルを
解消する事ができない欠点があった。また、ブートデバ
イスとなるドライブの優先順位の指定が2種類に限られ
ていたり、DOSROM内の自動実行ファイルが書き替
えられないため、最初に実行されるプログラムがある特
定のプログラムに限定されてしまうなどの不具合があっ
た。
【0014】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、ブートモード/レジュームモードのどちらにお
いてもシステム構成情報の設定変更に伴うシステムトラ
ブルを簡単なキー入力操作のみによって解消できるよう
にし、操作が簡便で且つ十分に動作の信頼性の高いポー
タブルコンピュータを提供することを第1の目的とす
る。
【0015】また、この発明は、ドライブの優先順位を
選択できる種類の制限や使用できる自動実行ファイルの
種類の制限などのDOSROM内蔵に伴う機能制限を解
消し、高機能で且つ操作の簡便なポータブルコンピュー
タを提供することを第2の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段および作用】この発明のポ
ータブルコンピュータは、システム構成を定義するシス
テム構成情報を格納するシステム構成情報記憶手段と、
このシステム構成情報記憶手段に格納されているシステ
ム構成情報に従ってシステムのハードウェアおよびメモ
リを初期設定してブート処理を実行するブート処理手段
と、パワーオンに応答して所定のキーが押下されている
か否かを検出するキー入力検出手段と、このキー入力検
出手段によって前記所定キーが押下されたことが検出さ
れた際、前記システム構成情報記憶手段に格納されてい
るシステム構成情報をデフォルト値に書き替え、そのデ
フォルト値に従った初期設定が実行されるように前記ブ
ート手段を起動する手段と、前記所定キーの押下が検出
されなかった際、レジュームモード/ブートモードのど
ちらのモードが指定されているかに応じてレジューム処
理または前記ブート処理手段によるブート処理を実行さ
せる手段とを具備することを特徴とする。
【0017】このポータブルコンピュータにおいては、
システムのパワーオン時に例えばF1キーのような特定
のキーが押下されると、レジューム/ブートのいずれの
モードが指定されていても、そのキー押下に応答してシ
ステム構成情報がデフォルト値に書き替えられる。そし
て、その書き替えられたデフォルト値のシステム構成情
報に従ってハードウェアおよびメモリの初期設定、およ
びブート処理が実行される。一方、特定キーが押下され
なかった場合には、通常通りに、レジュームモード/ブ
ートモードのモード指定に応じてレジューム処理および
ブート処理が選択的に実行される。この場合のブート処
理では、システム構成情報はデフォルト値に書き替えら
れてないので、ユーザが設定したシステム構成情報にし
たがった初期設定が成される。
【0018】このため、たとえユーザによるシステム構
成情報の変更に伴ってシステムトラブルが発生しても、
特定キーを押しながらシステムをパワーオンすれば、ブ
ートモード/レジュームモードのどちらのモードでトラ
ブルが発生した場合においても、システムを正常にブー
トすることが可能となる。したがって、操作が簡便で且
つ十分に動作の信頼性の高いポータブルコンピュータが
実現できる。
【0019】また、この発明は、オペレーティングシス
テムを格納するROMを有するポータブルコンピュータ
において、少なくとも3種類のブートデバイスの起動順
位の中から選択された1つの起動順位を示す起動順位情
報が格納される起動順位情報記憶手段と、パワーオンに
応答して前記起動順位情報記憶手段から起動順位情報を
リードし、そのリードした起動順位情報に従って前記3
種類の起動順位の中から1つの起動順位を選択し、その
起動順位に従った順番でROM、フロッピーディスクド
ライブ、ハードディスクドライブ、およびハードRAM
をアクセスしてプログラムを読み込む手段とを具備する
ことを第2の特徴とする。
【0020】このポータブルコンピュータにおいては、
少なくとも3種類のディクドライブ起動順位の中から1
つの起動順位が選択され、その起動順位に従った順番で
ROM、フロッピーディスクドライブ、ハードディスク
ドライブ、およびハードRAMがアクセスされてオペレ
ーティングシステムを持つ最初のデバイスからプログラ
ムがロードされて起動される。このため、例えば、フロ
ッピーディクをFDDに挿入したままHDDから起動す
ることや、ハードRAMから起動することなどが可能と
なる。
【0021】さらに、パワーオンに応答して所定のキー
が押下されているか否かを検出するキー入力検出手段
と、このキー入力検出手段によって前記所定キーが押下
されたことが検出された際、前記リードした起動順位情
報によって指定される起動順位の種類を前記3種類の起
動順位の中の他の種類に切り替える手段とを設け、起動
順位情報記憶手段の内容を書き替えずに所定のキー押下
のみによって一時的に起動順位を変更するように構成す
ることもできる。
【0022】また、この発明は、オペレーティングシス
テムを格納するROMを有するポータブルコンピュータ
において、利用者によって作成された自動実行ファイル
またはシステム環境設定ファイルを格納するファイル記
憶手段と、このファイル記憶手段と前記ROMのどちら
の前記自動実行ファイルまたはシステム環境設定ファイ
ルを読み込むかを示すファイル選択情報が記憶される選
択情報記憶手段と、前記オペレーティングシステムから
の前記自動実行ファイルまたはシステム環境設定ファイ
ルの読み出し要求に応答して起動され、前記選択情報記
憶手段に記憶されているファイル選択情報に従って前記
ROMまたは前記ファイル記憶手段の一方を選択して指
定されたファイルを読み込む手段とを具備することを第
3の特徴とする。
【0023】このポータブルコンピュータにおいては、
利用者によって作成された自動実行ファイルやシステム
環境設定ファイルはファイル記憶手段に格納されてお
り、またROMのそれらファイルとファイル記憶手段の
ファイルのどちらを使用するかを示す選択情報が選択情
報記憶手段に記憶されている。オペレーティングシステ
ムからのファイル読み出し要求が発行されると、選択情
報記憶手段の選択情報が参照されて、ROMおよびファ
イル記憶手段のいずれか一方から指定されたファイルが
読み出される。このため、ROMのオペレーティングシ
ステムを起動した場合においても、ファイル記憶手段の
自動実行ファイルを利用すれば、ROMに予め格納され
ている自動実行ファイルによって提供される機能以外の
他の機能を最初に実行させる事ができる。
【0024】さらに、ファイル読み込み手段に、上位プ
ログラムからのファイル読み出し要求によって指定され
るシリンダ番号、ヘッド番号、セクタ番号を含む先頭ア
ドレスおよびセクタ数を検出する手段と、前記指定され
たファイルを前記検出された先頭アドレスから順にセク
タ単位で前記指定されたセクタ数分読み出す手段とを設
けることにより、自動実行ファイルまたはシステム環境
設定ファイルをファイル単位でなく、そのファイルを部
分的に読み出すことが可能となる。
【0025】
【実施例】以下、画面を参照してこの発明の実例例を説
明する。図1にはこの発明の一実施例に係わるポータブ
ルコンピュータのシステム構成が示されている。このポ
ータブルコンピュータは、ラップトップタイプまたはノ
ートブックタイプのコンピュータであり、システムバス
10にはCPU11および主メモリ12が接続されてお
り、また増設メモリ13がオプション接続される。
【0026】CPU11は、システム全体の制御を司る
ためのものであり、各種操作メニューを画面表示する機
能や、その操作メニュー画面上でユーザによって指定さ
れた各種処理を実行する機能を有している。
【0027】主メモリ12には、処理対象となるプログ
ラムおよびデータ等が格納される。この主メモリ12は
例えば2Mバイトの記憶容量を有し、最初の1Mバイト
のうちの640Kバイトがシステムメモリとして利用さ
れ、残りの384Kバイトがワークエリアとして利用さ
れる。また、この主メモリ12の2Mバイトの内で前述
のシステムメモリ領域を除く一部の領域は、ハードRA
M(HRAM)やEMSメモリとして設定可能である。
【0028】増設メモリ13は、2Mバイト/4Mバイ
ト/8Mバイトのメモリカードであり、メモリ拡張のた
めに必要に応じて装着される。この増設メモリ13によ
って拡張されたメモリ領域に前述のハードRAMやEM
Sメモリを設定することも可能である。
【0029】これら主メモリ12および増設メモリ13
は、CPU11のローカルバスに接続することもでき
る。システムバス10には、さらに、DMAコントロー
ラ(直接メモリアクセスコントローラ)14、割り込み
コントローラ15、タイマ16、リアルタイムクロック
17およびバックアップRAM18が接続されている。
リアルタイムクロック17は、独自の動作用電池を持つ
時計モジュールであり、その電池から常時電源が供給さ
れるCMOS構成の3つのスタティックRAM(以下、
CMOSメモリ#1、CMOSメモリ#2、CMOSメ
モリ#3と称する)。CMOSメモリ#1は、システム
構成を示すセットアップ(SETUP)情報の格納等に
利用される。CMOSメモリ#2は、ユーザにより設定
されてたドライブ起動優先順位を示す情報の格納等に利
用される。CMOSメモリ#3は、自動実行ファイル
(AUTOEXEC.BAT)やシステム環境設定ファ
イル(CONFIG,SYS)を読み出すメモリとして
後述するバックアップRAM18とDOSROM21の
いずれか一方を指定するための情報の格納等に利用され
る。
【0030】バックアップRAM18は、バッテリィバ
ックアップされたメモリであり、32Kバイトの記憶容
量を有している。このバックアップRAM18には、ユ
ーザによって設定されるシステム環境設定ファイル(C
ONFIG,SYS)や自動実行ファイル(AUTOE
XEC.BAT)が格納される。
【0031】システムバス10には、さらに、漢字RO
M19、辞書ROM20、DOSROM21、アプリケ
ーションROM22、メニューROM23が接続されて
いる。
【0032】漢字ROM19は、1Mバイト(64Kバ
イト×16ページ)の記憶容量を有しており、ここには
種々の漢字フォントが記憶されている。辞書ROM20
は、512Kバイト(64Kバイト×8ページ)の記憶
容量を有しており、カナー漢字変換辞書を格納する。D
OSROM21は、512Kバイト(64Kバイト×8
ページ)の記憶容量を有しており、ここにはDOS(D
isk Operating System )等のオペレーティングシ
ステムが予め記憶されている。また、このDOSROM
21には、そのオペレーティングシステムの起動時に実
行されるAUTOEXEC.BATとしてメニュー表示
プログラムが記憶されている。
【0033】アプリケーションROM22は、512K
バイト(64Kバイト×32ページ)の記憶容量を有し
ており、表計算プログラムが記憶されているメモリ領域
とワープロ用プログラムが記憶されるメモリ領域を備え
ている。
【0034】メニューROM23は、640Kバイト
(64Kバイト×10ページ)の記憶容量を有してお
り、ここにはメニュー画面に表示されるアイコンや、ス
ケジュール、住所録等の個人情報を管理するPIMプロ
グラムが格納されている。
【0035】ここで、これら漢字ROM19、辞書RO
M20、DOSROM21、アプリケーションROM2
2、およびメニューROM23は、所定のシステムアド
レス空間に共通にマッピングされており、選択的にアク
セスされるように構成されている。これらROMの選択
アクセスは、メモリバンク切り替え手法、あるいはそれ
らROM全体に亙って連続するページアドレスを割り当
てておき、そのアドレス空間にマッピングされたウイン
ドを通してページ単位でアクセスするEMSメモリと同
等の手法、などによって実現できる。
【0036】システムバス10には、さらに、システム
ROM24、HDDコントローラ25、FDDコントロ
ーラ26、プリンタコントローラ27、RS−232C
コントローラ28、キーボードコントローラ29、およ
びディスプレイコントローラ30が接続されている。
【0037】システムROM24は、64Kバイトの記
憶容量を有しており、ここにはブートストラッププログ
ラムを含むブートブロック、ファイルアローケーション
テーブル(FAT)、および各種基本入出力プログラム
(BIOS;Basic I/O System)が格
納されている。このシステムROM24は、その記憶内
容の書き替えが可能なようにフラッシュEEPROMか
ら構成されている。
【0038】HDDコントローラ25は、オプション接
続される2.5インチのハードディスクドライブ(HD
D)32を制御する。FDDコントローラ26は、3.
5インチのフロッピーディスクドライブ(FDD)33
を制御する。フロッピーディスクドライブ(FDD)3
3は、720Kバイト/1.2Mバイト/1.44Mバ
イトの3種類の記録形式をサポートする3モードドライ
ブである。また、FDDコントローラ26は、FDD/
プリンタコネクタを介してオプション接続される例えば
5インチのフロッピーディスクドライブ34の制御も行
う。プリンタコントローラ27は、FDD/プリンタコ
ネクタを介してオプション接続される外部プリンタ35
の制御を行なう。
【0039】RS−232Cコントローラ31は、RS
−232C機器の制御を行なう。キーボードコントロー
ラ29は、85キーのキーボード37やマウス36の制
御を行なう。ディスプレイコントローラ30は、画像メ
モリ(VRAM)31のリード/ライト制御、および6
40×400ドットの解像度を持つ白黒液晶ディスプレ
イ38の表示制御を行なう。
【0040】さらに、このポータブルコンピュータは、
これら各ユニットへの動作電源、および主メモリ12、
バックアップRAM18等へのバックアップ用電源を発
生する電源コントローラ39、および拡張バスコネクタ
40を備えている。
【0041】このポータブルコンピュータのシステムに
おいては、次の機能がサーポートされる。 1)CMOSメモリ#1で保持されるシステムの全ハー
ドウェア構成を示すセットアップ情報に従って行われる
初期設定機能、2)ブートデバイス起動優先順位を記憶
するCMOSメモリ#2の情報に従ったドライブの起動
優先順位制御機能、3)CONFIG.SYS+AUT
OEXEC.BATのファイルの読み込み元メモリを保
持するCMOSメモリ#3の内容にしたがったファイル
読み込み、4)システムパワーオフ直前の状態にシステ
ムを復帰するレジューム機能、5)システムを初期設定
してブート処理を行うブート機能、6)HDDまたはハ
ードRAMに同一装置番号を割り当ていずれか一方のア
クセスをイネーブルにする機能、7)F1キーの入力に
応答して初期設定機能を起動させる機能、8)F10キ
ーの入力に応答してブートデバイス起動優先順位を一時
的に変更する機能。
【0042】これら機能の組み合わせ等により、初心者
ユーザから上級者ユーザまで便利に使いこなせる以下の
機能が実現される。 ・レジューム時にもシステムをF1キーによって初期設
定できる。
【0043】・優先的にHDD/HRAMから起動させ
ることにより、フロッピーディスク挿入時もHDD(ま
たは、HRAM)から起動できる。 ・HDD(または、HRAM)から起動する設定になっ
ていても、F10キー入力によりブートデバイス優先順
位の変更ができる。
【0044】・DOSROM21の起動時にユーザが作
成したAUTOEXEC.BATファイルを自動実行で
きる。 次に、図2のフローチャートを参照して、F1キーを利
用してレジューム時にシステムを初期設定するための動
作を説明する。
【0045】図1のポータブルコンピュータのシステム
は電源スイッチのオンによってパワーオンされ、このパ
ワーオンに応答してシステムの初期化処理がCPU11
によって次のように実行される。
【0046】まず、CPU11は、システムの初期化処
理の最初にF1キーが押下されているか否かを調べる
(ステップA1)。F1キーが押下されていることを検
出すると、CPU11は、全てのH/W(ハードウェ
ア)構成についてのセットアップ情報が格納されている
CMOSメモリ#1を初期化し、そのセットアップ情報
の内容をデフォルト値に変更する(ステップA2)。
【0047】セットアップ情報には、システム構成に関
する情報として、システムメモリ、ハードRAM、およ
びEMSメモリの各サイズの設定、および高速ROM機
能の有/無の設定を含むメモリに関する設定情報、ノー
マル/反転表示の切り替え、表示モードの設定などを含
む表示装置に関する設定情報、CPUスリープの有/
無、HDD自動停止時間の設定などを含む省電力モード
に関する設定情報、さらにはレジュームの有/無、ブー
トデバイスの選択、ハードRAM/HDDの選択などの
設定情報がある。
【0048】この後、CPU11は、そのCMOSメモ
リ#1のセットアップ情報(デフォルト値)にしたがっ
てすべてのH/Wおよびメモリなどの初期化を行い、そ
の後オペレーティングシステムを起動するためのブート
ストラップルーチンを実行する。
【0049】一方、F1キーが押下されなかった場合
は、CPU11は、CMOSメモリ#1のセットアップ
情報を参照することによってレジュームモード/ブート
モードのどちらにモード設定されているかを調べる(ス
テップA4)。
【0050】レジュームモードの場合には、CPU11
は、バックアップRAM18にセーブされているCPU
11のレジスタ値やハードウェアステータスをそれぞれ
元の位置にリストアして、パワーオフ直前の状態にシス
テムを復帰させるためのレジューム処理を実行する(ス
テップA5)。一方、ブートモードの場合には、CPU
11は、CMOSメモリ#1に格納されているセットア
ップ情報にしたがってすべてのH/Wおよびメモリなど
の初期化を行い、その後オペレーティングシステムを起
動するためのブートストラップルーチンを実行する。
【0051】このように、この実施例の初期化処理にお
いては、システムのパワーオン時にまずF1キーが押下
されているか否がが調べられ、そのF1キーが押下され
ていると、レジューム/ブートのいずれのモードが指定
されていても、そのF1キーの押下に応答してシステム
構成を示すセットアップ情報がデフォルト値に書き替え
られる。そして、その書き替えられたデフォルト値のセ
ットアップ情報に従ってハードウェアおよびメモリの初
期設定、およびブート処理が実行される。一方、F1キ
ーが押下されなかった場合には、通常通りに、レジュー
ムモード/ブートモードのモード指定に応じてレジュー
ム処理およびブート処理が選択的に実行される。この場
合のブート処理では、セットアップ情報はデフォルト値
に書き替えられてないので、ユーザが設定したセットア
ップ情報にしたがった初期設定が成される。
【0052】このため、たとえユーザによるセットアッ
プ情報の変更に伴ってシステムトラブルが発生しても、
F1キーを押しながらシステムをパワーオンすれば、ブ
ートモード/レジュームモードのどちらのモードでトラ
ブルが発生した場合においても、システムを正常にブー
トすることが可能となる。したがって、操作が簡便で且
つ十分に動作の信頼性の高いポータブルコンピュータが
実現できる。
【0053】次に、図3のフローチャートを参照して、
起動デバイス優先順位の変更処理について説明する。図
1のポータブルコンピュータのシステムは電源スイッチ
のオンによってパワーオンされ、このパワーオンに応答
してシステムの初期化処理がCPU11によって次のよ
うに実行される。
【0054】まず、CPU11は、システムの初期化処
理の最初にF10キーが押下されているか否かを調べる
(ステップB1)。F10キーの押下が検出された場
合、CPU11は、所定のレジスタのF10キー入力フ
ラグを“1”にセットする(ステップB2)。F10キ
ーの押下が検出されなかった場合は、F10キー入力フ
ラグの設定はしない。
【0055】次に、CPU11は、CMOSメモリ#2
に予めユーザによってセットされている起動優先順位情
報をリードする(ステップB3)。次いで、CPU11
は、ステップB2で設定されたF10キー入力フラグの
値を調べ(ステップB4)、F10キー入力なしの場合
にはステップB5、有りの場合にはステップB6に移行
する。
【0056】F10キー入力なしの場合には、ステップ
B3で読み出したCMOSメモリ#2の値、つまりユー
ザの設定値がDOS ROM、FDD/HDD、HDD
(またはHRAM)の3種類の中の何れであるかによっ
て、それぞれA,B,Cの処理へ移行する。
【0057】A−Cの処理では下記のブート起動優先順
位でブートが行われる。 A…DOSROMから起動 B…FDD、HDD(またはHRAM)、DOSROM
の順に起動 C…HDD(またはHRAM)、DOSROM、FDD
の順に起動 このため、ユーザの設定値がDOS ROMの場合に
は、Aの処理によってDOSROMから起動が開始され
る。ユーザの設定値がFDD/HDD(HRAM)の場
合には、Bの処理によってFDD、HDD(またはHR
AM)、DOSROMの順に起動が開始され、オペレー
ティングシステムを最初のデバテスからそのオペレーテ
ィングシステムが読み込まれる。ここで、HDDとHR
AMはどちらか一方だけがイネーブルに設定されてお
り、HRAMを利用する場合にはHDDの利用は禁止さ
れる。このようなイネーブルデバイスの選定は、セット
アップ情報によってユーザが指定することができる。ユ
ーザの設定値がHDD(HRAM)の場合には、Cの処
理によってHDD(またはHRAM)、DOSROM、
FDDの順に起動が行われる。
【0058】一方、F10キー入力ありの場合には、ス
テップB6に移行され、同じくCMOSメモリ#2の値
によって、それぞれB,A,Dの処理へ移行する。上記
B−Dの処理は下記のブート起動優先順位でブートす
る。
【0059】B…FDD、HDD(またはHRAM)、
DOSROMの順に起動 C…HDD(またはHRAM)、DOSROM、FDD
の順に起動 D…FDD、DOSROM、HDDまたはHRAMの順
に起動 以上の処理により、システムのセットアップ情報の設定
によって3種類の起動優先順位を選択でき、その起動順
位に従った順番でDOSROM、FDD、HDD、およ
びHRAMがアクセスされる。このため、例えば、フロ
ッピーディクをFDDに挿入したままHDDから起動す
ることや、ハードRAMから起動することなどが可能と
なる。さらに、電源投入時にF10キーを入力すること
で、セットアップ情報を書き替えること無く、一時的に
別の優先順位で起動することもできる。
【0060】また、ここでは、DOSROM、FDD、
HDD、およびHRAMの4種類のデバイスだけを例に
とったが、例えばCD−ROMデバイスを接続し、その
CD−ROMデバイスを含めたブート優先順位の変更に
ついても同様にして行うことができる。
【0061】次に、図4および図5のフローチャートを
参照して、CONFIG.SYSおよびAUTOEXE
C.BATファイルの読み出し方式について説明する。
例えばDOSROM21のオペレーティングシステムの
ような上位プログラムからDOSROM21の読み出し
要求が発行されると、本フローチャートのDOSROM
リードルーチンが呼び出される。
【0062】このDOSROMリードルーチンを実行す
ることにより、CPU11は、まず、DOSROM21
に格納されているCONFIG.SYSファイルの開始
シリンダ番号、ヘッド番号、セクタ番号をDOSROM
21のヘッダ部から読み出す(ステップC1)。次い
で、CPU11は、その読み出したシリンダ、ヘッド、
セクタ番号からCONFIG.SYSの開始論理アドレ
スを計算し(シリンダ番号×ヘッド番号×セクタ番号×
512バイト)、このアドレスを論理アドレスaとする
(ステップC2)。
【0063】次に上位プログラムから指定されたシリン
ダ番号、ヘッド番号、セクタ番号から指定論理アドレス
b(シリンダ番号×ヘッド番号×セクタ番号×512バ
イト)を計算する(ステップC3)。次いで、CPU1
1は、ステップC2で算出された論理アドレスbがCO
NFIG.SYSの開始論理アドレスaから所定のアド
レス範囲(a+2Kバイト)未満の値で有るかを調べる
(ステップC4)。これはCONFIG.SYSのファ
イルサイズは2Kバイトに固定されているので、そのフ
ァイルサイズを利用して、上位プログラムがCONFI
G.SYSの読み出しを要求したか否かをチェックする
ためである。
【0064】CONFIG.SYSの読み出しが要求さ
れた場合、ステップC13に移行し、CPU11は、実
際に読み出すバックアップRAM18の開始アドレスを
設定する(ステップC13)。実際に読み出すバックア
ップRAM18の開始アドレスは以下の式により算出さ
れる。
【0065】バックアップRAM18に格納されている
CONFIG.SYSの先頭アドレス+(上位プログラ
ムから指定された論理アドレスb−DOSROMの開始
論理アドレスa) 一方、ステップC4で上位プログラムからの読み出し要
求がCONFIG.SYSファイルの読み出しでないこ
とが検出された場合には、ステップC5〜C7に移行し
て、AUTOEXEC.BATのファイルの読み出しで
あるかいなかが調べられる。
【0066】すなわち、CPU11は、CONFIG.
SYSの時と同じようにDOSROM21に格納されて
いるDOSROMヘッダ部のAUTOEXEC.BAT
の開始シリンダ番号、ヘッド番号、セクタ番号からAU
TOEXEC.BATの開始論理アドレスa1(シリン
ダ番号×ヘッド番号×セクタ番号×512バイト)を算
出する(ステップC5,C6)。次いで、CPU11
は、上位プログラムから指定された指定論理アドレスb
がAUTOEXEC.BATのファイルを指定している
かを調べる(ステップC7)。
【0067】これは、AUTOEXEC.BATのファ
イルサイズは4Kバイトであるので、上位プログラムか
らの指定論理アドレスが論理アドレスa1からa1+4
Kバイトの範囲内に属すか否かによって調べることがで
きる。
【0068】CPU11は、上位プログラムの指定がA
UTOEXEC.BATファイルのリードであるなら
ば、実際に読み出すバックアップRAMに格納されてい
るAUTOEXEC.BATの開始アドレスを計算し
(バックアップRAM18に格納されているAUTOE
XEC.BATの先頭アドレス+上位プログラムから指
定された論理アドレスb−DOSROMの開始論理アド
レスa1)、その結果をB−RAM開始アドレスに設定
する(ステップC8)。
【0069】この後、CPU11は、CMOSメモリ#
3を読み出し(ステップC9)、バックアップRAM1
8のファイルからの読み出しがユーザによって指定され
ている時には(ステップC10)、バックアップRAM
18から1セクタ毎にファイルをリードする(ステップ
C11,C12)。バックアップRAM18のファイル
が指定されてないときは、DOSROM21を読み出す
処理へ移行する(ステップC14)。
【0070】以上の処理により、ユーザによって作成さ
れたAUTOEXEC.BATやCONFIG.SYS
のファイルを記憶しているバックアップRAM18と、
DOSROM21のそれらファイルのどちらを使用する
かを示す選択情報がCMOSメモリ#3の情報によって
選択される。このため、DOSROM21のオペレーテ
ィングシステムを起動した場合においても、バックアッ
プRAM18のAUTOEXEC.BATやCONFI
G.SYSのファイルを利用することができ、DOSR
OM21に予め格納されているファイルによって提供さ
れる機能以外の機能を実行させる事ができる。
【0071】さらに、上位プログラムが指定するシリン
ダ、ヘッド、セクタ番号から指定されたセクタ数分のフ
ァイル読み出しができるので、例えば、ファイルの2セ
クタめから1セクタ分だけファイルをリードするといっ
た応用が可能となる。したがって、システム起動時にC
ONFIG.SYSによって定義されているすべてのド
ライバを主メモリ12にロードするといった従来の手法
のみならず、各種アプリケーションプログラムの実行時
にCONFIG.SYSのファイルから必要な部分だけ
をリードすることよって、その時に必要なドライバだけ
を主メモリ12にロードするといった運用形態を実現す
ることも可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上詳記したように、この発明によれ
ば、ブートモード/レジュームモードのどちらにおいて
もシステム構成情報の設定変更に伴うシステムトラブル
を簡単なキー入力操作のみによって解消できるようにな
り、操作が簡便で且つ十分に動作の信頼性の高いポータ
ブルコンピュータを実現できる。また、ドライブの優先
順位を選択できる種類の制限や、使用できる自動実行フ
ァイルの種類の制限などのDOSROM内蔵に伴う機能
制限を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るポータブルコンピュ
ータのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のポータブルコンピュータにおけるF
1キーによる初期設定動作を説明するフローチャート。
【図3】同実施例のポータブルコンピュータにおけるブ
ートデバイスの起動優先順位の変更処理動作を説明する
フローチャート。
【図4】同実施例のポータブルコンピュータにおけるフ
ァイル読み込み動作の手順の一部を説明するフローチャ
ート。
【図5】同実施例のポータブルコンピュータにおけるフ
ァイル読み込み動作の残りの手順を説明するフローチャ
ート。
【符号の説明】
11…CPU、12…主メモリ、17…リアルタイムク
ロック、18…バックアップRAM、21…DOSRO
M、32…HDD、33…FDD。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム構成を定義するためのシステム
    構成情報を格納するシステム構成情報記憶手段と、 このシステム構成情報記憶手段に格納されているシステ
    ム構成情報に従ってシステム内のハードウェアおよびメ
    モリを初期設定してブート処理を実行するブート処理手
    段と、 パワーオンに応答して所定のキーが押下されているか否
    かを検出するキー入力検出手段と、 このキー入力検出手段によって前記所定キーが押下され
    たことが検出された際、前記システム構成情報記憶手段
    に格納されているシステム構成情報をデフォルト値に書
    き替え、そのデフォルト値に従った初期設定が実行され
    るように前記ブート手段を起動する手段と、 前記所定キーの押下が検出されなかった際、レジューム
    モード/ブートモードのどちらのモードが指定されてい
    るかに応じてレジューム処理または前記ブート処理手段
    によるブート処理を実行させる手段とを具備することを
    特徴とするポータブルコンピュータ。
  2. 【請求項2】 オペレーティングシステムを格納するR
    OMを有するポータブルコンピュータにおいて、 少なくとも3種類のブートデバイスの起動順位の中から
    選択された1つの起動順位を示す起動順位情報が格納さ
    れる起動順位情報記憶手段と、 パワーオンに応答して前記起動順位情報記憶手段から起
    動順位情報をリードし、その起動順位情報に従って前記
    3種類の起動順位の中から1つの起動順位を選択し、そ
    の起動順位に従った順番でROM、フロッピーディスク
    ドライブ、ハードディスクドライブ、およびハードRA
    Mをアクセスしてプログラムを読み込む手段とを具備す
    ることを特徴とするポータブルコンピュータ。
  3. 【請求項3】 パワーオンに応答して所定のキーが押下
    されているか否かを検出するキー入力検出手段と、 このキー入力検出手段によって前記所定キーが押下され
    たことが検出された際、前記リードした起動順位情報に
    よって指定される起動順位の種類を前記3種類の起動順
    位の中の他の種類に切り替える手段とをさらに具備し、 起動順位情報記憶手段の内容を書き替えずに所定のキー
    押下のみによって一時的に起動順位を変更するように構
    成されていることを特徴とする請求項3記載のポータブ
    ルコンピュータ。
  4. 【請求項4】 オペレーティングシステムを格納するR
    OMを有するポータブルコンピュータにおいて、 利用者によって作成された自動実行ファイルまたはシス
    テム環境設定ファイルを格納するファイル記憶手段と、 このファイル記憶手段と前記ROMのどちらの自動実行
    ファイルまたはシステム環境設定ファイルを読み込むか
    を示すファイル選択情報が記憶される選択情報記憶手段
    と、 前記オペレーティングシステムからの前記自動実行ファ
    イルまたはシステム環境設定ファイルの読み出し要求に
    応答して起動され、前記選択情報記憶手段に記憶されて
    いるファイル選択情報に従って前記ROMまたは前記フ
    ァイル記憶手段の一方を選択して指定されたファイルを
    読み込む手段とを具備することを特徴とするポータブル
    コンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記ファイル読み込み手段は、 上位プログラムからのファイル読み出し要求によって指
    定されるシリンダ番号、ヘッド番号、セクタ番号を含む
    先頭アドレスおよびセクタ数を検出する手段と、 前記指定されたファイルを前記検出された先頭アドレス
    から順にセクタ単位で前記セクタ数分読み出す手段とを
    具備し、 自動実行ファイルまたはシステム環境設定ファイルを指
    定された位置から指定されたサイズだけリードするよう
    に構成されていることを特徴とする請求項4記載のポー
    タブルコンピュータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251945A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Nec Engineering Ltd 基本入出力制御システム
JP2009080813A (ja) * 1996-11-29 2009-04-16 Yoonyong Ko マルチメディアプレゼンテーションコンピューター装置
JP2011013915A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Tektronix Internatl Sales Gmbh 測定装置の制御方法

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