JPH0744218U - センサー式自動水栓 - Google Patents

センサー式自動水栓

Info

Publication number
JPH0744218U
JPH0744218U JP3900693U JP3900693U JPH0744218U JP H0744218 U JPH0744218 U JP H0744218U JP 3900693 U JP3900693 U JP 3900693U JP 3900693 U JP3900693 U JP 3900693U JP H0744218 U JPH0744218 U JP H0744218U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type automatic
sensor
automatic faucet
sensor type
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3900693U
Other languages
English (en)
Inventor
敏彦 渡辺
Original Assignee
株式会社ネックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ネックス filed Critical 株式会社ネックス
Priority to JP3900693U priority Critical patent/JPH0744218U/ja
Priority to CN 94215534 priority patent/CN2230002Y/zh
Publication of JPH0744218U publication Critical patent/JPH0744218U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触型センサーで物体を検知して、自動的
に流体の流れをON−OFFするセンサー式自動水栓に
関し、取付け工事が簡単で早いセンサー式自動水栓を提
供することを目的とする。 【構成】 電磁弁12、13と出口側管路14とセンサ
ー14Aと電気回路14とを一体に構成して、共通の筐
体11A、11B内に収納し、供給側管路10の端部に
対して一体に取付け可能な構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、非接触型センサーで物体を検知して、自動的に流体の流れをON− OFFするセンサー式自動水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、超音波や赤外線等を用いた非接触型センサーで物体を検知して、自動的 に流体の流れをON−OFFするセンサー式自動水栓が実用化されている。セン サー式自動水栓は、公衆トイレや病院の手洗い用に採用され、手洗い完了した清 浄な手で蛇口の水栓を閉じる必要をなくしている。
【0003】 センサー式自動水栓は、また、バルブ操作が不自由な老人や身体障害者を対象 とした施設や、洗剤や汚れの付着した手で直接に開閉することが衛生的、感覚的 に不適当なキッチンの混合水栓等にも利用されている。さらに、通常の湯や水ば かりでなく、液体石鹸、消毒液、燃料、食用油等の流体の供給をON−OFFす る用途にも利用されている。
【0004】 図8は従来のセンサー式自動水栓の説明図である。ここでは、赤外線センサで 出口Dの直下の物体を非接触に検知しており、出口Dの直下に手が差し出された ときに直ちに電磁弁をONさせ、手洗い用の水を自動的に供給開始している。
【0005】 図8において、センサー式自動水栓の胴体81は、陶製の洗面器Mの奥の位置 でカウンター板Pに開けた孔に挿入され、ナット81Nをカウンター板Pの裏面 側から締め付けてカウンター板Pに固定される。
【0006】 胴体81の内部には、導水パイプ81Pと制御回路84が格納され、制御回路 84は赤外線を放射して、物体からの反射を検知するセンサー84Aを含む。導 水パイプ81Pの出口側の端部は出口ナット85によって、また、入口側の端部 は接続ナット88Aによって、それぞれ胴体81に固定される。
【0007】 制御回路84は、胴体81の内側に一体形成された凹所に格納され、胴体81 に固定した透明窓81Mにセンサー84Aを位置決めしている。センサー84A は、透明窓81Mを通じて出口Dの直下に赤外線を放射し、物体からの反射を透 明窓81Mを通じて検知する。
【0008】 カウンター板Pの下方の狭い空間(パネルや扉で外部から隔離されている場合 もある)には、電磁弁83および弁体82が配置される。ここで、弁体82の入 口側は、給水管Kの端部に固定されており、弁体82の出口側は、胴体81の下 端に接続された配管88に接続されている。配管88の上端は、ナット88Aに よって導水パイプ81Pに接続され、配管88の下端は、ナット88Bによって 弁体82に接続される。
【0009】 このように構成されたセンサー式自動水栓では、出口Dの直下位置に手を差し 出すと、センサー84Aが手を検知し、センサー84Aの出力変化に応じて制御 回路84が直ちに電磁弁83を作動して、弁体82の遮断状態を通水状態へと切 り換える。
【0010】 そして、手洗いが完了して手が出口Dの直下位置から退去されると、センサー 84Aが手の退去を検知し、制御回路84が電磁弁83を再び作動して、弁体8 2の通水状態を遮断状態へと切り換える。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
図8のセンサー式自動水栓では、据え付け工事が比較的に困難で、据え付け作 業に熟練と時間を要する問題がある。また、制御回路84と電磁弁83の間の配 線や制御回路84を電源ラインに接続する配線に関して、漏電や引っ掛け事故が 起き易い問題もある。
【0012】 すなわち、図8のセンサー式自動水栓では、センサー式自動水栓の胴体81を カウンター板Pに取付け固定する作業と、電磁弁83および弁体82を給水管K に接続する作業とを別々に実施する必要がある。
【0013】 また、胴体81の取付けと弁体82の取付けが独立しているために、胴体81 の下端と弁体82の出口の間の距離や位置関係が工事ごとに異なってしまい、配 管88をフレキシブルな材料で形成する等して、距離や位置関係の誤差を吸収す る必要も出てくる。
【0014】 しかし、フレキシブルな材料を採用するにせよ、配管88による導水パイプ8 2と弁体82の接続を現場で実施し、カウンター板Pの背面側等、一般的には狭 くて作業しづらい環境でこれらの接続を行う必要があるため、接続作業の信頼性 を確保できず、工事後に漏水が発生する可能性も低くない。
【0015】 図8のセンサー式自動水栓では、また、電源と制御回路と電磁弁とが外部に露 出した配線で相互に結線されており、これらの配線の接続も現場で配管作業の後 に実施する必要がある。そして、これらの配線をワンタッチ式コネクタを利用し て簡略化しても、カウンター板Pの背面側に露出した配線が目障りなことには変 わりなく、垂れ下がった配線が他の作業や清掃の邪魔となる。また、配管の漏水 や高湿度や結露によって、コネクタの接触不良、漏電、腐食による断線等が発生 する場合もある。
【0016】 特に、既存の洗面所や手洗い槽のリフォーム工事に関して、従来の手動式水栓 をセンサー式自動水栓へと交換する場合(図3参照)、手動式水栓に接続された 配管のかなりの部分を新しく取替える必要がある。図8のセンサー式自動水栓の 場合、カウンター板Pの背面側で給水管Kを切断し、弁体82からカウンター板 Pを貫通する位置までの既存の配管を完全に除去して、弁体82から胴体81ま での新しい配管を組み立てる必要がある。
【0017】 本考案は、取付け工事が簡単で早く済むセンサー式自動水栓を提供することを 目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
図1は、後述する実施例のセンサー式自動水栓の説明図である。図1の各構成 部品の符合を参照して請求項1のセンサー式自動水栓を説明する。ただし、実施 例は、請求項2〜4の構成を含む限定された態様のものであり、請求項1のセン サー式自動水栓は、図1の態様に限定されない。
【0019】 図1において、請求項1のセンサー式自動水栓は、供給側管路(10)を通じ て供給された液体の流れをON−OFFする電磁弁(12、13)と、該電磁弁 (12、13)がONした流体の流れを出口部分(15)まで案内して大気中に 放出させる出口側管路(14)と、前記出口部分(15)の直下に差し出された 物体を非接触に検知して、該物体の有無を出力するセンサー(14A)と、前記 センサー(14A)の出力に基づいて前記電磁弁(12、13)を制御し、前記 電磁弁(12、13)のON−OFF状態を切り換える制御回路(14)と、を 有するセンサー式自動水栓において、(1) 前記電磁弁(12、13)と出口側管 路(14)とセンサー(14A)と電気回路(14)とを一体に構成し、(2) 共 通の筐体(11A、11B)内に収納し、(3) 前記供給側管路(10)の端部に 対して一体に取付け可能としたものである。
【0020】 請求項2のセンサー式自動水栓は、請求項1のセンサー式自動水栓において、 前記制御回路を収納する箱構造を、前記出口側管路の上側に隣接させて、前記出 口側管路と一体に形成したものである。
【0021】 請求項3のセンサー式自動水栓は、請求項2のセンサー式自動水栓において、 前記電磁弁と前記センサーと前記電気回路とに対する電力供給が共通の電池から 行われるとき、前記箱構造に対して上方から組み合わせて前記制御回路を包囲す る蓋構造の背面に、箱状の電池保持部が一体に形成されているものである。
【0022】 請求項4のセンサー式自動水栓は、請求項3のセンサー式自動水栓において、 前記電磁弁と前記出口側管路と前記センサーと前記電気回路とが一体に固定され た下部筐体と、該下部筐体に対して上方から組合せる上部筐体と、に分割して前 記筐体が構成され、上部筐体を下部筐体から開いた状態で、直ちに、前記共通の 電池を交換可能としたものである。
【0023】 請求項5のセンサー式自動水栓は、請求項1のセンサー式自動水栓において、 前記弁体に直結されて前記供給側管路との接続部を構成するとともに、通水面積 を可変するバルブ機構を内蔵した流量調節機構を備え、前記バルブ機構の操作部 分が、前記筐体の下方の外側に、前記出口側もしくは上方から操作可能な形式で 配置されたものである。
【0024】
【作用】
請求項1のセンサー式自動水栓では、電磁弁と出口側管路とセンサーと制御回 路とが共通の筐体に格納されて一体に取り扱われ、既存(または新設)の供給側 管路の端部に対して一体に取付けられる。そして、少なくとも電磁弁と制御回路 の間の配線は、筐体内で完結しており、商用電源を使用する場合には電源ライン の接続、電池を使用する場合には電池の接続によって、直ちに、センサーの出力 に応じた流体の流れのON−OFFが可能となる。
【0025】 電磁弁は、ON−OFFの切替え時にのみ電力を消費し、自己保持に電力を消 費しないものが望ましい。また、電池消耗時に必ず出水を停止させるフェイルセ ーフ機能の観点からは、実施例で示すような、給水圧力を利用してわずかな消費 電力で出水状態を維持できるものが望ましい。
【0026】 これらの電磁弁を使用すれば、小型電池で電磁弁に電力供給しても、実用的な 電池寿命を確保できる。そして、電磁弁とセンサーと制御回路の電力供給を「筐 体内に格納した共通の電池」で行えば、電力供給に関する電気配線も筐体内で完 結され、センサー式自動水栓の取付け工事に伴う電気配線を全く省略できる。
【0027】 請求項2のセンサー式自動水栓では、制御回路を収納する箱構造が出口側管路 の上側に配置されるから、出口側管路の結露が制御回路に滴り落ちない。これに 対して、図6のセンサー式自動水栓では、冷水を導水パイプ62に通じると結露 が制御回路64に滴り落ちる可能性があり、この水分がセンサー64Aの透明窓 61Mを曇らせる場合もある。
【0028】 また、制御回路を収納する箱構造は、出口側管路と一体に形成され、両者の間 には水や異物がたまる隙間が無い。制御回路と出口側管路の一体構造は、熱伝導 の低い樹脂で形成されることが望ましい。
【0029】 さらに、制御回路を格納する空間が断熱層を形成するから、制御回路側と出口 側水路を隔てる壁が薄くても、この壁を通じて筐体内に逃げる熱は少なく、結露 を起こす心配もない。
【0030】 請求項3のセンサー式自動水栓では、電磁弁とセンサーと制御回路とが共通の 電池から電力供給される。共通の電池は、筐体内に格納され、センサー式自動水 栓の取付けに関するすべての配線が筐体内で完結する。共通の電池は、制御回路 を収納した箱構造に被せた蓋構造の背面側(制御回路の反対側)に、交換可能な 状態で装備される。
【0031】 共通の電池は、箱状の電池保持部に格納され、組立て状態では、制御回路を収 納する箱構造や出口側管路と一体に構成される。この一体の構成は、全体として 水や異物がたまる隙間を最小限に留めている。電池保持部もまた、熱伝導の低い 樹脂で形成されることが望ましい。
【0032】 請求項4のセンサー式自動水栓では、筐体が上下に2分割され、筐体内の機能 部分(電磁弁、出口側管路、センサー、制御回路等)は下部筐体に固定されてい る。電池交換の際には、上部筐体を下部筐体から分離して、上方から既存の電池 を取り出し、新しい電池を格納し、上部筐体を元通りに下部筐体に装着する。
【0033】 上部筐体と下部筐体は、蝶番で両者の一方の端を接続し、他方の端にワンタッ チ式のロック機構を設けた構成としてもよい。ロック機構を解除して上部筐体を 蝶番を中心として回転させる。この構造によれば、電池交換中に、上部筐体を床 やカウンター上に置く必要がない。
【0034】 請求項5のセンサー式自動水栓では、流量調節機構の操作部分を操作して、弁 体に流れ込む流体の流量を調整できるから、センサー式自動水栓の出口から出力 される流体の勢いを最適に設定できる。また、流量調節機構の操作部分は、通常 の取付け状態では邪魔物が無い上方もしくは前面側から操作できるため、配管や 取付けを完了した状態で、筐体も取り外すことなく、この流量調整を任意に実行 できる。
【0035】
【実施例】
図1は第1実施例のセンサー式自動水栓の説明図、図2は図1のセンサー式自 動水栓の断面図である。ここでは、電磁弁、出口側水路、制御回路、電池が筐体 内に格納されて一体に取り扱われる。また、筐体は上下に分割され、上側の筐体 を持ち上げた状態で電池交換が行われる。
【0036】 図1(図2参照)において、弁体12は、電磁弁13(電磁アクチュエータ) によって駆動され、給水側コネクター10から供給された水の流れをON−OF Fする。弁体12の出口側は、出口側配管(14E)を一体に形成した制御回路 ユニット14に接続され、出口側配管(14E)を流れた水は、出口キャップ1 5の中央の開口から大気中に放出される。
【0037】 制御回路ユニット14は、センサー14Aの出力に応じて電磁弁13の動作状 態を切り換える制御回路(プリント基板14B)を格納する。制御回路ユニット 14の上側には、電池ボックス16が配置され、電池ボックス16は、制御回路 ユニット14の上面の箱型の凹所に蓋をして、格納された制御回路を外界から遮 断する。
【0038】 電池ボックス16にはリチウム電池17が装着され、電池交換の際には、上ケ ース11Aを下ケース11Bから上方に抜き取り、その状態で上方から電池ボッ クス16の電池を入替え、再び、上ケース11Aを上方から下ケース11Bに組 み合わせる。一方、制御回路ユニット14から電磁弁13までの配線は、コネク タ13Cによって接続される。
【0039】 図2において、電磁弁13(アクチュェータ)は、通電によって弁部13Aを 持ち上げ、通電の停止によって弁部13Aを押し下げる。電磁弁13および弁体 12は、弁部13Aを弁部容積12E内で持ち上げるわずかな消費電力で通水状 態を維持できる。
【0040】 すなわち、弁体12の給水側12Aと出水側12Bとの間を遮断する弁板12 Gは、弁体12の内側にダイヤフラムで保持されており、弁板12Gの開閉動作 は、専ら弁板12Gの表裏の圧力バランスによって駆動される。
【0041】 すなわち、電磁弁13の弁部13Aが押し下げられた状態では、弁板12の小 開口12Jを通じて弁板12の背面側12Cに漏れ出した水の静圧力が弁板12 を出水側12Bの入口に押し付けている。一方、電磁弁13の弁部13Aが持ち 上げられると、弁板12の背面側12Cの水が孔12Dから弁部容積12E、バ イパス12Fを通じて出水側12Bに流出し、弁板12の背面側12Cの静圧力 を低下させて弁板12Gを上昇させ、給水側12Aを出水側12Bに直接に導通 させる。
【0042】 そして、電磁弁13の通電が停止されて、弁部13Aが押し下げられると、弁 板12の小開口12Jを通じて漏れ出した水が弁板12の背面側12Cの静圧力 を高め、再び、弁板12を出水側12Bの入口に押し付けて、給水側12Aと出 水側12Bとを遮断する。
【0043】 弁体12の出水側12Bは、樹脂製の制御回路ユニット14に形成した出口側 水路14Eに連結される。出口側水路14Eと壁を隔てて形成された箱状の収納 スペース14Eには、センサー14Aの出力に応じて電磁弁13のON−OFF を制御する制御回路を搭載したプリント基板14Bが格納される。
【0044】 箱状の収納スペース14Eの上部には、収納スペース14Eの蓋を兼ねた樹脂 製の電池ボックス16が取付けられる。電池ボックス16の収納部16Eの一方 (図中左側)の端には、リチウム電池の電極配置に対応させて一対の電極16A が配置され、電極16Aにハンダ付けされたリード線14Cが電池ボックス16 を貫通してプリント基板14Bに接続される。
【0045】 センサー14Aは、赤外線を発光するLEDと反射光を検知するフォトトラン ジスターとを含み、LEDとフォトトランジスターはプリント基板14Bに直接 取付けられる。センサー14Aは、制御回路ユニット14に形成した出口側水路 14の直径に相当するトンネル部を介して透明窓11Mに対向する。
【0046】 制御回路ユニット14の収納スペース14E、電池ボックス16の蓋、透明窓 11M等が協働して、プリント基板14Bを外界から遮断する。電池ボックス1 6を貫通して設けたLED14Dは、電池の寿命末期に発光して警報板11Hを 照明し、電池交換を促すためのものである。
【0047】 制御回路ユニット14の出口14Jにはネジが形成され、出口キャップ15を 締め込んで下ケース11Bを挟み込む。出口14Jの内側の出口スペース14F には、蓮根状の案内板が格納され、出口14Jの縁と出口キャップ15との間に は、ゴムパッキンとメッシュが挟み込まれる。
【0048】 給水側コネクター10の内部には、弁体12と給水側コネクター10とを分離 した状態で、弁体12側から挿入して、図示しない逆止め弁ユニットやストレイ ナーユニットを装着できる。逆止め弁ユニットやストレイナーユニットは、セン サー式自動水栓を取り付ける給水配管側に逆止め弁やストレイナーが無い場合に おいて、装着を義務付けられる。
【0049】 このように構成されたセンサー式自動水栓では、センサー式自動水栓の全体が 1つのユニットとして工場生産され、現場では、手動型水栓を除去した後の既存 の給水管の雌コネクターに給水側コネクター10を連結するだけで取付けを完了 できる。そして、電気配線やセンサー14Aの調整を必要せず、直ちに、センサ ー式自動水栓を通じた手洗いを開始できる。
【0050】 また、弁体12から出口キャップ15までの管内に蓄積される水量が、図8の 弁体82から出口キャップ85までの管内に蓄積される水量に比較して、ごくわ ずかで済むから、温湯を供給する場合でも、流れ始めの冷たい水の量が少なくて 済み、温度調節された適温に安定するまでの時間も短い。さらに、センサー式自 動水栓から少量の水を出力させた場合でも、管内に滞留した水を使用しなくて済 むから衛生的でもある。
【0051】 ところで、実施例のセンサー式自動水栓では、手洗い位置に物体を侵入させた 場合に水を流し、物体を退去させた場合に水を止めるが、プリント基板14Bに 設けたスライドスイッチを切替えることによって、別の動作を実現することもで きる。
【0052】 すなわち、手洗い位置に物体を侵入させるごとに通水と遮断を交互に繰り返し て、1度水を流し始めると手洗い位置から物体を退去させても水が止まらず、水 を止めるには、退去後に再び手洗い位置に物体を侵入させる必要がある。
【0053】 この隠れ機能は、湯水を流し続けるために手を出し続けることが合理的でない 用途、例えば、キッチンの流しや浴槽等、湯水をためて使用する設備において選 択される。
【0054】 図3は実施例のセンサー式自動水栓の取付け例の説明図である。図中、(a) は 取付け手順、(b) は元の状態を示す。ここでは、手洗い槽に設置された元の蛇口 式水栓を実施例のセンサー式自動水栓に置き換える工事が示される。実施例のセ ンサー式自動水栓は、蛇口式水栓を取り外した後に、元の配管に使用されていた 各部品をほぼそのまま利用して取付け可能である。
【0055】 図3(b) において、元の状態の手洗い槽30は、排水管30Dを接続して壁面 に固定されている。蛇口式水栓38は、締め付けナット34を用いて手洗い槽3 0に固定され、蛇口式水栓38の給水側の端部は、元バルブ37に接続された配 管35に対して、接続ナット35Nを締め付けて接続される。
【0056】 図3(a) において、センサー式自動水栓には、元の蛇口式水栓38の規格に適 合する給水側コネクター10が予め選択され、取り付けられている。そして、元 バルブ37を閉じた状態で、配管35が分解され、元の蛇口式水栓38が取り外 される。
【0057】 その後、元の蛇口式水栓38が取り付けられていた手洗い槽30の孔30Hに センサー式自動水栓が挿入され、ゴム座31、ゴムパッキン32、座金33を貫 通させた状態で締め付けナット34を締め付け、手洗い槽30にセンサー式自動 水栓が固定される。
【0058】 次に、元の配管35、ストレイナー36等をそのまま利用して、元バルブ37 からセンサー式自動水栓の給水側コネクター10までの接続を完了させる。配管 35と給水側コネクター10の隙間は、ゴムシール35Gを接続ナット35Nで 締め付けて直径方向に膨張させることによってシールされる。ゴムシール35G の取付け位置を配管35の軸方向にずらせば、手洗い槽30の裏側における給水 側コネクター10の突出量が多少蛇口式水栓38と異なる場合でも、配管35を 切断することなく利用できる。
【0059】 図4は実施例のセンサー式自動水栓の取付け構造の説明図である。図中、(a) は縦型、(b) は横型を示す。
【0060】 図4において、実施例のセンサー式自動水栓は、図2の給水側コネクター10 に接続される弁体12の部分を交換すれば、給水側コネクター10の取付け位置 を図2の左側位置にも変更できる。実際には、電磁弁13を共通として弁体12 を異ならせた交換ユニットが準備されており、取付け場所の仕様に適合させて交 換ユニットを交換すれば、縦型を横型、横型を縦型に変更できる。
【0061】 図4(a) の縦型では、図2に示されるように、給水側コネクター10Aのフラ ンジ面に配置した4本のビスによって、給水側コネクター10Aが縦型用の弁体 12の下部に連結される。給水側コネクター10Aは、ケース11Bに形成され た孔を通じて外部に露出し、図8の従来のセンサー式自動水栓と同様な縦型の取 付けを可能にしている。
【0062】 一方、図4(b) の横型では、給水側コネクター10Bが横型の弁体の後側の面 に接続される。このとき、上ケースには、給水側コネクター10Bに対応させて U字溝が形成され、給水側コネクター10Bにかかわらず上方に抜き取り可能に 構成される。給水側コネクター10Bは、上ケースのU字溝からセンサー式自動 水栓の後方に突出しており、例えば、壁面から突出させた給水配管の先端に設け た管用雌ネジに対して取付けを可能にしている。
【0063】 縦型、横型の区別にかかわらず、給水側コネクター10A、10Bには、取付 け場所や状況に応じた種々の構造、例えば、管用テーパネジ、ガスケットフラン ジ、メカニカルジョイント、ネジ締め付け型の各種フイッティング等を利用して もよい。
【0064】 図5は流量調節器付きセンサー式自動水栓の説明図である。ここでは、図1〜 図3のセンサー式自動水栓に薄型の特殊な流量調節器が接続される。流量調節器 を操作すれば、センサー式自動水栓を取付けた状態のまま、出力される水の勢い を自在かつ容易に調節できる。
【0065】 図5において、図1〜図3のセンサー式自動水栓を標準型とするとき、立型フ ィルター止水栓付きタイプは、給水側コネクター10を流量調節器60に置き換 えて構成される。流量調節器60は、給水側コネクター10を固定するための4 個のネジ孔(弁体12に形成される)を利用して、下方から固定ネジを締め付け て固定される。流量調節器60は、給水側コネクター10と同一規格の配管接続 用のネジ部67を有する。
【0066】 流量調節器60は、流量調節ネジ63とフィルターのネジ蓋62を前面側に配 置しており、手洗い槽の枠部や背後の壁面に邪魔されない前面側からドライバー を用いて流量調節とフィルターの交換を実行できる。
【0067】 一方、横型フィルター止水栓付きタイプは、給水側コネクター10を流量調節 器70に置き換えて構成される。流量調節器70は、給水側コネクター10と同 様にして、下方から固定ネジを締め付けて固定される。流量調節器70は、配管 接続用のネジ部77を有する。
【0068】 流量調節器70は、フィルターのネジ蓋72を前面側に配置し、流量調節ネジ 73を背面側に上向き状態で配置する。流量調節ネジ73の調整は、センサー式 自動水栓の筐体と背後の壁面の隙間を通じて、上方から、ドライバーを用いて実 行できる。
【0069】 図6は立型フィルター止水栓付タイプにおける流量調節器の説明図である。図 中、(a) は断面図、(b) は側面図である。実施例のセンサー式自動水栓は、手動 式の水栓(蛇口バルブ)と異なって流量調節機能を持たないため、給水側に流量 調節バルブが直列に接続される必要がある。
【0070】 図6(a) 、(b) において、配管接続用のネジ部67は、図8の従来例のセンサ ー式自動水栓と同様な取付け方法、すなわち、カウンター板に形成した孔にネジ 部67を挿入して、カウンター板の背面側からネジ部67にナットを締め付けて 流量調節器および実施例のセンサー式自動水栓を固定する取付け方法に使用され る。ネジ部67の下端は、給水管に接続される。
【0071】 ネジ部67の内側の給水路67Aは、流量調節部65、空間66、フィルタス ペース64を介して出水側60に連絡する。流量調節部65には、流量調節ネジ 63がねじ込まれており、流量調節ネジ63の侵入量を加減して給水路67Aと 流量調節部65の間のオリフィス(通水面積)を調整すれば、出水側60に流れ 出す流量を調整できる。
【0072】 フィルタスペース64には、フィルター64Fが挿入され、フィルター64F は、ネジ蓋62によってフィルタスペース64の底に固定される。接続面61に は図示しないシールリングが設けられ、センサー式自動水栓の弁体(図2の12 )の給水側が直接に接続される。
【0073】 図7は横型フィルター止水栓付タイプにおける流量調節器の説明図である。図 中、(a) は断面図、(b) は側面図、(c) は側面図である。
【0074】 図7(a) 〜(c) において、配管接続用のネジ部77は、例えば、垂直な壁面か ら突出させた給水管の末端に対して直接に接続される。ネジ部77の内側の給水 路77Aは、流量調節部75、フィルタスペース74を介して出水側70に連絡 する。流量調節部75には、流量調節ネジ73がねじ込まれており、流量調節ネ ジ73の侵入量を加減して給水路77Aと流量調節部75の間の断面積を変化さ せれば、出水側70に流れ出す流量を調整できる。
【0075】 フィルタスペース74には、フィルター74Fが挿入され、フィルター74F は、ネジ蓋72によってフィルタスペース74の底に固定される。接続面71に は図示しないシール機構が設けられ、センサー式自動水栓の弁体の給水側が直接 に接続される。
【0076】 図6、図7に示されるように構成された流量調節器は、センサー式自動水栓を 取り付ける給水配管側に流量調節弁が装備されていない場合に、センサー式自動 水栓に直結させた形式で給水配管に連結される。このとき、流量調節器は薄型に 設計されているから、流量調節器が壁面やカウンター面から露出した状態で設置 されても、センサー式自動水栓と組み合わせた全体の外観がシンプルにまとめら れる。また、通常の取付け状態で上ケースを取り外すこともなく、そのまま流量 調節を実行できるが、必要な流量調節はドライバー等の専用工具で行うから、不 特定の人間が勝手に流量を変更する事態も防止できる。
【0077】
【考案の効果】
請求項1のセンサー式自動水栓によれば、センサー式自動水栓の全体を工場で 信頼性高く組立てることができ、制約の多い現場での取付けや配線を大幅に簡略 化できる。
【0078】 そして、センサー式自動水栓の取付けに関して給水配管側の制約がほとんど無 いから、新規設備においては配管設計の自由度が大きく、また、既存設備の手動 水栓の交換においては、既存の給水配管をそのまま生かして、配管変更を伴わな い取付けが可能である。
【0079】 また、取付け場所や配管形式とは無関係に、センサー式自動水栓の構造が共通 化されるから、1機種の大量生産が可能である。従って、金型費用の節約等を通 じて製品を安価に提供でき、ロボットによる自動組立ても容易である。
【0080】 また、電磁弁を省電力化して、制御回路やセンサーとともに共通の電池で駆動 させ、共通の電池を筐体内に収納して、電力供給用の外部配線も不要とした場合 には、既設の蛇口を取り外してその後にそのまま接続して、直ちにセンサー式自 動水栓を利用できる。
【0081】 このとき、筐体外部の配線が無くなって、配線の腐食断線による故障やコネク タ部分の結露による漏電の可能性も無くなり、筐体から配線を引き出す構造も不 要となり、さらに、設置状態の外観がシンプルにまとめられ、製品の意匠設計に 関する自由度も大きくなる。
【0082】 請求項2のセンサー式自動水栓によれば、出口側管路と制御回路の収納部が一 体に形成されるから、筐体内で組立てられる部品点数が削減され、ネジやシール 構造の配置の自由度が増し、各部品の小型化や配置の工夫を通じてセンサー式自 動水栓の外観をシンプルにまとめて、小型軽量に構成できる。
【0083】 また、制御回路の下方に出口側管路が配置されるから、出口側管路の結露が落 ちて制御回路やセンサーに悪影響を及ぼすことがなく、制御回路の収納スペース 自体が出口側管路の断熱構造を構成するから、出口側管路の周囲の結露量自体も 少なくて済む。そして、出口側管路の肉厚を薄くして材料を節約する等、出口側 管路の断熱構造も被覆面積を少なく簡単に済ませ得る。
【0084】 請求項3のセンサー式自動水栓によれば、電池保持部が出口側管路の上方に、 制御回路の収納スペースを隔てて配置されるから、出口側管路内の流体の熱が電 池に及ぶことがなく、結露の可能性も無い。すなわち、電池が筐体内の最も乾燥 して温度変化も少ない位置に保持されるから、結露による電池接点の短絡や高温 による電池寿命の低下が起きないで済む。
【0085】 請求項4のセンサー式自動水栓によれば、上部筐体を持ち上げると直ちに電池 交換できるから、電池交換が簡単で所要時間も短くて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のセンサー式自動水栓の説明図である。
【図2】センサー式自動水栓の断面図である。
【図3】実施例のセンサー式自動水栓の取付け例の説明
図である。
【図4】実施例のセンサー式自動水栓の取付け構造の説
明図である。
【図5】流量調節器付きセンサー式自動水栓の説明図で
ある。
【図6】立型フィルター止水栓付きタイプにおける流量
調節器の説明図である。
【図7】横型フィルター止水栓付きタイプにおける流量
調節器の説明図である。
【図8】従来のセンサー式自動水栓の説明図である。
【符号の説明】
10 給水側コネクター 12 弁体 13 電磁弁 14 制御回路ユニット 15 出口キャップ 16 電池ボックス 17 リチウム電池 11A 上ケース 11B 下ケース
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図5】
【図7】
【図8】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給側管路(10)を通じて供給された
    液体の流れをON−OFFする電磁弁(12、13)
    と、 該電磁弁(12、13)がONした流体の流れを出口部
    分(15)まで案内して大気中に放出させる出口側管路
    (14)と、 前記出口部分(15)の直下に差し出された物体を非接
    触に検知して、該物体の有無を出力するセンサー(14
    A)と、 前記センサー(14A)の出力に基づいて前記電磁弁
    (12、13)を制御し、前記電磁弁(12、13)の
    ON−OFF状態を切り換える制御回路(14)と、を
    有するセンサー式自動水栓において、 (1) 前記電磁弁(12、13)と出口側管路(14)と
    センサー(14A)と電気回路(14)とを一体に構成
    し、 (2) 共通の筐体(11A、11B)内に収納し、 (3) 前記供給側管路(10)の端部に対して一体に取付
    け可能としたことを特徴とするセンサー式自動水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1のセンサー式自動水栓におい
    て、 前記制御回路を収納する箱構造を、前記出口側管路の上
    側に隣接させて、前記出口側管路と一体に形成したこと
    を特徴とするセンサー式自動水栓。
  3. 【請求項3】 請求項2のセンサー式自動水栓におい
    て、 前記電磁弁と前記センサーと前記電気回路とに対する電
    力供給が共通の電池から行われるとき、 前記箱構造に対して上方から組み合わせて前記制御回路
    を包囲する蓋構造の背面に、箱状の電池保持部が一体に
    形成されていることを特徴とするセンサー式自動水栓。
  4. 【請求項4】 請求項3のセンサー式自動水栓におい
    て、 前記電磁弁と前記出口側管路と前記センサーと前記電気
    回路とが一体に固定された下部筐体と、該下部筐体に対
    して上方から組合せる上部筐体と、に分割して前記筐体
    が構成され、 上部筐体を下部筐体から開いた状態で、直ちに、前記共
    通の電池を交換可能としたことを特徴とするセンサー式
    自動水栓。
  5. 【請求項5】 請求項1のセンサー式自動水栓におい
    て、 前記弁体に直結されて前記供給側管路との接続部を構成
    するとともに、通水面積を可変するバルブ機構を内蔵し
    た流量調節機構を備え、 前記バルブ機構の操作部分が、前記筐体の下方の外側
    に、前記出口側もしくは上方から操作可能な形式で配置
    されたことを特徴とするセンサー式自動水栓。
JP3900693U 1993-07-16 1993-07-16 センサー式自動水栓 Pending JPH0744218U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3900693U JPH0744218U (ja) 1993-07-16 1993-07-16 センサー式自動水栓
CN 94215534 CN2230002Y (zh) 1993-07-16 1994-06-29 传感器控制式自动水龙头

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3900693U JPH0744218U (ja) 1993-07-16 1993-07-16 センサー式自動水栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0744218U true JPH0744218U (ja) 1995-11-07

Family

ID=12541031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3900693U Pending JPH0744218U (ja) 1993-07-16 1993-07-16 センサー式自動水栓

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0744218U (ja)
CN (1) CN2230002Y (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000073422A (ja) * 1998-08-28 2000-03-07 Toto Ltd 自動水栓
JP2002275968A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Inax Corp 自動給液装置
JP2002356889A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Toto Ltd 自動吐水機器
WO2004025036A1 (ja) * 2002-09-10 2004-03-25 Inax Corporation 自動給液装置
JP2013011150A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Lixil Corp 自動水栓装置
CN109780289A (zh) * 2019-02-01 2019-05-21 福建洁博利厨卫科技有限公司 一种智能感应水嘴及其智能感应水龙头
JP2019173485A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社Lixil 水栓装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000073422A (ja) * 1998-08-28 2000-03-07 Toto Ltd 自動水栓
JP2002275968A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Inax Corp 自動給液装置
JP4503869B2 (ja) * 2001-03-15 2010-07-14 株式会社Inax 自動給液装置
JP2002356889A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Toto Ltd 自動吐水機器
WO2004025036A1 (ja) * 2002-09-10 2004-03-25 Inax Corporation 自動給液装置
JP2013011150A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Lixil Corp 自動水栓装置
JP2019173485A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社Lixil 水栓装置
CN109780289A (zh) * 2019-02-01 2019-05-21 福建洁博利厨卫科技有限公司 一种智能感应水嘴及其智能感应水龙头

Also Published As

Publication number Publication date
CN2230002Y (zh) 1996-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8776827B2 (en) Household tap water monitor
US8549677B2 (en) Automatic water flushing control device and its faucet
US20090241248A1 (en) Automatic shutoff assembly for a water closet
JPH0744218U (ja) センサー式自動水栓
US5398348A (en) Water urinal
US20200386326A1 (en) Automatic shut off valve
US20030001025A1 (en) Showerhead leak detector and shutoff
US10538901B2 (en) Modular electrical appliance which reuses greywater
ITTV20070148A1 (it) Cassetta - intelligente - per l'accumulo dell'acqua destinata al lavaggio della tazza del water.
JP2000087402A (ja) 配管継手
KR100841794B1 (ko) 냄새 없는 양변기
WO2020264231A1 (en) Bathroom module
RU2232852C1 (ru) Устройство для аварийного отключения подачи воды
KR100917103B1 (ko) 센서일체형 수도전자밸브
US11976449B2 (en) Sensing faucet assembly
JPH10299052A (ja) センサー式自動水栓
TWI475166B (zh) Bathroom automatic leak detection water shutters
JP7122572B2 (ja) トイレ用手洗い器システム
JP4398453B2 (ja) 自動水栓
JP2004316806A (ja) 給水装置及びこの給水装置を用いた水洗便器
US20050082396A1 (en) Showering device
JPH082212Y2 (ja) トイレの放水装置
JP2023024215A (ja) 洗浄タンク及びトレイシステム
JPH10204937A (ja) 水道の逆流防止装置
JP2545901Y2 (ja) シャワー室の扉装置