JPH0744196Y2 - ベルト陳列用バックルカバー - Google Patents
ベルト陳列用バックルカバーInfo
- Publication number
- JPH0744196Y2 JPH0744196Y2 JP2060893U JP2060893U JPH0744196Y2 JP H0744196 Y2 JPH0744196 Y2 JP H0744196Y2 JP 2060893 U JP2060893 U JP 2060893U JP 2060893 U JP2060893 U JP 2060893U JP H0744196 Y2 JPH0744196 Y2 JP H0744196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buckle
- belt
- piece
- back plate
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Buckles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ベルト本体にバックル
を結合したベルトのバックル部を保護するために使用さ
れるベルト陳列用バックルカバーに関するものである。
を結合したベルトのバックル部を保護するために使用さ
れるベルト陳列用バックルカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来においては、ベルトのバックルの損
傷や指紋、汚れの付着を防止するために、バックル部分
にビニール製袋を被せてゴムバンドで止めた状態で搬送
し、保管し、販売時には体裁が悪いためにビニール製袋
を外して、つり下げ又はベルト本体をうず巻き状に巻い
て陳列している。
傷や指紋、汚れの付着を防止するために、バックル部分
にビニール製袋を被せてゴムバンドで止めた状態で搬送
し、保管し、販売時には体裁が悪いためにビニール製袋
を外して、つり下げ又はベルト本体をうず巻き状に巻い
て陳列している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、販売時
点でわざわざビニール製袋を外すことは、作業上非常に
無駄なことであり厄介である。また外してしまうと、バ
ックル部分の損傷や指紋、汚れ付着により美観を損ねる
ことになる点に解決すべき課題があった。
点でわざわざビニール製袋を外すことは、作業上非常に
無駄なことであり厄介である。また外してしまうと、バ
ックル部分の損傷や指紋、汚れ付着により美観を損ねる
ことになる点に解決すべき課題があった。
【0004】本考案は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、バックル部に被せたカバーを外すことなく、搬
送、保管、陳列販売を通して使用でき、バックル保護と
消費者による品物確認機能を発揮させることのできる体
裁の良いベルト陳列用バックルカバーを安価に提供する
ことを目的としている。
あって、バックル部に被せたカバーを外すことなく、搬
送、保管、陳列販売を通して使用でき、バックル保護と
消費者による品物確認機能を発揮させることのできる体
裁の良いベルト陳列用バックルカバーを安価に提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
し目的を達成するために、透明の合成樹脂製シートを用
いて、上端面が蓋形成部で開閉自在に閉塞され且つ下端
面が開口したバックル収納筒形部を形成するとともに、
該バックル収納筒形部の背面板を上方へ延設してつり下
げ孔の穿設されたつり片を形成し、また前記バックル収
納筒形部の正面板と背面板の一方又は両方に、上方が自
由端となった引掛用舌片を形成したことを特徴とするベ
ルト陳列用バックルカバーを要旨としている。
し目的を達成するために、透明の合成樹脂製シートを用
いて、上端面が蓋形成部で開閉自在に閉塞され且つ下端
面が開口したバックル収納筒形部を形成するとともに、
該バックル収納筒形部の背面板を上方へ延設してつり下
げ孔の穿設されたつり片を形成し、また前記バックル収
納筒形部の正面板と背面板の一方又は両方に、上方が自
由端となった引掛用舌片を形成したことを特徴とするベ
ルト陳列用バックルカバーを要旨としている。
【0006】
【作用】上記のように構成したベルト陳列用バックルカ
バーは、バックル収納筒形部の下端開口面からバックル
を挿入して、正面板と背面板の一方もしくは両方に形成
された引掛用舌片に、バックルの一部であるベルト押え
杆若しくはバックルとベルト本体との接続部のベルト通
し環を係止し蓋を閉めるようにしてバックル部分に被冠
装着するのであるが、バックルの先端部方向への移動が
蓋形成部で阻止された状態で引掛用舌片に対象部材が係
合するようになるので、妄りにカバーがバックルから外
れないように作用して、搬送、保管、販売をの流通経路
で外れることなく、またわざわざ外すことなく通して使
用することができるとともに、透明部材を使用してバッ
クル収納筒部を形成しているので、指触観察することな
く外観透視より品物確認が可能となり、陳列状態におい
ても、カバー本来の損傷、指紋付着防止機能が体裁の良
い状態で発揮されるように作用する。
バーは、バックル収納筒形部の下端開口面からバックル
を挿入して、正面板と背面板の一方もしくは両方に形成
された引掛用舌片に、バックルの一部であるベルト押え
杆若しくはバックルとベルト本体との接続部のベルト通
し環を係止し蓋を閉めるようにしてバックル部分に被冠
装着するのであるが、バックルの先端部方向への移動が
蓋形成部で阻止された状態で引掛用舌片に対象部材が係
合するようになるので、妄りにカバーがバックルから外
れないように作用して、搬送、保管、販売をの流通経路
で外れることなく、またわざわざ外すことなく通して使
用することができるとともに、透明部材を使用してバッ
クル収納筒部を形成しているので、指触観察することな
く外観透視より品物確認が可能となり、陳列状態におい
ても、カバー本来の損傷、指紋付着防止機能が体裁の良
い状態で発揮されるように作用する。
【0007】
【実施例】図1は本考案に係るベルト陳列用バックルカ
バーの展開状態正面図、図2は蓋解放状態斜視図、図3
はベルト係止状態の断面図、図4は吊り下げ陳列状態の
一部省略正面図である。
バーの展開状態正面図、図2は蓋解放状態斜視図、図3
はベルト係止状態の断面図、図4は吊り下げ陳列状態の
一部省略正面図である。
【0008】図1に示すように、先端部中央につり下げ
孔1が穿設され且つ後記差込片13の折目に形成した係
止片が係止される切線2が加工されたつり片3を形成し
た背面板4と、該背面板4に隣接し折目a、b、c、d
を介して順次、右側板5、正面板6、左側板7、接着片
8を連接するとともに、前記正面板6の下部中央部に、
上方が自由端となった引掛用舌片9を形成し、上部には
両側の折目b、cを切込み線10として蓋形成部11と
し、これに係止片12を形成した横折目eを介して差込
片13を延設し、また前記切込み線10を形成した位置
の左、右側板部7、5には、組立時に蓋形成部11が沿
う斜面を形成すべく斜め折目fを形成した展開体Aを、
透明の合成樹脂製フィルムで打ち抜き形成する。
孔1が穿設され且つ後記差込片13の折目に形成した係
止片が係止される切線2が加工されたつり片3を形成し
た背面板4と、該背面板4に隣接し折目a、b、c、d
を介して順次、右側板5、正面板6、左側板7、接着片
8を連接するとともに、前記正面板6の下部中央部に、
上方が自由端となった引掛用舌片9を形成し、上部には
両側の折目b、cを切込み線10として蓋形成部11と
し、これに係止片12を形成した横折目eを介して差込
片13を延設し、また前記切込み線10を形成した位置
の左、右側板部7、5には、組立時に蓋形成部11が沿
う斜面を形成すべく斜め折目fを形成した展開体Aを、
透明の合成樹脂製フィルムで打ち抜き形成する。
【0009】そして図2に示すように、背面板4、左、
右側板7、5、正面板6を折り曲げ接着片8を背面板4
に接着して、下部開口14のバックル収容筒形部15を
形成し、さらに蓋形成部11を、折り曲げた左、右側板
7、5の斜め折目に沿わせ後、正面板6の先端部の差込
片13を、背面板4の内面へ折り返して差込み、係止片
12を切線2に係止するようにした構成とする。
右側板7、5、正面板6を折り曲げ接着片8を背面板4
に接着して、下部開口14のバックル収容筒形部15を
形成し、さらに蓋形成部11を、折り曲げた左、右側板
7、5の斜め折目に沿わせ後、正面板6の先端部の差込
片13を、背面板4の内面へ折り返して差込み、係止片
12を切線2に係止するようにした構成とする。
【0010】このベルトのバックル部Bに、ベルト陳列
用バックルカバーを被冠係止する場合には、蓋形成部1
1が開いた状態で、バックル収容筒形部15の下端開口
部14からベルトのバックル部Bを挿入した後僅かに引
き戻し、ベルト本体Cとバックル部Bの接続部に付設さ
れているベルト通し環Dを、引掛用舌片9に掛けた後、
正面板6の先端部の差込片13を、背面板4の内面へ折
り返して差込み、係止片12を切線2に係止する。
用バックルカバーを被冠係止する場合には、蓋形成部1
1が開いた状態で、バックル収容筒形部15の下端開口
部14からベルトのバックル部Bを挿入した後僅かに引
き戻し、ベルト本体Cとバックル部Bの接続部に付設さ
れているベルト通し環Dを、引掛用舌片9に掛けた後、
正面板6の先端部の差込片13を、背面板4の内面へ折
り返して差込み、係止片12を切線2に係止する。
【0011】上記構成されたベルト陳列用バックルカバ
ーは、図4に示すように吊り下げ用フックFに、背面板
4のつり下げ孔1を掛けて、バックル部が良く透視でき
るように陳列したり、図示省略したが、バックル部が外
となるようにうず巻き状に巻き、これを立ててバックル
部が正面から透視観察できるように陳列する。
ーは、図4に示すように吊り下げ用フックFに、背面板
4のつり下げ孔1を掛けて、バックル部が良く透視でき
るように陳列したり、図示省略したが、バックル部が外
となるようにうず巻き状に巻き、これを立ててバックル
部が正面から透視観察できるように陳列する。
【0012】なお上記実施例においては、正面板6に引
掛用舌片9を形成した場合であるが、背面板4に引掛用
舌片9を設けて、種類の異なるバックル部のベルト押え
杆を掛けるようにしても良く、またいずれにでも使用で
きるように、正面板6と背面板4の両方に引掛用舌片9
を形成してもよい。さらに、係止片12と切線2は蓋形
成部11の開き止めるためのものであるが、必ずしも必
要としない。
掛用舌片9を形成した場合であるが、背面板4に引掛用
舌片9を設けて、種類の異なるバックル部のベルト押え
杆を掛けるようにしても良く、またいずれにでも使用で
きるように、正面板6と背面板4の両方に引掛用舌片9
を形成してもよい。さらに、係止片12と切線2は蓋形
成部11の開き止めるためのものであるが、必ずしも必
要としない。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案のベルト陳列
用バックルカバーは、透明の合成樹脂製シートを用い
て、上端面が蓋形成部で開閉自在に閉塞され且つ下端面
が開口したバックル収納筒形部を形成するとともに、該
バックル収納筒形部の背面板を上方へ延設してつり下げ
孔の穿設されたつり片を形成し、また前記バックル収納
筒形部の正面板と背面板の一方又は両方に、上方が自由
端となった引掛用舌片を形成したから、バックルの先端
部方向への移動が蓋形成部で阻止された状態で引掛用舌
片に対象部材が係合するようになるので、妄りにカバー
がバックルから外れないように作用して、搬送、保管、
販売の流通経路において外れることなく、また従来のよ
うにわざわざ被冠状態を外す不要な作業が解消され、製
造から陳列販売まで通して使用することができるととも
に、透明部材を使用してバックル収納筒部を形成してい
るので、指触観察することなく外観透視より品物確認確
認が可能となり、陳列状態においても、カバー本来の損
傷、指紋付着、汚れ付着の防止機能が発揮され、体裁の
良い状態で搬送し、保管し、陳列できる効果がある。
用バックルカバーは、透明の合成樹脂製シートを用い
て、上端面が蓋形成部で開閉自在に閉塞され且つ下端面
が開口したバックル収納筒形部を形成するとともに、該
バックル収納筒形部の背面板を上方へ延設してつり下げ
孔の穿設されたつり片を形成し、また前記バックル収納
筒形部の正面板と背面板の一方又は両方に、上方が自由
端となった引掛用舌片を形成したから、バックルの先端
部方向への移動が蓋形成部で阻止された状態で引掛用舌
片に対象部材が係合するようになるので、妄りにカバー
がバックルから外れないように作用して、搬送、保管、
販売の流通経路において外れることなく、また従来のよ
うにわざわざ被冠状態を外す不要な作業が解消され、製
造から陳列販売まで通して使用することができるととも
に、透明部材を使用してバックル収納筒部を形成してい
るので、指触観察することなく外観透視より品物確認確
認が可能となり、陳列状態においても、カバー本来の損
傷、指紋付着、汚れ付着の防止機能が発揮され、体裁の
良い状態で搬送し、保管し、陳列できる効果がある。
【0014】また透明合成樹脂製シートを用いて型抜き
により簡単に展開体を形成し組み立て、バックル部に被
冠することができるので、コスト的に安価に提供でき
る。
により簡単に展開体を形成し組み立て、バックル部に被
冠することができるので、コスト的に安価に提供でき
る。
【図1】本考案に係るベルト陳列用バックルカバーの展
開状態正面図である。
開状態正面図である。
【図2】蓋形成部を解放した状態の斜視図である。
【図3】ベルト係止状態の断面図である。
【図4】吊り下げ陳列状態の一部省略正面図である。
1 つり下げ孔 2 切線 3
つり片 4 背面板 5 右側板 6
正面板 7 左側板 8 接着片 9
引掛用舌片 10 切込み線 11 蓋形成部 12
係止片 13 差込片 14 下部開口 15
バックル収容筒形部 a、b、c、d 折目 e 横折目 f
斜め折目 A 展開体 B バックル部 C
ベルト本体 D ベルト通し環 F フック
つり片 4 背面板 5 右側板 6
正面板 7 左側板 8 接着片 9
引掛用舌片 10 切込み線 11 蓋形成部 12
係止片 13 差込片 14 下部開口 15
バックル収容筒形部 a、b、c、d 折目 e 横折目 f
斜め折目 A 展開体 B バックル部 C
ベルト本体 D ベルト通し環 F フック
Claims (2)
- 【請求項1】 透明の合成樹脂製シートを用いて、上端
面が蓋形成部で開閉自在に閉塞され且つ下端面が開口し
たバックル収納筒形部を形成するとともに、該バックル
収納筒形部の背面板を上方へ延設してつり下げ孔の穿設
されたつり片を形成し、また前記バックル収納筒形部の
正面板と背面板の一方又は両方に、上方が自由端となっ
た引掛用舌片を形成したことを特徴とするベルト陳列用
バックルカバー。 - 【請求項2】 蓋形成部に延設した差込片の折目に形成
した係止片を、背面板に開設した切線に係止することに
より蓋体の解放を阻止するようにした請求項1記載のベ
ルト陳列用バックルカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060893U JPH0744196Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ベルト陳列用バックルカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2060893U JPH0744196Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ベルト陳列用バックルカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677619U JPH0677619U (ja) | 1994-11-01 |
JPH0744196Y2 true JPH0744196Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=12031984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2060893U Expired - Lifetime JPH0744196Y2 (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ベルト陳列用バックルカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744196Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP2060893U patent/JPH0744196Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677619U (ja) | 1994-11-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960409 |