JPH074403B2 - 療養トイレ - Google Patents
療養トイレInfo
- Publication number
- JPH074403B2 JPH074403B2 JP33775292A JP33775292A JPH074403B2 JP H074403 B2 JPH074403 B2 JP H074403B2 JP 33775292 A JP33775292 A JP 33775292A JP 33775292 A JP33775292 A JP 33775292A JP H074403 B2 JPH074403 B2 JP H074403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- toilet
- patient
- box body
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ベッドの上で使用する
ことのできる療養トイレに関する。
ことのできる療養トイレに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、寝たままの患者の下に差込む簡易
トイレが看られる。
トイレが看られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の簡易トイレは、
見ただけで不快感を覚えるものであった。ベッドの下に
無造作に放置しており、衛生的でなかった。腰の下に差
し込んでもらい、排泄が済んたらすぐ捨ててもらうとい
うように、介護者がいなければ使用できなかった。肉体
的にも精神的にも介護者にかなりの負担を掛けるもので
あった。
見ただけで不快感を覚えるものであった。ベッドの下に
無造作に放置しており、衛生的でなかった。腰の下に差
し込んでもらい、排泄が済んたらすぐ捨ててもらうとい
うように、介護者がいなければ使用できなかった。肉体
的にも精神的にも介護者にかなりの負担を掛けるもので
あった。
【０００４】ベッドの上で寝たまま排泄しなければなら
ず、患者にとって非常な苦痛であった。また、排泄が中
途になりやすい欠点があった。
ず、患者にとって非常な苦痛であった。また、排泄が中
途になりやすい欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、ベッドの横
位置で前後移動の動作をする箱体と、ベッドの高さで倒
式開閉動作をする前記箱体側面の蓋部と、該蓋部内側に
直角に形成された支持部と、該支持部に揺動自在に支持
されて垂直を保つ便器とから成ることを特徴とする療養
トイレに関するものである。
位置で前後移動の動作をする箱体と、ベッドの高さで倒
式開閉動作をする前記箱体側面の蓋部と、該蓋部内側に
直角に形成された支持部と、該支持部に揺動自在に支持
されて垂直を保つ便器とから成ることを特徴とする療養
トイレに関するものである。
【０００６】
【作用】上記療養トイレの使用法を説明する。通常は図
１（Ａ）に示すように、患者６はベッド１に寝ている。
トイレを使用するときは、先ず図示しないリフトや懸垂
具や特殊な療養ベッドで患者６を持ち上げる。図示しな
いスイッチを押すとベッドの高さに蓋部３が倒式に開
く。箱体２の中に収納されていた便器５は垂直を保って
外に出てくる。便器５が患者６の腰の下に来るまで箱体
２を前進させる。患者６を下げて便器５に座らせる。排
泄が済んたら逆の手順で元に戻す。
１（Ａ）に示すように、患者６はベッド１に寝ている。
トイレを使用するときは、先ず図示しないリフトや懸垂
具や特殊な療養ベッドで患者６を持ち上げる。図示しな
いスイッチを押すとベッドの高さに蓋部３が倒式に開
く。箱体２の中に収納されていた便器５は垂直を保って
外に出てくる。便器５が患者６の腰の下に来るまで箱体
２を前進させる。患者６を下げて便器５に座らせる。排
泄が済んたら逆の手順で元に戻す。
【０００７】安全性が保たれれば、動力は特に限定しな
い。モーター、油圧又はエアのシリンダー、その他でも
よい。
い。モーター、油圧又はエアのシリンダー、その他でも
よい。
【０００８】
【実施例】添付図面に基づいて本発明の一実施例を説明
するが、この実施例にのみ限定されるべきものでないこ
とは云うまでもない。
するが、この実施例にのみ限定されるべきものでないこ
とは云うまでもない。
【０００９】図中１は患者６が寝ているベッドである。
【００１０】図中２は底に車輪がついている箱体であ
る。箱体２は患者６の腰に当るベッド１の横位置に置い
てある。図示しないが、作動スイッチは患者自身も操作
できるようになっている。
る。箱体２は患者６の腰に当るベッド１の横位置に置い
てある。図示しないが、作動スイッチは患者自身も操作
できるようになっている。
【００１１】図中３はベッド１の高さで倒式開閉するよ
う前記箱体側面を形成している蓋部である。ベッド１の
高さに調整できる。図ではベッド１と蓋部３の間に余裕
があるが、実際は密着している。開閉動作の動力は開閉
用シリンダー７で行なう。内部構造なので図示しない
が、急激な動作は危険につながるので、モーターでボル
トを回転させた分だけシリンダーのロッドが移動する安
全構造をしている。
う前記箱体側面を形成している蓋部である。ベッド１の
高さに調整できる。図ではベッド１と蓋部３の間に余裕
があるが、実際は密着している。開閉動作の動力は開閉
用シリンダー７で行なう。内部構造なので図示しない
が、急激な動作は危険につながるので、モーターでボル
トを回転させた分だけシリンダーのロッドが移動する安
全構造をしている。
【００１２】図中５は、蓋部３内側に直角に形成されて
いる支持部４に揺動自在に支持されている便器である。
便器５は蓋部３が倒式開閉しても垂直を保つ。便器５は
洋式トイレと同様の便座を有している。便座に座った患
者６が転倒しないよう蓋部３内側には電磁ロック８が設
けられ、蓋部３が完全に開いた状態のとき便器５が揺動
せぬよう固定できる。
いる支持部４に揺動自在に支持されている便器である。
便器５は蓋部３が倒式開閉しても垂直を保つ。便器５は
洋式トイレと同様の便座を有している。便座に座った患
者６が転倒しないよう蓋部３内側には電磁ロック８が設
けられ、蓋部３が完全に開いた状態のとき便器５が揺動
せぬよう固定できる。
【００１３】図中９は本体が箱体２内部に固定されてい
る移動用シリンダーである。内部構造なので図示しない
が、急激な動作は危険につながるので、モーターでボル
トを回転させた分だけシリンダーのロッドが移動する安
全構造をしている。ロッドの先端はベッド１に固定され
ている。通常は図１（Ａ）に示すように、ロッドを伸ば
して箱体２がベッド１から離れた状態になっている。使
用時は図１（Ｂ）に示すように、ロッドを縮めて箱体２
を前進させる。便座の上にセンサー１０を設けており、
患者６の腰の下に入ったとき移動用シリンダー９が止ま
る自動位置制御ができるようになっている。
る移動用シリンダーである。内部構造なので図示しない
が、急激な動作は危険につながるので、モーターでボル
トを回転させた分だけシリンダーのロッドが移動する安
全構造をしている。ロッドの先端はベッド１に固定され
ている。通常は図１（Ａ）に示すように、ロッドを伸ば
して箱体２がベッド１から離れた状態になっている。使
用時は図１（Ｂ）に示すように、ロッドを縮めて箱体２
を前進させる。便座の上にセンサー１０を設けており、
患者６の腰の下に入ったとき移動用シリンダー９が止ま
る自動位置制御ができるようになっている。
【００１４】
【発明の効果】以上説明した本発明に係る療養トイレに
よれば、使用時以外は箱体の内部に収納されるのでベッ
ド周りが清潔であり、目に触れないので精神衛生上もよ
い。
よれば、使用時以外は箱体の内部に収納されるのでベッ
ド周りが清潔であり、目に触れないので精神衛生上もよ
い。
【００１５】リフトや懸垂具や特殊な療養ベッドを用い
れば、介護者がいなくても独りで排泄することができ
る。介護者は時々排泄物を処分するだけでよく、負担は
大幅に軽減される。
れば、介護者がいなくても独りで排泄することができ
る。介護者は時々排泄物を処分するだけでよく、負担は
大幅に軽減される。
【００１６】患者は便器に座った状態で自然に排泄がで
きるので、排泄が中途になることもない。精神的な苦痛
が和らぐばかりでなく、寝たままの状態よりも内臓の働
きが活発になり、快復が早まる。
きるので、排泄が中途になることもない。精神的な苦痛
が和らぐばかりでなく、寝たままの状態よりも内臓の働
きが活発になり、快復が早まる。
【図１】本発明の一実施例をあらわす説明図である。
１ ベッド ２ 箱体 ３ 蓋部 ４ 支持部 ５ 便器
Claims (1)
- 【請求項１】 ベッドの横位置で前後移動の動作をする
箱体と、ベッドの高さで倒式開閉動作をする前記箱体側
面の蓋部と、該蓋部内側に直角に形成された支持部と、
該支持部に揺動自在に支持されて垂直を保つ便器とから
成ることを特徴とする療養トイレ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33775292A JPH074403B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 療養トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33775292A JPH074403B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 療養トイレ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06142145A JPH06142145A (ja) | 1994-05-24 |
| JPH074403B2 true JPH074403B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=18311629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33775292A Expired - Lifetime JPH074403B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 療養トイレ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074403B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018175293A (ja) * | 2017-04-11 | 2018-11-15 | 高橋 秋雄 | 排泄物処理装置 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP33775292A patent/JPH074403B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06142145A (ja) | 1994-05-24 |
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