JPH0743940U - テストヘッド・スライド機構 - Google Patents

テストヘッド・スライド機構

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JPH0743940U
JPH0743940U JP5792693U JP5792693U JPH0743940U JP H0743940 U JPH0743940 U JP H0743940U JP 5792693 U JP5792693 U JP 5792693U JP 5792693 U JP5792693 U JP 5792693U JP H0743940 U JPH0743940 U JP H0743940U
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test
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良二 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2組の装置がケーブルで接続されていて、こ
のうちの1組の装置側を試験等のために移動する必要が
ある。このときケーブル量が大量であるとケーブルを移
動したり曲げたりすることも大変であり、同時にケーブ
ル類に大きな張力をかけてしまい、ケーブルの破損、断
線等を発生させてしまうことがある。本考案はケーブル
の破損断線を防止し、且つ省力化できる装置を提供す
る。 【構成】 移動する装置を支持台に乗せ、リニアガイド
とレールとで装置を保持し、モータとピニオンギヤとラ
ックとを組み合わせて装置を移動する。更に二組ケーブ
ル支えのお互いの一端を接続し、他端を移動する装置の
一端に接続しもう一端は床面に固定された場所に固定す
る。2組のケーブル支えは多数のケーブルを積載して移
動する装置とともに上下に動作をする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
半導体試験装置においてテストヘッドを床面に対し平行移動し、多数のケーブ ルを積載したテストヘッド・スライド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術を半導体試験装置を例にして説明する。試験装置本体とデバイス試験 部であるテストヘッド部との間には、デバイスのピン数に対応して多数の信号ケ ーブルが接続されている。近年とみにVLSIデバイスなどに見られるように、 デバイスのピン数は増加の一途をたどり、これに伴いこのケーブル量も増加しそ の重量も多大なものになってきている。一方、テストヘッド部は使用者側でハン ドラやプローバなどと組み合わせて使用されるために、テストヘッド低面部にキ ャスタを設けケーブルの届く範囲で移動できる構造となっている。
【0003】 この状況下でテストヘッド部を移動する方法を図5,図6,図7に示す。図5 は、ある人がテストヘッドを移動させ、それに伴い、他の複数人がケーブルを持 ち上げて一緒になってケーブルを移動する状態を示している。図6はテストヘッ ドは固定したままに置き、ハンドラやプローバなど周辺装置の方を移動させる方 法を示している。又、図7はケーブルをテンショナーで支えながら、テストヘッ ドを移動する状態を示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ケーブル量が多大になるとその重量たるものは膨大なものとなり、これに伴い 上記に説明した従来方法では以下にあげる問題を有する。 (1)ケーブル量が増加するとケーブルは自由に曲げることが難しく、ケーブル に無理な曲げや張力が掛かり、ケーブルの破損が発生する。 (2)ケーブルの重量の増加に伴い、多数の人手を必要とする。 (3)テンショナーを用いた場合、滑車近傍のケーブルに自重により大きな張力 が掛かり、断線するケーブルが発生する。 (4)周辺装置の方を移動させると、移動の際に発生する振動などにより長年機 械的精密度を保つのに不適切である。 本考案はこれらの問題を解決するための装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
2組の装置間のケーブル23をケーブル処理リンク機構21上に積載する。リ ンク機構21は2組の梯子形状或いはコロコン形状のケーブル支え19,20か らなり、お互いの一端を繋ぎ合わせこの点をB点32とする。2組のケーブル支 え19,20はB点32を中心として回転できる構造とする。更にB点32はで きるだけ線で支えるのではなく、ある程度半径のある円筒形状の構造物22で支 える。次に1組のケーブル支え19は、その他端を可動するテストヘッド12の 一端に接続する。この点をA点31とする。該ケーブル支えはA点31を中心に 回転できる構造とする。他の1組のケーブル支え20の他端は試験装置本体11 側の床面に固定された装置の一端に接続する。この点をC点33とする。該ケー ブル支え20はC点33を中心として回転できる構造とする。
【0006】 テストヘッド支持台13にはモータ14を取付け、支持台13の側面内側には モータに連結され、モータによって正転逆転するピニオンギヤ15を配置する。 さらに支持台13側面内側にはリニアガイド16を複数取り付ける。テストヘッ ド12側面にはラック18を取付け、更に両側面にはレール17を取付る。
【0007】
【作用】
テストヘッド支持台13に取り付けられたモータ14が正転したとき、テスト ヘッド12は外側(試験装置本体11から遠ざかる方向)に移動し、逆転したと きは内側(試験装置本体11に近ずく方向)に移動するものとする。モータ14 が作動し正転すると、これに連結されたピニオンギヤ15が正転する。ピニオン ギヤ15はテストヘッド12に取り付けられたラック18とかみ合っている。テ ストヘッドを移動させるのはこのピニオンギヤの回転力をラックに伝え直線運動 力に変換することによる。これによりラック18を外側に押し出す。即ちテスト ヘッド12も外側に床面に対し平行に移動する。リニアガイド16とリニアガイ ド16のコの字状のくぼみ部分に合致したレール17とはテストヘッド17本体 を支え、且つ、その作用により摩擦係数を小さくし、モータ14による動力のみ でテストヘッド12の移動を容易にする。
【0008】 モータ14が逆転するとピニオンギヤ15の回転方向も逆になり、テストヘッ ド12は内側に戻る。ケーブル処理リンク機構21は、大量の重たいケーブル2 3を全体で支える。ケーブル処理リンク機構21の一端にあるA点31はテスト ヘッド12の移動に追随して、床面に対し平行に外側或いは内側に移動する。A 点31の移動に伴い、B点32もその中心をC点33とし半径はケーブル支え2 0の長さとした円周上を移動する。テストヘッド12が外側へ最大限移動したと き、B点32を中心としてA点31C点33間は約130度に開き、またテスト ヘッド12が内側に最大限移動したときは、B点32を中心としてA点31C点 33間は約30度の角度を持った逆V字型状態となる。
【0009】 このような動作をするケーブル処理リンク機構21上に大量のケーブル23を 積載する。ケーブル23はリンク機構21の動作に追随してB点32を支点とし て開いたり閉じたりする動作をする。B点32にある円筒形構造物22は支点が 一辺に集中するのを防止する。このような構造によりリンク機構21が停止して いるときでも動作中である時でも、ケーブル23は移動することなく、その自重 はケーブル支え19,20全体に分散して支えられている。従って、ケーブル2 3はテストヘッド12との接続部などの箇所で大きな張力が働くことや、又、B 点32の可動部でも極端な張力が働くことを防止する。
【0010】
【実施例】
実施例を図1と図2とを用いて説明する。図1はケーブル処理リンク機構21 が閉じた状態を示しており、テストヘッド12も内側に引っ込んでいる状態を示 す。テストヘッド支持台13とC点を有する固定台は床面に固定される。テスト ヘッド支持台13にはモータ14が取り付けられ、さらにモータ軸にはピニオン ギヤ15を連結し、これを支持台13側板の内側に向けて配置する。更に支持台 13の両側板内側には上下2列に複数個のリニアガイド16を取り付ける。この リニアガイド16は図3に示すようにコの字型形状をしており、このくぼみ形状 に合致するレール17をテストヘッド12の両側板の上下に、リニアガイド16 に合致する位置に取り付ける。テストヘッド12の側板にはピニオンギヤ15に かみ合う状態にラック18が取り付けられる。この様子を図4に示す。ピニオン ギヤ15が回転することによりラック18へ動力を伝達する。モータ14が正転 するとテストヘッド12は外側へ、逆転すると内側へと移動する。
【0011】 ケーブルリンク機構21は2つのケーブル支え19,20と筒型形状物22と から構成される。ケーブル支え19と20との一端は接続されこれをB点32と する。B点32を中心にして筒型形状物22を設ける。ケーブル支え19と20 とはこのB点32を中心として自由に回転できる。この筒型形状物22はケーブ ルが極端に折れ曲がるのを防止する。ケーブル支え19の他端はテストヘッド1 2の一端に接続され、この点をA点31とする。ケーブル支え19はA点31を 中心として自由に回転できる。もう1つのケーブル支え20の他端は固定点C点 33に接続され、ケーブル支え20はC点33を中心に自由に回転できる。この 状態で試験装置本体11から出て来ているケーブル23はリンク機構21上に載 せられ、テストヘッド12に接続される。ケーブル全重量はリンク機構21上に 分散されて支えられている。従って、テストヘッド接続部などの箇所で、ケーブ ル重量が加わり過大な張力が働いている所はない。
【0012】 図2はモータ14が動作して、テストヘッド12が外側に送り出されたときの 状態を示している。この場合モータ14に連結されたピニオンギヤ15が回転す ることによりテストヘッド12側面に取り付けられたラック18を送り出すこと によりテストヘッド12が一緒に移動する。さらにリニアガイド16とレール1 7により摩擦が低減されて、小さな動力による移動を助けている。テストヘッド 12が外側へ移動するに従いケーブル処理リンク機構21は、ケーブル23を積 載したままで逆V字型形状を開いていく格好で動作する。このときテストヘッド 12の移動量に必要なケーブル長をリンク機構21で保持しているため、テスト ヘッド12の移動に対しリンク機構の形状は変化するが、ケーブル23自体の移 動は生じない。従って過大な張力がかかることもなく、破損や断線を低減できる 。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されるので、次に記載する効果を奏する。 (1)ケーブル自体の重量による過大な張力がかかることを低減できたので、そ れによる破損や断線の発生を防止できる。 (2)テストヘッドの移動量に必要なケーブル長はリンク機構上で保持している ため、テストヘッドの移動に対しリンク機構の形状は変化するがケーブル 自体は動かない。従って、破損や断線を防止できる。 (3)テストヘッドおよびリンク機構の動作はモータの駆動によっておこなわれ るため、人手を介することがなくなり、省力化が計られ安全性も高められ た。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で移動前の状態を示す側面図である。
【図2】実施例1で移動後の状態を示す側面図である。
【図3】駆動部の詳細を示す断面図である。
【図4】駆動部のピニオンギヤとラックとを、より詳細
に示す斜視図である。
【図5】従来方法において人手による方法を示す概念図
である。
【図6】従来方法において周辺装置を移動する場合の概
念図である。
【図4】従来方法においてテンショナーを用いた場合の
概念図である。
【符号の説明】
11 試験装置本体 12 テストヘッド 13 テストヘッド支持台 14 モータ 15 ピニオンギヤ 16 リニアガイド 17 レール 18 ラック 19 ケーブル支え 20 ケーブル支え 21 ケーブル処理リンク機構 22 円筒形状物 23 ケーブル 31 A点 32 B点 33 C点
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で移動前の状態を示す側面図である。
【図2】実施例1で移動後の状態を示す側面図である。
【図3】駆動部の詳細を示す断面図である。
【図4】駆動部のピニオンギヤとラックとを、より詳細
に示す斜視図である。
【図5】従来方法において人手による方法を示す概念図
である。
【図6】従来方法において周辺装置を移動する場合の概
念図である。
【図7】従来方法においてテンショナーを用いた場合の
概念図である。
【符号の説明】 11 試験装置本体 12 テストヘッド 13 テストヘッド支持台 14 モータ 15 ピニオンギヤ 16 リニアガイド 17 レール 18 ラック 19 ケーブル支え 20 ケーブル支え 21 ケーブル処理リンク機構 22 円筒形状物 23 ケーブル 31 A点 32 B点 33 C点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体試験装置で、床面に固定された試
    験装置本体と、本体とは独立して置かれたテストヘッド
    とにおいて、テストヘッド支持台(13)に取り付けた
    モータ(14)とモータに連結したピニオンギヤ(1
    5)と、支持台(13)両側面内側に取り付けた複数個
    のリニアガイド(16)と、該リニアガイドのコの字型
    のくぼみ部分に合致するテストヘッド(12)両側面上
    に取り付けたレール(17)と、更に側面上に取り付け
    たラック(18)との構成により、テストヘッド(1
    2)が床面に対し平行移動する手段と、2組のケーブル
    支え(19,20)のお互いの一端を繋ぎ合わせ、この
    点を可動点B点(32)とし、両ケーブル支え(19,
    20)はB点(32)を中心として回転する構造をな
    し、内1組のケーブル支え(19)の他端はテストヘッ
    ド(12)の一端A点(31)に接続し、該ケーブル支
    えはA点(31)を中心として回転する構造をなし、他
    の1組のケーブル支え(20)の他端は床面に対し固定
    されてあるC点(33)に接続し、該ケーブル支えはC
    点(33)を中心として回転する構造からなるケーブル
    処理リンク機構(21)と、を具備していることを特徴
    とするテストヘッド・スライド機構。
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JP2021158378A (ja) * 2019-11-07 2021-10-07 東京エレクトロン株式会社 ウエハ検査システム

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