JPH0743915Y2 - 回路しや断器 - Google Patents

回路しや断器

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JPH0743915Y2
JPH0743915Y2 JP1985105287U JP10528785U JPH0743915Y2 JP H0743915 Y2 JPH0743915 Y2 JP H0743915Y2 JP 1985105287 U JP1985105287 U JP 1985105287U JP 10528785 U JP10528785 U JP 10528785U JP H0743915 Y2 JPH0743915 Y2 JP H0743915Y2
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JP
Japan
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mover
contact
spring
crossbar
contact pressure
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JP1985105287U
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JPS6214652U (ja
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茂 松本
繁見 田丸
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は可動子がクロスバーにより保持されてなる回
路しや断器に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図〜第8図は例えば実開昭59−178846号公報に示さ
れた従来の回路しや断器であり、図において(1)はベ
ースとカバーとからなる筐体、(2)は操作ハンドル、
(3)は開閉機構、(4)は電磁引き外し機構の電磁
石、(5)は熱動引き外し機構のバイメタル、(6)は
トリツプバー、(7)は可動子で、先端に可動接点(7
a)を有している。(8)は可動子の基端側を保持する
クロスバー、(9)は電磁石(4)のヨークアーム(4
a)に設けた軸で、クロスバー(8)と可動子(7)と
をそれぞれ回転可能に支持している。(10)はクロスバ
ー(8)と可動子(7)との間に装備された接圧ばね
で、軸(9)に挿通するつる巻き部(100),(100)を
それぞれ有する一対の側部(10a),(10a)とこれらの
側部を一端において連結する連結部(10b)とからなる
略コ字形のダブルトーシヨン形をしている。このダブル
トーシヨン形接圧ばね(10)の連結部(10b)はつる巻
き部(100),(100)を中心とする反時計方向の弾性力
によつてクロスバー(8)の上壁(8a)の端部に圧接係
止され、かつ両側部(10a),(10a)の各自由端(10
1),(101)はつる巻き部(100),(100)を中心とす
る時計方向の弾性力によつてピン(11)を介して可動子
(7)の基端部に圧接係止している。(12)は固定子
で、固定接点(12a)を有している。(13)は消弧板で
ある。
このような回路しや断器では、操作ハンドル(2)の操
作により可動子(7)が動作され、両接点(7a),(12
a)が開閉する。そして第6図の閉成状態において過電
流が流れると、バイメタル(5)が加熱されて彎曲し、
トリツプバー(6)を作動して可動子(7)を開離させ
る。また第6図の閉成状態において大電流が流れると、
電磁石(4)のプランジヤーが吸引付勢されて、トリツ
プバー(6)が作動され可動子(7)が開離される。開
閉機構(3)からの駆動力はクロスバー(8)および接
圧ばね(10)を介して可動子(7)に伝動されるので、
可動子(7)の動きに余裕ができ、両接点(7a),(12
a)の開閉がスムースになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の回路しや断器では、接圧ばね(10)
の各自由端(101),(101)をピン(11)を用いて可動
子(7)に圧接係止しているので、ピン(11)が必要と
なり、部品点数が多くなつて高価になるという問題点が
あつた。
また、上記のような従来の回路しや断器では、固定接点
(12a)の取付時の取付位置の誤差、可動子(7)を支
持する機構部の筐体(1)への締付時の誤差、可動子
(7)のそり、クロスバー(8)の機構部への取付誤差
などによつて固定接点(12a)に対する可動接点(7a)
の位置ずれが生じるので、両接点(7a),(12a)の接
触面積が小さくなつて対面積圧力の面圧が高くなり、接
点温度が上昇し、接点消耗が大きくなるという問題点が
あつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、ピンを用いずに接圧ばねの装備を可能とすること
により部品点数の減少が計れ、また接圧ばねにより可動
接点の位置ずれをなくすことにより接点温度の上昇を防
止しかつ接点消耗を押えることができる安価な回路しや
断器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る回路しや断器は、接圧ばねの連結部をこ
れが可動子のばね当接面に傾斜して当接するように傾斜
させると共に、この連結部を可動子の基端部のばね当接
面に係止させかつ接圧ばねの両側部の各自由端をそれぞ
れクロスバーに係止させたものである。
〔作用〕
この考案においては、接圧ばねの連結部を可動子の基端
部のばね当接面に係止させかつ接圧ばねの両側部の各自
由端をそれぞれクロスバーに係止させて接圧ばねをクロ
スバーと可動子との間に装備できるので、接圧ばねの各
自由端を可動子に係止するためのピンが不要となる。ま
た、この考案においては、接圧ばねの連結部を傾斜させ
て可動子の基端部のばね当接面に係止させたので、両側
部間に挾持した可動子をその位置ずれを補正する方向に
振らすことができ、可動接点の位置ずれを解消できる。
〔考案の実施例〕
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示すものであ
り、(10A)は従来のダブルトーシヨン形接圧ばね(1
0)とほぼ同形のダブルトーシヨン形接圧ばねで、その
連結部(10B)をこれが可動子(7)の基端部のばね当
接面(7b)に傾斜して当接するように傾斜させると共
に、この連結部(10B)は可動子(7)の基端部を持ち
上げる方向に弾性力が作用するようにばね当接面(7b)
に係止されかつその両側部(10a),(10a)の各自由端
(101),(101)はつる巻き部(100),(100)を中心
とする反時計方向の弾性力によつてクロスバー(8)の
上壁(8a)の端部に圧接係止される。その他の構成は上
記従来装置と同じなので説明を省略する。
このようにダブルトーシヨン形接圧ばね(10A)の連結
部(10B)を可動子(7)の基端部のばね当接面(7b)
に係止させかつ両側部(10a),(10a)の各自由端(10
1),(101)をクロスバー(8)の上壁(8a)の端部に
係止させると、接圧ばね(10A)をクロスバー(8)と
可動子(7)との間に装備できる。また、接圧ばね(10
A)の連結部(10B)を傾斜させると、連結部(10B)が
第2図に示すようにばね当接面(7b)に対して斜めに当
接するので接圧ばね(10A)のばね力が可動子(7)の
ばね当接面(7b)に斜めに掛かり、両側部(10a),(1
0a)間に挾持される可動子(7)の先端を振らすことが
できる。この可動子(7)の先端の振りを利用して可動
接点(7a)の固定接点(12a)に対する位置ずれを補正
すれば、各種の機構部の取付誤差などがあつても可動接
点(7a)を固定接点(12a)に合致できる。
なお、上記実施例では接圧ばね(10A)の連結部(10B)
を可動子(7)の基端部の下面に係止させたものを示し
たが、基端部の上面に凹部または突起を設けてこれに連
結部(10B)を係止させるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、ピンを用いずに接圧ば
ねの装備が可能となるので部品点数が減少して安価にな
ると共に、接圧ばねにより可動接点の位置ずれをなくせ
るので接点温度の上昇が防止できかつ接点消耗を押える
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例を示す主要部の側面図、第
2図は第1図の線II−IIの断面図、第3図は第1図の接
圧ばねのみを示す側面図、第4図は第3図の下面図、第
5図は第3図の正面図、第6図は従来のものを示す断面
図、第7図は第6図の主要部を示す側面図、第8図は第
7図の下面図である。 図において、(7)は可動子、(7a)は可動接点、(7
b)はばね当接面、(8)はクロスバー、(9)は軸、
(10A)は接圧ばね、(10B)は連結部、(10a),(10
a)は両側部、(100),(100)はつる巻き部、(10
1),(101)は両自由端である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に可動接点を有する可動子と、この可
    動子の基端側を保持するクロスバーと、このクロスバー
    と前記可動子とを互いに回転可能に連繋する軸と、この
    軸に挿通するつる巻き部をそれぞれ有する一対の側部と
    これらの側部を一端において連結する連結部とからなる
    ダブルトーシヨン形接圧ばねとを有する回路しや断器に
    おいて、前記接圧ばねの連結部をこれが前記可動子のば
    ね当接面に傾斜して当接するように傾斜させると共に、
    この連結部を前記可動子の基端部のばね当接面に係止さ
    せかつ前記接圧ばねの両側部の各自由端をそれぞれ前記
    クロスバーに係止させたことを特徴とする回路しや断
    器。
JP1985105287U 1985-07-09 1985-07-09 回路しや断器 Expired - Lifetime JPH0743915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985105287U JPH0743915Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09 回路しや断器

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JP1985105287U JPH0743915Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09 回路しや断器

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JPS6214652U JPS6214652U (ja) 1987-01-28
JPH0743915Y2 true JPH0743915Y2 (ja) 1995-10-09

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ID=30979574

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JP1985105287U Expired - Lifetime JPH0743915Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09 回路しや断器

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5424280U (ja) * 1977-07-21 1979-02-17
JPS56114245A (en) * 1980-02-15 1981-09-08 Fuji Electric Co Ltd Breaker
JPS59178845U (ja) * 1983-05-16 1984-11-29 三菱電機株式会社 回路しや断器

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Publication number Publication date
JPS6214652U (ja) 1987-01-28

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