JPH0743313Y2 - 透光ドーム - Google Patents

透光ドーム

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JPH0743313Y2
JPH0743313Y2 JP1991111305U JP11130591U JPH0743313Y2 JP H0743313 Y2 JPH0743313 Y2 JP H0743313Y2 JP 1991111305 U JP1991111305 U JP 1991111305U JP 11130591 U JP11130591 U JP 11130591U JP H0743313 Y2 JPH0743313 Y2 JP H0743313Y2
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JP
Japan
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drainage
block
outdoor
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outdoor side
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JP1991111305U
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JPH0552050U (ja
Inventor
巧 肉戸
Original Assignee
株式会社マルハチ
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、窓ガラス等の透光板を
展装して日光が室内に照射し得るようにしたサンルー
ム、天窓、各種建物の廊下や出入口通路部、プロムナー
ドの屋根あるいは温室等に用いられる透光ドームに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種透光ドームの一例として図
3に示すものがある。これは建物屋上等の開口部周縁に
設けた基枠1上に、四角枠状の下枠2aと、該下枠2a
上に取付けられた上部骨枠2bと、該上部骨枠2b間に
展装された窓ガラス等の透光板2cとからなる透光ドー
ム本体2を固定し、上記下枠2aと基枠1との間の間隙
3に雨水浸入防止用コーキング材を充填したものであっ
て、上記下枠2aには室内側から室外側にかけて結露水
排出用の排水路4が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の透光ドーム
では、排水路4の室外側水抜き孔が、体裁等を考慮し
て、下枠2aの下面に設けられていて、外部から見えに
くいことから、基枠1と下枠2aとの間にコーキング材
を充填する際、誤って排水路4の室外側水抜き孔部分に
もコーキング材を充填し、その水抜き孔を塞いでしまう
という場合が多々あった。
【0004】本考案は、上記難点に鑑み、排水路の室外
水抜き孔を塞ぐことなくコーキング材の充填作業を迅
容易に進めることができるようにした透光ドームを提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の構成を実施例に対応する図面に基づいて説明
すると、本考案は、透光板2cを有する透光ドーム本体
の下枠2aに室内側から室外側にかけて排水路4が
られてなる透光ドームにおいて、下枠2aの室外側に
は前記排水路4の室外側水抜き孔4bの出口側に排水用
ブロック16固着され、該ブロックに室外側に面
して露出し且つ溝下端が閉塞された縦溝18が設け
、前記排水路4が縦溝18を介して室外側に連通され
ようにした構成を採用するものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、排水用のブロック16が、
排水路4の室外側水抜き孔4bの出口側で室外側に露出
するように固着されていて、このブロック16により室
外側水抜き孔4bが保護されるから、下枠2a下方の間
隙3にコーキング材19を充填する際に、このブロック
16を目印にして、上記室外側水抜き孔4bを塞ぐこと
なく、コーキング材19の充填を行うことができる。し
かも、上記排水路4を室外側に連通させる上記ブロック
16の縦溝18が、室外側に面して露出し且つその溝下
端が閉塞されているため、上記充填作業を行うのに、縦
溝18内にコーキング材19が入らないよう外部から見
えやすいブロック16の室外側面のみ注意を払えば、外
部から見えにくいブロック16の下面側や側面側付近、
更にはブロック16の裏側付近に対するコーキング材1
9の充填については、ほとんど無造作に行っても縦溝1
8を塞ぐおそれがなく、従って充填作業を迅速容易に行
うことができる。
【0007】また透光ドーム本体2の内面に結露した水
は、上記排水路4からブロック16に設けた縦溝18を
通って室外側に排出することができるため、下枠2aの
周辺に結露水が飛散することがなく、良好に排水するこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例たる透光ドームの要
部を示し、建物屋上等の開口部周縁に固定したアンカー
金具6に透光ドーム本体2の下枠2aがボルト・ナット
7により固着されている。
【0009】上記下枠2aは、中空アルミ押出型材から
なり、その上辺部8の室外側に透光板2cの下端部を嵌
挿するための室外側凹溝9を、またその室内側に上部骨
枠固定用ボルト10が移動自在に係合する室内側凹溝1
1をそれぞれ形成している。更に下枠2aに形成される
排水路4は、該下枠2aの中央仕切板部12及びその下
辺部13を貫通する室内側水抜き孔4a及び室外側水抜
き孔4bと、該両水抜き孔4b4a,4bを互いに連通
する中空部4cとからなり、透光ドーム本体2の内面に
結露して上記凹溝9,11内に流入した結露水が上記排
水路4を通って室外に排出される。
【0010】図2にも示すように、上記下辺部13の室
外側の側縁に突設された水切り部14と、該下辺部13
の下面に水切り部14と平行に突設された位置決め用突
条部15との間に、上記排水路4の室外側水抜き孔4b
の出口側に対向してアルミや合成樹脂等からなる矩形
状の排水用のブロック16嵌挿され、該ブロック1
は上記下辺部13にボルト17により止着される。ま
た上記ブロック16には、室外側に面して露出し且つ溝
下端が閉塞するように形成された縦溝18が設けられ
該縦溝18前記排水路4の室外側水抜き孔4bの出口
に連通連結される。更に図1に示すように、基枠1と下
枠2aとの間の間隙3にコーキング材19充填され
。なお基枠1の上端部が前記下辺部13の下面に垂設
した連結用突起部20にビス止めされている。
【0011】透光ドームの組立手順の要領を説明する
と、先ず下枠2aに排水路4を設けると共に、該排水路
4の室外側水抜き孔4bの出口に対向して下枠2aの下
面に排水用のブロック16をボルト17により止着す
る。次に上記下枠2aを建物屋上等の周縁に固定し、該
下枠2a上に上部骨枠2bを取付け、該上部骨枠2b間
に透光板2cを展装することにより透光ドーム本体2を
組み立てると共に、上記下枠2aに基枠1をビス止めす
る。
【0012】続いて上記基枠1と下枠2aとの間の間隙
3にコーキング材19を充填する。この場合、排水用の
ブロック16が、排水路4の室外側水抜き孔4bの出口
側で室外側に露出するように固着されていて、このブロ
ック16により室外側水抜き孔4bが保護されるから、
コーキング材19の充填に際し、このブロック16を目
印にしてコーキング材19の充填を行うことができる。
しかも、上記室外側水抜き孔4bを室外側に連通させる
上記ブロック16の縦溝18が、室外側に面して露出し
且つその溝下端が閉塞されているため、上記充填作業を
行うのに、縦溝18内にコーキング材19が入らないよ
うブロック16の室外側面のみに注意を払えばよく、こ
の室外側面部分は外部から見やすく充填が容易であり、
外部から見えにくいブロック16の下面側や側面側付
近、更に外部から見えないブロック16の裏側付近に対
するコーキング材19の充填については、ほとんど無造
作に充填を行っても縦溝18を塞ぐとそれがない。従っ
て、コーキング材19の充填作業を迅速容易に行うこと
ができる。
【0013】また透光ドーム本体2の内面に結露して下
枠2aの両凹溝9,11内に流入した結露水は上記
水路4から上記ブロック16の縦溝18を通って室外側
に排出される。
【0014】上記実施例では、三角屋根状の透光ドーム
を例にあげて説明したが、これ以外に、例えば上部骨枠
2bがアール状に湾曲する透光ドームにも適用すること
ができる。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、排水用のブロックによ
り排水路の室外側水抜き孔が保護されるから、このブロ
ックを目印にして、上記室外側水抜き孔を塞ぐことな
く、コーキング材の充填を行うことができ、またこの充
填作業を行うのに、上記ブロックの縦溝内にコーキング
材が入らないようブロックの室外側面のみ注意を払え
ば、外部から見えにくいブロックの下面側や側面側付
近、更にはブロックの裏側付近に対するコーキング材の
充填をほとんど無造作に行え、従って充填作業を迅速容
易に行うことができる。
【0016】また上記ブロックの縦溝は上記排水路の室
外側水抜き孔に連通していると共に、室外側に連通して
いるので、透光ドーム本体の内面に結露した水を上記
排水路及び上記縦溝を介して下枠の周辺に飛散するこ
となく室外側に良好に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す透光ドームの要部の
縦断面図である。
【図2】 同要部の斜視図である。
【図3】 従来の透光ドームの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 透光ドーム本体 2a 下枠 2c 透光板 4 排水路 4a 室内側水抜き孔 4b 室外側水抜き孔 16 ブロック 17 ボルト(固着) 18 縦溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光板2cを有する透光ドーム本体
    下枠2aに室内側から室外側にかけて排水路が設け
    れてなる透光ドームにおいて、下枠2aの室外側には前
    記排水路4の室外側水抜き孔4bの出口側に排水用の
    ロック16固着され、該ブロックに室外側に面して
    露出し且つ溝下端が閉塞された縦溝18が設けられ
    排水路4が縦溝18を介して室外側に連通されるよう
    にした透光ドーム。
JP1991111305U 1991-12-19 1991-12-19 透光ドーム Expired - Fee Related JPH0743313Y2 (ja)

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JP1991111305U JPH0743313Y2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 透光ドーム

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JP1991111305U JPH0743313Y2 (ja) 1991-12-19 1991-12-19 透光ドーム

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JPH0552050U JPH0552050U (ja) 1993-07-09
JPH0743313Y2 true JPH0743313Y2 (ja) 1995-10-09

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JPS6014028U (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 トステム株式会社 天窓
JPH0543137Y2 (ja) * 1988-08-31 1993-10-29

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