JPH074329B2 - 油揚食品の脱油装置 - Google Patents

油揚食品の脱油装置

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Publication number
JPH074329B2
JPH074329B2 JP5061425A JP6142593A JPH074329B2 JP H074329 B2 JPH074329 B2 JP H074329B2 JP 5061425 A JP5061425 A JP 5061425A JP 6142593 A JP6142593 A JP 6142593A JP H074329 B2 JPH074329 B2 JP H074329B2
Authority
JP
Japan
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oil
transfer cylinder
transfer
fried
scraper
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JP5061425A
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JPH06245867A (ja
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康夫 栗原
一成 中島
樹 藤原
嘉美 安保
Original Assignee
株式会社備文機械製作所
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はさつま揚げ、野菜揚げ、
その他の油揚食品に付着した余分の油を除去する油揚食
品の脱油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かまぼこ、野菜、畜魚肉等の食品をフラ
イヤーで油揚した食品は、その表面に付着した余分な油
を除去するために、油揚食品を布製ベルト間を挟持移送
したり、多数のローラーコンベヤ又はネットコンベヤ上
を移送したりして除去しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記布
製ベルトによる挟持移送方式は、脱油ローラー等で吸着
した油を取り除いても衛生的観点から度々布製ベルトを
取り換えなければならないと共に食品の種類により布製
ベルト間の間隔も調節しなければならず、また後者のロ
ーラー又はネットコンベヤ移送方式は、ローラー又はネ
ットに付着した油の除去清掃が極めて面倒であって時間
と労力を要すると共に何れの方式の場合にも油揚食品の
脱油作用と同時に油の除去清掃ができない問題点があ
る。本発明はこれらの現状に鑑み、油揚食品に付着した
余分の油を効率良く脱油すると共にこの脱油した油及び
油揚カス等の除去清掃も容易にできるようにした油揚食
品の脱油装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、回動する傾斜した移動筒体内の上側部に付
着する油を除去するスクレッパーを圧接せしめると共に
その下方に油等を外部に排出する搬送具を設けたことを
特徴とするものであり、更に前記移送筒体は、径の異な
る複数の移送筒を連結すると共にその連結部における下
側を段差を形成するように構成すると、段差部において
油揚食品の移送中の反転を行うことができ一層脱油作用
を能率良く行うことができる。
【0005】
【作用】移送筒体内に供給された油揚食品は、移送筒体
の傾斜と回転による移送作用によって動揺搬送されなが
ら付着した余分の油を移送筒体内壁面に付着除去すると
共にこの移送筒体の内壁面に付着した油及び油揚カス等
はスクレッパーで剥離されて移送樋で外部に排出され
る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
機枠1上に一端部を昇降機構1′により上下動自在に形
成した支持台2が設けられ、該支持台2上には小径移送
筒3と大径移送筒3′とからなる移送筒体4が夫々支持
ローラー5・5′により回動可能に支持されると共に小
径移送筒3と大径移送筒3′とはその連結部の下側にに
おいて段差を生じるように構成されている。
【0007】しかして前記支持ローラー5・5′の下側
のものは夫々モーター6・6′から連動機構を介して移
送筒3・3′を同一方向に回動するように駆動されると
共に移動筒3・3′の内側上部にはその内面にスプリン
グ7・7′を介して弾接するようにスクレッパー8・
8′が支持枠9に取付けられ、更に該スクレッパー8・
8′の下方にはスクレッパー8・8′によって剥離され
た油又は油揚カスを外部に排出する傾斜した移送樋等の
搬送具10・10′が設けられている。
【0008】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、供給シュート11等で小径移送筒3内に供給
された油揚食品は、小径移送筒3の傾斜と回動によって
小径移送筒3内の下側部を動揺されながら移送されて付
着している余分の油をその内壁面に付着せしめ、次いで
大径移送筒3′内に段差によって反転落下し、再び同様
に動揺移送されて付着した余分の油を除去された後、搬
出コンベヤ12等で取出される一方、移送筒3・3′の
内壁面に付着した油及び油揚カス等はスクレッパー8・
8′で剥離されて搬送具10・10′で外部に排出され
るものであり、油揚食品の種類、形状、大きさによって
移送筒体4の傾斜度及び回動速度を調節するものであ
る。
【0009】前記実施例は移送筒体を複数の大小の移送
筒を連結して形成しているのが、単一の移送筒であって
も差し支えなく、また移送筒体の断面は円形であっても
多角形であっても良く、更に複数の移送筒は略同一周速
度で回動せしめるのが好適であるが、この場合単一のモ
ーターを使用して変速機構を介して同一周速度に回動さ
せることも可能である。
【0010】
【発明の効果】本発明は油揚食品を回動する傾斜した移
送筒体内を移送しながら付着した余分の油を除去するよ
うにしたので、油揚食品の種類、大きさ及び形状等に左
右されることなく余分の油を移送筒体の内壁面に付着せ
しめて脱油作用を能率良く確実に行うことができると共
に移送筒体に付着した油及び油揚カスはスクレッパーに
よって搬送具を介して外部に排出でき移送筒体に付着し
た油等の除去清掃も脱油作用と同時に円滑容易にかつ確
実に行うことができる。また本発明において移送筒体を
大小径の複数の移送筒で移送部に段差を生じるように連
結するときは、油揚食品を段差部で反転移送することが
でき、前記油揚食品に付着された余分の油の除去作用を
表裏両面から一層効率良く迅速確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図。
【図2】同縦断正面図。
【図3】同縦断側面図。
【符号の説明】
3・3′ 移送筒 4 移送筒体 8・8′ スクレッパー 10・10′ 搬送具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動する傾斜した移動筒体内の上側部に
    付着する油を除去するスクレッパーを圧接せしめると共
    にその下方に油等を外部に排出する搬送具を設けたこと
    を特徴とする油揚食品の脱油装置。
  2. 【請求項2】 移動筒体を径の異なる複数の移動筒で形
    成すると共にその連結部の下側において段差を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の油揚食品の脱油装置。
JP5061425A 1993-02-26 1993-02-26 油揚食品の脱油装置 Expired - Lifetime JPH074329B2 (ja)

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JP5061425A JPH074329B2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 油揚食品の脱油装置

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JPH06245867A JPH06245867A (ja) 1994-09-06
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JPH06245867A (ja) 1994-09-06

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