JPH0743177A - エンコーダ信号の判定方法及びエンコーダ - Google Patents

エンコーダ信号の判定方法及びエンコーダ

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JPH0743177A
JPH0743177A JP19116893A JP19116893A JPH0743177A JP H0743177 A JPH0743177 A JP H0743177A JP 19116893 A JP19116893 A JP 19116893A JP 19116893 A JP19116893 A JP 19116893A JP H0743177 A JPH0743177 A JP H0743177A
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JP
Japan
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encoder
signal
temperature
motor
temperature sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP19116893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadanori Matsuo
忠則 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0743177A publication Critical patent/JPH0743177A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はエンコーダ信号の判定方法及びエン
コーダに関し、特に、エンコーダの温度を検出すること
により、エンコーダ信号の良否及びモータ巻線の状態を
検出することを特徴とする。 【構成】 本発明によるエンコーダ信号の判定方法及び
エンコーダは、エンコーダ(10)から得られるエンコーダ
信号(10a)の正否及びモータ巻線(4b)の状態を、エンコ
ーダ(10)に設けた温度センサ(30)から得られたエンコー
ダ温度信号(30a)にて判定する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンコーダ信号の判定
方法及びエンコーダに関し、特に、エンコーダの温度を
検出することにより、エンコーダ信号の良否判定及びモ
ータ巻線の発熱状態並びに断線の有無を検出するための
新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダ信号としては、エンコーダ単体の他に、例えば、特開
平1−82661号公報に開示されたモータエンコーダ
を図3として挙げることができる。すなわち、図3にお
いて符号1で示されるものはモータ3のケースであり、
このケース1の内側に設けられたステータ4にはモータ
巻線4bが設けられている。
【0003】このケース1の両端に設けられた一対の軸
受7には、ロータ8を有する回転軸9が回転自在に設け
られており、このケース1の端部には、エンコーダ10
が設けられている。このエンコーダ10内には前記回転
軸9の先端9bが突出し、この先端9bには回転ディス
ク11が設けられていると共に、このエンコーダ10に
は支柱等にて回路基板12が設けられている。この回路
基板12にはこの回転ディスク11の回転符号(図示せ
ず)を読みとるための受光体14が設けられ、前記エン
コーダ10の基台14には前記受光体14と対向する発
光体15が設けられていると共に、この受光体14と発
光体15によって光検出部16を構成している。
【0004】また、前記ケース1には、モータ3のモー
タ温度を検出するためのモータ温度センサ20が設けら
れ、モータ3内のモータ温度が検出されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータエンコー
ダは、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、モータ温度センサをモー
タに取付けて熱管理を行い、モータ巻線の温度上昇によ
る断線チェックを行っていたが、エンコーダ自体の温度
を正確に把握することは難しく、温度上昇によりビット
飛び等が発生するエンコーダ信号の正常性の信頼性につ
いては全く判断することが出来なかった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、エンコーダの温度を検出す
ることにより、エンコーダ信号の良否判定及びモータ巻
線の断線の有無を検出するようにしたエンコーダ信号の
判定方法及びエンコーダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
信号の判定方法は、エンコーダから得られるエンコーダ
信号の正常か否かを、前記エンコーダに設けた温度セン
サから得られたエンコーダ温度信号にて判定する方法で
ある。
【0008】さらに詳細には、前記エンコーダ信号によ
り前記エンコーダに接続されたモータのモータ巻線の状
態を検出する方法である。
【0009】本発明によるエンコーダは、エンコーダ軸
に設けられた回転ディスクと、前記回転ディスクの回転
符号を読み取るための光検出部とを備えたエンコーダに
おいて、前記光検出部が電気的に接続された回転基板に
は温度センサが電気的に接続されている構成である。
【0010】さらに詳細には、前記温度センサは前記回
転基板に設けられている構成である。
【0011】さらに詳細には、前記エンコーダ軸はモー
タの回転軸の先端に接続されている構成である。
【0012】
【作用】本発明によるエンコーダ信号の判定方法及びエ
ンコーダにおいては、エンコーダに設けられた温度セン
サからのエンコーダ温度信号をエンコーダ信号判定部に
取り込むことにより、予め設定された設定温度と比較し
て判定信号を出力する。従って、この判定信号が良の場
合はエンコーダ信号が正常と見なされ、判定信号が不良
の場合はエンコーダ信号が非正常と見なされる。また、
このエンコーダ温度信号からモータ内の温度を類推する
ことができ、モータ巻線の発熱状態並びに断線の有無を
検出することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるエンコーダ信
号の判定方法及びエンコーダの好適な実施例について詳
細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分につい
ては同一符号を用いて説明する。すなわち、図1におい
て符号1で示されるものはモータ3のケースであり、こ
のケース1の内側に設けられたステータ4にはモータ巻
線4bが設けられている。
【0014】このケース1の両端に設けられた前蓋1A
と後蓋1Bの一対の軸受7には、ロータ8を有する回転
軸9が回転自在に設けられており、このケース1の端部
には、エンコーダ10が設けられている。このエンコー
ダ10内には前記回転軸9の先端9bが突出し、この先
端9bには前記後蓋1Bに設けたエンコーダ10の基台
40の開口40aを貫通するエンコーダ軸41に設けた
回転ディスク11が設けられていると共に、このエンコ
ーダ10のエンコーダカバー13には回路基板12が設
けられている。この回路基板12にはこの回転ディスク
11の回転符号(図示せず)を読みとるための受光体1
4が設けられ、前記エンコーダ10の基台40には前記
受光体14と対向する発光体15が設けられていると共
に、この受光体14と発光体15によって光検出部16
(なお、透過型以外に反射型の場合もある)を構成して
いる。また、この回路基板12にはエンコーダ10の温
度を検出するための温度センサ30が設けられている。
【0015】また、前記エンコーダ10からのエンコー
ダ信号10aは、エンコーダ信号判定部31に入力され
ていると共に直接外部に取出されていると共に、このエ
ンコーダ信号判定部31からは判定信号31aが出力さ
れるように構成されている。
【0016】前記温度センサ30からのエンコーダ温度
信号30aは、直接外部に取出されると共に、前記エン
コーダ信号判定部31に入力され、このエンコーダ信号
判定部31では、予め設定された設定値とエンコーダ温
度信号30aとを比較して前記判定信号31aを出力し
ている。
【0017】次に、動作について述べる。まず、エンコ
ーダ10の温度センサ30からのエンコーダ温度信号3
0aをエンコーダ信号判定部31内の前記設定値と比較
することにより、このエンコーダ温度信号30aの方が
設定値よりも高い場合には、エンコーダ10内部の温度
が高くエンコーダ信号10aがビット飛び等の異常値を
含んでいて正常ではないと判断し、非正常であるとする
判定信号31aが出力される。
【0018】また、このエンコーダ温度信号30aが前
記設定値よりも低い場合には、エンコーダ信号10aが
正常であるとする判定信号31aを出力することができ
る。また、このエンコーダ温度信号30aによってモー
タ3内の温度を容易に類推することができ、このエンコ
ーダ温度信号30aの値を他の予め決められた設定値と
比較することによってモータ巻線4bの発熱状態や熱に
よる断線の有無及び劣化等の状態を検出することができ
る。なお、前述の実施例では、モータエンコーダについ
て述べたが、エンコーダ単体の場合も適用できるもので
ある。すなわち、エンコーダ軸41を基台40に軸受を
介して回転自在とした周知のエンコーダにも適用でき、
温度センサ30も回路基板12に限らず他の場所に設け
ることもでき、光検出部16及び温度センサ30は電気
的に回路基板12に接続されている。
【0019】
【発明の効果】本発明によるエンコーダ信号の判定方法
及びエンコーダは、以上のように構成されているため、
次のような効果を得ることができる。すなわち、エンコ
ーダの温度センサにより得たエンコーダ温度信号に基づ
いてエンコーダ信号の正常か否かを検出するため、エン
コーダ信号に基づく各種の制御の精度を向上させること
ができる。また、このエンコーダ温度信号によってモー
タのモータ巻線の状態をチェックすることができ、従来
のモータ内に装着するモータ用の温度センサを用いるこ
となくモータ巻線の状態をチェックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダを示す断面図である。
【図2】本発明によるエンコーダ信号の判定方法を示す
ブロック図である。
【図3】従来のモータエンコーダを示す断面図である。
【符号の説明】
3 モータ 4b モータ巻線 9 回転軸 9b 先端 10 エンコーダ 10a エンコーダ信号 11 回転ディスク 12 回路基板 16 光検出部 30 温度センサ 30a エンコーダ温度信号 41 エンコーダ軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンコーダ(10)から得られるエンコーダ
    信号(10a)の正常か否かを、前記エンコーダ(10)に設け
    た温度センサ(30)から得られたエンコーダ温度信号(30
    a)にて判定することを特徴とするエンコーダ信号の判定
    方法。
  2. 【請求項2】 前記エンコーダ信号(10a)により前記エ
    ンコーダ(10)に接続されたモータ(3)のモータ巻線(4b)
    の状態を検出することを特徴とする請求項1記載のエン
    コーダ信号の判定方法。
  3. 【請求項3】 エンコーダ軸(41)に設けられた回転ディ
    スク(11)と、前記回転ディスク(11)の回転符号を読み取
    るための光検出部(16)とを備えたエンコーダにおいて、
    前記光検出部(16)が電気的に接続された回転基板(12)に
    は温度センサ(30)が電気的に接続されていることを特徴
    とするエンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記温度センサ(30)は前記回転基板(12)
    に設けられていることを特徴とする請求項3記載のエン
    コーダ。
  5. 【請求項5】 前記エンコーダ軸(41)はモータ(3)の回
    転軸(9)の先端(9b)に接続されていることを特徴とする
    請求項3又は4記載のエンコーダ。
JP19116893A 1993-08-02 1993-08-02 エンコーダ信号の判定方法及びエンコーダ Pending JPH0743177A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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