JPH11250556A - 外乱光検出装置及びディスク検出装置 - Google Patents

外乱光検出装置及びディスク検出装置

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JPH11250556A
JPH11250556A JP4748098A JP4748098A JPH11250556A JP H11250556 A JPH11250556 A JP H11250556A JP 4748098 A JP4748098 A JP 4748098A JP 4748098 A JP4748098 A JP 4748098A JP H11250556 A JPH11250556 A JP H11250556A
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light
light emitting
state
light receiving
disturbance
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JP4748098A
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Osamu Fujiwara
修 藤原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光手段を覆う部材等を設けることなく、発
光手段の発光状態に基づき、受光手段の受光状態を判断
して、外乱光の有無やディスクの有無を確実に判断する
ことができる外乱光検出装置及びディスク検出装置を得
る。 【解決手段】 発光する発光手段11と、この発光手段
11が発した光を受光する受光手段12と、発光手段1
1の発光状態を判断する発光状態判断手段21と、この
発光状態判断手段21が、発光手段11の発光状態は第
1の発光状態と判断した際、受光手段12が受光した第
1の受光状態と、発光手段11の発光状態は第2の発光
状態と判断した際、受光手段12が受光した第2の受光
状態とを比較する受光状態比較手段22と、この受光状
態比較手段22の比較結果に基づき、外乱光の有無を判
断する外乱光有無判断手段23と、受光状態比較手段2
2の比較結果に基づき、ディスクの有無を判断するディ
スク有無判断手段24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディスク装
置等に設けられ、少なくとも装置内の外乱光を検出する
か、装置内のディスクの有無を検出する外乱光検出装置
及びディスク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は、例えば実開昭63−1355
6号公報に示された従来のディスク検出装置を示す概略
構成図、図21は図20の改良した要部詳細図である。
図20において、1はディスク2を載置するターンテー
ブル、3は発光する発光ダイオード、4は発光ダイオー
ド3から発せられた光を受光する受光フォトトランジス
タであり、発光ダイオード3と受光フォトトランジスタ
4とから光センサが構成されている。
【0003】また、5は発光ダイオード3と受光フォト
トランジスタ4とからなる光センサによりディスクの装
着を検出するディスク検出回路、6はディスク検出回路
5の検出に基づき、ディスク装置の動作コントロールを
行うコントロール回路である。
【0004】次に動作について説明する。ディスク2を
装置内に装着すると、発光ダイオード3から発せられる
光をディスク2が遮断させることになり、結果的に受光
フォトトランジスタ4への受光が無くなるため、ディス
ク検出回路5がディスク2の装着を検出し、この検出に
基づき、コントロール回路6を動作させるようになって
いる。
【0005】しかし、図20の構成では、装置外から侵
入する外乱光を受けるとディスク2が発光ダイオード3
から発せられた光を遮断しているにもかかわらず、受光
フォトトランジスタ4は受光していると誤判断してしま
う。
【0006】上記した外乱光による誤判断を防止するた
めに、図21のような改良案が挙げられている。図21
において、7は受光フォトトランジスタ4を覆うホルダ
ー、8はホルダー7の開口部前方に取付けられたパイプ
である。
【0007】即ち、上記のように構成したことにより、
受光フォトトランジスタ4に外乱光が入り込むことを構
成要素の付加により防止させるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスク検出装
置は以上のように、受光手段に外乱光が入らないよう受
光手段を覆う部材等を設けるよう構成しているので、物
理的に受光手段へ外乱光が入らないようにすることで、
受光手段を覆う部材等が必要となるため、装置のコスト
が上昇するという問題があった。
【0009】また、上記のような構成にするため、装置
が大型化するという問題があった。
【0010】この発明はかかる問題を解決するためにな
されたもので、受光手段を覆う部材等を設けることな
く、発光手段の発光状態に基づき、受光手段の受光状態
を判断して、外乱光の有無やディスクの有無を確実に判
断することができる外乱光検出装置及びディスク検出装
置を得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る外乱光検
出装置は、発光する発光手段と、この発光手段が発した
光を受光する受光手段と、発光手段の発光状態を判断す
る発光状態判断手段と、この発光状態判断手段が、発光
手段の発光状態は第1の発光状態と判断した際、受光手
段が受光した第1の受光状態と、発光手段の発光状態は
第2の発光状態と判断した際、受光手段が受光した第2
の受光状態とを比較する受光状態比較手段と、この受光
状態比較手段の比較結果に基づき、外乱光の有無を判断
する外乱光有無判断手段とを備えたものである。
【0012】この発明に係る外乱光検出装置は、発光手
段の発光時間を変更する発光時間変更手段を設け、外乱
光有無判断手段が外乱光有りと判断した際、発光時間変
更手段が発光手段の発光時間を変更した後、再度、外乱
光有無判断手段が受光手段の受光状態を判断するように
したものである。
【0013】この発明に係る外乱光検出装置は、発光手
段の発光状態を変更する発光状態変更手段を設け、外乱
光有無判断手段が外乱光有りと判断した際、発光状態変
更手段が発光手段の発光状態を変更した後、再度、外乱
光有無判断手段が受光手段の受光状態を判断するように
したものである。
【0014】この発明に係る外乱光検出装置は、発光状
態判断手段により発光手段が発光していないと判断した
第1の発光状態と、発光手段が発光していると判断した
第2の発光状態とに基づき、受光状態比較手段が、第1
の受光状態と第2の受光状態とを比較する際、上記第1
の受光状態を基準とするようにしたものである。
【0015】この発明に係る外乱光検出装置は、受光手
段が受光する第1の受光状態と第2の受光状態との関係
に基づいた閾値を予め記憶した記憶手段を設けるととも
に、外乱光有無判断手段は、第1の受光状態と第2の受
光状態との比較結果が記憶手段に記憶された閾値の範囲
内か否かの判断に基づき、外乱光の有無の判断を行うよ
うにしたものである。
【0016】この発明に係るディスク検出装置は、ディ
スク挿入孔近傍に設けられ、発光する発光手段と、ディ
スク挿入孔近傍に設けられ、発光手段が発した光を受光
する受光手段と、発光手段の発光状態を判断する発光状
態判断手段と、この発光状態判断手段が、発光手段の発
光状態は第1の発光状態と判断した際、受光手段が受光
した第1の受光状態と、発光手段の発光状態は第2の発
光状態と判断した際、受光手段が受光した第2の受光状
態とを比較する受光状態比較手段と、この受光状態比較
手段の比較結果に基づき、ディスクの有無を判断するデ
ィスク有無判断手段とを備えたものである。
【0017】この発明に係るディスク検出装置は、発光
状態判断手段により発光手段が発光していないと判断し
た第1の発光状態と、発光手段が発光していると判断し
た第2の発光状態とに基づき、受光状態比較手段が第1
の受光状態と第2の受光状態とを比較する際、第1の受
光状態を基準とするようにしたものである。
【0018】この発明に係るディスク検出装置は、受光
手段が受光する第1の受光状態と第2の受光状態との関
係に基づいた閾値を予め記憶手段に記憶しておき、ディ
スク有無検出手段は、第1の受光状態と上記第2の受光
状態との比較結果が記憶手段に記憶された閾値の範囲内
か否かの判断に基づき、ディスク有無の判断を行うよう
にしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1を示す外乱光検出装置及びディスク検出装置
を設けたディスク装置の概略構成図、図2は図1に示す
ディスク装置の細部を示す概略構成図である。また、図
3は図1に示すディスク装置を用いたディスク装置の側
面図、図4は図1に示すディスク装置の要部を示す説明
図である。さらに、図5は図1に示すディスク装置の動
作を示すフローチャート、図6、図7は図1に示すディ
スク装置の要部動作を示す説明図である。
【0020】まず、図1、図2を用いて、本発明の実施
の形態1の構成について説明する。11は発光する発光
手段であるLED(Light Emitting Diode)、12は発
光手段11が発した光を受光する受光手段であり、例え
ばフォトトランジスタ(後述する)で構成されているフ
ォトセンサ、13はメカニズム10(後述する)を駆動
させるメカニズム駆動用モータ、14はディスク(図示
せず)に記憶された情報を読み取る光学ピックアップで
ある。
【0021】なお、図1、図2に示すように、受光手段
12が受光する光として、発光手段11から発せられた
真の光である真光P1と、発光手段11以外から発せら
れた光、例えば装置外部から侵入してきた光である外乱
光P2とがある。
【0022】ここで、LED(発光手段)11、フォト
センサ(受光手段)12、メカニズム駆動用モータ1
3、及び光学ピックアップ14からメカニズム10が構
成されている。また、LED11とフォトセンサ12と
から光センサが構成されている。
【0023】21は発光手段11の発光状態、例えば発
光手段が発光しているか否かの状態を判断する発光状態
判断手段である。
【0024】また、22は受光状態比較手段であり、こ
の受光状態比較手段22は発光状態判断手段21が、発
光手段11の発光状態は第1の発光状態、本実施の形態
1では発光手段11が発光していない状態と判断した
際、受光手段12が受光した第1の受光状態と、発光手
段11の発光状態は第2の発光状態、本実施の形態1で
は発光手段11が発光している状態と判断した際、受光
手段12が受光した第2の受光状態とを比較するように
構成されている。
【0025】23は受光状態比較手段22の比較結果に
基づき、外乱光P2の有無を判断する外乱光有無判断手
段、24は受光状態比較手段22の比較結果と外乱光有
無判断手段23の比較結果に基づき、ディスクの有無を
判断するディスク有無判断手段である。
【0026】なお、発光状態判断手段21、受光状態比
較手段22、外乱光有無判断手段23、及びディスク有
無判断手段24からCPU20が構成されている。
【0027】31はCPU20の命令に基づき、メカニ
ズム駆動用モータ13へ駆動命令を伝達するモータドラ
イバ、32はサーボ用LSI36(後述する)の命令に
基づき、光学ピックアップ14へ動作指令を伝達する光
学系アクチュエータドライバ、33は光学ピックアップ
14がディスクから読み取った記録情報を所定値まで増
幅させるヘッドアンプである。
【0028】34はヘッドアンプ33が出力した出力信
号に所定の処理を行う信号処理部、35は信号処理部3
4で処理されたディジタル信号をアナログ信号に変換す
るD/Aコンバータである。
【0029】また、36はCPU20やヘッドアンプ3
3からの命令信号に基づき、光学系アクチュエータドラ
イバー32に指令信号を出力するとともに、ヘッドアン
プ33とCPU20に指令信号を出力する。
【0030】次に、図3を用いて、ディスク装置内でデ
ィスクを動作させるメカニズムの概略構成について説明
する。131は図2に示したメカニズム駆動用モータ1
3の一部であるターンテーブル駆動用モータであり、こ
のターンテーブル駆動用モータ131はターンテーブル
15(後述する)を回転駆動させる。
【0031】15はディスクRを載置し、動作時、ディ
スクを回転させるターンテーブル、16はディスクRを
クランプするクランパーである。
【0032】また、図4を用いて、光センサの回路構成
を説明する。17はフォトトランジスタ12の出力に基
づき、ON/OFFするトランジスタ、181〜184
は抵抗であり、光センサは図4に示すような回路構成に
している。
【0033】次に、図5を用いて動作について説明す
る。まず、ディスク装置への指令、例えばディスク再生
指令に基づき、動作処理が開始され(ステップ50
0)、LED11が発光していない(発光状態OFF)
かを発光状態判断手段21が判断する(ステップ50
1)。
【0034】このステップ501で、LED11の発光
状態をOFFと判断した場合は、フォトセンサ12が受
光ありか、即ち、光を検出したかを受光状態比較手段2
2が判断し(ステップ502)、このステップ502で
受光したと判断した場合は、ステップ502の処理時に
行われた発光状態比較手段22の結果に基づき、フォト
センサ12の検出した光が記憶手段25に記憶された閾
値(例えば、フォトトランジスタのスレッシュホールド
値)以上か否かを、外乱光有無判断手段23が判断する
(ステップ503)。
【0035】ここで、図6と図7を用いて、外乱光の有
無の判断方法について簡単に説明する。ここで、図6、
図7は図1に示すディスク検出装置のLEDである発光
手段11の発光状態、フォトセンサである受光手段12
の受光状態を判断する閾値、及び受光手段12の受光状
態との関係を示しているものである。
【0036】図6は外乱光有無判断手段23が外乱光P
2なしと判断した際の状態を示し、図7は外乱光P2あ
りと判断した際の状態を示している。
【0037】なお、図6、図7において、(a)は発光
状態判断手段21が判断したLED11の発光状態を示
しており、縦軸は、LED11がONかOFFかの状態
を示し、横軸は、LED11の動作時間を示している。
また(b)は受光状態比較手段22の出力に基づいたフ
ォトセンサ12の受光状態を示しており、縦軸は、記憶
手段25に記憶された閾値と、フォトセンサ12が受光
ありか否かの状態とを示し、横軸はフォトセンサ12の
動作時間を示している。
【0038】図6(a)において、発光状態判断手段2
1がLED11の発光状態を判断する際、時間a1、b
1、c1、d1、e1、f1、g1、h1毎に、LED
11の発光状態がONかOFFのどちらの状態かをチェ
ックする。例えば、時間a1の際は、LED11はOF
F状態、時間b1の際は、LED11はON状態を示
す。なお、LED11の発光時間及び消光時間の間隔は
一定時間T1(例えば500ms)としている。
【0039】図6(a)の状態の際、フォトセンサ12
は、図6(b)のような動作状態を示す。このとき、L
ED11が時間a1、即ちOFF状態の際、フォトセン
サ12はa2の状態、即ち受光なし状態と判断され、L
ED11が時間b1、即ちON状態の際、フォトセンサ
12はb2の状態、即ち受光ありと判断される。同様
に、c1(発光なし)の際、c2(受光なし)と、d1
(発光あり)の際、d2(受光あり)と、e1(発光な
し)の際、e2(受光なし)と、f1(発光あり)の
際、f2(受光あり)と、g1(発光なし)の際、g2
(受光なし)と、h1(発光あり)の際、h2(受光あ
り)と、それぞれ判断される。
【0040】上記図6の結果に基づき、LED11が消
光している際は、フォトセンサ12が受光していないと
いうことが判断でき、このような状態を外乱光有無判断
手段23は外乱光がないと判断する。
【0041】次に、図7について説明する。図7も図6
と同様に、発光状態判断手段21がLED11の発光状
態を判断する際、時間a1、b1、c1、d1、e1、
f1、g1、h1毎に、LED11の発光状態がONか
OFFのどちらの状態かをチェックする。例えば、時間
a1の際は、LED11はOFF状態、時間b1の際
は、LED11はON状態を示す。なお、LED11の
発光時間及び消光時間の間隔は一定時間T1(例えば5
00ms)としている。
【0042】図7(a)の状態の際、フォトセンサ12
は、図7(b)のような動作状態を示す。このとき、L
ED11が時間a1、即ちOFF状態の際、フォトセン
サ12はa2の状態となるが、このa2の状態は記憶手
段25に記憶された閾値以上にあるので受光あり状態と
判断され、LED11が時間b1、即ちON状態の際、
フォトセンサ12はb2の状態、即ち受光ありと判断さ
れる。
【0043】上記と同様に、c1(発光なし)の際、c
2の状態、即ち閾値以上であるため受光ありと判断し、
d1(発光あり)の際、d2(受光あり)と判断し、e
1(発光なし)の際、e2の状態、即ち閾値以上である
ため受光ありと判断し、f1(発光あり)の際、f2
(受光あり)と、g1(発光なし)の際、g2の状態、
即ち閾値以上であるため受光ありと判断し、h1(発光
あり)の際、h2(受光あり)と、それぞれ判断され
る。
【0044】なお、図7も図6と同様に、LED11の
発光時間及び消光時間の間隔は一定時間T1(例えば5
00ms)としている。
【0045】上記図7の結果に基づき、LED11が消
光している際でも、フォトセンサ12が受光していると
判断でき、このような状態を外乱光有無判断手段23は
外乱光があると判断する。
【0046】このステップ503でフォトセンサ12の
検出した光を閾値以上と判断した場合は、外乱光有無判
断手段23が外乱光P2ありと判断し(ステップ50
4)、このステップ504の処理後、光センサを初期化
し(ステップ505)、再度、外乱光P2の有無の判
断、即ち、外乱光P2の検出を行うか否かを外乱光有無
判断手段23が判断する(ステップ506)。
【0047】このステップ506で再度、外乱光P2の
検出を行うと外乱光有無判断手段23が判断した場合
は、ステップ501に戻り、動作処理を繰り返す。ま
た、ステップ501でLED11の発光状態をONと判
断した場合は、LED11をCPU20の指令によりO
FFさせ(ステップ507)、ステップ502に進み、
ステップ502の動作処理を行う。
【0048】さらに、ステップ502で受光なしと判断
した場合、またはステップ503で閾値未満と判断した
場合は、外乱光有無判断手段23が外乱光P2なしと判
断し、CPU20がLEDをONさせる(ステップ50
8)。このステップ508の処理後、再度、LED11
の発光状態をONと判断した場合は、フォトセンサ12
が受光ありか、即ち、真光P1を検出したかを受光状態
比較手段22が判断する(ステップ509)。
【0049】ステップ509で真光P1を検出したと判
断した場合は、LED11からフォトセンサ12への光
路が遮断されてなかったため、即ち光路を遮断するディ
スクがないとディスク有無判断手段24が判断し(ステ
ップ510)、動作処理を終了する(ステップ51
2)。
【0050】また、ステップ509で真光P1を検出し
なかったと判断した場合は、LED11からフォトセン
サ12への光路が遮断されたため、即ち光路を遮断する
ディスクがあるとディスク有無判断手段24が判断し
(ステップ511)、動作処理を終了する(ステップ5
12)。
【0051】さらに、再度、外乱光P2の検出を行わな
いと外乱光有無判断手段23が判断した場合は、ステッ
プ512に進み、動作処理を終了する。
【0052】従って、この実施の形態1は、上記したよ
うに構成したことにより、発光手段の発光状態と受光手
段の受光状態とに基づき、外乱光の有無の判断や、ディ
スク有無の判断が簡単に行え、外乱光の装置内への侵入
を防止する外乱光侵入防止手段を受光手段近傍に別個設
ける必要がなく、部品点数の削減及びコストの削減がで
き、装置の小型化を図ることもできる。
【0053】実施の形態2.図8は本発明の実施の形態
2を示す外乱光検出装置及びディスク検出装置を設けた
ディスク装置の概略構成図、図9は図8に示すディスク
装置の動作を示すフローチャート、図10は図8に示す
ディスク装置の要部動作を示す説明図である。
【0054】図8において、上記した実施の形態1と同
等部分には同一符号を付して、その説明を省略する。本
実施の形態2と上記実施の形態1との相違点は、外乱光
有無判断手段23の判断結果に基づき、発光手段11の
発光時間を変更させ(後述する)、再度、外乱光の有無
を判断するようにした点である。
【0055】図8において、26は発光手段11の発光
時間を変更する発光時間変更手段であり、外乱光有無判
断手段23が外乱光有りと判断した際、発光時間変更手
段26が発光手段11の発光時間を変更した後、再度、
外乱光有無判断手段23が発光手段11の発光状態を判
断するようにしている。
【0056】次に図9を用いて、この実施の形態2の動
作について説明する。図9において、上記した実施の形
態1と同等部分には同一符号を付して、その説明を省略
する。まず、ディスク装置への指令、例えばディスク再
生指令に基づき、動作処理が開始され(ステップ90
0)、ステップ501に進み、ステップ505まで実施
の形態1と同様の処理を行う。
【0057】このステップ505で光センサを初期化し
た後、発光手段であるLED11の発光時間及び消光時
間の間隔を変更する(ステップ901)。ここで、この
LED11の発光時間及び消光時間間隔の変更方法につ
いて、図10を用いて簡単に説明する。
【0058】図10は図8に示すディスク装置の発光手
段であるLED11の発光状態、受光手段であるフォト
センサ12の受光状態を判断する閾値、及びフォトセン
サ12の受光状態との関係を示しているものである。
【0059】なお、図10において、(a)は発光状態
判断手段21が判断したLED11の発光状態を示して
おり、縦軸は、LED11がONかOFFかの状態を示
し、横軸は、LED11の動作時間を示している。また
(b)は受光状態比較手段22の出力に基づいたフォト
センサ12の受光状態を示しており、縦軸は、記憶手段
25に記憶された閾値と、フォトセンサ12が受光あり
か否かの状態とを示し、横軸はフォトセンサ12の動作
時間を示している。
【0060】図10(a)において、発光状態判断手段
21がLED11の発光状態を判断する際、時間a1、
b1、c1、d1、e1、f1毎に、LED11の発光
状態がONかOFFのどちらの状態かをチェックする。
例えば、時間a1の際は、LED11はOFF状態、時
間b1の際は、LED11はON状態を示す。
【0061】なお、LED11の発光時間及び消光時間
の間隔は、始め第1の時間間隔T1(例えば500m
s)としておき、外乱光有無判断手段23の判断が外乱
光あり、即ち、図9に示すステップ504の処理に基づ
き、発光時間及び消光時間の間隔を第2の時間間隔T2
(例えば850ms)に変更して、再度、外乱光の有無
を判断するようにしている。
【0062】図10では、LED11が時間a1、即ち
OFF状態の際、フォトセンサ12はa2の状態となる
が、このa2の状態は記憶手段25に記憶された閾値以
上にあるので受光あり状態と判断され、LED11が時
間b1、即ちON状態の際、フォトセンサ12はb2の
状態、即ち受光ありと判断される。
【0063】このとき、外乱光有無判断手段23がa
1、b1の際でも受光ありと判断したため、外乱光あり
と判断されたことにより、発光時間変更手段26がLE
D11の発光時間を変更する。その後、上記と同様に、
c1、d1、e1、f1の際のそれぞれのフォトセンサ
12の受光状態を判断する。
【0064】上記図10の結果に基づき、発光時間及び
消光時間の間隔を長くなるよう変更したことにより、c
1、e1の際、フォトセンサ12は受光しなかったと判
断していることで、外乱光の影響を軽減させることがで
きたことになる。
【0065】上記したように、図9のステップ901で
LED11の発光時間及び消光時間の間隔をT1からT
2へ変更し、ステップ506に進む。このステップ50
6で外乱光有無判断手段23が外乱光の検出処理を行う
と判断し、ステップ501に戻り処理を繰り返す。
【0066】ステップ506の動作を所定回数行った
後、外乱光有無判断手段23は外乱光ありと最終判断
し、処理を終了する(ステップ902)。
【0067】従って、この実施の形態2は、上記したよ
うに構成したことにより、外乱光有無判断手段が外乱光
ありと判断した場合、発光手段の発光時間及び消光時間
の間隔を変更して再度、外乱光の有無の判断を繰り返す
ので、外乱光の有無やディスク有無の判断の精度を向上
させることができ、装置の信頼性も向上させることがで
きる。
【0068】実施の形態3.図11は本発明の実施の形
態3を示す外乱光検出装置及びディスク検出装置を設け
たディスク装置の概略構成図、図12は図11に示すデ
ィスク装置の動作を示すフローチャート、図13は図1
1に示すディスク装置の要部動作を示す説明図である。
【0069】図11において、上記した実施の形態1と
同等部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施の形態3と上記実施の形態1との相違点は、外乱
光有無判断手段23の判断結果に基づき、発光手段11
の発光状態を変更させ(後述する)、再度、外乱光の有
無を判断するようにした点である。
【0070】図11において、27は発光手段11の発
光状態を変更する発光状態変更手段であり、外乱光有無
判断手段23が外乱光有りと判断した際、発光状態変更
手段27が発光手段11の発光状態を変更した後、再
度、外乱光有無判断手段23が発光手段11の発光状態
を判断するようにしている。
【0071】次に図12を用いて、この実施の形態3の
動作について説明する。図12において、上記した実施
の形態1と同等部分には同一符号を付して、その説明を
省略する。まず、ディスク装置への指令、例えばディス
ク再生指令に基づき、動作処理が開始され(ステップ1
200)、ステップ501に進み、ステップ505まで
実施の形態1と同様の処理を行う。
【0072】このステップ505で光センサを初期化し
た後、発光手段であるLED11の発光状態を変更する
(ステップ1201)。ここで、このLED11の発光
状態の変更方法について、図13を用いて簡単に説明す
る。
【0073】図13は図11に示すディスク装置の発光
手段であるLED11の発光状態、受光手段であるフォ
トセンサ12の受光状態を判断する閾値、及びフォトセ
ンサ12の受光状態との関係を示しているものである。
【0074】なお、図13において、(a)は発光状態
判断手段21が判断したLED11の発光状態を示して
おり、縦軸は、LED11がONかOFFかの状態を示
し、横軸は、LED11の動作時間を示している。また
(b)は受光状態比較手段22の出力に基づいたフォト
センサ12の受光状態を示しており、縦軸は、記憶手段
25に記憶された閾値と、フォトセンサ12が受光あり
か否かの状態とを示し、横軸はフォトセンサ12の動作
時間を示している。
【0075】図13(a)において、発光状態判断手段
21がLED11の発光状態を判断する際、時間a1、
b1、c1、d1、e1、f1毎に、LED11の発光
状態がONかOFFのどちらの状態かをチェックする。
例えば、時間a1の際は、LED11はOFF状態、時
間b1の際は、LED11はON状態を示す。
【0076】なお、本実施の形態3は上記実施の形態1
と同様に、LED11の発光時間及び消光時間の間隔は
一定時間(例えば500ms)としている。
【0077】図13では、LED11が時間a1、即ち
OFF状態の際、フォトセンサ12はa2の状態となる
が、このa2の状態は記憶手段25に記憶された閾値以
上にあるので受光あり状態と判断され、LED11が時
間b1、即ちON状態の際、フォトセンサ12はb2の
状態、即ち受光ありと判断される。
【0078】このとき、外乱光有無判断手段23がa
1、b1の際でも受光ありと判断したため、外乱光あり
と判断されたことにより、発光状態変更手段27がLE
D11の発光状態を変更する。ここで、発光状態変更手
段27はLED11の発光強度をLED11への電圧値
を変更することにより、弱く発光するようにしている。
【0079】その後、上記と同様に、c1、d1、e
1、f1の際のそれぞれのフォトセンサ12の受光状態
を判断する。
【0080】上記図13の結果に基づき、LED11の
発光状態、即ち発光強度を弱くさせるよう変更したこと
により、e1、g2の際、フォトセンサ12は受光しな
かったと判断していることで、外乱光の影響を軽減させ
ることができたことになる。
【0081】上記したように、図12のステップ120
1でLED11の発光状態、即ち、LED11の発光強
度を強ON状態から弱ON状態へ変更し、ステップ50
6に進む。このステップ506で外乱光有無判断手段2
3が外乱光の検出処理を行うと判断し、ステップ501
に戻り処理を繰り返す。
【0082】ステップ506の動作を所定回数行った
後、外乱光有無判断手段23は外乱光ありと最終判断
し、処理を終了する(ステップ1202)。
【0083】従って、この実施の形態3は、上記したよ
うに構成したことにより、外乱光有無判断手段が外乱光
ありと判断した場合、発光手段の発光状態を変更して再
度、外乱光の有無の判断を繰り返すので、外乱光の有無
やディスク有無の判断の精度を向上させることができ、
装置の信頼性も向上させることができる。
【0084】実施の形態4.図14は本発明の実施の形
態4を示すディスク検出装置の概略構成図である。図1
4において、上記した実施の形態1と同等部分について
は、同一符号を付してその説明を省略する。本実施の形
態4と上記実施の形態1との相違点は、外乱光有無判断
手段を設けずに、受光状態比較手段22の結果と、記憶
手段に記憶された閾値とに基づき、ディスク有無判断手
段24がディスクの有無を判断するようにした点であ
る。
【0085】上記した実施の形態1では外乱光の有無を
判断するとともに、ディスクの有無を判断するようにし
ていたが、図14に示すように構成して、単にディスク
の有無のみを判断するようにしても良く、装置の処理時
間を短縮することができ、利用者の利便性を向上させる
ことができる。
【0086】実施の形態5.図15は本発明の実施の形
態5を示す外乱光検出装置及びディスク検出装置を設け
たディスク装置の概略構成図、図16は図15に示すデ
ィスク装置の動作を示すフローチャートである。
【0087】図15において、上記した実施の形態1と
同等部分については、同一符号を付してその説明を省略
する。本実施の形態5と上記実施の形態1との相違点
は、記憶手段を設けずに外乱光の有無及びディスクの有
無を判断するようにした点である。
【0088】次に、図16を用いて、本実施の形態5の
動作について、実施の形態1の動作との相違点を説明す
る。ここで、ステップ501〜ステップ511は実施の
形態1の動作を示す図5と同等なので、同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0089】ステップ504を判断する際、実施の形態
1では記憶手段に記憶された閾値との関係に基づき、出
されていたが、この実施の形態5では閾値を用いずに、
受光手段12が受光したか否か、即ち単なるONかOF
Fかのどちらかのみで検出するようにしている。
【0090】上記した実施の形態1では閾値を記憶した
記憶手段を設け、受光手段の受光状態を判断するように
していたが、図15に示すように記憶手段を設けること
なく、即ち、閾値との関係を判断することなく、単に受
光手段が受光したか否かのみを検出するようにしても良
く、閾値と比較する処理時間を短縮することができ、利
用者の利便性を向上させることができる。
【0091】実施の形態6.図17は本発明の実施の形
態6を示すディスク検出装置の概略構成図である。図1
7において、上記した実施の形態1と同等部分について
は、同一符号を付してその説明を省略する。本実施の形
態6と上記実施の形態1との相違点は、外乱光有無判断
手段及び記憶手段を設けずに、受光状態比較手段22の
結果のみに基づき、ディスク有無判断手段24がディス
クの有無を判断するようにした点である。
【0092】上記した実施の形態1では閾値を記憶した
記憶手段を設け、外乱光の有無を判断するとともに、デ
ィスクの有無を判断するようにしていたが、図17に示
すように外乱光有無判断手段及び記憶手段を設けずに構
成して、単に閾値との関係を判断することなくディスク
の有無のみを判断する、即ち、単に受光手段が受光した
か否かのみを検出するようにしても良く、装置の処理時
間を短縮することができ、利用者の利便性を向上させる
ことができる。
【0093】実施の形態7.図18は本発明の実施の形
態7を示す外乱光検出装置の概略構成図、図19は図1
8に示す外乱光検出装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【0094】図18において、上記した実施の形態1と
同等の構成要素については、同一符号を付してその説明
を省略する。本実施の形態7と上記実施の形態1との相
違点は、ディスク有無判断手段を設けずに、受光状態比
較手段22の結果と、記憶手段に記憶された閾値とに基
づき、外乱光有無判断手段23が外乱光の有無を判断す
るようにした点である。
【0095】上記した実施の形態1では外乱光の有無を
判断するとともに、ディスクの有無を判断するようにし
ていたが、図18に示すように構成して、単に外乱光の
有無のみを判断するようにして、この判断結果を装置の
他の動作指令に利用するようにしても良い。
【0096】実施の形態8.図19は本発明の実施の形
態8を示す外乱光検出装置の概略構成図である。図19
において、上記した実施の形態1と同等の構成要素につ
いては、同一符号を付してその説明を省略する。本実施
の形態8と上記実施の形態1との相違点は、ディスク有
無判断手段及び記憶手段を設けずに、受光状態比較手段
22の結果のみに基づき、外乱光有無判断手段23がデ
ィスクの有無を判断するようにした点である。
【0097】上記した実施の形態1では閾値を記憶した
記憶手段を設け、外乱光の有無を判断するとともに、デ
ィスクの有無を判断するようにしていたが、図19に示
すようにディスク有無判断手段及び記憶手段を設けずに
構成して、単に閾値との関係を判断することなく外乱光
の有無のみを判断する、即ち、単に受光手段が受光した
か否かのみを検出するようにして、この判断結果を装置
の他の動作指令に利用するようにしても良い。
【0098】実施の形態9.上記した実施の形態1〜実
施の形態8は、受光手段の受光状態を判断する際、デジ
タル的に判断していたが、電圧値等を用いてアナログ量
に基づいて判断しても良く、同等の効果が得られる。
【0099】実施の形態10.上記した実施の形態1〜
実施の形態9は、特にディスクを再生または記録装置に
用いられるが、外乱光の有無に応じて誤動作を行ってし
まう光センサを用いた装置であれば何でも良いことは言
うまでもない。
【0100】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0101】発光する発光手段と、この発光手段が発し
た光を受光する受光手段と、発光手段の発光状態を判断
する発光状態判断手段と、この発光状態判断手段が、発
光手段の発光状態は第1の発光状態と判断した際、受光
手段が受光した第1の受光状態と、発光手段の発光状態
は第2の発光状態と判断した際、受光手段が受光した第
2の受光状態とを比較する受光状態比較手段と、この受
光状態比較手段の比較結果に基づき、外乱光の有無を判
断する外乱光有無判断手段とを備えたので、発光手段の
複数の発光状態と、これらに対応した受光手段の複数の
受光状態との比較で、外乱光の有無を判断でき、装置の
信頼性が向上する。
【0102】発光手段の発光時間を変更する発光時間変
更手段を設け、外乱光有無判断手段が外乱光有りと判断
した際、発光時間変更手段が発光手段の発光時間を変更
した後、再度、外乱光有無判断手段が受光手段の受光状
態を判断するようにしたので、外乱光が発生しても、外
乱光の有無を詳細に判断できることにより、外乱光の影
響を極力低減させた判断が行え、装置の信頼性がさらに
向上する。
【0103】発光手段の発光状態を変更する発光状態変
更手段を設け、外乱光有無判断手段が外乱光有りと判断
した際、発光状態変更手段が発光手段の発光状態を変更
した後、再度、外乱光有無判断手段が受光手段の受光状
態を判断するようにしたので、外乱光が発生しても、外
乱光の有無を詳細に判断できることにより、外乱光の影
響を極力低減させた判断が行え、装置の信頼性がさらに
向上する。
【0104】発光状態判断手段により発光手段が発光し
ていないと判断した第1の発光状態と、発光手段が発光
していると判断した第2の発光状態とに基づき、受光状
態比較手段が、第1の受光状態と第2の受光状態とを比
較する際、第1の発光状態を基準とするようにしたの
で、受光状態比較手段が受光手段の受光状態を比較する
際、比較処理時間を低減でき、装置の処理速度が向上す
る。
【0105】受光手段が受光する第1の受光状態と第2
の受光状態との関係に基づいた閾値を予め記憶した記憶
手段を設けるとともに、外乱光有無判断手段は、第1の
受光状態と第2の受光状態との比較結果が記憶手段に記
憶された閾値の範囲内か否かの判断に基づき、外乱光の
有無の判断を行うようにしたので、さらに正確な判断が
行え、装置の信頼性がさらに向上する。
【0106】ディスク挿入孔近傍に設けられ、発光する
発光手段と、ディスク挿入孔近傍に設けられ、発光手段
が発した光を受光する受光手段と、発光手段の発光状態
を判断する発光状態判断手段と、この発光状態判断手段
が、発光手段の発光状態は第1の発光状態と判断した
際、受光手段が受光した第1の受光状態と、発光手段の
発光状態は第2の発光状態と判断した際、受光手段が受
光した第2の受光状態とを比較する受光状態比較手段
と、この受光状態比較手段の比較結果に基づき、ディス
クの有無を判断するディスク有無判断手段とを備えたの
で、発光手段の複数の発光状態と、これらに対応した受
光手段の複数の受光状態との比較で、ディスクの有無を
判断でき、装置の信頼性が向上する。
【0107】発光状態判断手段により発光手段が発光し
ていないと判断した第1の発光状態と、発光手段が発光
していると判断した第2の発光状態とに基づき、受光状
態比較手段が第1の受光状態と第2の受光状態とを比較
する際、第1の受光状態を基準とするようにしたので、
受光状態比較手段が受光手段の受光状態を比較する際、
比較処理時間を低減でき、装置の処理速度が向上する。
【0108】受光手段が受光する第1の受光状態と第2
の受光状態との関係に基づいた閾値を予め記憶手段に記
憶しておき、ディスク有無検出手段は、第1の受光状態
と上記第2の受光状態との比較結果が記憶手段に記憶さ
れた閾値の範囲内か否かの判断に基づき、ディスク有無
の判断を行うようにしたので、ディスクの有無の判断を
行うようにしたので、さらに正確な判断が行え、装置の
信頼性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す外乱光検出装置
及びディスク検出装置を設けたディスク装置の概略構成
図である。
【図2】 図1に示すディスク装置の細部を示す概略構
成図である。
【図3】 図1に示すディスク装置を用いたディスク装
置の側面図である。
【図4】 図1に示すディスク装置の要部を示す説明図
である。
【図5】 図1に示すディスク装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】 図1に示すディスク装置の要部動作を説明す
る説明図である。
【図7】 図1に示すディスク装置の要部動作を説明す
る説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態2を示す外乱光検出装置
及びディスク検出装置を設けたディスク装置の概略構成
図である。
【図9】 図8に示すディスク装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図10】 図8に示すディスク装置の要部動作を説明
する説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態3を示す外乱光検出装
置及びディスク検出装置を設けたディスク装置の概略構
成図である。
【図12】 図11に示すディスク装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図13】 図11に示すディスク装置の要部動作を説
明する説明図である。
【図14】 本発明の実施の形態4を示すディスク検出
装置の概略構成図である。
【図15】 本発明の実施の形態5を示すディスク検出
装置の概略構成図である。
【図16】 図15に示すディスク検出装置の動作を示
すフローチャートである。
【図17】 本発明の実施の形態6を示すディスク検出
装置の概略構成図である。
【図18】 本発明の実施の形態7を示す外乱光検出装
置の概略構成図である。
【図19】 本発明の実施の形態8を示す外乱光検出装
置の概略構成図である。
【図20】 従来のディスク検出装置を示す概略構成図
である。
【図21】 従来の改良したディスク検出装置の要部を
示す要部詳細図である。
【符号の説明】
3 発光ダイオード 4 受光フォトダイオード
5 ディスク検出回路 6 コントロール回路 7 ホルダー 8 パイプ 11 発光手段 12 受光手段 20 CP
U 21 発光状態判断手段 22 受光状態比較手段 23 外乱光有無判断手段 24 ディスク有無判
断手段 25 記憶手段 26 発光時間変更手段 2
7 発光状態変更手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光する発光手段、 この発光手段が発した光を受光する受光手段、 上記発光手段の発光状態を判断する発光状態判断手段、 この発光状態判断手段が、上記発光手段の発光状態は第
    1の発光状態と判断した際、上記受光手段が受光した第
    1の受光状態と、上記発光手段の発光状態は第2の発光
    状態と判断した際、上記受光手段が受光した第2の受光
    状態とを比較する受光状態比較手段、 この受光状態比較手段の比較結果に基づき、外乱光の有
    無を判断する外乱光有無判断手段、 を備えた外乱光検出装置。
  2. 【請求項2】 発光手段の発光時間を変更する発光時間
    変更手段を設け、外乱光有無判断手段が外乱光有りと判
    断した際、上記発光時間変更手段が発光手段の発光時間
    を変更した後、再度、上記外乱光有無判断手段が上記受
    光手段の受光状態を判断することを特徴とする請求項1
    記載の外乱光検出装置。
  3. 【請求項3】 発光手段の発光状態を変更する発光状態
    変更手段を設け、外乱光有無判断手段が外乱光有りと判
    断した際、上記発光状態変更手段が発光手段の発光状態
    を変更した後、再度、上記外乱光有無判断手段が上記受
    光手段の受光状態を判断することを特徴とする請求項1
    に記載の外乱光検出装置。
  4. 【請求項4】 発光状態判断手段により発光手段が発光
    していないと判断した第1の発光状態と、上記発光手段
    が発光していると判断した第2の発光状態とに基づき、
    受光状態比較手段が、第1の受光状態と第2の受光状態
    とを比較する際、上記第1の受光状態を基準とすること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    外乱光検出装置。
  5. 【請求項5】 受光手段が受光する第1の受光状態と第
    2の受光状態との関係に基づいた閾値を予め記憶した記
    憶手段を設けるとともに、外乱光有無判断手段は、上記
    第1の受光状態と上記第2の受光状態との比較結果が上
    記記憶手段に記憶された閾値の範囲内か否かの判断に基
    づき、外乱光の有無の判断を行うことを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の外乱光検出装置。
  6. 【請求項6】 ディスク挿入孔近傍に設けられ、発光す
    る発光手段、 上記ディスク挿入孔近傍に設けられ、上記発光手段が発
    した光を受光する受光手段、 上記発光手段の発光状態を判断する発光状態判断手段、 この発光状態判断手段が、上記発光手段の発光状態は第
    1の発光状態と判断した際、上記受光手段が受光した第
    1の受光状態と、上記発光手段の発光状態は第2の発光
    状態と判断した際、上記受光手段が受光した第2の受光
    状態とを比較する受光状態比較手段、 この受光状態比較手段の比較結果に基づき、ディスクの
    有無を判断するディスク有無判断手段、 を備えたディスク検出装置。
  7. 【請求項7】 発光状態判断手段により発光手段が発光
    していないと判断した第1の発光状態と、上記発光手段
    が発光していると判断した第2の発光状態とに基づき、
    受光状態比較手段が第1の受光状態と第2の受光状態と
    を比較する際、上記第1の受光状態を基準とすることを
    特徴とする請求項6に記載のディスク検出装置。
  8. 【請求項8】 受光手段が受光する第1の受光状態と第
    2の受光状態との関係に基づいた閾値を予め記憶手段に
    記憶しておき、ディスク有無判断手段は、上記第1の受
    光状態と上記第2の受光状態との比較結果が上記記憶手
    段に記憶された閾値の範囲内か否かの判断に基づき、デ
    ィスク有無の判断を行うことを特徴とする請求項6また
    は請求項7に記載のディスク検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007226902A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Alpine Electronics Inc ディスク検出装置
JP2010272166A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Toshiba Alpine Automotive Technology Corp 光ディスク再生装置および光ディスク再生方法
WO2011010351A1 (ja) * 2009-07-24 2011-01-27 三菱電機株式会社 ディスク検知機構

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