JPH0743136A - 画線面積率計測方法及びその装置 - Google Patents
画線面積率計測方法及びその装置Info
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- JPH0743136A JPH0743136A JP5158919A JP15891993A JPH0743136A JP H0743136 A JPH0743136 A JP H0743136A JP 5158919 A JP5158919 A JP 5158919A JP 15891993 A JP15891993 A JP 15891993A JP H0743136 A JPH0743136 A JP H0743136A
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- Japan
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- area ratio
- area
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷版の濃度むら、印刷版の反り、撓み、微
小な凹凸等に影響されずに、画線面積率を正確に計測で
きる。 【構成】 撮影手段7により印刷版1の画像を単位撮影
領域11に分割してこの単位撮影領域11を最小網点よ
りも充分小さい画素に分解、撮影し、その結果得られた
画素毎の画像信号を面積演算手段8へ送り、ここで光源
むらの明暗補正、エッジ強調等の前処理をし、次いで所
定のしきい値で2値化処理して、2値化画像信号を得た
のち、この2値化画像信号を画線面積率演算手段9へ送
り、ここで2値化画像の画素数を計数することにより画
線部または非画線部の面積を演算して、単位撮影領域毎
の画線面積率を得る。
小な凹凸等に影響されずに、画線面積率を正確に計測で
きる。 【構成】 撮影手段7により印刷版1の画像を単位撮影
領域11に分割してこの単位撮影領域11を最小網点よ
りも充分小さい画素に分解、撮影し、その結果得られた
画素毎の画像信号を面積演算手段8へ送り、ここで光源
むらの明暗補正、エッジ強調等の前処理をし、次いで所
定のしきい値で2値化処理して、2値化画像信号を得た
のち、この2値化画像信号を画線面積率演算手段9へ送
り、ここで2値化画像の画素数を計数することにより画
線部または非画線部の面積を演算して、単位撮影領域毎
の画線面積率を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷版の画線面積率を
計測する画線面積率計測方法及びその装置に関するもの
である。
計測する画線面積率計測方法及びその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】印刷機では、画線面積率計測装置によ
り、印刷版の画線面積率を読み取り、そのときのデータ
に基づいてインキ供給量調整装置を調整し、版面へのイ
ンキ供給量を適量にして、良好な印刷を行うようにして
いる。印刷版の画像を構成する最小単位は、網点(画線
部)であり、印刷物の濃度の表現は、この網点を図7に
例示する大きさに変えることにより行っている。
り、印刷版の画線面積率を読み取り、そのときのデータ
に基づいてインキ供給量調整装置を調整し、版面へのイ
ンキ供給量を適量にして、良好な印刷を行うようにして
いる。印刷版の画像を構成する最小単位は、網点(画線
部)であり、印刷物の濃度の表現は、この網点を図7に
例示する大きさに変えることにより行っている。
【0003】図7の(a)は画線面積率0%、(b)は
画線面積率20%、(c)は画線面積率40%、(d)
は画線面積率80%、(e)は画線面積率100%の状
態を示しており、この画線面積率最大時(e)の網点の
大きさは、140μmφ程度である。上記画線面積率と
は、図8に示すように印刷版の或る領域における網点
(画線部)の占める割合をいい、図8は、画線面積率8
0%の状態を示している。
画線面積率20%、(c)は画線面積率40%、(d)
は画線面積率80%、(e)は画線面積率100%の状
態を示しており、この画線面積率最大時(e)の網点の
大きさは、140μmφ程度である。上記画線面積率と
は、図8に示すように印刷版の或る領域における網点
(画線部)の占める割合をいい、図8は、画線面積率8
0%の状態を示している。
【0004】従来の印刷版の画線面積率計測装置を図9
〜図11により説明すると、図9の51が印刷版(被測
定物)、52が測定台、53が測定台52に沿い横行可
能な検出ヘッドである。同検出ヘッド53は、図10に
示すように光源体54、54と検出部55とにより構成
されている。そしてこの検出部55は、複数の検出ボッ
クス56に分割され、各検出ボックス56には、図11
に示すようにフォトダイオード等の光センサ57があ
り、光源体54、54からの光を印刷版51の一部領域
Aへ照射し、印刷版51からの反射光を各光センサ57
により受光して、一部領域Aの画線面積率を計測する。
また検出ヘッド53を測定台52に沿い横行させて、印
刷版51のその他の領域(印刷版全面)の画線面積率を
計測する。
〜図11により説明すると、図9の51が印刷版(被測
定物)、52が測定台、53が測定台52に沿い横行可
能な検出ヘッドである。同検出ヘッド53は、図10に
示すように光源体54、54と検出部55とにより構成
されている。そしてこの検出部55は、複数の検出ボッ
クス56に分割され、各検出ボックス56には、図11
に示すようにフォトダイオード等の光センサ57があ
り、光源体54、54からの光を印刷版51の一部領域
Aへ照射し、印刷版51からの反射光を各光センサ57
により受光して、一部領域Aの画線面積率を計測する。
また検出ヘッド53を測定台52に沿い横行させて、印
刷版51のその他の領域(印刷版全面)の画線面積率を
計測する。
【0005】図7(a)〜(e)に示す網点(画線部)
は、非画線部に比べると黒っぽくて、光の反射率が低
い。従って高画線部と低画線部とを比べると、光センサ
57が受光する印刷版51からの反射光量は、高画線部
の方が小さい。即ち、光センサ57により検出される光
量検出信号の大きさは、印刷版51の各領域の平均的な
画線面積率に反比例する。
は、非画線部に比べると黒っぽくて、光の反射率が低
い。従って高画線部と低画線部とを比べると、光センサ
57が受光する印刷版51からの反射光量は、高画線部
の方が小さい。即ち、光センサ57により検出される光
量検出信号の大きさは、印刷版51の各領域の平均的な
画線面積率に反比例する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図9〜図11に示
す従来の画線面積率計測装置では、光源体54、54か
らの光を印刷版51へ照射し、印刷版51からの反射光
を各光センサ57により受光して、印刷版51の各領域
の画線面積率を計測するようにしているが、1つの光セ
ンサ57に1度に入ってくる信号は、図12(a)〜
(e)に示すように印刷版51の数mm2 の領域の反射
光であり、光センサ57の分解能は、網点よりも大きく
て、網点を識別できる機能を持っておらず、図12
(a)〜(e)の領域の平均的な明るさを検出するよう
にしている。即ち、図12(a)の明るさの検出信号を
100、図12(e)の明るさの検出信号を0とし、図
12(b)〜(d)の明るさの検出信号をそれぞれ2
0、60、80とするように、光センサ57のコントロ
ール回路を調整して、図12(a)〜(e)の領域の平
均的な明るさを検出するようにしている。
す従来の画線面積率計測装置では、光源体54、54か
らの光を印刷版51へ照射し、印刷版51からの反射光
を各光センサ57により受光して、印刷版51の各領域
の画線面積率を計測するようにしているが、1つの光セ
ンサ57に1度に入ってくる信号は、図12(a)〜
(e)に示すように印刷版51の数mm2 の領域の反射
光であり、光センサ57の分解能は、網点よりも大きく
て、網点を識別できる機能を持っておらず、図12
(a)〜(e)の領域の平均的な明るさを検出するよう
にしている。即ち、図12(a)の明るさの検出信号を
100、図12(e)の明るさの検出信号を0とし、図
12(b)〜(d)の明るさの検出信号をそれぞれ2
0、60、80とするように、光センサ57のコントロ
ール回路を調整して、図12(a)〜(e)の領域の平
均的な明るさを検出するようにしている。
【0007】そして上記の値20、60、80を100
から引くことにより、各領域の画線面積率を得ているの
で、同じ非画線部(或いは画線部)に濃度むらがあれ
ば、正しい画線面積率値を得られない。また印刷版51
に反り、撓み、微小な凹凸等があれば、この場合にも、
正しい画線面積率値を得られないいう問題があった。本
発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その目
的とする処は、印刷版の濃度むら、印刷版の反り、撓
み、微小な凹凸等に影響されずに、画線面積率を正確に
計測できる画線面積率計測方法及びその装置を提供しよ
うとする点にある。
から引くことにより、各領域の画線面積率を得ているの
で、同じ非画線部(或いは画線部)に濃度むらがあれ
ば、正しい画線面積率値を得られない。また印刷版51
に反り、撓み、微小な凹凸等があれば、この場合にも、
正しい画線面積率値を得られないいう問題があった。本
発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その目
的とする処は、印刷版の濃度むら、印刷版の反り、撓
み、微小な凹凸等に影響されずに、画線面積率を正確に
計測できる画線面積率計測方法及びその装置を提供しよ
うとする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の画線面積率計測方法は、被測定画像を単
位撮影領域に分割してこの単位撮影領域を最小網点より
も充分小さい画素に分解、撮影し、その結果得られた画
素毎の画像信号を前処理し、次いで所定のしきい値で2
値化処理して2値化画像を得たのち、この2値化画像の
画素数を計数することにより画線部または非画線部の面
積を演算して、単位撮影領域毎の画線面積率を得ること
を特徴としている。
めに、本発明の画線面積率計測方法は、被測定画像を単
位撮影領域に分割してこの単位撮影領域を最小網点より
も充分小さい画素に分解、撮影し、その結果得られた画
素毎の画像信号を前処理し、次いで所定のしきい値で2
値化処理して2値化画像を得たのち、この2値化画像の
画素数を計数することにより画線部または非画線部の面
積を演算して、単位撮影領域毎の画線面積率を得ること
を特徴としている。
【0009】本発明の画線面積率計測装置は、被測定画
像を単位撮影領域に分割してこの単位撮影領域を最小網
点よりも充分小さい画素に分解、撮影する撮影手段と、
同撮影手段からの画素毎の画像信号を前処理したのち所
定のしきい値で2値化処理して2値化画像を得る面積演
算手段と、同面積演算手段からの2値化画像の画素数を
計数することにより画線部または非画線部の面積を演算
して単位撮影領域毎の画線面積率を得る画線面積率演算
手段とを具えている。
像を単位撮影領域に分割してこの単位撮影領域を最小網
点よりも充分小さい画素に分解、撮影する撮影手段と、
同撮影手段からの画素毎の画像信号を前処理したのち所
定のしきい値で2値化処理して2値化画像を得る面積演
算手段と、同面積演算手段からの2値化画像の画素数を
計数することにより画線部または非画線部の面積を演算
して単位撮影領域毎の画線面積率を得る画線面積率演算
手段とを具えている。
【0010】前記画線面積率計測装置は、1個乃至複数
個の撮影手段を有し、同撮影手段を撮影画素数に対応す
る複数のフォトエレメントにより構成してもよい。
個の撮影手段を有し、同撮影手段を撮影画素数に対応す
る複数のフォトエレメントにより構成してもよい。
【0011】
【作用】本発明は前記のように構成されており、撮影手
段により印刷版の画像を単位撮影領域に分割してこの単
位撮影領域を最小網点よりも充分小さい画素に分解、撮
影し、その結果得られた画素毎の画像信号を面積演算手
段へ送り、ここで光源むらの明暗補正、エッジ強調等の
前処理をし、次いで所定のしきい値で2値化処理して、
2値化画像信号を得たのち、この2値化画像信号を画線
面積率演算手段へ送り、ここで2値化画像の画素数を計
数することにより画線部または非画線部の面積を演算し
て、単位撮影領域毎の画線面積率を得る。
段により印刷版の画像を単位撮影領域に分割してこの単
位撮影領域を最小網点よりも充分小さい画素に分解、撮
影し、その結果得られた画素毎の画像信号を面積演算手
段へ送り、ここで光源むらの明暗補正、エッジ強調等の
前処理をし、次いで所定のしきい値で2値化処理して、
2値化画像信号を得たのち、この2値化画像信号を画線
面積率演算手段へ送り、ここで2値化画像の画素数を計
数することにより画線部または非画線部の面積を演算し
て、単位撮影領域毎の画線面積率を得る。
【0012】
【実施例】次に本発明の画線面積率計測方法の実施に使
用する画線面積率計測装置の構成例を図1〜図3により
説明すると、図1の1が印刷版(被測定物)、2が測定
台、3が横行可能な検出ヘッド、4が画像処理装置であ
る。上記検出ヘッド3は、図2に示すように光源体5、
5と、検出部6とにより構成されている。また検出部6
は、1ライン上に並ぶ複数の高精細なカメラ7により構
成されている。
用する画線面積率計測装置の構成例を図1〜図3により
説明すると、図1の1が印刷版(被測定物)、2が測定
台、3が横行可能な検出ヘッド、4が画像処理装置であ
る。上記検出ヘッド3は、図2に示すように光源体5、
5と、検出部6とにより構成されている。また検出部6
は、1ライン上に並ぶ複数の高精細なカメラ7により構
成されている。
【0013】上記高精細な各カメラ7は、印刷版1の画
像を構成する最小単位の網点を識別できる充分に小さな
分解能をもっている。即ち、1つのカメラ7に1度に入
ってくる画像信号は、図7に示すような印刷版1の数m
m2 〜数十mm2 の領域の画像信号であるが、1つのカ
メラ7は、複数のフォトエレメントで構成され、1つの
フォトエレメントの分解能は、数μm2 〜数十μm2 で
あって、その大きさは網点よりも充分に小さい。
像を構成する最小単位の網点を識別できる充分に小さな
分解能をもっている。即ち、1つのカメラ7に1度に入
ってくる画像信号は、図7に示すような印刷版1の数m
m2 〜数十mm2 の領域の画像信号であるが、1つのカ
メラ7は、複数のフォトエレメントで構成され、1つの
フォトエレメントの分解能は、数μm2 〜数十μm2 で
あって、その大きさは網点よりも充分に小さい。
【0014】上記画像処理装置4は、上記各カメラ7の
それぞれに接続した複数の面積演算部8と、同各面積演
算部8に接続した1つの画線面積率演算部9とにより構
成されている。次に前記図1〜図3に示す画線面積率計
測装置の作用を具体的に説明する。光源体5、5からの
光を印刷版1の単位撮影領域11(図5参照)へ照射
し、印刷版1からの反射光を各カメラ7により受光す
る。
それぞれに接続した複数の面積演算部8と、同各面積演
算部8に接続した1つの画線面積率演算部9とにより構
成されている。次に前記図1〜図3に示す画線面積率計
測装置の作用を具体的に説明する。光源体5、5からの
光を印刷版1の単位撮影領域11(図5参照)へ照射
し、印刷版1からの反射光を各カメラ7により受光す
る。
【0015】このとき、1つのカメラ7に入ってくる信
号は、図6(a)に示すように印刷板1の数mm2 〜数
十mm2 の領域の画像信号であるが、1つのカメラ7
は、複数のフォトエレメントで構成され、1つのフォト
エレメントの分解能は、数μm 2 〜数十μm2 であり、
網点より充分に小さくて、各カメラ7は、単位撮影領域
11を最小網点よりも充分に小さい画素に分解、撮影す
る。
号は、図6(a)に示すように印刷板1の数mm2 〜数
十mm2 の領域の画像信号であるが、1つのカメラ7
は、複数のフォトエレメントで構成され、1つのフォト
エレメントの分解能は、数μm 2 〜数十μm2 であり、
網点より充分に小さくて、各カメラ7は、単位撮影領域
11を最小網点よりも充分に小さい画素に分解、撮影す
る。
【0016】また各カメラ7で得られた画素毎の画像信
号を画像処理装置4の各面積演算部8へ送り、ここで図
4に示すように光源むらの明暗補正、エッジ強調等の前
処理をしたのち、所定のしきい値で2値化処理して、図
6(b)に示す2値化画像を得る。また各面積演算部8
で得られた2値化画像信号を画線面積率演算部9へ送
り、ここで図6(b)に示す黒い部分の画素数を計数
し、網点(画線部)の面積を演算して、画線面積率(印
刷版1の或る領域における網点(画線部)の占める割
合)を計測する。
号を画像処理装置4の各面積演算部8へ送り、ここで図
4に示すように光源むらの明暗補正、エッジ強調等の前
処理をしたのち、所定のしきい値で2値化処理して、図
6(b)に示す2値化画像を得る。また各面積演算部8
で得られた2値化画像信号を画線面積率演算部9へ送
り、ここで図6(b)に示す黒い部分の画素数を計数
し、網点(画線部)の面積を演算して、画線面積率(印
刷版1の或る領域における網点(画線部)の占める割
合)を計測する。
【0017】また検出ヘッド3を測定台2に沿い横行さ
せ、印刷版1のその他の領域(印刷版全面)を同様に走
査して、画線面積率を計測する。なお前記実施例では、
複数のカメラ7を縦一列に並べたが、1個のカメラによ
り印刷版全面を走査するようにしてもよい。前記実施例
では、印刷版1を固定し、検出ヘッド3を横行させて、
印刷版1を走査するようにしているが、検出ヘッド3を
固定して、印刷版1を横行させるようにしてもよい。
せ、印刷版1のその他の領域(印刷版全面)を同様に走
査して、画線面積率を計測する。なお前記実施例では、
複数のカメラ7を縦一列に並べたが、1個のカメラによ
り印刷版全面を走査するようにしてもよい。前記実施例
では、印刷版1を固定し、検出ヘッド3を横行させて、
印刷版1を走査するようにしているが、検出ヘッド3を
固定して、印刷版1を横行させるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は前記のように撮影手段により印
刷版の画像を単位撮影領域に分割してこの単位撮影領域
を最小網点よりも充分小さい画素に分解、撮影し、その
結果得られた画素毎の画像信号を面積演算手段へ送り、
ここで光源むらの明暗補正、エッジ強調等の前処理を
し、次いで所定のしきい値で2値化処理して、2値化画
像信号を得たのち、この2値化画像信号を画線面積率演
算手段へ送り、ここで2値化画像の画素数を計数するこ
とにより画線部または非画線部の面積を演算して、単位
撮影領域毎の画線面積率を得るので、印刷版の濃度む
ら、印刷版の反り、撓み、微小な凹凸等に影響されず
に、画線面積率を正確に計測できる。
刷版の画像を単位撮影領域に分割してこの単位撮影領域
を最小網点よりも充分小さい画素に分解、撮影し、その
結果得られた画素毎の画像信号を面積演算手段へ送り、
ここで光源むらの明暗補正、エッジ強調等の前処理を
し、次いで所定のしきい値で2値化処理して、2値化画
像信号を得たのち、この2値化画像信号を画線面積率演
算手段へ送り、ここで2値化画像の画素数を計数するこ
とにより画線部または非画線部の面積を演算して、単位
撮影領域毎の画線面積率を得るので、印刷版の濃度む
ら、印刷版の反り、撓み、微小な凹凸等に影響されず
に、画線面積率を正確に計測できる。
【図1】本発明の画線面積率計測方法の実施に使用する
画線面積率計測装置の一構成例を示す斜視図である。
画線面積率計測装置の一構成例を示す斜視図である。
【図2】同画線面積率計測装置の検出ヘッドを示す斜視
図である。
図である。
【図3】同画線面積率計測装置の画像処理装置を示す系
統図である。
統図である。
【図4】同画像処理装置の処理手順を示す説明図であ
る。
る。
【図5】同画線面積率計測装置の単位撮影領域を示す平
面図である。
面図である。
【図6】(a)はカメラに1度に入ってくる画像信号を
示す説明図、(b)は同画像信号を2値化して得た2値
化画像信号を示す説明図である。
示す説明図、(b)は同画像信号を2値化して得た2値
化画像信号を示す説明図である。
【図7】(a)〜(e)は網点の大きさを示す説明図で
ある。
ある。
【図8】画線面積率を示す説明図である。
【図9】従来の画線面積率計測装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】同画線面積率計測装置の検出ヘッドを示す斜
視図である。
視図である。
【図11】同画線面積率計測装置の作用説明図である。
【図12】(a)〜(e)は同画線面積率計測装置のセ
ンサに1度に入ってくる画像信号を示す説明図である。
ンサに1度に入ってくる画像信号を示す説明図である。
1 印刷版(被測定物) 2 測定台 3 検出ヘッド 4 画像処理装置 5、5 光源体 6 検出部 7 撮影手段(カメラ) 8 面積演算手段(面積演算部) 9 画線面積率演算手段(画線面積率演算部) 11 単位撮影領域
Claims (3)
- 【請求項1】 被測定画像を単位撮影領域に分割してこ
の単位撮影領域を最小網点よりも充分小さい画素に分
解、撮影し、その結果得られた画素毎の画像信号を前処
理し、次いで所定のしきい値で2値化処理して2値化画
像を得たのち、この2値化画像の画素数を計数すること
により画線部または非画線部の面積を演算して、単位撮
影領域毎の画線面積率を得ることを特徴とした印刷版の
画線面積率計測方法。 - 【請求項2】 被測定画像を単位撮影領域に分割してこ
の単位撮影領域を最小網点よりも充分小さい画素に分
解、撮影する撮影手段と、同撮影手段からの画素毎の画
像信号を前処理し次いで所定のしきい値で2値化処理し
て2値化画像を得る面積演算手段と、同面積演算手段か
らの2値化画像の画素数を計数することにより画線部ま
たは非画線部の面積を演算して単位撮影領域毎の画線面
積率を得る画線面積率演算手段とを具えていることを特
徴とした印刷版の画線面積率計測装置。 - 【請求項3】 1個乃至複数個の撮影手段を有し、同撮
影手段を撮影画素数に対応する複数のフォトエレメント
により構成したことを特徴とする請求項2記載の画線面
積率計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5158919A JPH0743136A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 画線面積率計測方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5158919A JPH0743136A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 画線面積率計測方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743136A true JPH0743136A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=15682214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5158919A Withdrawn JPH0743136A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 画線面積率計測方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743136A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267854A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
CN102128603A (zh) * | 2010-12-22 | 2011-07-20 | 左亚昆 | 一种不规则面积测量方法及装置 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5158919A patent/JPH0743136A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267854A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
CN102128603A (zh) * | 2010-12-22 | 2011-07-20 | 左亚昆 | 一种不规则面积测量方法及装置 |
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