JPH0743101A - 三次元測定用ゲージアタッチメント - Google Patents

三次元測定用ゲージアタッチメント

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JPH0743101A
JPH0743101A JP18963293A JP18963293A JPH0743101A JP H0743101 A JPH0743101 A JP H0743101A JP 18963293 A JP18963293 A JP 18963293A JP 18963293 A JP18963293 A JP 18963293A JP H0743101 A JPH0743101 A JP H0743101A
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needle
measuring needle
measurement
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Kojuro Shinozaki
篠崎孝十郎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精密測定におけるゲージの測定方向の制限を
なくした三次元測定用ゲージアタッチメントを提供す
る。 【構成】 略円盤状基盤31の片側主面32の中央に略
半円球の突起部33が設けられ、該突起部33から垂直
に測定針34が設けられた第一の硬質部材37と、前記
第一の硬質部材37の略円盤状基盤31が緩挿可能な円
形凹部41と、底面42の中央に前記測定針34が挿通
可能であるとともに前記略半円球の突起部33の径より
も小径の挿通孔43が配設され、さらに該挿通孔43の
円形凹部側にテーパ44が設けられた第二の硬質部材4
7と、圧縮コイルバネ49で付勢されつつ前記第一の硬
質部材37の略円盤状基盤31と接着する略同径の円盤
状の先端部51を有する棒状の第三の硬質部材52と、
従来のゲージ20を係止するとともに該ゲージ20の測
定針5に前記第三の硬質部材52の棒状の後端部53が
当接するように第三の硬質部材52と第一の硬質部材3
7を第二の硬質部材47とともに収納する第四の硬質部
材60と、から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は精密測定具である各種ゲ
ージの構造において、測定方向の制限をなくして360
度全方向及び垂直方向の三次元の測定を可能にする三次
元測定用ゲージアタッチメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の精密加工・組立作業において、1
mm以下の精密測定が必要な場合に精密測定具として用
いられるゲージは要求精度・測定方向・測定範囲・用途
等に応じて各種のものが市販されている。
【0003】ゲージは例えば穴の深さ、小穴の直径、厚
さ、隙間の測定には目的にあったゲージスタンドや専用
のアタッチメントを組み合わせることにより行うのが通
常である。
【0004】上記ゲージの構造はバネ等に付勢されて無
応力時に変位ゼロとなる測定針とこれに連動もしくは一
体の棒と、測定針の変位に対応して棒と歯車機構にて係
合するダイヤル表示盤とから構成される所謂ダイヤルゲ
ージが一般的である。
【0005】図7は上記従来のダイヤルゲージの外観を
示す斜視図であり、図中の(A)は測定針1が棒2と一
体になった最も基本的なタイプのダイヤルゲージ10で
あり、内部には棒2を付勢するうずまきバネと測定方向
X1の外部応力による棒の変位に応じて変位量をダイヤ
ル目盛盤に表示する歯車機構(または同様機能の変位伝
達機構)が配設されている。
【0006】また、図中の(B)はてこの原理を利用し
て測定針の変位方向が変えられるタイプのダイヤルゲー
ジ20であり、測定針5が軸Yで矢印方向に回転可能に
なっており、任意の角度でゼロ点設定すればX2方向や
X3方向の精密測定ができるようになっている。このタ
イプも内部構造は前記ダイヤルゲージ10と同様であ
る。
【0007】他に測定針の変位量を電気的変化に変換し
てデジタル表示するゲージも市販されている。
【0008】一方、ゲージには属さないが似た機構を有
し、測定針の変位の有無のみが検知可能であり、変位を
検知した場合に電気的信号を出力するものとして所謂タ
ッチセンサーがある。
【0009】これはマシニングセンタ、旋盤などにおけ
る無人化や加工精度の維持管理のための補用機器であ
り、例えば旋盤の切削可動部に取り付けて、対象物に測
定針が接触するまで加工するという目的に利用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のゲージにおいては、全てのゲージが測定方向に制限
が有り、汎用性に欠けるという問題点があった。
【0011】即ち、例えば図7の(A)のダイヤルゲー
ジ10の測定針1の可動方向はX1方向のみの一次元で
あり、また、図7の(B)のダイヤルゲージ20ではY
軸を中心として測定針5の描く平面でのX2方向やX3
方向等の一次元方向のみであって、例えば図中Y軸方向
の測定はゲージ本体の向きを変えない限り不可能であ
る。
【0012】ところが、精密測定機器であるゲージは一
般に高価であり、ゲージスタンドや各種アタッチメント
共々揃えておくのは費用が掛かり、また、多様な測定内
容の寸法規格が多数ある工作対象物の工作においては、
ゲージの使用が煩雑であり、工程の増加を伴う結果とな
る。
【0013】さらに、タッチセンサーによる工程無人化
や加工精度の維持は測定針が変位を生じた時点での検知
で制御されるのであるが、実際上は付着異物や何らかの
力によって誤動作する場合があり、単に接触の有無の検
知だけでは精密な加工制御は期待できず、どの程度接触
したかという変位量の測定が必要であるという問題点が
あった。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、固定されたゲージ本体に対して初期ゼロ点の測
定針と直角な360°全方向及び測定針方向(垂直方
向)の測定を可能にする三次元測定用ゲージアタッチメ
ントを提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、略円盤状基盤の片側主面の中央に略半円
球の突起部が設けられるとともに該突起部の頂上部から
前記基盤に対して垂直に測定針が設けられた第一の硬質
部材と、前記第一の硬質部材の略円盤状基盤が緩挿可能
な円形凹部と、底面の中央に前記測定針が挿通可能であ
るとともに前記略半円球の突起部の径よりも小径の挿通
孔が配設され、さらに該挿通孔の円形凹部側にテーパが
設けられた外部と係止機構を有する第二の硬質部材と、
バネで付勢されつつ前記第一の硬質部材の略円盤状基盤
と接着する略同径の円盤状の先端部を有する棒状の第三
の硬質部材と、従来のゲージまたは専用のゲージをゼロ
点調整可能なように係止する係止機構を有するとともに
前記従来のゲージまたは専用のゲージの測定針に前記第
三の硬質部材の棒状の後端部が当接するように第三の硬
質部材と第一の硬質部材を第二の硬質部材とともに収納
する係止機構を有する第四の硬質部材と、から成ること
を特徴とする三次元測定用ゲージアタッチメントを提供
するものである。
【0016】また、上記三次元測定用ゲージアタッチメ
ントにおいて、第一の硬質部材の略円盤状基盤の片側主
面の中央に配した略半円球の突起部に代えて円錐状の突
起部が設けられるとともに、前記第二の硬質部材の挿通
孔の円形凹部側にテーパに代えて断面が円形の面取りが
設けられたことを特徴とする三次元測定用ゲージアタッ
チメントを提供するものである。
【0017】
【作用】本発明においては、第一の硬質部材の略円盤状
基盤は第二の硬質部材の円形凹部に緩やかに挿入される
とともに測定針が第二の硬質部材の挿通孔に嵌挿され
る。
【0018】且つ挿通孔の径は測定針の最大径よりも十
分に大きく、第一の硬質部材の略円盤状基盤の片側主面
の中央に設けられた略半円球の突起部の径よりも小さ
い。
【0019】したがって、上記突起部は第二の硬質部材
の挿通孔に設けられたテーパに接しつつ挿通孔の径と測
定針の径で決まる範囲内で可動することができる構成と
なる。
【0020】さらに、第三の硬質部材の円盤状の先端部
は前記第一の硬質部材の略円盤状基盤と略同径であり、
バネで付勢されているので、常に略円盤状基盤面(突起
部のない側の主面)と接着している。
【0021】上記バネは第二の硬質部材の底面に垂直な
方向に応力が働くので、測定針に他の応力が加わらない
状態では測定針は前記底面に対して垂直に位置し、且つ
バネは最も弛緩した状態となる。これは測定針に変位が
無い状態である。
【0022】測定針に対して垂直な360°何れかの方
向の外部応力による変位が生じた場合、測定針の傾きに
応じて略円盤状基盤も第二の硬質部材の円形凹部内で傾
き、挿通孔のテーパ部を支点としてバネ応力に抗して第
三の硬質部材を押す。
【0023】したがって、第三の硬質部材は押されて棒
状の後端部が接する従来のゲージまたは専用ゲージ装置
の測定針を測定方向に押す。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係わる三次元測定用ゲージア
タッチメントについて図面に基づいて詳細に説明する。
【0025】図1は本発明に係わる三次元測定用ゲージ
アタッチメントの内部構造を示す側面図である。
【0026】図中、三次元測定用ゲージアタッチメント
30は、略円盤状基盤31の片側主面32の中央に略半
円球の突起部33が設けられるとともに、該突起部33
の頂上部から前記基盤に対して垂直に測定針34が設け
られた第一の硬質部材37と、前記第一の硬質部材37
の略円盤状基盤31が緩挿可能な円形凹部41と、底面
42の中央に前記測定針34が挿通可能であるとともに
前記略半円球の突起部33の径よりも小径の挿通孔43
が配設され、さらに該挿通孔43の円形凹部側にテーパ
44が設けられた外部(後述の第四の硬質部材)と係止
機構であるネジ溝45を有する第二の硬質部材47と、
圧縮コイルバネ49で付勢されつつ前記第一の硬質部材
37の略円盤状基盤31と接着する略同径の円盤状の先
端部51を有する棒状の第三の硬質部材52と、従来の
ゲージ(前述のダイヤルゲージ20)をゼロ点調整可能
なように係止する係止機構としてのネジ止め機構(図示
略)を有するとともに前記ダイヤルゲージ20の測定針
5に前記第三の硬質部材52の棒状の後端部53が当接
するように第三の硬質部材52と第一の硬質部材37を
第二の硬質部材47とともに収納する係止機構としての
ネジ山55を有する第四の硬質部材60と、から構成さ
れている。
【0027】第一の硬質部材〜第四の硬質部材の材料は
金属製またはセラミック製である。
【0028】次に、本発明の主要部である第一の硬質部
材37と第二の硬質部材47及び第三の硬質部材の関係
を詳述する。
【0029】図2の(A)は上記三次元測定用ゲージア
タッチメント30の先端部分(第一の硬質部材37側)
の構造を示す部分拡大図であり、(B)は同三次元測定
用ゲージアタッチメント30の測定針34の先端に付け
た超硬チップ球35に対象物70が当接している測定状
態を示す部分拡大図である。尚、(A)、(B)共に第
二の硬質部材47と第四の硬質部材60は破断線で示す
こととする。
【0030】図中(A)において、第四の硬質部材60
は円筒形であって、圧縮コイルバネ49内側に嵌挿した
第三の硬質部材52が挿入され、該第三の硬質部材の円
盤状の先端部51の端面54と、第一の硬質部材37の
略円盤状基盤31の突起部33の無い主面32′が、第
二の硬質部材47と第四の硬質部材60がネジ山55、
45にて螺入されることにより圧入されている圧縮コイ
ルバネ49の応力によって密着している。
【0031】第一の硬質部材37の略円盤状基盤31の
主面32と第二の硬質部材47の底面42との間には隙
間tが在り、且つ測定針34の最大径に比べて挿通孔4
3の径は三倍程度大きいので、図2の(B)に示すよう
に、測定針34を測定針の軸に直角な360°全方向に
変位させることができる。
【0032】この際、テーパ44に当接している略半円
球の突起部33は球の中心Cを不動中心として傾くが、
同時に第一の硬質部材37の略円盤状基盤31の主面3
2′が圧縮コイルバネ49の応力に抗して第三の硬質部
材52の円盤状の先端部51の端面54を距離Sだけ押
し進めることになる。
【0033】さらに、図2の(A)から明らかなよう
に、測定針34の軸方向(Z方向と称す。)に対象物を
押し当てて、測定針34を挿通孔43に押し込むように
変位させることもでき、この場合は直接にZ軸に沿って
圧縮コイルバネ49の応力に抗して第三の硬質部材52
を押すことになる。
【0034】次に、図3は第一の硬質部材及び第二の硬
質部材の他の形状の実施例である。
【0035】図中、第一の硬質部材37aの略円盤状基
盤31aの片側主面の中央に設けられた略半円球の突起
部33aの径を大きくし、且つ第二の硬質部材47aの
挿通孔43aの外側縁部にもテーパ62を施すことによ
って測定針34aの測定範囲角度θを拡大した構造とな
っている。
【0036】上記構造では突起部33aは半円球の中心
Cを中心に角度θaまで傾くので、略円盤状基盤31a
の主面36aの周縁角部63のZ軸方向の変位量Xが大
きく取れることとなる。
【0037】ところで、前述の実施例における第一の硬
質部材37の略円盤状基盤31の片側主面32の中央に
設けられた略半円球の突起部33とこれに接する第二の
硬質部材47の挿通孔43に設けたテーパ44との関係
は図4の部分拡大図に示すように逆であってもよい。
【0038】即ち、図4の(A)において、第一の硬質
部材37bの略円盤状基盤31bの片側主面32bの中
央に略半円球の突起部に代えて円錐状の突起部33bを
設けるとともに、第二の硬質部材47bの挿通孔43b
の円形凹部側にテーパに代えて断面が円形の面取り44
bを施しても、図4の(B)に示されるように前記実施
例と同様に突起部33bは挿通孔43bの面取り44b
に接しつつ挿通孔の径と測定針の径、及び第一の硬質部
材の略円盤状基盤31bの片側主面32bと第二の硬質
部材の底面42bとの距離tで決まる範囲内で可動する
ことができる構造となる。
【0039】したがって、図4の実施例によっても測定
針34bの変位によって第一の硬質部材37bが傾き、
圧縮コイルバネ49の応力に抗して第三の硬質部材52
bを押す。
【0040】図5は従来のダイヤルゲージ10を第四の
硬質部材60′に係止した実施例であるが、図から明ら
かなように、基本的構造は前記実施例と同様であるので
説明は省略する。
【0041】尚、以上に述べた第一の硬質部材の測定針
の変位量と第四の硬質部材に取り付けられた従来のゲー
ジの測定針の変位量は、初期ゼロ点にある測定針のZ軸
方向の変位では一致し、その他の変位では必ずしも一致
しない。
【0042】しかし、第一の硬質部材の略円盤状基盤の
径や第三の硬質部材の棒状の後端部と従来のゲージの測
定針との接点位置を変えること等により換算することが
できる。
【0043】図6は上記実施例を示すものであって、ア
タッチメントの測定針の変位量とゲージの変位量表示を
一致させる調整機構付きの三次元測定用ゲージアタッチ
メント80の内部構造を示す側面図である。
【0044】図中、従来のダイヤルゲージ20の測定針
5の先端61は、部材62a(右上がり斜線部)の凹部
内角部63に接しており、且つ部材62aの第三の硬質
部材側には、端部に球体64を有するバー65が配設さ
れている。上記バー65の中間部は第三の硬質部材52
の後端部周縁の一点Kと当接するとともに、バー端部P
は部材62b(右下がり斜線部)に備えられた小型コイ
ルバネ67と切り替えレバー68にて軽く付勢固定され
たピン69の先端と当接している。
【0045】したがって、本三次元測定用ゲージアタッ
チメント80による測定時において、前記バー65はバ
ー端部Pを支点、第三の硬質部材52の後端部周縁の一
点Kを力点、球体64の部材62aと当接する点を作用
点とする「てこ」として働く。
【0046】その結果、上記「てこ」の支点Pから作用
点までの距離と力点Kまでの距離の比を第一の硬質部材
37の測定針34先端の変位量と第三の硬質部材52の
変位量の比と等しく取れば部材62aの変位量を測定針
34先端の変位量(=測定寸法)と同じにすることがで
きる。
【0047】なお上記部材62bは位置設定ボルト7
1、位置調整ボルト72にてピン69の先端とバー端部
P接点位置の微調整が可能であり、固定ボルト66で第
四の硬質部材60″に固定されるようになっている。
【0048】さらに、使用者は切り替えレバー68の操
作により、ピン69の先端とバー端部Pとの接点を外す
ことによって、任意に上記調整機構を解除することがで
きるようになっている。解除された場合は部材62aの
第三の硬質部材側周縁部は直接に第三の硬質部材52の
後端部周縁と周接する構成となる。
【0049】尚、本発明の三次元測定用ゲージアタッチ
メントを用いれば、変位の方向性に制限がないのでタッ
チセンサーとしても使用できることは勿論である。
【0050】この場合、第四の硬質部材に係止する従来
のゲージはデジタル表示のゲージが電気的信号として出
力可能なので変位量の数的制御が可能となり最適であろ
う。
【0051】尚、第四の硬質部材に係止するゲージは従
来のゲージをそのまま係止する場合に限らず、本三次元
測定用ゲージアタッチメント専用のゲージ構造を内蔵さ
せてもよい。この場合は本ゲージアタッチメント自体が
三次元測定用ゲージとなることは多言を要しない。
【0052】
【発明の効果】本発明に係わる三次元測定用ゲージアタ
ッチメントは上記のように構成されているため以下に記
載する効果を有する。
【0053】(1)固定されたゲージ本体に対して初期
ゼロ点の測定針と直角な360°全方向及び測定針方向
(垂直方向)の三次元方向の精密測定が可能になるとい
う優れた効果を有する。
【0054】(2)変位量の数的制御が可能なタッチセ
ンサーとして利用できるという優れた効果を有する。
【0055】(3)従来のゲージを係止するだけで測定
方向の汎用性が飛躍的に拡大するので、コスト的に安価
であるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる三次元測定用ゲージアタッチメ
ントの内部構造を示す側面図である。
【図2】(A)は上記三次元測定用ゲージアタッチメン
ト30の先端部分(第一の硬質部材37側)の構造を示
す部分拡大図であり、(B)は同三次元測定用ゲージア
タッチメント30の測定針34の先端に付けた超硬チッ
プ球35に対象物70が当接している測定状態を示す部
分拡大図である。
【図3】第一の硬質部材及び第二の硬質部材の他の形状
の実施例である。
【図4】本発明に係わる三次元測定用ゲージアタッチメ
ントの第一の硬質部材及び第二の硬質部材の内部構造を
示す側面図であり、(A)は非測定時で変位量ゼロの状
態を示し、(B)は測定時の変位した状態を示す。
【図5】従来のダイヤルゲージ10を第四の硬質部材に
係止した他の実施例の内部構造を示す側面図である。
【図6】アタッチメントの測定針の変位量とゲージの変
位量表示を一致させる調整機構付きの三次元測定用ゲー
ジアタッチメントの内部構造を示す側面図である。
【図7】従来のダイヤルゲージの外観を示す斜視図であ
り、(A)は測定針が棒と一体になった最も基本的なタ
イプであり、(B)はてこの原理を利用して測定針の変
位方向が変えられるタイプのダイヤルゲージである。
【符号の説明】
1、5 測定針 2 棒 10、20 ダイヤルゲージ X1、X2、X3 測定方向 30、80 三次元測定用ゲージアタッチメント 31 略円盤状基盤 32、32′ 主面 33 突起部 34 測定針 35 超硬チップ球 37 第一の硬質部材 41 円形凹部 42 底面 43 挿通孔 44 テーパ 45 ネジ溝 47 第二の硬質部材 49 圧縮コイルバネ 51 円盤状の先端部 52 第三の硬質部材 53 棒状の後端部 55 ネジ山 60、60′、60″ 第四の硬質部材 61 測定針5の先端 62a、62b 部材 63 凹部内角部 64 球体 65 バー 66 固定ボルト 67 小型コイルバネ 68 切り替えレバー 69 ピン 70 対象物 71 位置固定ボルト 72 位置調整ボルト P バー端部(支点) K 第三の硬質部材52の後端部周縁の一点(力
点) S 移動距離 t 隙間 θa 角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円盤状基盤の片側主面の中央に略半円
    球の突起部が設けられるとともに該突起部の頂上部から
    前記基盤に対して垂直に測定針が設けられた第一の硬質
    部材と、前記第一の硬質部材の略円盤状基盤が緩挿可能
    な円形凹部と、底面の中央に前記測定針が挿通可能であ
    るとともに前記略半円球の突起部の径よりも小径の挿通
    孔が配設され、さらに該挿通孔の円形凹部側にテーパが
    設けられた外部と係止機構を有する第二の硬質部材と、
    バネで付勢されつつ前記第一の硬質部材の略円盤状基盤
    と接着する略同径の円盤状の先端部を有する棒状の第三
    の硬質部材と、従来のゲージまたは専用のゲージ装置を
    ゼロ点調整可能なように係止する係止機構を有するとと
    もに前記従来のゲージまたは専用のゲージ装置の測定針
    に前記第三の硬質部材の棒状の後端部が当接するように
    第三の硬質部材と第一の硬質部材を第二の硬質部材とと
    もに収納する係止機構を有する第四の硬質部材と、から
    成ることを特徴とする三次元測定用ゲージアタッチメン
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の三次元測定用ゲージアタ
    ッチメントにおいて、第一の硬質部材の略円盤状基盤の
    片側主面の中央に配した略半円球の突起部に代えて円錐
    状の突起部が設けられるとともに、前記第二の硬質部材
    の挿通孔の円形凹部側にテーパに代えて断面が円形の面
    取りが設けられたことを特徴とする三次元測定用ゲージ
    アタッチメント。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011056736A1 (de) * 2011-12-21 2013-06-27 Tschorn Gmbh Kompaktes 3D-Tastmessgerät

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