JPH0743060Y2 - 穀類均等分配器 - Google Patents

穀類均等分配器

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JPH0743060Y2
JPH0743060Y2 JP1988007440U JP744088U JPH0743060Y2 JP H0743060 Y2 JPH0743060 Y2 JP H0743060Y2 JP 1988007440 U JP1988007440 U JP 1988007440U JP 744088 U JP744088 U JP 744088U JP H0743060 Y2 JPH0743060 Y2 JP H0743060Y2
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JP
Japan
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grain
equalizer
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grains
side wall
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JP1988007440U
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JPH01111631U (ja
Inventor
正行 鶴見
敏雄 増渕
Original Assignee
株式会社タイガーカワシマ
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は上方から流下する穀類を受け、二方向に均等に
分配して放出する穀類均等分配器に関する。
「従来の技術」 従来の穀類均等分配器(以下、均分器と略称する)とし
ては、例えば実公昭60-20467号、実公昭60-31825号、実
公昭61-11147号各公報において開示されたものがある。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来の均分器において共通し
ているのは、何れも可動部分を有していることであり、
中には積極的に電動機による駆動機構を有するものなど
があり、構造が複雑で高価になるという問題点があっ
た。
また、可動部分の調節を要して、使用上手間が掛かると
いう問題点もあった。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、可動部分を有せず、調節乃至は調整を要する部
分が無く、構造が極めて簡単で安価であり、しかも均分
性能の良い穀類均等分配器を提供することを目的として
いる。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、 穀類を供給する供給口の下方に設けられ、穀類を受けて
二方向に均等に分配する穀類均等分配器であって、 外穀体内に、細かく隔てられ、鉛直方向に並列して配列
された多数の側壁板と、各側壁板間に傾斜して設けら
れ、穀類を二方向に分流させる底板とから成り、 相隣接する底板を交互に反対方向に傾斜させてなる均等
分配器本体と、該本体の上部全面の上方側左右に、中央
部に間隔をあけて設置した拡散体よりなる穀類均等分配
器に存する。
「作用」 上方から落下する穀類は、金網等にて形成された拡散体
にて不規則に拡散させられた後に、細かく分別して並列
に並んだ側壁の間に夫々入っていく。
しかるに、各側壁の間に傾斜して設けられている底板
は、交互に反対方向に傾斜しているから、穀類は夫々二
方向に別れて流下し放出される。
前記均分器の各側壁は細かく隔てられているから、均分
器の中心から偏った位置に落下する穀類に注目すると、
一部はある側壁間に落下して一方の底板を流下するが、
すぐ隣接する他の側壁間に落下した一部の穀類は反対方
向の傾斜をなす底板上を流下して、反対の方向に出てい
く。このようにして全体の穀類は二方向に均等に分割さ
れて放出される。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示している。
穀類均等分配器(以下均分器と略称する)10は外穀体11
の内部に収納され、小間隔を置いて鉛直方向に並列して
多数配列された側壁板21と、これら各側壁板21の間に傾
斜して設けられた底板22とからなる均分器本体20と、外
穀体11上面に設けられた穀類供給口12と、外穀体11側方
下部に二方向に分岐して配設された送出路11a,11bとか
ら成っている。
しかして前記各底板22は互いに隣接するもの同志反対方
向に傾斜して設けられている。
すなわち、側壁板21と底板22とは第1図に示すように、
一方に出口23a,23b,23c…などを一つとびに構成し、反
対方向に他の出口群24a,24b…を一つとびに構成してい
る。
側壁板21の間隔は対象となる穀類の種類により、また単
位時間当りの穀類供給量によって異るが、あまり間隔が
広すぎると均分器としての性能が劣り、狭きに過ぎると
外穀体11の内部に穀類が淀む傾向がある。
一方の底板22の傾斜角度は、小さすぎると穀類の送出が
遅くなり、また余り急傾斜では穀類供給口12に対する開
口が小さくなり、何れも穀類の分割送出が遅くなり、外
穀体11内での穀類の淀みの原因となりやすい。一実験例
によれば、前記側壁板21の間隔として、玄米の場合では
20〜40mm、底板22の上向きの交叉角度は約100度におい
て好結果を得ている。
また、均分器本体20の上部全面の上方側左右に、中央部
の間隔をあけて金網25を設置してある。このようにする
ことによって、玄米を不規則に拡散させて均分器10に送
ることになり、均分器10による分配機能が一層高まる効
果を有する。また中央部に間隔をあけることによって、
多量の玄米が投入された場合にも玄米がよどむことがな
い効果を有する。
本穀類均等分配器10を横型穀類選別器30に適用した一実
施例を第3図に示す。
該横型穀類選別器30は、前段の籾摺器から玄穀を受けて
穀類の等級選別を行なうもので、前傾して並列に置かれ
た左右の外穀体31a,31b内に夫々選別網体を収納してお
り、駆動装置33a,33bによって回転駆動されながら小穀
粒を一番口34、二番口35、三番口36から順次排出しなが
ら精穀を精穀放出口37から放出する。
均分器10は前記横型穀類選別器30の左右の穀類受けホッ
パ32a,32bに跨いで設けられており、均分器10によって
均等に二分割された穀類は送出路11a,11bから各穀類ホ
ッパ32a,32bに送出される。
次に作用を説明する。
穀類供給口12に穀類が供給されると、金網25によって先
ず広げられ、下方に落下していく。穀類は側壁板21の両
側に細かく分かれて落下するが、一側壁板の両側は夫々
反対方向に傾斜している底板22によって構成されている
から、穀類は夫々反対方向に導かれ、一方の出口23a,23
b…と、他の出口24a,24b…から放出され、外穀体11の送
出路11a,11bから外部に放出される。
次に第4図に示す実験装置を用いて実施された分配試験
の一例を示す。
穀類供給タンク41に供試穀類として玄米を貯留させ、均
分器10の下方に左右の玄米受け43a,43bを配置し、タン
ク41の排出口をシャッタ42にて閉じておく。
シャッタ42を矢印S方向に引き、一定時間後の玄米受け
43a,43b内の玄米を計量する。
第7図にはタンク41の排出口の中心位置が示されてい
る。
用いられた均分器本体20と金網25の諸元を夫々第5図お
よび第6図に示す。また試験の一結果を第1表に示す。
「考案の効果」 本考案に掛かる穀類均等分配器によれば、先づ拡散体に
て拡散し、次いで外穀体内に細かく隔てられた多数の側
壁板の間に傾斜した底板が設けられ、しかも隣接する各
底板が交互に反対方向とした均等分配器にて分配するよ
うとしたから、可動部分が無く簡単な構造で落下する穀
類を均等に分配することが出来る。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示しており、第1図は穀類均
等分配器の斜視図、第2図は第1図におけるA矢視図、
第3図は穀類均等分配器を適用した横型穀類選別器、第
4図〜第7図は分配試験の一例を示しており、第4図は
試験装置、第5図は供試均分器本体の諸元を記した斜視
図、第6図は金網の諸元を示した斜視図、第7図は均分
器に対する穀類の供給位置を示す説明図である。 10……穀類均等分配器、11……外穀体 12……穀類供給口 20……穀類均等分配器本体 21……側壁板、22……底板 25……拡散体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀類を供給する供給口の下方に設けられ、
    穀類を受けて二方向に均等に分配する穀類均等分配器で
    あって、外穀体内に、細かく隔てられ、鉛直方向に並列
    して配列された多数の側壁板と、各側壁板間に傾斜して
    設けられ、穀類を二方向に分流させる底板とから成り、
    相隣接する底板を交互に反対方向に傾斜させてなる均等
    分配器本体と、該本体の上部全面の上方側左右に、中央
    部に間隔をあけて設置した拡散体よりなる穀類均等分配
    器。
JP1988007440U 1988-01-23 1988-01-23 穀類均等分配器 Expired - Lifetime JPH0743060Y2 (ja)

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JPH01111631U JPH01111631U (ja) 1989-07-27
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