JPH0742905Y2 - ボンベ運搬機 - Google Patents

ボンベ運搬機

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JPH0742905Y2
JPH0742905Y2 JP1993018170U JP1817093U JPH0742905Y2 JP H0742905 Y2 JPH0742905 Y2 JP H0742905Y2 JP 1993018170 U JP1993018170 U JP 1993018170U JP 1817093 U JP1817093 U JP 1817093U JP H0742905 Y2 JPH0742905 Y2 JP H0742905Y2
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JP
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support frame
sensor
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carrier support
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耕一 長田
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工業技術院長
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一般家庭等に配備した
プロパンガスボンベ等を取り替える際に使用されるボン
ベ運搬機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プロパンガスボンベを取り替える
際には、貨物トラックにプロパンガスボンベと、プロパ
ンガスボンベ運搬用の手押し車を搭載して現地へ赴き、
到着後トラックから手押し車にプロパンガスボンベを積
み替えて配備場所へ運搬するのが普通である。
【0003】しかしながら、この従来の手押し車による
運搬では、プロパンガスボンベを積み卸す作業が面倒で
ある。また、運搬の途中に段差部や階段がある場合に
は、手押し車による運搬は不可能であり、プロパンガス
ボンベを一旦手押し車から卸ろし、自力で担いだり転が
したりして段差部や階段を通過した後、手押し車に再度
積み直す等、作業員の労力負担が大きい。
【0004】また、段差部や階段等で機体が接地面に対
して過度に傾斜したとき、あるいはボンベが機体に対し
て所定の前後位置や角度位置に設定されていないときに
は、ボンベ運搬機が転倒する危険がある。また、人体や
他物体に触れた後も駆動モータの運転が続行されるとき
には、ボンベ運搬機が人体を押し倒したり他物体を損傷
する危険がある。作業員が操作ハンドルから手を離した
後も駆動モータの運転が続行されるときには、ボンベ運
搬機が暴走する危険がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】したがって本考案の目
的は、危険状態を的確に検出して駆動モータの運転を停
止する保安システムを備えており、段差部や階段等でも
安定かつ安全に走行でき、積み卸し作業が合理的に円滑
かつ簡単に行なえるボンベ運搬機を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案のボンベ運搬機は、機体35の左右にモータ
を駆動源として変速駆動可能にした無軌道式走行装置2
2を装備し、この機体35のキャリア9にボンベ1を
搭載して運搬するボンベ運搬機において、機体35に水
平方向に設けた左右2本のレール12と、操作ハンドル
6を装備し、レール12に沿ってスライドするキャリア
支持枠11と、このキャリア支持枠11に回転軸10に
より回転可能に取り付けられたキャリア9と、上記キャ
リア支持枠11に装備され、上記レール12の長さ方向
に間隔をいて設けた複数の受孔12a〜12cに抜差
しされ、キャリア支持枠11をレール12に固定するス
トッパー13と、上記キャリア9に取り付けたラッチ金
具23と、上記キャリア支持枠11に取り付けられ、上
記キャリア9が所定位にあるとき、上記ラッチ金具2
3と係合してキャリア9を当該位置に錠止する受け金具
25,37と、上記キャリア9のバンパー27が他物体
に当接したことを検出するセフティバンパーセンサー3
8と、上記機体35の傾斜角度を検出する傾斜センサー
42と、上記キャリア支持枠11が所定位置にスライド
しているかどうかを検出するスライド位置検出センサー
39と、上記キャリア9が所定位置に錠止されているか
どうかを検出するラッチセンサー43と、作業員がボン
ベ運搬機から離れたことを検出する暴走防止センサー4
4と、上記セフティバンパーセンサー38により他物体
との接触が検出され、上記傾斜センサー42により機体
35が一定角度以上傾斜したことが検出され、上記ラッ
チセンサー43によりキャリア9が錠止されていないこ
とが検出され、或いは上記暴走防止センサー44が作業
員から脱離したことが検出されたときに、警報器40に
動作信号を出力すると共に、上記無軌道式走行装置22
の駆動を停止させる制御器41とを有することを特徴と
する。
【0007】
【作用】平地走行時には、キャリア支持枠11のストッ
パー13はレール12の中間部の受孔12bに差し込ま
れており、運搬機全体の重心はゴムクローラ型の無軌道
式走行装置22の接地面内にあり、安定走行が可能とな
る。このとき、キャリア9はラッチ金具23と受け金具
25によってキャリア支持枠11に拘束されている。
ンベ積み卸し時には、ストッパー13は回転軸10に近
接した側すなわち前方側の受孔12cに差し込まれ、キ
ャリア支持枠11は運搬機の前面側に所定距離だけ突き
出た状態でレール12に固定されている。回転ハンドル
7を引き上げ操作し、キャリア9を垂直状態まで起立回
転した状態でキャリア9にボンベ1を積み込む。回転ハ
ンドル7を引き下げ操作すると、ラッチ金具23と受け
金具25の係合によって、キャリア9はキャリア支持枠
11に拘束される。 階段走行時には、ストッパー13は
後方の側の受孔12aに差し込まれており、キャリア支
持枠11は後方に移動した状態でレール12に固定され
ている。運搬機全体の重心の位置は無軌道式走行装置2
2の接地面内にあり、急勾配の場所でも安定した走行が
可能となる。 また、セフティバンパーセンサー38によ
り他物体との接触が検出されたとき、上記傾斜センサー
42により機体35が一定角度以上傾斜したことが検出
されたとき、上記ラッチセンサー43によりキャリア9
が錠止されていないことが検出されたとき、或いは上記
暴走防止センサー44が作業員から脱離したことが検出
されたときに、制御器41は、警報器40に動作信号を
出力すると共に、上記無軌道式走行装置22の駆動を停
止させる
【0008】
【実施例】 以下、本考案のボンベ運搬機を添付図面を用
いて説明すると、本考案のボンベ運搬機では、機体35
にバッテリー21を電源とする直流モータ16を搭載す
る。トランスミッション19を機体35に取り付け、シ
フトレバー14でシフト操作して三段変速し、旋回時に
サイドクラッチレバー4でクラッチ操作する。無軌道式
走行装置22を機体35の左右に取り付け、トランスミ
ッション19を介して直流モータ16で駆動する。機体
35に左右2本のレール12を水平方向に固定する。平
地走行時、段差部や階段走行時、またはボンベ積み卸し
時に、それぞれの所定距離だけレール12に沿ってスラ
イドするキャリア支持枠11を機体35の上面側に配置
する。ボンベ1が搭載されるキャリア9を回転軸10に
よってキャリア支持枠11に連結する。平地走行時、段
差部や階段走行時、またはボンベ積み卸し時にキャリア
支持枠11を所定位置にてレール12に固定するストッ
パー13をキャリア支持枠11に設ける。ストッパー1
3をレール12の長さ方向に所定間隔で設けた受孔12
a,12b,12cに抜差しする。キャリア支持枠11
の横軸26と回転軸10の各端部に取り付けたローラ3
6を左右のレール12に載置する。
【0009】キャリア9にフック金具23を取り付ける
一方、キャリア支持枠11に受け金具25を取り付け
る。キャリア9が所定の倒伏位置や傾斜位置にあると
き、ラッチ金具23を受け金具25,37に係合させ
て、キャリア9をキャリア支持枠11に結合する。ボン
ベ積み卸し時にキャリヤ9を回転軸10を中心に起立回
転させる回転ハンドル7をキャリア9に設ける。
【0010】操作ハンドル6をキャリア支持枠11に取
り付け、キャリア9とキャリア支持枠11をレール12
に沿って一体にスライドさせる。また、操作ハンドル6
には主クラッチ・ブレーキレバー5とサイドクラッチレ
バー4とストッパー操作レバー2を装備する。
【0011】このボンベ運搬機は、キャリア9のバンバ
ー27が人体や建物、塀、植栽物などの他物体に当接し
たことを検出するセフティバンパーセンサー38と、接
地面に対する機体35の傾斜角度を検出する傾斜センサ
ー42と、キャリア支持枠11が所定位置にスライドし
ているかどうかを検出するスライド位置検出センサー3
9と、キャリア9が所定位置に錠止されているかどうか
を検出するラッチセンサー43と、運動者がボンベ運搬
機から離れたことを検出する暴走防止センサー44を備
ている。
【0012】次に、上記ボンベ運搬機の段差部や階段等
での走行及びこのボンベ運搬機を用いた積み卸しについ
て説明する。このボンベ運搬機では、ゴムクローラ等の
無軌道式走行装置22によって段差部や階段走行と平地
走行が行なわれる。直流モータ16の回転出力は、主ク
ラッチ・ブレーキレバー5の操作によってトランスミッ
ション19により3段変速されて、無軌道式走行装置2
2に伝達され、走行箇所に応じた速度調整が行なわれ
る。段差部や階段の走行時においては、低速運転され安
定かつ安全な乗り越えと昇降が行なわれる。
【0013】運搬経路中にコーナ部や曲線部があるとき
には、左右一側のサイドクラッチレバー4を操作して当
該側の無軌道式走行装置22のクラッチを切ることによ
って、機体35を所要方向に旋回させる。また、貨物ト
ラックやボンベ設置箇所における機体35の向きの転換
も同様になされる。
【0014】ボンベ設置箇所では、ボンベ1は通常立て
て保管されている。回転ハンドル7を引き上げることに
より、ラッチ金具23と受け金具25の係合が解除され
るので、キャリア9は回転軸10を中心に垂直状態まで
起立回転する。そのため、ボンベ1を立てたままの状態
でキャリア9に容易に搭載できる。
【0015】キャリア支持枠11はレール12上を水平
方向にスライドさせられる。平地走行時、段差部や階段
走行時、ボンベの積み卸し時のそれぞれの目的に応じた
所定位置において、キャリア支持枠11はストッパー1
3によってレール12に固定される。これによって全体
の重心が移動して走行安定性が良くなる。
【0016】以下、具体的に、ボンベ運搬機における、
平地走行や階段走行時等での動作やボンベの積み卸し作
業時での動作、各センサーの動作について説明する。
1に示した平地走行時には、キャリア支持枠11のスト
ッパー13はレール12の中間部の受孔12bに差し込
まれており、運搬機全体の重心はゴムクローラ型の無軌
道式走行装置22の接地面内にあり、安定走行が可能と
なる。このとき、キャリア9はラッチ金具23と受け金
具25によってキャリア支持枠11に拘束されている。
ラッチ金具23は回転ハンドル7に連結されている。ラ
ッチ金具23と受け金具25の係合保持用バネ24は捻
りバネで構成されている。直流モータ16の回転力をV
ベルト17でトランスミッション19に入力し、トラン
スミッション19の出力軸に取り付けたスプロケット2
0により無軌道式走行装置22を駆動させると運搬機は
図1の矢印方向に走行する。
【0017】図3に示したボンベ積み卸し時には、スト
ッパー13は回転軸10に近接した側すなわち前方側の
受孔12cに差し込まれ、キャリア支持枠11は運搬機
の前面側に所定距離だけ突き出た状態でレール12に固
定されている。回転ハンドル7を引き上げ操作すると、
ラッチ金具23が受け金具25より離脱し、キャリア9
は垂直状態まで起立回転する。この状態でキャリア9に
ボンベ1を積み込み、バンド8でキャリア9に固定す
る。回転ハンドル7を引き下げ操作すると、ラッチ金具
23と受け金具25の係合によって、キャリア9はキャ
リア支持枠11に再び拘束される。
【0018】図4に示した階段走行時には、ストッパー
13は後方の側の受孔12aに差し込まれており、キャ
リア支持枠11は後方に移動した状態でレール12に固
定されている。運搬機全体の重心の位置は無軌道式走行
装置22の接地内にあり、急勾配の場所でも安定した
走行が可能となる。また、トランスミッション19のシ
フトレバー14をシフトして超低速走行させることによ
って高効率回転が得られ、安定かつ安全な昇降ができ
る。通常、段差部や階段の上りには後進(図4の矢印の
方向)を使用するが、重心の位置を変えることができる
ので、前進後進を選ばず昇降できる。
【0019】図5に示したようにストッパー13はバネ
復帰型に構成され、ストッパー13の基端部32に一端
を固着したワイヤー28は、操作ハンドル6に取り付け
たストッパー操作レバー2に接続されている。ストッパ
ー操作レバー2を握ってワイヤー28を牽引すると、ス
トッパー13の先端部がレール12側の受孔12a,1
2b,12cから抜き取られる。ストッパー操作レバー
2から手を離すと、圧縮コイルバネ33の弾性力によっ
てストッパー13が復帰摺動し、受孔12a,12b,
12cに差し込まれる。
【0020】セフティバンパーセンサー38は、所定圧
力に押動して接点が開閉される圧力スイッチで構成され
ており、バンパー27に取り付けられている。セフティ
バンパーセンサー38によって人体や他物体の存在が検
出されたときには、直流モータ16の駆動が停止される
か、無軌道式走行装置22への動力伝達が遮断される。
図3に示したようにボンベ1を積み卸すためにキャリア
9を地面に垂直に立てた時には、バンパー27が接地
るため、セフティバンパーセンサー38が作動して、直
流モータ16の駆動が中止されるか、無軌道式走行装置
22への動力伝達が遮断される。
【0021】スライド位置検出センサー39はマイクロ
スイッチで構成されており、レール12内に設けられ、
受孔12a,12b,12cの真下に配置されている。
ストッパー13がいずれかの受孔12a,12b,12
cに差し込まれたとき、ストッパー13の先端部で押圧
操作で操作され、機体35に対してキャリア支持枠11
がどのスライド位置にあるかを検出する。スライド位置
検出センサー39としては、キャリア支持枠11の位置
を機械的または電磁気的あるいは光学的に検出するよう
にした他の構造の接触形または非接触形のスイッチ手段
で構成することもできる。
【0022】傾斜センサー42は、傾斜に応じた液面レ
ベルの変化を静電容量の変化として検出し、電気信号に
変換するX・Y2方向検出形傾斜センサーによって構成
されており、機体35の前後部や中間部等の適所に設置
される。前進時は傾斜角度20度で警報を発生し、後進
時は傾斜角度20度で警報を発生し、また左右の傾斜角
度20度で警報を発生するように設定され、直流モータ
16の駆動が停止されるか、無軌道式走行装置22への
動力伝達が遮断される。
【0023】ラッチセンサー43は、マイクロスイッチ
や磁気形近接スイッチ等で構成され、キャリア9がキャ
リア支持枠11に対して傾斜角度5度の格納位置にある
か、傾斜角度20度の定置走行位置または階段昇降位置
にあるかを検知する。キャリア9が20度傾斜位置にあ
るときには、ラッチ金具23は一方の受け金具25に係
合し、キャリア9が格納位置にあるときには、ラッチ金
具23は別の受け金具37に係合する。ラッチセンサー
43は、回転操作ハンドル7やラッチ金具23もしくは
キャリア9の位置を機械的または電磁気的あるいは光学
的に検出して検出信号を制御器41に送る。このラッチ
金具23と受け金具25,37の構造は図示のものに限
定されない。ラッチセンサー43から検出信号が送られ
て来ない時には、キャリア9が所定の角度位置に錠止さ
れていないことを意味するので、警報が発生して、直流
モータ16の駆動が停止されるか、無軌道式走行装置2
2への動力伝達が遮断される。
【0024】暴走防止センサー44は作業員の胸ポケッ
ト等に装着することによって使用され、暴走防止センサ
ー44が作業員から脱離したとき、内蔵のスイッチ接点
が開閉される。これによって警報が発生して、直流モー
タ16の駆動が停止されるか、無軌道式走行装置22へ
の動力伝達が遮断される。
【0025】
【考案の効果】以上のように本考案のボンベ運搬機で
は、ストッパー13をレール12の受孔12a,12
b,12cに抜差してキャリア支持枠11を前後方向に
スライドさせることによって、平地走行や階段走行など
の目的に応じてボンベ運搬機全体の重心移動を行なうこ
とができるので、安全かつ安定した走行が可能となる。
【0026】ボンベ1を搭載するキャリア9は回転軸1
0によってキャリア支持枠11に連結されており、ボン
ベの積み卸し時には、フック金具23と受け金具25の
係合を解除して回転ハンドル7でキャリア9を垂直状態
に起立回転させることができるので、ボンベ1を立てた
ままの状態で作業することができ、ボンベの積み卸し作
業が合理化される。
【0027】更にまた本考案のボンベ運搬機では、前記
各機能を有するセフティバンパーセンサー38、傾斜セ
ンサー42、ラッチセンサー43および暴走防止センサ
ー44による保安システムを備えており、各センサーか
らの検出信号に基づき制御41が、警報器40に駆動
信号を出力すると共に、無軌道式走行装置22の駆動を
停止させるので、転倒や衝突、暴走等の危険性なく安全
に運転することができ、また、ボンベの積み降ろし作業
等を安全に行うことができる。 しかも、スライド位置検
出センサー39によりキャリア支持枠11のスライド位
置が検出されるので、平地走行や階段走行、或いはボン
ベの積み卸し作業の際の安全確認ができる。
【0028】
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るボンベ運搬機の平地走
行時における正面図である。
【図2】該ボンベ運搬機の平地走行時における右側面図
である。
【図3】該ボンベ運搬機のボンベ積み卸し時の正面図で
ある。
【図4】該ボンベ運搬機の階段走行時の正面図である。
【図5】該ボンベ運搬機のストッパー部分の拡大断面図
である。
【図6】該ボンベ運搬機のレールの縦断面図である。
【図7】該ボンベ運搬機に組み込んだ保安システムの流
れ図である。
【符号の説明】
1 ボンベ 2 ストッパー操作レバー 3 直流モータの開閉用キースイッチ 4 サイドクラッチレバー 5 主クラッチ・ブレーキレバー 6 操作ハンドル 7 回転ハンドル 8 ボンベ締付用バンド 9 キャリア 10 回転軸 11 キャリア支持枠 12 レール 12a 段差部や階段走行時のストッパー用受孔 12b 平地走行時のストッパー用受孔 12c ボンベの積み卸し時のストッパー用受孔 13 ストッパー 14 シフトレバー 15 直流モータのベルト車 16 直流モータ 17 Vベルト 18 トランスミッションの入力用ベルト車 19 トランスミッション 20 スプロケット 21 バッテリー 22 ゴムクローラ型の無軌道式走行装置 23 ラッチ金具 24 係合維持用バネ 25 受け金具 26 横軸 27 キャリアのバンパー 28 ワイヤー 29 ワイヤーの案内チューブ 30 ストッパーの案内ケース 31 案内ケースの蓋 32 ストッパーの基端部 33 復帰用圧縮コイルバネ 34 位置決め用Eリング 35 機体 36 ローラ 37 受け金具 38 セフティバンパーセンサー 39 スライド位置検出センサー 40 音声警報器 41 制御器 42 傾斜センサー 43 ラッチセンサー 44 暴走防止センサー 45 作業員 46 モータの制御部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体35の左右にモータを駆動源として
    変速駆動可能にした無軌道式走行装置22を装備し、こ
    の機体35のキャリア9にボンベ1を搭載して運搬す
    るボンベ運搬機において、 機体35に水平方向に設けた左右2本のレール12と、操作ハンドル6を装備し、 レール12に沿ってスライド
    するキャリア支持枠11と、このキャリア支持枠11に回転軸10により回転可能に
    取り付けられたキャリア9と、 上記 キャリア支持枠11に装備され、上記レール12の
    長さ方向に間を置いて設けた複数の受孔12a〜12
    に抜差しされ、キャリア支持枠11をレール12に固
    定するストッパー13と、上記 キャリア9に取り付けたラッチ金具23と、上記 キャリア支持枠11に取り付けられ、上記キャリア
    9が所定位置にあるとき、上記ラッチ金具23と係合し
    てキャリア9を当該位置に錠止する受け金具25,37
    と、上記 キャリア9のバンパー27が他物体に当接したこと
    を検出するセフティバンパーセンサー38と、上記 機体35の傾斜角度を検出する傾斜センサー42
    と、上記 キャリア支持枠11が所定位置にスライドしている
    かどうかを検出するスライド位置検出センサー39と、上記 キャリア9が所定位置に錠止されているかどうかを
    検出するラッチセンサー43と、 作業員がボンベ運搬機から離れたことを検出する暴走防
    止センサー44と、上記セフティバンパーセンサー38により他物体との接
    触が検出され、上記傾斜センサー42により機体35が
    一定角度以上傾斜したことが検出され、上記ラッチセン
    サー43によりキャリア9が錠止されていないことが検
    出され、或いは上記暴走防止センサー44が作業員から
    脱離したことが検出されたときに、警報器40に動作信
    号を出力すると共に、上記無軌道式走行装置22の駆動
    を停止さ せる制御器41と、 を有することを特徴とする ボンベ運搬機。
JP1993018170U 1993-03-19 1993-03-19 ボンベ運搬機 Expired - Lifetime JPH0742905Y2 (ja)

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JPH0671362U JPH0671362U (ja) 1994-10-07
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