JPH0742897Y2 - 液圧倍力システム - Google Patents
液圧倍力システムInfo
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- JPH0742897Y2 JPH0742897Y2 JP6574290U JP6574290U JPH0742897Y2 JP H0742897 Y2 JPH0742897 Y2 JP H0742897Y2 JP 6574290 U JP6574290 U JP 6574290U JP 6574290 U JP6574290 U JP 6574290U JP H0742897 Y2 JPH0742897 Y2 JP H0742897Y2
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 22
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 14
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
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- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液圧発生手段からの加圧された作動液によ
り、例えばブレーキ倍力装置等の液圧倍力装置が入力を
所定の大きさに倍力させて出力するようになっている液
圧倍力システムに関するものである。
り、例えばブレーキ倍力装置等の液圧倍力装置が入力を
所定の大きさに倍力させて出力するようになっている液
圧倍力システムに関するものである。
(従来の技術) 液圧倍力システムは、例えば自動車の制動装置における
ブレーキ倍力システムや動力伝達装置におけるクラッチ
倍力システム等の種々の装置に用いられており、小さな
操作力で装置の大きな作動力を得ることができる。
ブレーキ倍力システムや動力伝達装置におけるクラッチ
倍力システム等の種々の装置に用いられており、小さな
操作力で装置の大きな作動力を得ることができる。
従来のこのような液圧倍力システムにおいては、液圧を
利用しているので、液圧を発生させるための液圧発生手
段が配設されており、この液圧発生手段として通常はピ
ストンポンプからなるポンプが用いられている。
利用しているので、液圧を発生させるための液圧発生手
段が配設されており、この液圧発生手段として通常はピ
ストンポンプからなるポンプが用いられている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このようなピストンポンプを用いた場合
には、ピストンの往復動によって液圧回路内に脈動が発
生し、この脈動は液圧回路を介して液圧倍力装置に伝達
される。このため、ポンプ脈動による騒音が液圧倍力装
置を介して車室内に発生してしまう。また、このポンプ
脈動により液圧倍力装置が安定して作動することができ
なくなる。
には、ピストンの往復動によって液圧回路内に脈動が発
生し、この脈動は液圧回路を介して液圧倍力装置に伝達
される。このため、ポンプ脈動による騒音が液圧倍力装
置を介して車室内に発生してしまう。また、このポンプ
脈動により液圧倍力装置が安定して作動することができ
なくなる。
そこで、この脈動を吸収するためのアキュムレータを作
動液の供給通路に設けることが考えられる。このような
アキュムレータによれば、ポンプ脈動をある程度吸収す
ることができるようになる。しかし、この脈動吸収用ア
キュムレータだけでは脈動を効率よくかつ十分に吸収す
ることができない場合がある。そのような場合でも、脈
動をできるだけ吸収することができるようにすることが
望ましい。このような要求に応えるために、種々研究を
重ねた結果、アキュムレータの前後に長い可撓性のホー
スを配設すれば、アキュムレータだけでは吸収できない
ような場合でも脈動を効率よく吸収することができるこ
とがわかった。その場合、可撓性のホースによる脈動吸
収効果を確実に発揮させるためには、ホースの長さを十
分に長くすることが必要である。
動液の供給通路に設けることが考えられる。このような
アキュムレータによれば、ポンプ脈動をある程度吸収す
ることができるようになる。しかし、この脈動吸収用ア
キュムレータだけでは脈動を効率よくかつ十分に吸収す
ることができない場合がある。そのような場合でも、脈
動をできるだけ吸収することができるようにすることが
望ましい。このような要求に応えるために、種々研究を
重ねた結果、アキュムレータの前後に長い可撓性のホー
スを配設すれば、アキュムレータだけでは吸収できない
ような場合でも脈動を効率よく吸収することができるこ
とがわかった。その場合、可撓性のホースによる脈動吸
収効果を確実に発揮させるためには、ホースの長さを十
分に長くすることが必要である。
ところで、ブレーキ液圧倍力装置やクラッチ液圧倍力装
置等のような液圧倍力装置においては、その配設する場
所の関係からできるだけコンパクトに形成することが設
計上求められている。したがって、上述のような可撓性
ホースの長さも、レイアウト上所定の長さに収めなけれ
ばならないという制約を受ける。
置等のような液圧倍力装置においては、その配設する場
所の関係からできるだけコンパクトに形成することが設
計上求められている。したがって、上述のような可撓性
ホースの長さも、レイアウト上所定の長さに収めなけれ
ばならないという制約を受ける。
このように、一方では脈動吸収効果をあげるためにホー
スの長さをできるだけ長くすることが求められ、他方で
はレイアウトの制約上ホースの長さを短くすることが求
められるという相反する要求に応えなければならない。
スの長さをできるだけ長くすることが求められ、他方で
はレイアウトの制約上ホースの長さを短くすることが求
められるという相反する要求に応えなければならない。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、ポンプによって発生した脈動をより一
層効果的に吸収することができるとともに、コンパクト
に形成することができる液圧倍力システムを提供するこ
とである。
て、その目的は、ポンプによって発生した脈動をより一
層効果的に吸収することができるとともに、コンパクト
に形成することができる液圧倍力システムを提供するこ
とである。
(課題を解決するための手段) 前述の課題を解決するために、本考案は、作動時液圧発
生手段から供給通路を介して液圧倍力装置に加圧された
作動液が供給されることにより、前記液圧倍力装置が入
力を所定の大きさに倍力させて出力するようになってい
る液圧倍力システムにおいて、前記供給通路に脈動吸収
用アキュムレータが配設されているとともに、このアキ
ュムレータと前記液圧発生手段との間の前記供給通路の
部分の少なくとも一部及び前記アキュムレータと前記液
圧倍力装置との間の前記供給通路の部分の少なくとも一
部が可撓性ホースによって形成されているとともに、前
記液圧倍力装置側の前記可撓性ホースの長さが、前記液
圧発生手段側の前記可撓性ホースの長さよりも長く設定
され、更に前記液圧発生手段側の可撓性ホースの前記ア
キュムレータ側の部分にまたは前記液圧発生手段側の可
撓性ホースと前記アキュムレータとの間の前記供給通路
の部分に、オリフィスが配設されていることを特徴とし
ている。
生手段から供給通路を介して液圧倍力装置に加圧された
作動液が供給されることにより、前記液圧倍力装置が入
力を所定の大きさに倍力させて出力するようになってい
る液圧倍力システムにおいて、前記供給通路に脈動吸収
用アキュムレータが配設されているとともに、このアキ
ュムレータと前記液圧発生手段との間の前記供給通路の
部分の少なくとも一部及び前記アキュムレータと前記液
圧倍力装置との間の前記供給通路の部分の少なくとも一
部が可撓性ホースによって形成されているとともに、前
記液圧倍力装置側の前記可撓性ホースの長さが、前記液
圧発生手段側の前記可撓性ホースの長さよりも長く設定
され、更に前記液圧発生手段側の可撓性ホースの前記ア
キュムレータ側の部分にまたは前記液圧発生手段側の可
撓性ホースと前記アキュムレータとの間の前記供給通路
の部分に、オリフィスが配設されていることを特徴とし
ている。
(作用) このような構成をした本考案に係る液圧倍力システムに
おいては、ポンプによって発生した脈動は、まず液圧発
生手段側の可撓性ホースとオリフィスとによって吸収さ
れる。その場合、液圧発生手段側の可撓性ホースが比較
的短く形成されているため、この可撓性ホースによる脈
動吸収は小さいが、オリフィスによる脈動吸収は大き
い。
おいては、ポンプによって発生した脈動は、まず液圧発
生手段側の可撓性ホースとオリフィスとによって吸収さ
れる。その場合、液圧発生手段側の可撓性ホースが比較
的短く形成されているため、この可撓性ホースによる脈
動吸収は小さいが、オリフィスによる脈動吸収は大き
い。
次いで、脈動は脈動吸収用アキュムレータにより吸収さ
れ、最後に液圧倍力装置側の可撓性ホースによって吸収
される。その場合、液圧倍力装置側の可撓性ホースは比
較的長く形成されているため、この可撓性ホースによる
脈動吸収は大きい。
れ、最後に液圧倍力装置側の可撓性ホースによって吸収
される。その場合、液圧倍力装置側の可撓性ホースは比
較的長く形成されているため、この可撓性ホースによる
脈動吸収は大きい。
このようにして、比較的短い液圧発生手段側の可撓性ホ
ース、オリフィスおよび比較的長い液圧倍力装置側の可
撓性ホースによる脈動吸収は、両方の可撓性ホースをと
もに十分に長くした場合における両可撓性ホースの脈動
吸収と同等の効果が得られ、脈動をより一層効率よく吸
収することができるようになる。
ース、オリフィスおよび比較的長い液圧倍力装置側の可
撓性ホースによる脈動吸収は、両方の可撓性ホースをと
もに十分に長くした場合における両可撓性ホースの脈動
吸収と同等の効果が得られ、脈動をより一層効率よく吸
収することができるようになる。
また、液圧発生手段側の可撓性ホースが短く形成される
ので、装置全体がコンパクトになり、レイアウト上の制
約に十分応えることができるようになる。
ので、装置全体がコンパクトになり、レイアウト上の制
約に十分応えることができるようになる。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案に係る液圧倍力システムの一実施例をブ
レーキ液圧倍力システムに適用した場合を示す図及び第
2図はこの実施例に使用されるオリフィス装置の断面図
である。
レーキ液圧倍力システムに適用した場合を示す図及び第
2図はこの実施例に使用されるオリフィス装置の断面図
である。
第1図に示すように、ブレーキ液圧倍力システム1は、
作動液を貯溜するリザーブタンク2、このリザーブタン
ク2内の作動液を吸込通路3を介して吸い込んで所定大
きさの圧力に加圧するとともにこの実施例における本考
案の液圧発生手段を構成する、例えばピストンポンプ等
からなる液圧ポンプ4、この液圧ポンプ4によって加圧
された作動液が供給通路5を介して供給され、作動時そ
の作動液により入力を所定の大きさに倍力して出力する
ブレーキ液圧倍力装置6、およびこのブレーキ液圧倍力
装置6内の作動液をリザーブタンク2へ排出するための
排出通路7を備えている。
作動液を貯溜するリザーブタンク2、このリザーブタン
ク2内の作動液を吸込通路3を介して吸い込んで所定大
きさの圧力に加圧するとともにこの実施例における本考
案の液圧発生手段を構成する、例えばピストンポンプ等
からなる液圧ポンプ4、この液圧ポンプ4によって加圧
された作動液が供給通路5を介して供給され、作動時そ
の作動液により入力を所定の大きさに倍力して出力する
ブレーキ液圧倍力装置6、およびこのブレーキ液圧倍力
装置6内の作動液をリザーブタンク2へ排出するための
排出通路7を備えている。
供給通路5は、液圧ポンプ側通路5a、ゴム等の可撓性材
からなる高圧ホース5b、中間通路5c、ゴム等の可撓性材
からなる高圧ホース5dおよびブレーキ液圧倍力装置6側
通路5eから構成されている。
からなる高圧ホース5b、中間通路5c、ゴム等の可撓性材
からなる高圧ホース5dおよびブレーキ液圧倍力装置6側
通路5eから構成されている。
液圧ポンプ側通路5aには、液圧ポンプ4からブレーキ液
圧倍力装置6へ向かう作動液の流れのみを許容する逆止
弁8が設けられている。また、可撓性ホース5bにはその
下流端側(ポンプ4と反対側)にオリフィス装置9が設
けられている。第2図に示すように、高圧ホース5bの可
撓性部分5b1の端部に金具5b2が取り付けられており、こ
の金具5b2は可撓性部分5b1の外周側に設けられる外側金
具部分5b2′と可撓性部分5b1の内周側に設けられる内側
金具部分5b2″とからなっている。外側金具部分5b2′に
はホースコネクタ5b3が連結されており、このホースコ
ネクタ5b3にオリフィス9aが設けられている。内側金具
部分5b2″、オリフィス9aおよびホースコネクタ5b3によ
り、オリフィス装置9が構成されている。
圧倍力装置6へ向かう作動液の流れのみを許容する逆止
弁8が設けられている。また、可撓性ホース5bにはその
下流端側(ポンプ4と反対側)にオリフィス装置9が設
けられている。第2図に示すように、高圧ホース5bの可
撓性部分5b1の端部に金具5b2が取り付けられており、こ
の金具5b2は可撓性部分5b1の外周側に設けられる外側金
具部分5b2′と可撓性部分5b1の内周側に設けられる内側
金具部分5b2″とからなっている。外側金具部分5b2′に
はホースコネクタ5b3が連結されており、このホースコ
ネクタ5b3にオリフィス9aが設けられている。内側金具
部分5b2″、オリフィス9aおよびホースコネクタ5b3によ
り、オリフィス装置9が構成されている。
更に、中間通路5cには、アキュムレータ10が設けられて
いる。このアキュムレータ10はポンプ4による脈動を吸
収するとともに、作動液の所定の蓄圧をするものであ
る。
いる。このアキュムレータ10はポンプ4による脈動を吸
収するとともに、作動液の所定の蓄圧をするものであ
る。
また、ブレーキ液圧倍力装置側通路5eには、上流側(ポ
ンプ側)から、ポンプ作動ON・OFF用の圧力スイッチ1
1、ブレーキ液圧倍力装置6の警報用の圧力スイッチ1
2、液圧ポンプ4からブレーキ液圧倍力装置6へ向かう
作動液の流れのみを許容する逆止弁13および所定の液圧
を蓄えるアキュムレータ14が設けられている。
ンプ側)から、ポンプ作動ON・OFF用の圧力スイッチ1
1、ブレーキ液圧倍力装置6の警報用の圧力スイッチ1
2、液圧ポンプ4からブレーキ液圧倍力装置6へ向かう
作動液の流れのみを許容する逆止弁13および所定の液圧
を蓄えるアキュムレータ14が設けられている。
更に、吸込通路3、ブレーキ液圧倍力装置側通路5eおよ
び排出通路7には、それぞれ作動液中の塵等の異物を除
去するためのフィルタ15,16,17が設けられている。
び排出通路7には、それぞれ作動液中の塵等の異物を除
去するためのフィルタ15,16,17が設けられている。
一方、ブレーキ液圧倍力装置6にはタンデム型マスタシ
リンダ18が連結されており、このマスタシリンダ18内に
はプライマリピストン19およびセカンダリピストン20に
より二つの圧力室21,22が形成されている。これらの圧
力室21,22は、それぞれ前輪および後輪の各ブレーキシ
リンダ23,24,25,26に連通しているとともに、リザーブ
タンク2に連通している。
リンダ18が連結されており、このマスタシリンダ18内に
はプライマリピストン19およびセカンダリピストン20に
より二つの圧力室21,22が形成されている。これらの圧
力室21,22は、それぞれ前輪および後輪の各ブレーキシ
リンダ23,24,25,26に連通しているとともに、リザーブ
タンク2に連通している。
このように構成された本実施例のブレーキ液圧倍力シス
テムにおいては、制動時ブレーキペダル27を踏み込んで
ブレーキ液圧倍力装置6のパワーピストン6a内に設けら
れている図示しない制御弁を切り換えることにより、加
圧された作動液をパワーピストン6aに作用させる。これ
によりパワーピストン6aが作動するので、マスタシリン
ダ18の一対のピストン19,20が作動し、一対の圧力室21,
22にブレーキ液圧が発生する。このブレーキ液圧が各車
輪のブレーキシリンダ23〜26に供給され、制動が行われ
る。
テムにおいては、制動時ブレーキペダル27を踏み込んで
ブレーキ液圧倍力装置6のパワーピストン6a内に設けら
れている図示しない制御弁を切り換えることにより、加
圧された作動液をパワーピストン6aに作用させる。これ
によりパワーピストン6aが作動するので、マスタシリン
ダ18の一対のピストン19,20が作動し、一対の圧力室21,
22にブレーキ液圧が発生する。このブレーキ液圧が各車
輪のブレーキシリンダ23〜26に供給され、制動が行われ
る。
また、ポンプ作動ON・OFF用圧力スイッチ11により、ア
キュムレータ14内に常時ほぼ所定の液圧が保持されるよ
うに液圧ポンプ4のON・OFF作動が制御される。
キュムレータ14内に常時ほぼ所定の液圧が保持されるよ
うに液圧ポンプ4のON・OFF作動が制御される。
また、液圧ポンプ側通路5aの管、中間通路5cの管および
高圧ホース5b、5dの損傷あるいはホースコネクタのねじ
の弛み等が発生すると、これらの管および高圧ホースの
切損部あるいはホース連結部からブレーキ液圧が漏出
し、液圧が低下する。そのとき、逆止弁13の下流側、す
なわち逆止弁13よりブレーキ液圧倍力装置6側にある作
動液は逆止弁13により、この逆止弁13の上流側に流出す
ることが阻止されるので、逆止弁13の下流側の液圧が低
下することはなく、ブレーキ液圧倍力装置6は確実に作
動することができる。その場合、アキュムレータ14に所
定の液圧が蓄圧されているので、ブレーキ液圧倍力装置
6は所定回数作動することができる。これにより、ブレ
ーキ液圧倍力システム1の信頼性が向上するものとな
る。
高圧ホース5b、5dの損傷あるいはホースコネクタのねじ
の弛み等が発生すると、これらの管および高圧ホースの
切損部あるいはホース連結部からブレーキ液圧が漏出
し、液圧が低下する。そのとき、逆止弁13の下流側、す
なわち逆止弁13よりブレーキ液圧倍力装置6側にある作
動液は逆止弁13により、この逆止弁13の上流側に流出す
ることが阻止されるので、逆止弁13の下流側の液圧が低
下することはなく、ブレーキ液圧倍力装置6は確実に作
動することができる。その場合、アキュムレータ14に所
定の液圧が蓄圧されているので、ブレーキ液圧倍力装置
6は所定回数作動することができる。これにより、ブレ
ーキ液圧倍力システム1の信頼性が向上するものとな
る。
ところで、ブレーキ液圧倍力装置6側の高圧ホース5dの
長さはポンプ4側の高圧ホース5bの長さよりも長くなる
ように設定されている。すなわち、高圧ホース5bの長さ
は短く設定され、高圧ホース5dの長さはレイアウト上の
制約内で可能な限り十分長く設定されている。
長さはポンプ4側の高圧ホース5bの長さよりも長くなる
ように設定されている。すなわち、高圧ホース5bの長さ
は短く設定され、高圧ホース5dの長さはレイアウト上の
制約内で可能な限り十分長く設定されている。
このように構成された本実施例の液圧倍力システムにお
いては、ポンプ4によって発生した脈動は、まずポンプ
側の高圧ホース5bが弾性変形することにより吸収される
とともにオリフィス装置9によるオリフィス効果によっ
て吸収される。その場合、ポンプ側の高圧ホース5bが比
較的短く形成されているためこの高圧ホースによる脈動
吸収は小さいが、オリフィスによる脈動吸収は大きい。
次いで、脈動は脈動吸収用アキュムレータ10により吸収
され、最後にブレーキ液圧倍力装置6側の高圧ホース5d
によって吸収される。その場合、ブレーキ液圧倍力装置
6側の高圧ホース5dは比較的長く形成されているため、
この高圧ホース5dによる脈動吸収は大きい。
いては、ポンプ4によって発生した脈動は、まずポンプ
側の高圧ホース5bが弾性変形することにより吸収される
とともにオリフィス装置9によるオリフィス効果によっ
て吸収される。その場合、ポンプ側の高圧ホース5bが比
較的短く形成されているためこの高圧ホースによる脈動
吸収は小さいが、オリフィスによる脈動吸収は大きい。
次いで、脈動は脈動吸収用アキュムレータ10により吸収
され、最後にブレーキ液圧倍力装置6側の高圧ホース5d
によって吸収される。その場合、ブレーキ液圧倍力装置
6側の高圧ホース5dは比較的長く形成されているため、
この高圧ホース5dによる脈動吸収は大きい。
このようにして、比較的短いポンプ4側の高圧ホース5
d、オリフィス装置9および比較的長い液圧倍力装置6
側の高圧ホース5dによる脈動吸収は、両方の高圧ホース
5b,5dをともに十分に長くした場合における両高圧ホー
スの脈動吸収と同等の効果が得られ、脈動をより一層効
率よく吸収することができるようになる。したがって、
ポンプ4による脈動が効果的に低減されるようになり、
ブレーキ液圧倍力装置6の方へは脈動がほとんど伝達さ
れない。
d、オリフィス装置9および比較的長い液圧倍力装置6
側の高圧ホース5dによる脈動吸収は、両方の高圧ホース
5b,5dをともに十分に長くした場合における両高圧ホー
スの脈動吸収と同等の効果が得られ、脈動をより一層効
率よく吸収することができるようになる。したがって、
ポンプ4による脈動が効果的に低減されるようになり、
ブレーキ液圧倍力装置6の方へは脈動がほとんど伝達さ
れない。
しかもポンプ4側の高圧ホース5bが比較的短く形成され
るので、装置全体がコンパクトになる。
るので、装置全体がコンパクトになる。
なお、本実施例とは逆にポンプ4側の高圧ホース5bを長
くし、ブレーキ液圧倍力装置6側の高圧ホース5dを短く
すると共に、この高圧ホース5d側にオリフィスを設ける
ことも考えられるが、その場合には、オリフィスによっ
てブレーキ液圧倍力装置6の作動に応答遅れが生じるの
で、実用的ではない。
くし、ブレーキ液圧倍力装置6側の高圧ホース5dを短く
すると共に、この高圧ホース5d側にオリフィスを設ける
ことも考えられるが、その場合には、オリフィスによっ
てブレーキ液圧倍力装置6の作動に応答遅れが生じるの
で、実用的ではない。
また、本考案はブレーキ液圧倍力システム以外の例えば
クラッチ液圧倍力システム等の他の液圧倍力システムに
も適用できることは言うまでもない。
クラッチ液圧倍力システム等の他の液圧倍力システムに
も適用できることは言うまでもない。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案の液圧倍力シス
テムによれば、液圧倍力装置側の可撓性ホースの長さ
を、液圧発生手段側の可撓性ホースの長さよりも長く設
定するとともに、液圧発生手段側の可撓性ホースの脈動
吸収用アキュムレータ側の部分にまたは液圧発生手段側
の可撓性ホースと脈動吸収用アキュムレータとの間の供
給通路の部分にオリフィスを配設したので、ポンプの液
圧上昇性能および液圧倍力装置の作動応答性に影響を与
えることなく、脈動をより一層効率よく吸収することが
できる。しかも、液圧発生手段側の可撓性ホースが短く
設定されるので、装置全体をより一層コンパクトにで
き、レイアウトの制約に対し、十分にかつ確実に対応す
ることができる。
テムによれば、液圧倍力装置側の可撓性ホースの長さ
を、液圧発生手段側の可撓性ホースの長さよりも長く設
定するとともに、液圧発生手段側の可撓性ホースの脈動
吸収用アキュムレータ側の部分にまたは液圧発生手段側
の可撓性ホースと脈動吸収用アキュムレータとの間の供
給通路の部分にオリフィスを配設したので、ポンプの液
圧上昇性能および液圧倍力装置の作動応答性に影響を与
えることなく、脈動をより一層効率よく吸収することが
できる。しかも、液圧発生手段側の可撓性ホースが短く
設定されるので、装置全体をより一層コンパクトにで
き、レイアウトの制約に対し、十分にかつ確実に対応す
ることができる。
第1図は本考案に係る液圧倍力システムの一実施例を示
す図、第2図はこの実施例に使用されるオリフィスを示
す断面図である。 1……ブレーキ液圧倍力システム(液圧倍力システ
ム)、4……液圧ポンプ(液圧発生手段)、5……供給
通路、5b……液圧ポンプ側高圧ホース、5d……ブレーキ
液圧倍力装置側高圧ホース、6……ブレーキ液圧倍力装
置(液圧倍力装置)、9……オリフィス装置、9a……オ
リフィス、10……アキュムレータ(脈動吸収用アキュム
レータ)
す図、第2図はこの実施例に使用されるオリフィスを示
す断面図である。 1……ブレーキ液圧倍力システム(液圧倍力システ
ム)、4……液圧ポンプ(液圧発生手段)、5……供給
通路、5b……液圧ポンプ側高圧ホース、5d……ブレーキ
液圧倍力装置側高圧ホース、6……ブレーキ液圧倍力装
置(液圧倍力装置)、9……オリフィス装置、9a……オ
リフィス、10……アキュムレータ(脈動吸収用アキュム
レータ)
Claims (1)
- 【請求項1】作動時液圧発生手段から供給通路を介して
液圧倍力装置に加圧された作動液が供給されることによ
り、前記液圧倍力装置が入力を所定の大きさに倍力させ
て出力するようになっている液圧倍力システムにおい
て、 前記供給通路に脈動吸収用アキュムレータが配設されて
いるとともに、このアキュムレータと前記液圧発生手段
との間の前記供給通路の部分の少なくとも一部及び前記
アキュムレータと前記液圧倍力装置との間の前記供給通
路の部分の少なくとも一部が可撓性ホースによって形成
されているとともに、前記液圧倍力装置側の前記可撓性
ホースの長さが、前記液圧発生手段側の前記可撓性ホー
スの長さよりも長く設定され、更に前記液圧発生手段側
の可撓性ホースの前記アキュムレータ側の部分にまたは
前記液圧発生手段側の可撓性ホースと前記アキュムレー
タとの間の前記供給通路の部分に、オリフィスが配設さ
れていることを特徴とする液圧倍力システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6574290U JPH0742897Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 液圧倍力システム |
| US07/691,298 US5193885A (en) | 1990-05-01 | 1991-04-25 | Hydraulic pressure booster system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6574290U JPH0742897Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 液圧倍力システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0423562U JPH0423562U (ja) | 1992-02-26 |
| JPH0742897Y2 true JPH0742897Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31597841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6574290U Expired - Fee Related JPH0742897Y2 (ja) | 1990-05-01 | 1990-06-21 | 液圧倍力システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742897Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP6574290U patent/JPH0742897Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0423562U (ja) | 1992-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |