JPH0742892Y2 - ウオツシヤタンクの液量確認装置 - Google Patents

ウオツシヤタンクの液量確認装置

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JPH0742892Y2
JPH0742892Y2 JP1988145636U JP14563688U JPH0742892Y2 JP H0742892 Y2 JPH0742892 Y2 JP H0742892Y2 JP 1988145636 U JP1988145636 U JP 1988145636U JP 14563688 U JP14563688 U JP 14563688U JP H0742892 Y2 JPH0742892 Y2 JP H0742892Y2
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JP
Japan
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wash
liquid
tank
tube
injection
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Application number
JP1988145636U
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JPH0265661U (ja
Inventor
良二 舎川
Original Assignee
株式会社三ツ葉電機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車等の車両に設けられるウオツシヤタン
クの液量確認装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、この種ウオツシヤタンクのなかには、実開昭61
-192962号公報に示されるように、液面変化に伴つて上
下動するフロート自身、若しくはフロートに連動する指
針等を用いてウオツシヤタンク内に貯留されるウオツシ
ヤ液の液量(残量)を表示する液量確認装置が設けられ
たものがある。しかしながら、ウオツシヤタンクの車体
への取付け位置によつては、フロートを挿入する筒部を
直線的に形成できず、単なる棒状のフロートを使用でき
ない場合がある。
ところで、この様な液量確認装置は、ウオツシヤ液を注
入する際、注入量確認様としても利用されることになる
が、従来、液量確認装置は、ウオツシヤ液の注入口とは
別部位に設けられていたから、ウオツシヤ液を注入しな
がら液量を確認するには、視線を注入口から液量確認装
置の液量表示部に移さなければならず、このため液体注
入に集中できずにウオツシヤ液を注入口からこぼしてし
まつたり、また注入ばかりに気を取られて液量確認を忘
れウオツシヤ液を溢れさせてしまう等の問題がある。
そこで、ウオツシヤタンクから注入筒を突設し、その上
端部に注入口を開設すると共に、この注入筒に液量確認
用のフロートを上下方向移動自在に内装するように構成
し、これによつて注入筒を液量確認装置の表示部として
用いてウオツシヤ液の注入と同時に液量確認ができるよ
うにすることが提唱される。しかるにこのものでは、注
入時、ウオツシヤ液がフロートに当たつて浮き沈みが発
生し、フロートによる安定した液量表示ができない許り
でなく、注入筒は、その途中にフロートが位置すること
によつてウオツシヤ液の流路が途中で狭くなり、ウオツ
シヤ液の円滑な注入が妨げられてしまう等の問題が有
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き事情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができるウオツシヤタンクの液量確認装置を提供
することを目的として創案されたものであつて、注入筒
がタンク上端部から屈曲して上方に向けて突設され、そ
の先端に開設される注入口に蓋体を着脱自在に設けてな
るウオツシヤタンクにおいて、前記注入筒を、透明状部
材を用いて形成し、かつウオツシヤ液の液量表示のため
の目盛が設けられたものにする一方、注入筒には、可撓
性および透明性を有し、かつ注入口からウオツシヤタン
ク内にまで至る長さを有したチユーブを遊嵌状に挿通せ
しめると共に、該チユーブには、複数の球体が長く連な
るフロートを上下移動自在に内装して、ウオツシヤ液の
液量に順じてチユーブ内を上下動して液量表示をする構
成にしたことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、タンク上端部から
屈曲して上方に向けて突設された注入筒において、安定
した液量表示ができるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は自動車のフエンダールーム(エンジン
ルームの左右に隔壁Wによつて仕切られた空間)内にエ
ンジンルーム側からは目視できない状態に設けられるウ
オツシヤタンクであつて、該ウオツシヤタンク1は、一
体的に設けられるウオツシヤモータ2の駆動により図示
しないウオツシヤノズルから吐出されるウオツシヤ液を
貯留するものであり、そしてその一側面上端部には、ウ
オツシヤ液をタンク内に注入するための注入筒3が一体
的に突設されているが、この注入筒3は、透明度を有す
る樹脂材により、前記隔壁Wからエンジンルーム側に突
出し、かつ先端の注入口3aが上方を向いて開口するべく
基端部が屈曲した形状に形成されている。
一方、4は透明性および可撓性を有した樹脂材からなる
チユーブであつて、該チユーブ4は、上記注入口3aに着
脱自在に取付けられるキヤツプ(蓋体)5の裏面に上端
部が一体的に止着され、第1図に示されるように、キヤ
ツプ5が注入口3aに取付けられた状態では、注入筒3を
通つてタンク底まで至るよう注入筒3に挿通され、第2
図に示されるように、キヤツプ5を注入口3aから外して
少し持ち上げてウオツシヤ液を注入口3aから注入できる
状態においても、注入筒3からウオツシヤタンク1内ま
で挿通されていて、ウオツシヤ液の注入ガイドになるよ
う設定されるものであるが、チユーブ4内には数珠状に
形成されるフロート6が移動自在に内装されている。即
ち、浮力を有する複数の球体6aを連結糸6bにより一連状
に連結して可撓性を有するように形成されるフロート6
は、ウオツシヤタンク1に貯留されるウオツシヤ液の液
量変化に伴いチユーブ4内を上下移動するようになつて
おり、そしてフロート6の上端部が、注入筒3に形成し
た目盛7部位を上下移動することでウオツシヤタンク1
内の液量を表示するようになつている。尚、3bはチユー
ブ4の上端部が嵌合するキヤツプ5下面の突部、3cは上
記突部3bに形成される通気孔、8はチユーブ4の下端に
嵌入されてフロート6の抜止めをするストツパ、8aは上
記ストツパ8に形成される流入孔である。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、屈曲し
た注入筒3内にならつてチユーブ4が配設され、このチ
ユーブ4に複数の球体をつらねて形成されるフロート6
を内装しているので、ウオツシヤ液の液料に順じてチユ
ーブ内を上下するフロート6の上端と注入筒の目盛とに
よつてウオツシヤ液の液料確認ができることになる。し
かも、第2図に示す如く注入口3aから外したキヤツプ5
を少し持上げた状態でウオツシヤ液を注入することにな
るが、このとき、チユーブ4は、注入口3aから注入筒3
を通つてウオツシヤタンク1内に至る状態になつている
から、ウオツシヤ液を注入する際には、第2図に示すよ
うに、チユーブ4をガイドとして伝わらせながらウオツ
シヤ液の注入ができるので、ウオツシヤ液の注入作業が
容易でこぼれたりすることを防止できる。
そして、注入されたウオツシヤタンク1内の液量増加に
伴つてフロート6が上昇することになるが、このときフ
ロート6は、注入している者の視線上に位置するべく注
入口3a付近において変位して注入量を知らせることにな
る。従つて、従来の様に視線を注入口3aから外すことな
く、注入口3aに注目しながら注入状況を確認し得ること
になり、この結果、ウオツシヤ液を、注入口3a付近にこ
ぼしたり、また注入しすぎて溢れさせてしまう等の不具
合なくウオツシヤタンク1に注入することができる。
尚、本考案は、前記実施例に限定されないものであるこ
とは勿論であつて、例えばフロート6は必ずしも連結糸
6aにより連結する必要はない。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、注入筒がウオツシヤタンク上端から屈曲する状
態で上方に突設されたものであつても、ウオツシヤ液液
の液量確認が、球体を連ねて形成したことにより可撓性
のあるフロート上端位置を注入筒の目盛と共に目視する
ことで確認できる。
しかもウオツシヤタンク内の液量は、作業者が注目して
いる注入口部位にあるフロート位置を確認することで知
ることができることになるが、この場合に、フロート
は、注入口からウオツシヤタンクにまで至るチユーブ内
に設けられている結果、注入するウオツシヤ液がフロー
トにかかつてしまうことがない。このため、フロートを
注入筒内に直接配設したもののように、注入するウオツ
シヤ液が当つて浮沈するような不安定な液量表示がなさ
れたり、ウオツシヤ液の流れが邪魔されたりすることが
なく、安定した液量表示を、ウオツシヤ液注入時におい
ても問題なくできることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るウオツシヤタンクの液量確認装置
の実施例を示したものであつて、第1図は液量確認装置
が設けられたウオツシヤタンクの一部を断面した側面
図、第2図A、Bは作用を示す同上側面図である。 図中、1はウオツシヤタンク、3は注入筒、4はチユー
ブ、5はキヤツプ、6はフロート、6aは球体、7は目盛
である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】注入筒がタンク上端部から屈曲して上方に
    向けて突設され、その先端に開設される注入口に蓋体を
    着脱自在に設けてなるウオツシヤタンクにおいて、前記
    注入筒を、透明状部材を用いて形成し、かつウオツシヤ
    液の液量表示のための目盛が設けられたものにする一
    方、注入筒には、可撓性および透明性を有し、かつ注入
    口からウオツシヤタンク内にまで至る長さを有したチユ
    ーブを遊嵌状に挿通せしめると共に、該チユーブには、
    複数の球体が長く連なるフロートを上下移動自在に内装
    して、ウオツシヤ液の液量に順じてチユーブ内を上下動
    して液量表示をする構成にしたことを特徴とするウオツ
    シヤタンクの液量確認装置。
  2. 【請求項2】前記チユーブの上端部は、蓋体に取付けら
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のウオツシヤタンクの液量確認装置。
JP1988145636U 1988-11-08 1988-11-08 ウオツシヤタンクの液量確認装置 Expired - Lifetime JPH0742892Y2 (ja)

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JPH0265661U JPH0265661U (ja) 1990-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010113818A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 イスズモータースカンパニー(タイランド)リミテッド ウォッシャータンク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52138766U (ja) * 1976-04-16 1977-10-21
JPH0223484Y2 (ja) * 1985-05-25 1990-06-26

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WO2010113818A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 イスズモータースカンパニー(タイランド)リミテッド ウォッシャータンク

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