JPH0742606Y2 - ブラスト機 - Google Patents
ブラスト機Info
- Publication number
- JPH0742606Y2 JPH0742606Y2 JP1992069475U JP6947592U JPH0742606Y2 JP H0742606 Y2 JPH0742606 Y2 JP H0742606Y2 JP 1992069475 U JP1992069475 U JP 1992069475U JP 6947592 U JP6947592 U JP 6947592U JP H0742606 Y2 JPH0742606 Y2 JP H0742606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- main body
- body cylinder
- suction port
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鋼材面等に塗装や溶接
をする際及びコンクリート面に塗装をする際等の素地調
整用のブラスト機の改良に関する。
をする際及びコンクリート面に塗装をする際等の素地調
整用のブラスト機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に道路橋等において、支承や主桁の
腐食を防ぐため、鋼製フィンガージョイント等を非排水
化する目的で、弾性シーリング材を路面から充填する工
事が多く行われている。
腐食を防ぐため、鋼製フィンガージョイント等を非排水
化する目的で、弾性シーリング材を路面から充填する工
事が多く行われている。
【0003】このような工事において、通常、素地調整
に水と砂を用いる高圧水砂噴射機や研磨材等を用いるサ
ンドブラスト機が使用されている。
に水と砂を用いる高圧水砂噴射機や研磨材等を用いるサ
ンドブラスト機が使用されている。
【0004】従来使用されているブラスト機は図2に示
すようにケーシング4を含めてガン状にして圧縮空気の
吸入口3とこれに連接する本体筒部1、ノズル2とから
なり、ノズル2に研磨材等を吸い込む吸い込み口5を有
してなっている。
すようにケーシング4を含めてガン状にして圧縮空気の
吸入口3とこれに連接する本体筒部1、ノズル2とから
なり、ノズル2に研磨材等を吸い込む吸い込み口5を有
してなっている。
【0005】しかしながら、本体筒部(ノズル)1は直
線状でしかないため、たとえばフィンガープレート同士
は隙間が狭く、フィンガープレート真裏に位置する腹板
に付着している泥や錆に十分に対処できない欠点を有し
ていた。
線状でしかないため、たとえばフィンガープレート同士
は隙間が狭く、フィンガープレート真裏に位置する腹板
に付着している泥や錆に十分に対処できない欠点を有し
ていた。
【0006】そこで、本体筒部(ノズル)の先端を折り
曲げることにより自在に対処できるようにすることも考
えられるが、単に先端を曲げるというだけでは、直線部
で高圧空気と研磨材等が一緒に供給されてしまうと曲折
部の内側に研磨材が繰り返し衝突し、その場所が激しく
磨耗する。そのため実用に耐えない。
曲げることにより自在に対処できるようにすることも考
えられるが、単に先端を曲げるというだけでは、直線部
で高圧空気と研磨材等が一緒に供給されてしまうと曲折
部の内側に研磨材が繰り返し衝突し、その場所が激しく
磨耗する。そのため実用に耐えない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述したよ
うに従来の直線状の本体筒部(ノズル)を起因とする狭
い隙間や曲折部等への適切な対処ができないという欠点
を除去せんとするものである。
うに従来の直線状の本体筒部(ノズル)を起因とする狭
い隙間や曲折部等への適切な対処ができないという欠点
を除去せんとするものである。
【0008】
【問題を解決するための手段】本考案は、先端部と接続
端部間に吸い込み口を連接したノズルと本体筒部とを回
動自在継手構造により回動自在に接続することにより、
上記問題点を解決しようとするものである。
端部間に吸い込み口を連接したノズルと本体筒部とを回
動自在継手構造により回動自在に接続することにより、
上記問題点を解決しようとするものである。
【0009】
【作用】ノズルと本体筒部とが回動自在継手構造となっ
ており、ノズルが本体筒部に対しあらゆる方向に回動で
きるようになっているので、ノズル先端を狭い隙間等に
容易に対応させることができる。また、吸い込み口がノ
ズル先端と曲折部である接続部の間に位置するので、曲
折部内壁に研磨材等が衝突することはない。
ており、ノズルが本体筒部に対しあらゆる方向に回動で
きるようになっているので、ノズル先端を狭い隙間等に
容易に対応させることができる。また、吸い込み口がノ
ズル先端と曲折部である接続部の間に位置するので、曲
折部内壁に研磨材等が衝突することはない。
【0010】
【実施例】つぎに、図1に基いて、実施例を説明する。
図において、1は本体筒部、2はノズルである。本体筒
部1は、公知のように端部1aに圧縮空気の吸入口3を
連接し、ケーシング4とともにガン状にしてなる。ノズ
ル2は直線状にして央部に研磨材等の吸い込み口5を連
接している。本体筒部1とノズル2とは、それぞれの接
続端部1bと2cとにより回動自在継手構造7により曲
折自在に接続され、この接続部を曲折部としている。8
は止め具である。
図において、1は本体筒部、2はノズルである。本体筒
部1は、公知のように端部1aに圧縮空気の吸入口3を
連接し、ケーシング4とともにガン状にしてなる。ノズ
ル2は直線状にして央部に研磨材等の吸い込み口5を連
接している。本体筒部1とノズル2とは、それぞれの接
続端部1bと2cとにより回動自在継手構造7により曲
折自在に接続され、この接続部を曲折部としている。8
は止め具である。
【0011】
【考案の効果】本考案は、上述のようにしてなるので、
次の効果を有する。まず、従来のブラスト機におけるノ
ズルを兼用している本体筒部に相当する箇所をノズルと
本体筒部に分け、これらを回動自在継手構造により、ノ
ズルと本体とを自在に回動できるようにしてあるので、
ノズルの先端を狭い隙間にも対応させることができる。
次の効果を有する。まず、従来のブラスト機におけるノ
ズルを兼用している本体筒部に相当する箇所をノズルと
本体筒部に分け、これらを回動自在継手構造により、ノ
ズルと本体とを自在に回動できるようにしてあるので、
ノズルの先端を狭い隙間にも対応させることができる。
【0012】つぎに、研磨材等の吸い込み口をノズル先
端と曲折部である接続部との間のノズル部分に連接した
ので、曲折部の内壁に研磨材等が衝突することはなく、
内壁を損傷する心配はない。
端と曲折部である接続部との間のノズル部分に連接した
ので、曲折部の内壁に研磨材等が衝突することはなく、
内壁を損傷する心配はない。
【図1】本考案の実施例を示す断面図。
【図2】従来例を示す断面図。
1 本体筒部 1b 本体筒部の接続端部 2 ノズル 2a ノズル先端部 2c ノズルの接続端部 3 圧縮空気の吸入口 4 ケーシング 5 研磨材等の吸い込み口 7 回動自在継手構造 8 止め具
Claims (1)
- 【請求項1】 先端部と接続端部間に吸い込み口を連接
したノズルと本体筒部とを回動自在継手構造により回動
自在に接続してなることを特徴とするブラスト機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992069475U JPH0742606Y2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ブラスト機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992069475U JPH0742606Y2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ブラスト機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627065U JPH0627065U (ja) | 1994-04-12 |
JPH0742606Y2 true JPH0742606Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=13403751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992069475U Expired - Lifetime JPH0742606Y2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | ブラスト機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742606Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01295764A (ja) * | 1988-05-24 | 1989-11-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ジエツト加工法 |
JP2507296Y2 (ja) * | 1992-07-08 | 1996-08-14 | 川崎重工業株式会社 | 偏心回転式ウォ―タ―ジェットノズルヘッド |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP1992069475U patent/JPH0742606Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627065U (ja) | 1994-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960319 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |