JPH0742580A - 自動始動停止制御装置 - Google Patents

自動始動停止制御装置

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JPH0742580A
JPH0742580A JP20858093A JP20858093A JPH0742580A JP H0742580 A JPH0742580 A JP H0742580A JP 20858093 A JP20858093 A JP 20858093A JP 20858093 A JP20858093 A JP 20858093A JP H0742580 A JPH0742580 A JP H0742580A
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Toshio Shima
利夫 嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、渋滞走行等の走行状態に
あっては必要時にのみエンジンの自動始動停止制御を実
施させ、頻繁に自動始動停止制御を繰返すのを回避さ
せ、始動系や放電系に悪影響を与えるのを防止するとと
もに、走行フィーリングが悪化するのを防止することに
ある。 【構成】 このため、この発明は、エンジンの自動始動
停止制御を実施させる上限車速値V1 とエンジンの自動
始動停止制御を不実施とする下限車速値V2 とを設定
し、上限車速値V1 と下限車速値V2 間においては車速
関数と時間Tの積分値Pが基準値Aを越えた際にエンジ
ンの自動始動停止制御を実施すべく制御する制御手段4
を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動始動停止制御装
置に係り、特に渋滞走行時等の走行状態において始動系
や充電系に悪影響を与えるのを防止するとともに、走行
フィーリングが悪化するのを防止し得る自動始動停止制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、市街地の走
行中に、交叉点における赤信号等により頻繁に停止され
ることがある。このように停車している場合において
も、エンジンが運転されている限り燃料を消費するた
め、停車中のアイドル運転により燃料消費率が低下する
問題がある。そこで、車両を停車させるとエンジンを停
止し、車両を発進させる際にはエンジンを始動させるこ
とにより、一時的な停車中の不必要な燃料消費を無くし
て燃料消費率の向上を図ったエンジンの自動始動停止制
御装置(エコラン装置)が提案されている。
【0003】この自動始動制御装置は、例えば、図6に
示す如く、車速Vに対して基準値であるしきい値Bを設
定し、車速Vがこのしきい値B以上である場合に自動始
動停止制御を実施、つまり、エコランオン信号域とする
とともに、車速Vがしきい値B以下である場合には自動
始動停止制御を不実施、つまりエコランオフ域としてい
る。そして、制御手段は、図7に示す如く、エコラン開
始条件になると(ステップ202)、車速Vがしきい値
B以上か否かを判断し(ステップ204)、このステッ
プ204がNOの場合に前記ステップ202に戻す一
方、ステップ204がYESの場合にはエコランオン信
号を出力し、自動始動停止制御を実施させる(ステップ
206)。
【0004】また、このような自動始動停止制御として
は、例えば、特公平2−32459号公報に開示されて
いる。この公報に記載のものは、エンジンの自動停止・
始動装置が作動してエンジン停止後発せられるスタータ
駆動指令信号を、クラッチペダルを踏込み更に離した時
から計数して所定時間マスクさせることにより、エンジ
ン始動時における運転車の始動操作に起因するスタータ
の破損を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、車
速、距離だけの条件で自動始動停止制御を実施・不実施
させると、渋滞走行等の走行条件に合致せず、自動始動
停止制御の過剰、過小が発生する弊害がある。
【0006】また、車速に応じて自動始動停止制御条件
を満足すれば、全て自動始動停止制御が行われるので、
渋滞走行時等のように、殆んど走行しない場合でも、自
動始動停止制御が頻繁に行われることになり、このた
め、バッテリがあがる等で始動系や放電系に悪影響を与
えたり、走行フィーリングが悪化するという不都合を招
いた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車速状態を条件としてエ
ンジンを自動始動停止制御する自動始動停止制御装置に
おいて、前記エンジンの自動始動停止制御を実施させる
上限車速値と前記エンジンの自動始動停止制御を不実施
とする下限車速値とを設定し、前記上限車速値と前記下
限車速値間においては車速関数と時間の積分値が基準値
を越えた際に前記エンジンの自動始動停止制御を実施す
べく制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、制御手段は、上限車
速値と下限車速値間においては車速関数と時間の積分値
が基準値を超えた際にエンジンの自動始動停止制御を実
施させる。これにより、渋滞走行等の走行状態にあって
は必要時にのみエンジンの自動始動停止制御を実施させ
ることができ、頻繁に自動始動停止制御を繰返すことが
なくなり、始動系や放電系に悪影響を与えるのを防止す
るとともに、走行フィーリングが悪化するのを防止する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜4は、この発明の実施例
を示すものである。図1において、2はエンジン(図示
せず)の自動始動停止制御装置、4は制御手段である。
この制御手段4には、入力側において、エンジン回転数
を検出してその信号を出力するエンジン回転数センサ6
と車速を検出してその信号を出力する車速センサ8とク
ラッチ(図示せず)の踏込み状態を検出してその信号を
出力するクラッチスイッチ10と自動始動停止させる機
能を設定・解除するERSスイッチ12と電気負荷を検
出してその信号を出力する電気負荷スイッチ14とが連
絡し、また、出力側においてスタートリレー16とスト
ップリレー18とが連絡している。
【0010】スタートリレー16には、イグニションコ
イル20とスタータリレーコイル22とが連絡してい
る。また、ストップリレー18には、前記イグニション
コイル20とメインリレーコイル24とが連絡してい
る。
【0011】制御手段4には、図2、3に示す如く、エ
ンジンの自動始動停止制御を実施させる上限車速値V1
と、エンジンの自動始動停止を不実施とする下限車速値
2とが設定されている。車速Vが上限車速値V1 以上
である場合には、自動始動停止制御を実施、つまり、エ
コランオン信号域である。一方、車速Vが下限車速値V
2 以下である場合には、自動始動停止制御を不実施、つ
まり、エコランオフ域である。上限車速値V1 と下限車
速値V2 間には、渋滞走行等の走行状態の所定の車速幅
Wが存在している。
【0012】そして、制御手段4は、各種センサからの
信号を入力し、図2、3に示す如く、上限値V1 と下限
車速値V2 間においては、車速関数と時間Tの積分値P
が基準値であるしきい値Aを超えた際に、エンジンの自
動始動停止制御を実施すべく制御し、また、図3に示す
如く、車速関数と時間Tの積分値Pがしきい値A値を超
える前に車速Vが下限車速値V2 以下になった場合に
(図3の時間T1 で示す)、車速関数と時間Tの積分値
Pを初期値(零)に戻すものである(図3の時間T2
示す)。上述のしきい値Aは、任意の値であり、渋滞状
態で走行中に、自動始動停止制御が必要になる条件によ
って設定される。また、積分値Pは、時間毎△Tに車速
Vをサンプリングして得られた積の和である。
【0013】次に、この実施例の作用を、図4のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0014】制御手段4において、自動始動停止制御の
開始条件になると(ステップ102)、車速Vが上限車
速値V1 以上か否かを判断する(ステップ104)。こ
のステップ104でYESの場合には、エコランオン信
号を出力、つまり自動始動停止制御を実施させる(ステ
ップ106)。
【0015】前記ステップ104でNOの場合には、車
速関数と時間Tの積分値Pが基準値であるしきい値A以
上か否かを判断する(ステップ108)。このステップ
108でYESの場合には、ステップ106に移行し、
図2に示す如く、自動始動停止制御(エコラン作動)を
実施させる。
【0016】ステップ108でNOの場合には、車速V
が下限車速値V2 以下か否かを判断する(ステップ11
0)。このステップ110でNOの場合には、前記ステ
ップ108に戻す。
【0017】一方、ステップ110でYESの場合に
は、図3に示す如く、車速関数と時間との積分値Pを初
期値に戻し(図3の時間T2 で示す)、ステップ102
に移行させ、再び積分値をデータ蓄積させる。
【0018】この結果、車速Vが上限車速値V1 と下限
車速値V2 間においては車速関係と時間との積分値Pに
よって自動始動停止制御を行うので、渋滞走行等の走行
状態にあっては必要時にエンジンの自動始動停止制御を
実施させることができ、頻繁に自動始動停止制御を繰返
すことがなくなり、バッテリがあがる等で始動系や放電
系に悪影響を与えるのを防止するとともに、走行フィー
リングが悪化するのを防止することができる。
【0019】また、車速Vが上限車速値V1 と下限車速
値V2 間において積分値Pがしきい値Aを超える前に車
速Vが下限車速値V2 以下になったならば、データ蓄積
をクリアして初期値に戻すので、上限車速値V1 と下限
車速値V2 における積分値Pを正確に算出することがで
きる。
【0020】図5は、この発明の他の実施例を示すもの
である。
【0021】この他の実施例においては、制御手段4
は、図5に示す如く、上限車速値V1と下限車速値V2
間において時間Tに応じて上限車速値V1 を漸次小さく
するように変更制御する。
【0022】この他の実施例によれば、時間Tに応じて
自動始動停止制御を実施させる領域を広くし、自動始動
停止制御を時間Tに応じて早く実施させることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、エンジンの自動始動停止制御を実施させ
る上限車速値とエンジンの自動始動停止制御を不実施と
する下限車速値とを設定し、上限車速値と下限車速値間
においては車速関数と時間の積分値が基準値を越えた際
にエンジンの自動始動停止制御を実施すべく制御する制
御手段を設けたことにより、渋滞走行等の走行状態にあ
っては必要時にのみエンジンの自動始動停止制御を実施
させることができ、頻繁に自動始動停止制御を繰返すこ
とがなくなり、始動系や放電系に悪影響を与えるのを防
止するとともに、走行フィーリングが悪化するのを防止
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動始動停止制御装置のシステム構成図であ
る。
【図2】車速と積分値との関係を示す図である。
【図3】他の車速と積分値との関係を示す図である。
【図4】自動始動停止制御のフローチャートである。
【図5】他の実施例で車速と時間との関係を示す図であ
る。
【図6】従来における自動始動停止制御条件を示す図で
ある。
【図7】従来における自動始動停止制御のフローチャー
トである。
【符号の説明】
2 自動始動停止制御装置 4 制御手段 8 車速センサ 16 スタートリレー 18 ストップリレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速状態を条件としてエンジンを自動始
    動停止制御する自動始動停止制御装置において、前記エ
    ンジンの自動始動停止制御を実施させる上限車速値と前
    記エンジンの自動始動停止制御を不実施とする下限車速
    値とを設定し、前記上限車速値と前記下限車速値間にお
    いては車速関数と時間の積分値が基準値を越えた際に前
    記エンジンの自動始動停止制御を実施すべく制御する制
    御手段を設けたことを特徴とする自動始動停止制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記車速関数と時間の
    積分値が前記基準値を超える前に車速が前記下限車速値
    以下になった場合に前記車速関数と時間の積分値を初期
    値に戻す制御手段であることを特徴とする請求項1に記
    載の自動始動停止制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、時間に応じて前記上限
    車速値を変更する制御手段であることを特徴とする請求
    項1に記載の自動始動停止制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005218159A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Toyota Motor Corp 駆動電圧供給装置および駆動電圧の供給をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP2013160068A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Denso Corp バルブタイミング調整装置
US8672809B2 (en) 2010-09-27 2014-03-18 Denso Corporation Engine control apparatus
EP3190283A4 (en) * 2014-09-02 2017-10-18 Nissan Motor Co., Ltd Vehicle engine stop control device

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