JPH0742293A - 補強鉄骨付きｒｃ造床スラブ - Google Patents
補強鉄骨付きｒｃ造床スラブInfo
- Publication number
- JPH0742293A JPH0742293A JP20687993A JP20687993A JPH0742293A JP H0742293 A JPH0742293 A JP H0742293A JP 20687993 A JP20687993 A JP 20687993A JP 20687993 A JP20687993 A JP 20687993A JP H0742293 A JPH0742293 A JP H0742293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor slab
- reinforcing steel
- steel frame
- slab
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＲＣ造床スラブ下に補強鉄骨の上部を埋設し
て付設することにより、施工性とともにスラブ性能、信
頼性を向上しコスト節減を可能としている。 【構成】 柱ａ及び大梁ｂ等に一体的に組み込まれたＲ
Ｃ造床スラブにおいて、同ＲＣ造床スラブ１の下側に、
補強鉄骨２の上部２ａを直接又は間接的に埋設して無耐
火被覆で付設したことに特徴を有する。
て付設することにより、施工性とともにスラブ性能、信
頼性を向上しコスト節減を可能としている。 【構成】 柱ａ及び大梁ｂ等に一体的に組み込まれたＲ
Ｃ造床スラブにおいて、同ＲＣ造床スラブ１の下側に、
補強鉄骨２の上部２ａを直接又は間接的に埋設して無耐
火被覆で付設したことに特徴を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＲＣ造建築物のＲＣ造
床スラブにおいて、このＲＣ造床スラブに補強鉄骨を無
耐火被覆で一体的に付設してシステム床版とした構成に
特徴を有する補強鉄骨付きＲＣ造床スラブに関するもの
である。
床スラブにおいて、このＲＣ造床スラブに補強鉄骨を無
耐火被覆で一体的に付設してシステム床版とした構成に
特徴を有する補強鉄骨付きＲＣ造床スラブに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＲＣ造建築物のＲＣ造床スラブ
は、図５に示すようにＲＣ造柱ａの間にＲＣ造大梁ｂを
架設するとともに、このＲＣ造大梁ｂの間にＲＣ造小梁
ｃを架設して、これらの上側にＲＣ造床スラブｄを一体
的に打設する工法が一般的になつているが、このＲＣ造
小梁ｃは鉄骨小梁に比べ施工に多くの手数、手間を要
し、梁成ｈ即ち階高Ｈが高くなるなどの欠点があり、最
近、ＲＣ造小梁に代えて鉄骨小梁（Ｈ形鋼等）上にＲＣ
造床スラブを構築する工法が見直しされている。
は、図５に示すようにＲＣ造柱ａの間にＲＣ造大梁ｂを
架設するとともに、このＲＣ造大梁ｂの間にＲＣ造小梁
ｃを架設して、これらの上側にＲＣ造床スラブｄを一体
的に打設する工法が一般的になつているが、このＲＣ造
小梁ｃは鉄骨小梁に比べ施工に多くの手数、手間を要
し、梁成ｈ即ち階高Ｈが高くなるなどの欠点があり、最
近、ＲＣ造小梁に代えて鉄骨小梁（Ｈ形鋼等）上にＲＣ
造床スラブを構築する工法が見直しされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のＲＣ造建築物の
ＲＣ造床スラブにおいて、前記のようにＲＣ造大梁やＲ
Ｃ造小梁上に一体的に打設する工法は、その施工に多く
の手数、手間を要し、梁成即ち階高が高くなり、また、
ＲＣ造小梁に代えて鉄骨小梁上に構築する工法では、デ
ツキ床が用いられ鉄骨小梁との接合性が悪く、火災時に
おける鉄骨小梁の弾性係数、降伏点等の急激な低下、即
ちスラブ支持力の低下を防止するため、その小梁鉄骨を
耐火被覆する面倒な作業が必要になるなどの課題があ
る。
ＲＣ造床スラブにおいて、前記のようにＲＣ造大梁やＲ
Ｃ造小梁上に一体的に打設する工法は、その施工に多く
の手数、手間を要し、梁成即ち階高が高くなり、また、
ＲＣ造小梁に代えて鉄骨小梁上に構築する工法では、デ
ツキ床が用いられ鉄骨小梁との接合性が悪く、火災時に
おける鉄骨小梁の弾性係数、降伏点等の急激な低下、即
ちスラブ支持力の低下を防止するため、その小梁鉄骨を
耐火被覆する面倒な作業が必要になるなどの課題があ
る。
【０００４】本発明は、上記のような課題に対処するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、Ｒ
Ｃ造床スラブに補強鉄骨の上部を埋設して付設すること
により、施工性とともにスラブ性能、信頼性を向上しコ
スト節減を可能とした補強鉄骨付きＲＣ造床スラブを提
供するにある。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、Ｒ
Ｃ造床スラブに補強鉄骨の上部を埋設して付設すること
により、施工性とともにスラブ性能、信頼性を向上しコ
スト節減を可能とした補強鉄骨付きＲＣ造床スラブを提
供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、柱及び大梁等
に一体的に組み込まれたＲＣ造床スラブにおいて、同Ｒ
Ｃ造床スラブの下側に、補強鉄骨の上部を直接又は間接
的に埋設して無耐火被覆で付設し、その補強鉄骨の上部
埋設、付設により、床スラブの剛性、支持力を高め大型
化して、施工性及び施工精度を高めるとともに、スラブ
変形や振動等を低減し、階高の低減を可能にしている。
に一体的に組み込まれたＲＣ造床スラブにおいて、同Ｒ
Ｃ造床スラブの下側に、補強鉄骨の上部を直接又は間接
的に埋設して無耐火被覆で付設し、その補強鉄骨の上部
埋設、付設により、床スラブの剛性、支持力を高め大型
化して、施工性及び施工精度を高めるとともに、スラブ
変形や振動等を低減し、階高の低減を可能にしている。
【０００６】
【作用】ＲＣ造床スラブの下側に補強鉄骨の上部を埋設
して付設することにより、床スラブの剛性、支持力を効
果的に高めて大型化し、補強鉄骨の上部埋設により火災
時のその強度低下を効果的に低減してスラブ耐力を確保
し、その補強鉄骨を小梁兼用としその耐火被覆の処理を
不要にして、スラブ施工を容易に高精度にするととも
に、床スラブの変形や微振動等を効果的に低減し、階高
の低減が可能になるなど、優れた施工性とともにスラブ
性能、信頼性が得られる。
して付設することにより、床スラブの剛性、支持力を効
果的に高めて大型化し、補強鉄骨の上部埋設により火災
時のその強度低下を効果的に低減してスラブ耐力を確保
し、その補強鉄骨を小梁兼用としその耐火被覆の処理を
不要にして、スラブ施工を容易に高精度にするととも
に、床スラブの変形や微振動等を効果的に低減し、階高
の低減が可能になるなど、優れた施工性とともにスラブ
性能、信頼性が得られる。
【０００７】
【実施例】図１及び図２に本発明の第１実施例及びその
各変形例、図３に第２実施例の各変形例、図４に第３実
施例の各変形例を示す。図１において、１はＲＣ造建築
物の柱ａ及び大梁ｂに一体的に組み込み施工されたＲＣ
造床スラブ、２はＨ形鋼で形成した補強鉄骨であり、図
１に示す第１実施例は、柱ａ、大梁ｂ等に一体的に組み
込まれたＲＣ造床スラブにおいて、そのＲＣ造床スラブ
１の下側に、補強鉄骨（Ｈ形鋼）２の上部２ａを直接に
埋設して無耐火被覆で付設した補強鉄骨付きＲＣ造床ス
ラブになつている。
各変形例、図３に第２実施例の各変形例、図４に第３実
施例の各変形例を示す。図１において、１はＲＣ造建築
物の柱ａ及び大梁ｂに一体的に組み込み施工されたＲＣ
造床スラブ、２はＨ形鋼で形成した補強鉄骨であり、図
１に示す第１実施例は、柱ａ、大梁ｂ等に一体的に組み
込まれたＲＣ造床スラブにおいて、そのＲＣ造床スラブ
１の下側に、補強鉄骨（Ｈ形鋼）２の上部２ａを直接に
埋設して無耐火被覆で付設した補強鉄骨付きＲＣ造床ス
ラブになつている。
【０００８】さらに詳述すると、上記の補強鉄骨付きＲ
Ｃ造床スラブにおいて、このＲＣ造床スラブ１は、図１
に示すようにＲＣ造柱ａと、そのＲＣ造柱ａの間に架設
されたＲＣ造大梁ｂ等の躯体上に一体的に組み込み施工
され、例えば、工場等で予め製造してプレキャスト化し
たシステム床版として適用可能であり、床スラブの補強
材としてＨ形鋼を付設した構成に特徴を有し、ＲＣ造床
スラブ１の下側に、複数の補強鉄骨（Ｈ形鋼）２の上部
（上フランジ部）２ａを直接に埋設するとともに、適宜
の間隔を置き平行に一体的に付設した構造になつてお
り、この補強鉄骨（Ｈ形鋼）２は優れた高強度、靭性を
有し、その上部２ａを埋設して付設したことにより、Ｒ
Ｃ造床スラブ１を効果的に補強してその剛性を高めかつ
その支持力を高めて著しく大型化するとともに、火災に
よる補強鉄骨２の強度低下が効果的に低減されて、火災
時のＲＣ造床スラブ１の耐力が十分に確保され、その補
強鉄骨２は小梁兼用となりその耐火被覆の処理は格別に
必要がないなど、スラブ施工が容易に精度良く遂行され
る。また、前記のようなスラブ剛性、支持力の向上によ
りスラブ変形や微振動等が効果的に防止され、その補強
鉄骨２はＲＣ造小梁に比べ著しくコンパクトに形成され
て階高が低減されるなど、優れた施工性及びスラブ性
能、信頼性が得られる。
Ｃ造床スラブにおいて、このＲＣ造床スラブ１は、図１
に示すようにＲＣ造柱ａと、そのＲＣ造柱ａの間に架設
されたＲＣ造大梁ｂ等の躯体上に一体的に組み込み施工
され、例えば、工場等で予め製造してプレキャスト化し
たシステム床版として適用可能であり、床スラブの補強
材としてＨ形鋼を付設した構成に特徴を有し、ＲＣ造床
スラブ１の下側に、複数の補強鉄骨（Ｈ形鋼）２の上部
（上フランジ部）２ａを直接に埋設するとともに、適宜
の間隔を置き平行に一体的に付設した構造になつてお
り、この補強鉄骨（Ｈ形鋼）２は優れた高強度、靭性を
有し、その上部２ａを埋設して付設したことにより、Ｒ
Ｃ造床スラブ１を効果的に補強してその剛性を高めかつ
その支持力を高めて著しく大型化するとともに、火災に
よる補強鉄骨２の強度低下が効果的に低減されて、火災
時のＲＣ造床スラブ１の耐力が十分に確保され、その補
強鉄骨２は小梁兼用となりその耐火被覆の処理は格別に
必要がないなど、スラブ施工が容易に精度良く遂行され
る。また、前記のようなスラブ剛性、支持力の向上によ
りスラブ変形や微振動等が効果的に防止され、その補強
鉄骨２はＲＣ造小梁に比べ著しくコンパクトに形成され
て階高が低減されるなど、優れた施工性及びスラブ性
能、信頼性が得られる。
【０００９】また、図２に示す第１実施例の各変形例に
おいて、図２（Ａ）の変形例は、補強鉄骨（Ｈ形鋼）２
の上部２ａ上に連続又は断続的に配設したＴ形鋼３を溶
接３ａして一体的に固着し、ＲＣ造床スラブ１の下側に
補強鉄骨２の上部２ａをＴ形鋼３を介し間接的に埋設し
て付設した構成に特徴を有し、補強鉄骨２の上部２ａに
一体的に固着したＴ形鋼３によりＲＣ造床スラブ１の剛
性がさらに高められ、その他の構成は図１の第１実施例
と同様になつており、基本的に同様な作用、効果を有す
る。図２（Ｂ）の変形例は、補強鉄骨（Ｈ形鋼）２の上
部２ａ上にスタツドボルト４を間隔を置き植設して、そ
の上部２ａとともにスタツドボルト４をＲＣ造床スラブ
１に埋設して接合強度をさらに高めた構成に特徴を有
し、その他の構成は図１の第１実施例と同様になつてお
り、基本的に同様な作用、効果を有する。また、図２
（Ｃ）の変形例は、補強鉄骨（Ｈ形鋼）２の上部２ａ上
にスラブ主筋５を溶接５ａして固着して接合強度をさら
に高めた構成に特徴を有し、その他の構成は図１の第１
実施例と同様になつており、基本的に同様な作用、効果
を有する。
おいて、図２（Ａ）の変形例は、補強鉄骨（Ｈ形鋼）２
の上部２ａ上に連続又は断続的に配設したＴ形鋼３を溶
接３ａして一体的に固着し、ＲＣ造床スラブ１の下側に
補強鉄骨２の上部２ａをＴ形鋼３を介し間接的に埋設し
て付設した構成に特徴を有し、補強鉄骨２の上部２ａに
一体的に固着したＴ形鋼３によりＲＣ造床スラブ１の剛
性がさらに高められ、その他の構成は図１の第１実施例
と同様になつており、基本的に同様な作用、効果を有す
る。図２（Ｂ）の変形例は、補強鉄骨（Ｈ形鋼）２の上
部２ａ上にスタツドボルト４を間隔を置き植設して、そ
の上部２ａとともにスタツドボルト４をＲＣ造床スラブ
１に埋設して接合強度をさらに高めた構成に特徴を有
し、その他の構成は図１の第１実施例と同様になつてお
り、基本的に同様な作用、効果を有する。また、図２
（Ｃ）の変形例は、補強鉄骨（Ｈ形鋼）２の上部２ａ上
にスラブ主筋５を溶接５ａして固着して接合強度をさら
に高めた構成に特徴を有し、その他の構成は図１の第１
実施例と同様になつており、基本的に同様な作用、効果
を有する。
【００１０】さらに、図３に示す第２実施例は、第１実
施例のＨ形鋼に代えて角形鋼管を適用した例であり、図
３（Ａ）の変形例は、補強鉄骨（角形鋼管）１２の上部
１２ａに連続又は断続的に配設したＴ形鋼１３を溶接１
３ａして固着し、ＲＣ造床スラブ１の下側に、補強鉄骨
（角形鋼管）１２の上部１２ａをＴ形鋼１３を介し間接
的に埋設して無耐火被覆で付設した構成に特徴を有し、
基本的には図２（Ａ）の変形例と同様な作用、効果を有
する。図３（Ｂ）の変形例は、補強鉄骨（角形鋼管）１
２の上部１２ａ上にスタツドボルト１４を間隔を置き植
設して、その上部１２ａとともにスタツドボルト１４を
ＲＣ造床スラブ１の下側に埋設して付設し接合強度を高
めた構成に特徴を有し、基本的に図２（Ｂ）の変形例と
同様な作用、効果を有する。図３（Ｃ）の変形例は、補
強鉄骨（角形鋼管）１２の上部１２ａ上にスラブ主筋５
を溶接５ａして固着し、その上部１２ａをＲＣ造床スラ
ブ１の下側に埋設して接合強度をさらに高めた構成に特
徴を有し、基本的に図２（ｃ）の変形例と同様な作用、
効果を有する。
施例のＨ形鋼に代えて角形鋼管を適用した例であり、図
３（Ａ）の変形例は、補強鉄骨（角形鋼管）１２の上部
１２ａに連続又は断続的に配設したＴ形鋼１３を溶接１
３ａして固着し、ＲＣ造床スラブ１の下側に、補強鉄骨
（角形鋼管）１２の上部１２ａをＴ形鋼１３を介し間接
的に埋設して無耐火被覆で付設した構成に特徴を有し、
基本的には図２（Ａ）の変形例と同様な作用、効果を有
する。図３（Ｂ）の変形例は、補強鉄骨（角形鋼管）１
２の上部１２ａ上にスタツドボルト１４を間隔を置き植
設して、その上部１２ａとともにスタツドボルト１４を
ＲＣ造床スラブ１の下側に埋設して付設し接合強度を高
めた構成に特徴を有し、基本的に図２（Ｂ）の変形例と
同様な作用、効果を有する。図３（Ｃ）の変形例は、補
強鉄骨（角形鋼管）１２の上部１２ａ上にスラブ主筋５
を溶接５ａして固着し、その上部１２ａをＲＣ造床スラ
ブ１の下側に埋設して接合強度をさらに高めた構成に特
徴を有し、基本的に図２（ｃ）の変形例と同様な作用、
効果を有する。
【００１１】図４に示す第３実施例は、第１実施例のＨ
形鋼に代えて溝形鋼を適用した例であつて、図４（Ａ）
の変形例は、補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａにＴ
形鋼２３を溶接２３ａして固着し、ＲＣ造床スラブ１の
下側に補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａを連続又は
断続的に配設したＴ形鋼２３を介し間接的に埋設して付
設した構成に特徴を有し、基本的に図２（Ａ）の変形例
と同様な作用、効果を有する。図４（Ｂ）の変形例は、
補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａ上にスタツドボル
ト２４を間隔を置き植設して、その上部２２ａとともに
スタツドボルト２４をＲＣ造床スラブ１の下側に埋設し
て付設した構成に特徴を有し、基本的に２（Ｂ）の変形
例と同様な作用、効果を有する。図４（Ｃ）の変形例
は、補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａ上にスラブ主
筋５を溶接５ａして固着し、その上部２２ａをＲＣ造床
スラブ１に埋設して付設した構成に特徴を有し、基本的
に図２（Ｃ）の変形例と同様な作用、効果を有する。ま
た、図４（Ｄ）の変形例は、ＲＣ造床スラブ１の下側に
補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａを直接に埋設して
付設した構成に特徴を有し、基本的に図１の第１実施例
と同様な作用、効果を有する。
形鋼に代えて溝形鋼を適用した例であつて、図４（Ａ）
の変形例は、補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａにＴ
形鋼２３を溶接２３ａして固着し、ＲＣ造床スラブ１の
下側に補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａを連続又は
断続的に配設したＴ形鋼２３を介し間接的に埋設して付
設した構成に特徴を有し、基本的に図２（Ａ）の変形例
と同様な作用、効果を有する。図４（Ｂ）の変形例は、
補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａ上にスタツドボル
ト２４を間隔を置き植設して、その上部２２ａとともに
スタツドボルト２４をＲＣ造床スラブ１の下側に埋設し
て付設した構成に特徴を有し、基本的に２（Ｂ）の変形
例と同様な作用、効果を有する。図４（Ｃ）の変形例
は、補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａ上にスラブ主
筋５を溶接５ａして固着し、その上部２２ａをＲＣ造床
スラブ１に埋設して付設した構成に特徴を有し、基本的
に図２（Ｃ）の変形例と同様な作用、効果を有する。ま
た、図４（Ｄ）の変形例は、ＲＣ造床スラブ１の下側に
補強鉄骨（溝形鋼）２２の上部２２ａを直接に埋設して
付設した構成に特徴を有し、基本的に図１の第１実施例
と同様な作用、効果を有する。
【００１２】前記の実施例は、主としてＲＣ造柱及びＲ
Ｃ造大梁上にＲＣ造床スラブを施工する場合について説
明しているが、例えば、耐火被覆したＳ造柱や耐火被覆
したＳ造大梁上にＲＣ造床スラブを施工する場合にも本
発明の適用は可能である。
Ｃ造大梁上にＲＣ造床スラブを施工する場合について説
明しているが、例えば、耐火被覆したＳ造柱や耐火被覆
したＳ造大梁上にＲＣ造床スラブを施工する場合にも本
発明の適用は可能である。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、前述のようにＲＣ造床スラブ
の下側に補強鉄骨の上部を埋設して付設するこしによ
り、床スラブの剛性、支持力を高め大型化するととも
に、火災によるその補強鉄骨の強度低下を効果的に低減
して床スラブの耐力を確保し、その補強鉄骨は小梁兼用
となりその耐火被覆の処理は格別に不要となつて、スラ
ブ施工が容易に精度良く遂行されるとともに、前記のス
ラブ剛性及び支持力の向上により床スラブの変形や微振
動等が効果的に低減され、階高の低減が可能になるな
ど、施工性とともにスラブ性能、信頼性が著しく向上さ
れている。また、コスト節減が可能となるなどの効果を
有する。
の下側に補強鉄骨の上部を埋設して付設するこしによ
り、床スラブの剛性、支持力を高め大型化するととも
に、火災によるその補強鉄骨の強度低下を効果的に低減
して床スラブの耐力を確保し、その補強鉄骨は小梁兼用
となりその耐火被覆の処理は格別に不要となつて、スラ
ブ施工が容易に精度良く遂行されるとともに、前記のス
ラブ剛性及び支持力の向上により床スラブの変形や微振
動等が効果的に低減され、階高の低減が可能になるな
ど、施工性とともにスラブ性能、信頼性が著しく向上さ
れている。また、コスト節減が可能となるなどの効果を
有する。
【図１】本発明の第１実施例を示す平面図（Ａ）とＸ−
Ｘ部分の拡大断面図（Ｂ）
Ｘ部分の拡大断面図（Ｂ）
【図２】第１実施例の変形例を示すＸ相当部分の各拡大
断面図（Ａ）〜（Ｃ）
断面図（Ａ）〜（Ｃ）
【図３】第２実施例の変形例を示すＸ相当部分の各拡大
断面図（Ａ）〜（Ｃ）
断面図（Ａ）〜（Ｃ）
【図４】第３実施例の変形例を示すＸ相当部分の各拡大
断面図（Ａ）〜（Ｄ）
断面図（Ａ）〜（Ｄ）
【図５】従来例を示す平面図（Ａ）とＹ−Ｙ部分の拡大
断面図（Ｂ）である。
断面図（Ｂ）である。
１ ＲＣ造床スラブ ２，１２，２２ 補強鉄骨 ２ａ，１２ａ，２２ａ 上部（補強鉄骨） ａ 柱 ｂ 大梁
Claims (1)
- 【請求項１】 柱及び大梁等に一体的に組み込まれたＲ
Ｃ造床スラブにおいて、同ＲＣ造床スラブの下側に、補
強鉄骨の上部を直接又は間接的に埋設して無耐火被覆で
付設したことを特徴とする補強鉄骨付きＲＣ造床スラ
ブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20687993A JPH0742293A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 補強鉄骨付きｒｃ造床スラブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20687993A JPH0742293A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 補強鉄骨付きｒｃ造床スラブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742293A true JPH0742293A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16530566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20687993A Pending JPH0742293A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 補強鉄骨付きｒｃ造床スラブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742293A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007239270A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Ps Mitsubishi Construction Co Ltd | Ｐｃ箱桁橋 |
| CN109930628A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-25 | 中建八局第一建设有限公司 | 一种预埋哈芬槽的安装装置及方法 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP20687993A patent/JPH0742293A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007239270A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Ps Mitsubishi Construction Co Ltd | Ｐｃ箱桁橋 |
| JP4644146B2 (ja) * | 2006-03-07 | 2011-03-02 | 株式会社ピーエス三菱 | Ｐｃ箱桁橋 |
| CN109930628A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-25 | 中建八局第一建设有限公司 | 一种预埋哈芬槽的安装装置及方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH03244725A (ja) | 柱梁接合部 | |
| JPH0742293A (ja) | 補強鉄骨付きｒｃ造床スラブ | |
| JP2003090050A (ja) | 杭と柱との接合構造 | |
| JP3170535B2 (ja) | 制振構造 | |
| JP3929006B2 (ja) | 増設耐震壁の構築工法 | |
| JPH1113140A (ja) | 複合構造建築物における仕口構造 | |
| KR100759861B1 (ko) | 주차장용 라멘식 철골구조의 보의 내력 강화구조 | |
| JPH11166294A (ja) | 鉄骨入りコンクリート梁及びこれを用いた床施工法 | |
| JPH1088519A (ja) | 橋梁構造 | |
| JP3487156B2 (ja) | 鋼製基礎梁を用いた基礎およびその施工方法 | |
| JP4072274B2 (ja) | 建物ユニット | |
| JPH05272171A (ja) | 柱・梁の混合構造 | |
| KR100680596B1 (ko) | 교량의 상부 구조물 이단 이음 구조 | |
| JP2707966B2 (ja) | プレストレストコンクリート板を梁側型枠とする床工法 | |
| JP2002206208A (ja) | 鋼トラス桁と鉄筋コンクリート橋脚との接合構造 | |
| JP3015106U (ja) | 安全帯の取付治具 | |
| JP2751775B2 (ja) | 梁主筋配筋構造 | |
| JPH0480443A (ja) | 大梁と小梁の接合構造 | |
| JPH073940A (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート構造におけるプレキャスト梁 | |
| JPH01219229A (ja) | 梁の補強構造 | |
| JP2002327499A (ja) | 梁部材 | |
| JPH11210141A (ja) | 鉄骨梁構造 | |
| JP2003278389A (ja) | 建築物における柱の耐震補強構造 | |
| JPH0730584B2 (ja) | 鉄骨ラ−メン構造用柱・はり接合金物 | |
| JPH02266035A (ja) | 鋼管柱はり接合部パネルの補強構造 |