JPH0742112U - 変圧器コイル - Google Patents

変圧器コイル

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JPH0742112U
JPH0742112U JP7367393U JP7367393U JPH0742112U JP H0742112 U JPH0742112 U JP H0742112U JP 7367393 U JP7367393 U JP 7367393U JP 7367393 U JP7367393 U JP 7367393U JP H0742112 U JPH0742112 U JP H0742112U
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JP
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coil
square coil
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政洋 星野
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変圧器において、角コイルを小さくする。 【構成】 厚みの小さい紙巻き平角電線６を内側に、厚
みの大きい紙巻き平角電線５を外側に重ね合せ、同時に
巻回して、角コイル２を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は変圧器コイルに関する。
【０００２】
【従来の技術】
変圧器鉄心，コイル部は、従来一般に、図２に示すように、断面形状が角形の 鉄心１と、１ターンにつき厚みの等しい２本の紙巻き平角電線４を重ね合せ、角 形に巻回して形成した角コイル２と、紙巻き平角電線４を巻回するプレスボード のボビン３により構成する。 ボビン３の四隅は、紙巻き平角電線４が極端に曲がり、紙被覆が破損するのを 防ぐため、紙巻き平角電線４の必要最小曲げ半径Ｒ2 を確保するのに必要な面取 りを施している。そのため、鉄心１とボビン３の間に隙間ができる。すなわち、 鉄心１と角コイル２の間に隙間Ｈ2 ができる。ボビン３の面取り角度が４５度で あるため、ボビン３のプレスボードの厚さをＡとすると、隙間Ｈ2 は、 Ｈ2 ＝（Ｒ2 −Ａ）÷２＋Ａ で表され、整理すると、 Ｈ2 ＝（Ｒ2 ＋Ａ）÷２ ─── （１） となる。 また、紙巻き平角電線４の厚みＴ2 と必要最小曲げ半径Ｒ2 は、厚みＴ2 が大 きくなると、必要最小曲げ半径Ｒ2 も大きくなる関係にある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この従来の構成では、紙巻き平角電線４の厚みＴ2 が大きくなると、 必要最小曲げ半径Ｒ2 も大きくなるため、前記（１）式より、鉄心１と角コイル ２との隙間Ｈ2 が大きくなる。すなわち、角コイル２の外形寸法が大きくなる問 題があった。そこで、本考案は、必要最小曲げ半径Ｒ2 を従来のものより小さく して、外形寸法を縮小することができる変圧器コイルを提供することを目的とす る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、１ターンにつき厚みの異なる複数本の紙巻き平角電線を厚 み寸法順に重ね合せ、厚みの最も小さい紙巻き平角電線が内側になるように角形 に巻回して形成する。
【０００５】
【作用】
上記のように構成すると、角コイルの最内層は厚みの小さい紙巻き平角電線と なり、必要最小曲げ半径を小さくできるので、鉄心と角コイルとの隙間を小さく できる。
【０００６】
【実施例】
図１（ａ）は本考案の実施例で、角コイル２は、１ターンにつき、厚みの異な る２本の紙巻き平角電線を使用し、紙巻き平角電線５の内側に、この紙巻き平角 電線５より厚みの小さい紙巻き平角電線６を重ね合せ、巻回して形成する。この とき、図１（ｂ）に示すように厚みの小さい紙巻き平角電線６の厚みをＴ1 ，厚 みの小さい紙巻き平角電線６の必要最小曲げ半径をＲ1 ，紙巻き平角電線５の厚 みをＴ3 ，必要最小曲げ半径をＲ3 とすると、厚みの小さい紙巻き平角電線６の 厚みＴ1 および紙巻き平角電線５の厚みＴ3 は、 Ｔ1 ＋Ｔ3 ＝２×Ｔ2 および Ｔ1 ＋Ｒ1 ＝Ｒ3 を満たすように選定する。 ここで、 Ｔ1 ＜Ｔ2 ＜Ｔ3 であるので、 Ｒ1 ＜Ｒ2 ＜Ｒ3 ───（２） である。 鉄心１と角コイル２との隙間Ｈ1 は、 Ｈ1 ＝（Ｒ1 −Ａ）÷２＋Ａ で表され、整理すると、 Ｈ1 ＝（Ｒ1 ＋Ａ）÷２ となる。前記関係式（１）で表される従来構成の鉄心１と角コイル２との隙間Ｈ 2 と比較すると、隙間Ｈ1 は関係式（２）より、必要最小曲げ半径Ｒ1 とＲ2 の 差の分だけ小さくなり、その分角コイル２の外形寸法を小さくすることができる 。
【０００７】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、鉄心と角コイルとの隙間を従来構成のも のより縮小でき、その分角コイルの外形寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の変圧器コイルの一例を示す図である。
【図２】従来の変圧器コイルの一例を示す図である。
【符号の説明】
１ 鉄心 ２ 角コイル ３ ボビン ４ 紙巻き平角電線 ５ 厚みの大きい紙巻き平角電線 ６ 厚みの小さい紙巻き平角電線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 断面形状が角形の鉄心に、１ターンにつ
    き厚みの異なる複数本の紙巻き平角電線を厚み寸法順に
    重ね合せ、厚みの最も小さい紙巻き平角電線が内側にな
    るように曲げて、角形に巻回して形成した変圧器コイ
    ル。
JP1993073673U 1993-12-27 1993-12-27 変圧器コイル Expired - Lifetime JP2591856Y2 (ja)

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JPH0742112U true JPH0742112U (ja) 1995-07-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013131589A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Mitsubishi Electric Corp トランス用巻線部、トランス、および電力変換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013131589A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Mitsubishi Electric Corp トランス用巻線部、トランス、および電力変換装置

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JP2591856Y2 (ja) 1999-03-10

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