JPH0742029B2 - 紙葉類収納装置 - Google Patents
紙葉類収納装置Info
- Publication number
- JPH0742029B2 JPH0742029B2 JP19560985A JP19560985A JPH0742029B2 JP H0742029 B2 JPH0742029 B2 JP H0742029B2 JP 19560985 A JP19560985 A JP 19560985A JP 19560985 A JP19560985 A JP 19560985A JP H0742029 B2 JPH0742029 B2 JP H0742029B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift
- spring
- motor
- bill
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、例えば、銀行業務において用いられる自動
預金機のように紙幣を収納する紙葉類収納装置に関す
る。
預金機のように紙幣を収納する紙葉類収納装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来、上述例の紙葉類収納装置としては、例えば、紙幣
を載置して収納部内を昇降するリフトと、このリフトを
駆動する可逆モータとを備え、収納する紙幣の量に応じ
てリフトを下降制御するように構成した装置がある。
を載置して収納部内を昇降するリフトと、このリフトを
駆動する可逆モータとを備え、収納する紙幣の量に応じ
てリフトを下降制御するように構成した装置がある。
この従来装置を用いて紙幣を上述の収納部に取込むに
は、上述のリフトを一旦所定量下降させて既取込み紙幣
群の上部に紙幣の取込み空間を形成し、紙幣取込み口に
対設した紙幣取込みローラを回転させて紙幣を上述の収
納部に取込む。
は、上述のリフトを一旦所定量下降させて既取込み紙幣
群の上部に紙幣の取込み空間を形成し、紙幣取込み口に
対設した紙幣取込みローラを回転させて紙幣を上述の収
納部に取込む。
次いで、取込んだ紙幣を集積するために、上述のモータ
でリフトを上昇させるのであるが、このリフトを所定上
昇位置で停止させるため、圧力検知スイッチを設けて、
紙幣圧力により該スイッチがオンになった時、モータを
停止制御していた。
でリフトを上昇させるのであるが、このリフトを所定上
昇位置で停止させるため、圧力検知スイッチを設けて、
紙幣圧力により該スイッチがオンになった時、モータを
停止制御していた。
この結果、上述の圧力検知スイッチと制御回路とを必要
とし、装置の構造が複雑化するのみならず、製造コスト
が高価になる問題点を有していた。
とし、装置の構造が複雑化するのみならず、製造コスト
が高価になる問題点を有していた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 この発明は、リフトの上昇をバネ力により行なうこと
で、該リフトを上昇所定位置で停止させるための圧力検
知スイッチが不要であり、装置の構造の簡素化および製
造コストの低減を図ることができる紙葉類収納装置の提
供を目的とする。
で、該リフトを上昇所定位置で停止させるための圧力検
知スイッチが不要であり、装置の構造の簡素化および製
造コストの低減を図ることができる紙葉類収納装置の提
供を目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 この発明は、リフトとモータとの間の動力伝達経路に、
リフト上昇時に空転する一方向クラッチを設け、上記リ
フトには、該リフトを上方へバネ付勢するスプリングを
張架した紙葉類収納装置であることを特徴とする。
リフト上昇時に空転する一方向クラッチを設け、上記リ
フトには、該リフトを上方へバネ付勢するスプリングを
張架した紙葉類収納装置であることを特徴とする。
(ホ) 発明の効果 この発明によれば、上述の動力伝達経路に一方向クラッ
チを介設しているので、モータをリフト下降方向へ駆動
すると、この一方向クラッチがロック状態となり、モー
タ回転力によりリフトを下降させることができ、またモ
ータをリフト上昇方向へ駆動すると上述の一方向クラッ
チが空転のフリー状態となり、リフトはスプリングのバ
ネ力により上昇する。
チを介設しているので、モータをリフト下降方向へ駆動
すると、この一方向クラッチがロック状態となり、モー
タ回転力によりリフトを下降させることができ、またモ
ータをリフト上昇方向へ駆動すると上述の一方向クラッ
チが空転のフリー状態となり、リフトはスプリングのバ
ネ力により上昇する。
このため、リフト上に取込んだ紙葉類を集積するために
は、単に上述のモータをリフト上昇方向へ駆動すると、
一方向クラッチがフリー状態となって、上述のリフトは
スプリングのバネ力によって上昇し、リフトはこのスプ
リング力による集積完了時に自動的に停止し、リフトに
はモータ回転力が付勢されないから、従来の如き圧力検
知スイッチが不要となり、構造の簡素化およびコストの
低減を図ることができる効果がある。
は、単に上述のモータをリフト上昇方向へ駆動すると、
一方向クラッチがフリー状態となって、上述のリフトは
スプリングのバネ力によって上昇し、リフトはこのスプ
リング力による集積完了時に自動的に停止し、リフトに
はモータ回転力が付勢されないから、従来の如き圧力検
知スイッチが不要となり、構造の簡素化およびコストの
低減を図ることができる効果がある。
(ヘ) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は紙幣収納装置を示し、第1図において、装置本体
のケーシング1裏面には開閉可能な扉2を設け、この紙
幣取出し用の扉2の内面上部と内面下部とには紙幣ガイ
ド3,4をそれぞれ一体的に形成している。
のケーシング1裏面には開閉可能な扉2を設け、この紙
幣取出し用の扉2の内面上部と内面下部とには紙幣ガイ
ド3,4をそれぞれ一体的に形成している。
上述の上側の紙幣ガイド3と対応するケーシング1内部
上域には、断面がL字状の収納板5を配設し、この収納
板5と紙幣ガイド3との間に例えば千円札、五千円札を
収納する第1の収納部6を形成している。
上域には、断面がL字状の収納板5を配設し、この収納
板5と紙幣ガイド3との間に例えば千円札、五千円札を
収納する第1の収納部6を形成している。
また上述の第1の収納部6と連通してケーシング1正面
側に紙幣取込み口7を形成し、この取込み口7内側にお
いて上下のガイド板8,9間に取込みローラ10,11を対設さ
せて、上述の紙幣取込み口7から投入される紙幣Aを上
述の上下一対の取込みローラ10,11間を介してその内部
の第1の収納部6に順次取込むように構成している。
側に紙幣取込み口7を形成し、この取込み口7内側にお
いて上下のガイド板8,9間に取込みローラ10,11を対設さ
せて、上述の紙幣取込み口7から投入される紙幣Aを上
述の上下一対の取込みローラ10,11間を介してその内部
の第1の収納部6に順次取込むように構成している。
さらに、前述の扉2下部における紙幣ガイド4と対向し
て、上述のケーシング1内面には立設状の収納ガイド12
をケーシング1正面部と平行に配設し、この収納ガイド
12と上述の紙幣ガイド4との間に例えば一万円札を収納
する第2の収納部13を形成している。
て、上述のケーシング1内面には立設状の収納ガイド12
をケーシング1正面部と平行に配設し、この収納ガイド
12と上述の紙幣ガイド4との間に例えば一万円札を収納
する第2の収納部13を形成している。
そして、この第2の収納部13の上方に傾斜状のガイド板
14,15を配設すると共に、これら各ガイド板14,15のうち
の正面側のガイド板14の下方には下部ガイド16を略水平
に配設し、この下部ガイド16とガイド板14との間に紙幣
取込み口17を形成し、この取込み口17を上述の第2の収
納部13に連通させている。
14,15を配設すると共に、これら各ガイド板14,15のうち
の正面側のガイド板14の下方には下部ガイド16を略水平
に配設し、この下部ガイド16とガイド板14との間に紙幣
取込み口17を形成し、この取込み口17を上述の第2の収
納部13に連通させている。
また上述のガイド板14と下部ガイド16との間において取
込みローラ18,19を対設させると共に、上側の取込みロ
ーラ18にはベルト20を介して該ローラ18と連動回転する
ローラ21を連結し、このローラ21の下部周面をガイド板
14,15間から第2の収納部13内へ臨ませている。
込みローラ18,19を対設させると共に、上側の取込みロ
ーラ18にはベルト20を介して該ローラ18と連動回転する
ローラ21を連結し、このローラ21の下部周面をガイド板
14,15間から第2の収納部13内へ臨ませている。
この第2の収納部13内には紙幣Bを載置してこの収納部
13内を昇降するリフト22を配設している。
13内を昇降するリフト22を配設している。
このリフト22は、ケーシング1正面と収納ガイド12との
間に立設状に配設した昇降ガイドポール23に沿って昇降
するリフトホルダ24の先端に一体的に固定している。
間に立設状に配設した昇降ガイドポール23に沿って昇降
するリフトホルダ24の先端に一体的に固定している。
次に、上述のリフト22と、第2の収納部13の下部に配設
した可逆モータ25との間の動力伝達経路26の構成につい
て説明する。
した可逆モータ25との間の動力伝達経路26の構成につい
て説明する。
前述のケーシング1正面と収納ガイド12との間の上下両
端部には、上部軸27に嵌合した上部プーリ28と、下部軸
29に嵌合した下部プーリ30とを設け、これら上下の各プ
ーリ28,30間にエンドレス状の第1ベルト31を張架する
と共に、この第1ベルト31と前述のリフト22を保持する
リフトホルダ24とをセットボルト32,32で互に連結して
いる。
端部には、上部軸27に嵌合した上部プーリ28と、下部軸
29に嵌合した下部プーリ30とを設け、これら上下の各プ
ーリ28,30間にエンドレス状の第1ベルト31を張架する
と共に、この第1ベルト31と前述のリフト22を保持する
リフトホルダ24とをセットボルト32,32で互に連結して
いる。
また上述の下部軸29には、リフト下降時にロック状態と
なりリフト上昇時に空転のフリー状態となる一方向クラ
ッチ33を介して従動プーリ34を嵌合している。
なりリフト上昇時に空転のフリー状態となる一方向クラ
ッチ33を介して従動プーリ34を嵌合している。
一方、前述のモータ25の回転軸35には原動ギャ36を嵌合
し、後述するクラッチ手段46のクラッチ板37遊端に配設
したアイドルギャ38を、上述の原動ギャ36に対して接離
可能に構成すると共に、このクラッチ板37基端の支軸39
には常時アイドルギャ38と噛合する従動ギャ40と、原動
プーリ41とを嵌合し、この原動プーリ41と上述の従動プ
ーリ34との間にエンドレス状の第2ベルト42を張架し
て、動力伝達経路26を構成している。
し、後述するクラッチ手段46のクラッチ板37遊端に配設
したアイドルギャ38を、上述の原動ギャ36に対して接離
可能に構成すると共に、このクラッチ板37基端の支軸39
には常時アイドルギャ38と噛合する従動ギャ40と、原動
プーリ41とを嵌合し、この原動プーリ41と上述の従動プ
ーリ34との間にエンドレス状の第2ベルト42を張架し
て、動力伝達経路26を構成している。
すなわち、前述の可逆モータ25の特定方向(反時計方
向)の回転力を上述の各要素35,36,38,40,39,41,42,34,
33,29をこの順に介して上下のプーリ28,30間に張架した
第1ベルト31に動力伝達し、このベルト31に連結したリ
フト22を駆動すべく構成している。
向)の回転力を上述の各要素35,36,38,40,39,41,42,34,
33,29をこの順に介して上下のプーリ28,30間に張架した
第1ベルト31に動力伝達し、このベルト31に連結したリ
フト22を駆動すべく構成している。
このリフト22には、第2図に示す如く、該リフト22を常
時上方へバネ付勢するスプリング43を張架している。つ
まり、このスプリング43の中間部をガイドローラ44で案
内し、このガイドローラ44から一側に延出させたスプリ
ング43一端をリフトホルダ24に係止し、またガイドロー
ラ44から他側に延出させたスプリング43他端をバネ座45
に係止することで、上述のリフト22を常時上方へバネ付
勢すべく構成している。
時上方へバネ付勢するスプリング43を張架している。つ
まり、このスプリング43の中間部をガイドローラ44で案
内し、このガイドローラ44から一側に延出させたスプリ
ング43一端をリフトホルダ24に係止し、またガイドロー
ラ44から他側に延出させたスプリング43他端をバネ座45
に係止することで、上述のリフト22を常時上方へバネ付
勢すべく構成している。
次に、前述の扉2の開放に連動して、原動ギャ36とアイ
ドルギャ38との連結を遮断するクラッチ手段46の構成に
ついて説明する。
ドルギャ38との連結を遮断するクラッチ手段46の構成に
ついて説明する。
第1図、第3図に示す如く、前述のクラッチ板37上方の
枢軸47にクラッチアーム48を枢着し、このクラッチアー
ム48と上述のクラッチ板37との遊端相互間に第1バネ49
を張架し、この第1バネ49のバネ力によりクラッチアー
ム48遊端を扉2内面にバネ付勢している。
枢軸47にクラッチアーム48を枢着し、このクラッチアー
ム48と上述のクラッチ板37との遊端相互間に第1バネ49
を張架し、この第1バネ49のバネ力によりクラッチアー
ム48遊端を扉2内面にバネ付勢している。
またケーシング1の背面立上がり部1a内面に取付けたバ
ネ座50と、上述のクラッ板37遊端との間には第2バネ51
を張架している。
ネ座50と、上述のクラッ板37遊端との間には第2バネ51
を張架している。
以上の各要素48〜51によりクラッチ手段46を構成し、扉
2が閉成している時には、第1図に示す如く、第1バネ
49のバネ力でクラッチ板37を時計方向へバネ付勢して、
アイドルギャ38をモータ25側の原動ギャ36に噛合させる
一方、扉2が開放した時には、この扉2の開放と連動し
てクラッチアーム48を第3図に仮想線で示す如く同図の
時計方向へ揺動させ、第1バネ49によるクラッチ板37牽
引力を解除し、第4図に示すようにクラッチ板37を第2
バネ51で反時計方向へ揺動させて、アイドルギャ38をモ
ータ25側の原動ギャ36から離反させ、クラッチ・オフの
状態になるように構成している。
2が閉成している時には、第1図に示す如く、第1バネ
49のバネ力でクラッチ板37を時計方向へバネ付勢して、
アイドルギャ38をモータ25側の原動ギャ36に噛合させる
一方、扉2が開放した時には、この扉2の開放と連動し
てクラッチアーム48を第3図に仮想線で示す如く同図の
時計方向へ揺動させ、第1バネ49によるクラッチ板37牽
引力を解除し、第4図に示すようにクラッチ板37を第2
バネ51で反時計方向へ揺動させて、アイドルギャ38をモ
ータ25側の原動ギャ36から離反させ、クラッチ・オフの
状態になるように構成している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
を説明する。
第1図、図示の状態下において前述の紙幣取込み口17か
ら投入される紙幣Bをリフト22上の収納部13に取込むに
は、まずリフト22を一旦下降させて、既取込み紙幣B上
に所定の紙幣取込み空間を形成する。
ら投入される紙幣Bをリフト22上の収納部13に取込むに
は、まずリフト22を一旦下降させて、既取込み紙幣B上
に所定の紙幣取込み空間を形成する。
すなわち、可逆モータ25の回転軸35を第1図の矢印方向
に回転すると、動力伝達経路26に介設した一方向クラッ
チ33がロック状態になるので、モータ25の回転力は動力
伝達経路26の矢印方向への駆動により、リフト22に伝達
されて、このリフト22を下降させることができる。
に回転すると、動力伝達経路26に介設した一方向クラッ
チ33がロック状態になるので、モータ25の回転力は動力
伝達経路26の矢印方向への駆動により、リフト22に伝達
されて、このリフト22を下降させることができる。
このリフト22は具体的には約2cm程度下降させ、リフト2
2上の既取込み紙幣B上に所定の紙幣取込み空間を形成
する。
2上の既取込み紙幣B上に所定の紙幣取込み空間を形成
する。
次に、前述の取込みローラ18,19を取込み方向へ回転し
て取込み口17から投入される紙幣Bを、上述の上下一対
のローラ18,19間を介して内方に取込み、取込んだ紙幣
Bを既取込み紙幣B上に順次積層する。
て取込み口17から投入される紙幣Bを、上述の上下一対
のローラ18,19間を介して内方に取込み、取込んだ紙幣
Bを既取込み紙幣B上に順次積層する。
次に、紙幣Bの取込み終了後において、取込んだ紙幣B
を集積するために、リフト22を上昇させる。
を集積するために、リフト22を上昇させる。
このリフト22の上昇に際して、可逆モータ25を前述とは
反対の時計方向(リフト上昇方向)へ逆転すると、動力
伝達経路26に介設した一方向クラッチ33は空転のフリー
状態となり、モータ25の回転力は上述のリフト22には伝
達されない。
反対の時計方向(リフト上昇方向)へ逆転すると、動力
伝達経路26に介設した一方向クラッチ33は空転のフリー
状態となり、モータ25の回転力は上述のリフト22には伝
達されない。
このためリフト22は、第2図に示すスプリング43の矢印
方向へのバネ力によって上昇し、このリフト22はスプリ
ング43力による紙幣集積完了時に自動的に停止するの
で、従来構造の如き圧力検知スイッチを設ける必要がな
く、上述のバネ力により紙幣の集積を行なうことができ
る。
方向へのバネ力によって上昇し、このリフト22はスプリ
ング43力による紙幣集積完了時に自動的に停止するの
で、従来構造の如き圧力検知スイッチを設ける必要がな
く、上述のバネ力により紙幣の集積を行なうことができ
る。
なお、上述のモータ25はリフト上昇方向への逆転を持続
するが、このモータ25の回転力はリフト22に伝達されな
いので、紙幣集積に要する所定時間の経過後において、
モータ25への通電を遮断すればよい。
するが、このモータ25の回転力はリフト22に伝達されな
いので、紙幣集積に要する所定時間の経過後において、
モータ25への通電を遮断すればよい。
以上の如き作用により収納部13に順次紙幣Bが取込まれ
て集積されるが、このようにして集積された紙幣Bを装
置外へ取出すには、係員が装置背面の扉2を開放して紙
幣Bの取出しを行なう。
て集積されるが、このようにして集積された紙幣Bを装
置外へ取出すには、係員が装置背面の扉2を開放して紙
幣Bの取出しを行なう。
上述の扉2を開放すると、クラッチ手段46は第4図に示
す如くクラッチ・オフの状態となって、モータ25と動力
伝達経路26との連結を遮断する。
す如くクラッチ・オフの状態となって、モータ25と動力
伝達経路26との連結を遮断する。
このため、上述のリフト22は係員による紙幣取出し作業
の終了後に、スプリング43のバネ力によって元位置(第
1図参照)へ復帰する。
の終了後に、スプリング43のバネ力によって元位置(第
1図参照)へ復帰する。
この結果、紙幣取出し後においてリフト22を元位置に復
帰させるための特別なモータ逆転制御手段が不要であっ
て、上述のスプリング43による簡単な構成で、リフト22
の元位置復帰を行なうことができる。
帰させるための特別なモータ逆転制御手段が不要であっ
て、上述のスプリング43による簡単な構成で、リフト22
の元位置復帰を行なうことができる。
さらに上述の扉2開放時には、クラッチ手段46でモータ
25と動力伝達経路26との連結を遮断していて、動力伝達
経路26はフリー状態に設定されるので、上述のリフト22
を手動により容易に上下動操作させることができ、この
結果、メンテナンスの操作性の向上を図ることができ
る。
25と動力伝達経路26との連結を遮断していて、動力伝達
経路26はフリー状態に設定されるので、上述のリフト22
を手動により容易に上下動操作させることができ、この
結果、メンテナンスの操作性の向上を図ることができ
る。
以上要するに、リフト22上に取込んだ紙幣を集積する時
には、単に上述のモータ25をリフト上昇方向へ駆動する
と、動力伝達経路26に介設した一方向クラッチ33がフリ
ー状態となるので、上述のリフト22はスプリング43のバ
ネ力によって上昇し、しかも、このリフト22は該スプリ
ング43力による紙幣集積完了時に自動的に停止し、この
リフト22にはモータ25の回転力は付勢されないので、従
来の如き圧力検知スイッチが不要であって、構造の簡素
化およびコストの低減さらには省スペース化を図ること
ができる効果がある。
には、単に上述のモータ25をリフト上昇方向へ駆動する
と、動力伝達経路26に介設した一方向クラッチ33がフリ
ー状態となるので、上述のリフト22はスプリング43のバ
ネ力によって上昇し、しかも、このリフト22は該スプリ
ング43力による紙幣集積完了時に自動的に停止し、この
リフト22にはモータ25の回転力は付勢されないので、従
来の如き圧力検知スイッチが不要であって、構造の簡素
化およびコストの低減さらには省スペース化を図ること
ができる効果がある。
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は紙幣収納装置の内部側面図、 第2図は動力伝達経路の一部を示す部分正面図、 第3図はクラッチアームの平面図、 第4図は扉を開放した状態で示す紙幣収納装置の部分側
面図である。 13……収納部、22……リフト 25……モータ、26……動力伝達経路 33……一方向クラッチ 43……スプリング
面図である。 13……収納部、22……リフト 25……モータ、26……動力伝達経路 33……一方向クラッチ 43……スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】紙葉類を載置して収納部内を昇降するリフ
トと、 このリフトを駆動するモータとを備えた紙葉類収納装置
であって、 上記リフトとモータとの間の動力伝達経路に、 リフト上昇時に空転する一方向クラッチを設け、 上記リフトには、該リフトを上方へバネ付勢するスプリ
ングを張架した 紙葉類収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19560985A JPH0742029B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 紙葉類収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19560985A JPH0742029B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 紙葉類収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256253A JPS6256253A (ja) | 1987-03-11 |
JPH0742029B2 true JPH0742029B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=16344005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19560985A Expired - Fee Related JPH0742029B2 (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 紙葉類収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742029B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9207929D0 (en) * | 1992-04-10 | 1992-05-27 | Ncr Int Inc | Apparatus for loading sheets into a receptacle |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP19560985A patent/JPH0742029B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6256253A (ja) | 1987-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4390175A (en) | Recording medium feeding device | |
JPS61131A (ja) | ラベル貼設装置 | |
JPH0742029B2 (ja) | 紙葉類収納装置 | |
JPH0420852Y2 (ja) | ||
KR100446093B1 (ko) | 지폐 계수겸 결속 장치 | |
EP0211307A2 (en) | Paper discharging device | |
JP3955440B2 (ja) | 紙幣出金処理機 | |
JP2682866B2 (ja) | 給紙装置における圧力調整機構 | |
JPS5940353Y2 (ja) | 紙葉類の供出装置 | |
JPH085164Y2 (ja) | 証書収納用カセット | |
JPH05178519A (ja) | 用紙収納方法およびその装置 | |
CN210836300U (zh) | 一种纸币存储装置和现金循环处理设备 | |
JPS63666Y2 (ja) | ||
JP2733408B2 (ja) | 結束紙葉類放出装置における放出補助機構 | |
JPH0692553A (ja) | 紙葉類処理装置の出入れ機構 | |
JPH0543066A (ja) | 給紙装置 | |
JP3927290B2 (ja) | 紙葉類収納装置 | |
JP2688410B2 (ja) | ソーター | |
JP2534796B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH0511229Y2 (ja) | ||
KR950004413Y1 (ko) | 지폐 지급기의 지폐자동인도장치 | |
JP2585848Y2 (ja) | 紙葉収納箱 | |
KR200286122Y1 (ko) | 현금 자동 지급기용 지폐 급지장치 | |
JP2001118137A (ja) | カード体の昇降装置ならびに払い出し装置 | |
JPH0743089Y2 (ja) | 紙葉類回収装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |