JPH0741846U - 光源収容ケース - Google Patents

光源収容ケース

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JPH0741846U
JPH0741846U JP6940793U JP6940793U JPH0741846U JP H0741846 U JPH0741846 U JP H0741846U JP 6940793 U JP6940793 U JP 6940793U JP 6940793 U JP6940793 U JP 6940793U JP H0741846 U JPH0741846 U JP H0741846U
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JP
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case
lid
light source
case body
female screw
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Application number
JP6940793U
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English (en)
Inventor
義治 幸田
Original Assignee
株式会社デンコー社
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光灯などの光源をケースにより確実に密封
する。 【構成】 フィメンネジ21,39により蓋15,31
をケース本体13に押圧してケース11内を密閉するの
で、蓋15,31とケース本体13の間に介挿される弾
性体17,37が押圧力により変形することがなく、確
実な密閉状態が得られる。また蓋15,31とケース本
体13側とを直接当接させているので、弾性体17,3
7が過剰に変形されることがない。したがって、弾性体
17,37の復元力を長期間維持することができ、長期
に亙り確実に密閉される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、照明として使用される蛍光灯などの光源を、降雨や衝撃などから保 護する光源収容ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、工事現場など屋外において使用される照明は、衝撃を受けるなど厳し い環境の下で用いられるので、室内用の照明に比べ堅固な構造のケースに収容し て用いられている。例えば、白熱電球を光源として使用する場合には、保護枠が 付いたソケットを使用している。また、光源が蛍光灯であれば、図5に示される ようなケース100が用いられている。図示されるように、このケース100は 透光性材料からなるケース本体102と、ケース本体102の両開口端部に取り 付けられる蓋104とから構成されており、ケース100内には、光源である蛍 光灯1と、蛍光灯1を点灯する際に用いるグローランプや安定器などの点灯手段 3とが収容されており、衝撃などから保護されている。このようなケース100 を用いた照明装置としては、例えば、実開昭57−192019号公報に開示さ れるケースなどがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなケース100を用いると、ケース本体と蓋との密着 が不十分であり、隙間から水分が侵入する虞れがある。例えば屋外で用いる場合 、特に、雨ざらしの屋外や、相対湿度がきわめて高い地下の工事現場や採掘現場 などにおいて、このようなケース100を用いた照明装置を使用すると、雨粒や 雰囲気中の湿気がケース100内に侵入してしまう。したがって、この後、気温 の低い場所などで用いると、ケース100内の水分がケース内面に露結して照明 機能を低下させたり、蛍光灯と電極との接点や点灯手段に露結して、電極を腐食 させたり、あるいは点灯装置の故障を引き起こしたりするなどといった問題が生 じている。
【0004】 このような問題を解決するために、ケース102本体と蓋体104との間にパ ッキンなどの弾性体を介挿した光源収容ケースを考案したが、弾性体の装着位置 がばらついたり、また蓋を装着する際に弾性体に不均一な力が加わって隙間がで きたりする問題が生じている。また、弾性体が変形した状態、あるいは過剰な力 で挟圧された状態で照明装置を使用することなどにより、比較的短期間で弾性体 にいわゆるへたりが生じてケース内の密閉が不十分になるといった問題が生じて いる。
【0005】 本考案は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、蛍光灯などの光源が収 容されるケース内が確実に密封された光源収容ケースを提供することを目的とし ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案の光源収容ケースは、照明用の光源を収容す る透光性を有する筒状のケース本体と、このケース本体の開口端部に配置される 蓋体とを有し、前記ケース本体と前記蓋体との間に弾性体が介挿される光源収容 ケースにおいて、前記蓋体を前記ケース本体に向けて押圧して、当該ケース本体 に対して固定する保持部材を当該ケース本体に取り付け、このケース本体と、当 該ケース本体に対して固定される蓋体の間に前記弾性体を配置させることを特徴 としている。
【0007】
【作用】
このように、蓋体は弾性体を介することなく直接ケース本体に対して固定され る構造となっており、蓋体は固定された位置よりさらにケース本体に近接しない 。したがって、保持部材により蓋体をケース本体に押圧する際に押圧力の値がば らついても、ケース本体と蓋体との間に介挿される弾性体は、ケース本体と蓋体 が当接すると、所定の押圧力で押圧される。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 なお、既に説明した部材には同一の符号を付し、説明を省略する。 図1は本考案の光源収容ケースを用いた照明装置を示す側断面図であり、図2 はケース本体の一方の端部に装着される固定蓋の嵌着部を示す部分拡大側断面図 、また図3は他方の端部に装着される着脱蓋の嵌着部を示す部分拡大側断面図で あり、図4は第2フィメンネジを示す平面図、側断面図および側面図である。
【0009】 図1に示されるように、この照明装置は、両端部が開口しており、内部に蛍光 灯1を収容する円筒形状の光源収容ケース(以下、単にケースという)11を有 している。このケース11のケース本体13は、透光性を有すると共に耐候性お よび耐衝撃性に優れるポリカーボネートなどの樹脂材料からなる。
【0010】 図1および図2に示されるように、ケース本体13の一方の開口端部13aに は、ケース11内に収容される点灯装置3の基板3aを支持すると共にこの一方 の開口端部13aを閉じる固定蓋(蓋体)15が装着されている。この固定蓋1 5は、その外周に段差部15aを有しており、この段差部15aにおいて、Oリ ング(弾性体)17を介して一方の開口端部13aに当接している。そして一方 の開口端部13aには、雄ねじ部19aを有する第1ねじ具19が取り付けられ ており、雄ねじ部19aにねじ結合される雌ねじ部21aを有する第1フィメン ネジ(保持部材)21が装着されている。
【0011】 この第1フィメンネジ21は、全周に亙って形成される内向きの第1つば部2 1aを有しており、この第1つば部21aの内面において固定蓋15の外面15 bに摺動自在に接している。したがって、この第1フィメンネジ21をケース本 体13側に捩じ込むと、固定蓋15と、この固定蓋15に支持される基板3aと がケース11の内方に押し付けられ、Oリング17はケース本体13の一方の開 口端部13aと固定蓋15の段差部15aとにより挟圧される。また第1フィメ ンネジ21は、固定蓋15の外周面15cに接する内周面21bを有しており、 固定蓋15をケース本体13の長手方向に対して垂直な方向に位置決めしている 。
【0012】 また第1フィメンネジ21は、第1ねじ具19に当接して固定蓋15をケース 本体13に対して位置決めする座面21cを有している。したがって、本実施例 のように、固定蓋15の段差部15aの厚さに無負荷状態のOリング17の直径 を合算した寸法と、この合算寸法より短く設定されるつば部21aの内面から座 面21cまでの寸法Dとの寸法差を、小さく設定すると、第1フィメンネジ21 を完全に捩じ込で固定蓋15を押圧しても、段差部15aと座面21cとの間に 挟まれるOリング17を必要以上に潰すことがなく、Oリング17の形状を復元 させる力(以下、復元力という)を長期間維持して防水機能を発揮させることが できる。換言すると、前記設定を調整することにより、第1フィメンネジ21の 押圧力とは無関係に、防水性能あるいはOリング17の寿命を設定することがで きる。
【0013】 なお固定蓋15には、電源(図示せず)から蛍光灯1に電力を供給するケーブ ル23が貫通される貫通口15dが形成されているが、ケーブル23の周囲にブ ッシュ25を装着して隙間を塞ぐことにより防水性を維持している。また、固定 蓋15には、照明装置を吊り下げて使用し得るように、外側の面の中央部に支持 部15eが形成されている。
【0014】 これに対し、図1および図3に示されるように、ケース本体13の他方の開口 端部13bの外周部には、雄ネジ部27aを有する第2ネジ具27が固着されて 段差部が形成されており、内カバー29は、この段差部に嵌着される。この内カ バー29には着脱蓋(蓋体)31が着脱自在に装着されており、着脱蓋31の外 面31aには、着脱を容易にするため、そして照明装置の吊り下げを可能にする ために、支持部31bが形成されている。
【0015】 また、内カバー29の端面とネジ部の端面とよりなる第1シール面33と、こ の第1シール面33に対峙する着脱蓋31の第2シール面35との間には、ケー ス11内を密閉するためのパッキン(弾性体)37が介挿されている。パッキン 37はゴムなどの弾性材料からなっており、押圧されて当接面に応じた形状に変 形されると、その変形の度合いに応じた復元力により当接面に密着して防水効果 を発揮する。
【0016】 ところで、図3に示されるように、着脱蓋31は筒状の嵌着部において内カバ ー29に嵌着されており、この嵌着部31cの長さCにより、第1シール面33 と第2シール面35の離反寸法が定まる。したがって、嵌着部31cの長さを調 整することにより、押圧された際のパッキン37の変形量つまり復元力を設定す ることができる。
【0017】 そして、ケース11の他方の開口端13bには、雄ネジ部27aにネジ結合さ れ得る雌ネジ部39aを有する第2フィメンネジ(保持部材)39が着脱自在に 装着されている(図4参照)。この第2フィメンネジ39の後端部には、全周に 亙って内向きの第2つば部39bが形成されており、第2フィメンネジ39を捩 じ込むと、着脱蓋31はケース本体13に向けて押圧され、パッキン27は第1 シール面33と第2シール面35とにより挟圧されて復元力を生ずる。これによ り両シール面33,35において高い防水性能が得られる。さらに、挟圧された パッキン37は外周側に拡がって第2フィメネジ39の内周面に押圧されるので 、防水性能がさらに向上する。
【0018】 また前述したように、両シール面33,35間の寸法は、着脱蓋31の嵌着部 31cの寸法Cによって決められるので、第2フィメンネジ39が過剰な力で捩 じ込まれても、内カバー29と着脱蓋31とが当接すると、その後、パッキン3 7に加わる押圧力はほぼ一定になる。このように、パッキン37に加わる押圧力 を、所望の防水性能に応じ、捩じ込み力とは無関係に設定できるので、必要以上 にパッキン37を変形させることがない。したがって、いわゆるへたりが生じに くく、パッキン37の復元力つまり防水性能を長期間維持することができる。
【0019】 さらに、パッキン37と第2フィメンネジ39は、その間に着脱蓋31が介在 されており、直接接していない。したがって、第2フィメンネジ39を捩じ込む 際に、なんらかの原因でパッキン37を局部的に引張ったり弛ませたりすること がなく、パッキン37が不均一に変形することがない。
【0020】 なお、この実施例は、本発明を限定する趣旨ではない。したがって本発明の要 旨を変更しない範囲において種々改変できる。例えば、内カバー29と着脱蓋3 1とを係合可能な構造とすることにより、内カバー29の第1シール面33と着 脱蓋31の第2シール面35との間にパッキン37を介挿した後、内カバー29 と着脱蓋31とを係合するような構造としてもよい。このようにすると、着脱蓋 31をケース本体13から取り外すと同時に内カバー29をも取り外すことがで き、蛍光灯1の交換などの作業性が向上する。 また、この実施例においては、固定蓋と着脱蓋の装着構造が異なるが、両蓋を 、ともに同一の装着方法を用いて装着してもよいのはもちろんである。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、本考案によると、保持部材により蓋体を保持する際の押圧力と は無関係に、弾性体に加わる押圧力を設定することができ、所望の防水性能を得 ることができる。また、このようにすると、所望の弾性性能を得る際に、弾性体 の変形を最小限にすることができるので、弾性体の復元力すなわち弾性機能を長 期に亙って維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の光源収容ケースを用いた照明装置を
示す側断面図である。
【図2】 ケース本体の一方の端部に装着される固定蓋
の嵌着部を示す部分拡大側断面図である。
【図3】 他方の端部に装着される着脱蓋の嵌着部を示
す部分拡大側断面図である。
【図4】 (A)は第2フィメンネジを示す平面図、
(B)はその側断面図、(C)はその側面図である。
【図5】 従来の照明装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
1…蛍光灯、 3…点灯手段、
11…光源収容ケース(ケース)、 13…ケース本
体、15…固定蓋(蓋体)、 17…Oリ
ング、21…第1フィメンネジ(保持部材)、29…内
カバー、31…着脱蓋(蓋体)、 37…
パッキン(弾性体)、39…第2フィメンネジ(保持部
材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明用の光源を収容する透光性を有する
    筒状のケース本体と、このケース本体の開口端部に配置
    される蓋体とを有し、前記ケース本体と前記蓋体との間
    に弾性体が介挿される光源収容ケースにおいて、 前記蓋体を前記ケース本体に向けて押圧して、当該ケー
    ス本体に対して固定する保持部材を当該ケース本体に取
    り付け、 このケース本体と、当該ケース本体に対して固定される
    蓋体の間に前記弾性体を配置させることを特徴とする光
    源収容ケース。
JP6940793U 1993-12-24 1993-12-24 光源収容ケース Pending JPH0741846U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010374A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Jefcom Kk 照明器具
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JP2011018469A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置

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