JPH0741760A - セラミックスシンチレータ材料 - Google Patents

セラミックスシンチレータ材料

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JPH0741760A
JPH0741760A JP18964693A JP18964693A JPH0741760A JP H0741760 A JPH0741760 A JP H0741760A JP 18964693 A JP18964693 A JP 18964693A JP 18964693 A JP18964693 A JP 18964693A JP H0741760 A JPH0741760 A JP H0741760A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 身体頭頂部の断面を画像処理する場合にもア
ーチファクトを生じることがないX線CT装置用シンチ
レータ材料を提供する。 【構成】 R22S(ただし、RはY,La及びGdか
ら成る群の中から選ばれる少なくとも1種の元素を示
す)系セラミックスシンチレータ材料において、ホウ素
含有率が300ppm以下であることを特徴とするセラ
ミックスシンチレータ材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線を検出する放射線検
出器に用いられるシンチレータ材料に関するものであ
り、特にX線CT装置に用いられる放射線検出器に適用
されるシンチレータ材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置の一つにコンピュータ断層
撮影装置(Computed Tomography:以下CT装置と称
する)がある。このCT装置は扇状のファンビームX線
を照射するX線管と多数のX線検出素子を併設したX線
検出器を被検体の断層面の中央に対向配置して構成さ
れ、X線検出器に向けてX線管からファンビームX線を
照射し、1回照射を行うごとに断層面に対して例えば角
度を1度ずつ変えてゆくことによってX線吸収データを
収集した後、このデ−タをコンピュータで解析すること
によって断層面の個々の位置のX線吸収率を算出し、そ
の吸収率に応じた画像を構成するものである。従来から
このCT装置にはキセノンガス検出器が用いられてい
る。このキセノンガス検出器はガスチャンバにキセノン
ガスを封入し、多数配列した電極間に電圧を印加すると
共にX線を照射すると、X線がキセノンガスを電離し、
X線の強度に応じた電流信号を取り出すことができ、そ
れにより画像が構成される。しかし、このキセノンガス
検出器では高圧のキセノンガスをガスチャンバに封入す
るため厚い窓が必要であり、そのためX線の利用効率が
悪く感度が低いという問題がある。また、高解像度のC
T装置を得るためには電極板の厚みを極力薄くする必要
があり、そのように電極板を薄くすると外部からの振動
によって電極板が振動しノイズが発生するという問題が
ある。そこでGd22S:PrなどR22S(希土類オ
キシサルファイド ただし、RはY,LaおよびGdか
らなる群の中から選ばれる少なくとも1種の元素を示
す)系のセラミックスシンチレータ材料(例えば、米国
特許4,733,088)とシリンコンフォトダイオー
ドを組み合せた検出器の開発が進められている(特開昭
62−52481号)。このセラミックスシンチレータ
材料を用いた検出器では検出素子を小型化し、チャンネ
ル数を増やすことが容易であることから、高解像度のC
T装置を得ることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、X線CT装置
の多数のシンチレータ検出器に用いられるセラミックス
シンチレータ材料に感度分布のばらつきがあると、特に
身体頭頂部の断面を画像処理する場合、アーチファクト
と呼ばれるリング状の虚像が生じやすいという問題があ
った。従って本発明は以上の従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、身体頭頂部の断面を画像処理する場合に
もアーチファクトを生じることがないX線CT装置用シ
ンチレータ材料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は以上の目的を
達成するため種々検討した結果、感度分布のばらつき
は、シンチレータ材料中に不純物として入っているホウ
素含有率の不均一により生じ、感度分布のばらつき低減
には、シンチレータ材料中のホウ素含有率を一定レベル
以下に押さえることが有効であることを見いだし本発明
を創出するに至った。すなわち、本発明のセラミックス
シンチレータ材料は、R22S(ただし、RはY,La
およびGdからなる群の中から選ばれる少なくとも1種
の元素を示す)系セラミックスシンチレータ材料であっ
て、ホウ素含有率が300ppm以下、好ましくは20
0ppm以下であることを特徴としている。上述のGd
22S:Pr系などの希土類オキシサルファイドのセラ
ミックスシンチレータ材料は、その原料粉を製造する際
に、結晶性を高め、輝度を向上させ、粉体の粒度分布を
整えるためにホウ酸リチウム、ホウ酸ナトリウムなどの
ホウ素化合物をフラックスとして用いる。この結果、原
料粉中にはホウ素が残存しやすく、小粒径粉ほどホウ素
含有率が高くなっている。そして、この原料粉中のホウ
素のほとんどは、焼結後の材料中にそのまま残ってしま
う。ホウ素の存在が、感度分布のばらつきを大きくする
メカニズムは、まだ不明確である。しかし、感度の低下
した部分のホウ素含有率が高くなっている事実より、ホ
ウ素の存在による発光効率の低下または、光吸収の増加
が原因であると予想している。本発明は、前記Gd22
S:Prを代表とするR22S系の材料を対象とし、さ
らに前記米国特許4,733,088に開示されるLi
2GeF6、LiF等の焼結助剤を含んでもよい。また、
製造にあたっては、従来公知の焼結方法(例えば、特開
平1−221485号)を採用すればよい。
【0005】
【作用】一般にシンチレータ材料においては、その感度
分布には材料側面からの光の漏れに起因する「肩落ち」
が生じる。この肩落ちは材料の光吸収係数が大きくなる
と小さくなる。しかし、アーチファクトが生じるかどう
かは、各素子ごとの感度分布のばらつきの大きさに起因
し、光吸収係数が小さく肩落ちが大きい素子を用いる場
合であっても、全ての素子が同じ感度分布であればアー
チファクトは生じない。本発明のセラミックスシンチレ
ータ材料では、使用するシンチレータ原料粉のホウ素含
有率を300ppm以下とすることにより,感度分布ば
らつきの少ないシンチレータ材料が得られ、その結果と
して、各素子ごとの感度分布ばらつきが小さくなり、身
体頭頂部の断面を画像処理する場合にもアーチファクト
を生じないようにすることが可能となった。
【0006】
【実施例】次に本発明のシンチレータ材料の実施例につ
き説明する。 (実施例1)Gd23を333g,Pr612を0.35
g,Na2CO3を96g,Li247を10g,Na
BF4を3g,K3PO4・3H2Oを32g,Sを105
g乾式混合した。次に,500ccの純水にCe(NO
33・6H2Oを1.3g溶かし、その溶液2mlをピ
ペットで先の素原料に添加した。この素原料をアルミナ
ルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、1250℃で2
1h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物を純水中に1h
放置し、原料をほぐした。この原料を、純水で良く洗浄
し、次に攪拌器を用い、4Nの塩酸で2h、90℃の温
水で1hの洗浄を行った。こうして、平均粒径44μm
のGd22S:Pr(Ce,F)シンチレータ原料粉が
えられた。この原料粉の不純物をICP(誘導結合プラ
ズマ発光分光分析)により分析したところ、ホウ素含有
率80ppm、アルミニウム含有率660ppm、ナト
リウム、カリウム、リチウム、リン含有率はいずれも1
0ppm未満であった。この原料粉に焼結助剤としてL
2GeF6を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充
填、真空封止した。これを1300℃、1000at
m、2hの条件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、
30×20×t1.2mmに加工後、Arガス中で11
00℃、1hの熱処理を行いセラミックスシンチレータ
材料を得た。なお、この焼結体中のホウ素含有率は、6
0ppmであった。
【0007】(実施例2)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、4Nの塩酸で2
h、90℃の温水で1hの洗浄を行った。こうして、平
均粒径41μmのGd22S:Pr(Ce,F)シンチ
レータ原料粉が得られた。この原料粉の不純物をICP
により分析したところ、ホウ素含有率160ppm、ア
ルミニウム含有率540ppm、ナトリウム、カリウ
ム、リチウム、リン含有率はいずれも10ppm未満で
あった。この原料粉に焼結助剤としてLi2GeF6
0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充填、真空封止
した。これを1300℃、1000atm、2hの条件
で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、30×20×t
1.2mmに加工後、Arガス中で1100℃、1hの
熱処理を行いセラミックスシンチレータ材料を得た。な
お、この焼結体中のホウ素含有率は、140ppmであ
った。
【0008】(実施例3)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、2Nの塩酸で2
h洗浄、90℃の温水で1hrの洗浄を行った。こうし
て、平均粒径42μmのGd22S:Pr(Ce,F)
シンチレータ原料粉が得られた。この原料粉の不純物を
ICPにより分析したところ、ホウ素含有率290pp
m、アルミニウム含有率580ppm、ナトリウム、カ
リウム、リチウム、リン含有率はいずれも10ppm未
満であった。この原料粉に焼結助剤としてLi2GeF6
を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充填、真空封
止した。これを1300℃、1000atm、2hの条
件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、30×20×
t1.2mmに加工後、Arガス中で1100℃、1h
の熱処理を行いセラミックスシンチレータ材料を得た。
なお、この焼結体中のホウ素含有率は、250ppmで
あった。
【0009】(比較例1)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、0.15Nの塩
酸で2h洗浄、90℃の温水で1hrの洗浄を行った。
こうして、平均粒径43μmのGd22S:Pr(C
e,F)シンチレータ原料粉が得られた。この原料粉の
不純物をICPにより分析したところ、ホウ素含有率3
60ppm、アルミニウム含有率690ppm、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム、リン含有率はいずれも10
ppm未満であった。この原料粉に焼結助剤としてLi
2GeF6を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充
填、真空封止した。これを1300℃、1000at
m、2hの条件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、
30×20×t1.2mmに加工後、Arガス中で11
00℃、1hの熱処理を行いセラミックスシンチレータ
材料を得た。なお、この焼結体中のホウ素含有率は、3
30ppmであった。
【0010】(比較例2)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、0.15Nの塩
酸で2h洗浄、90℃の温水で1hrの洗浄を行った。
こうして、平均粒径41μmのGd22S:Pr(C
e,F)シンチレータ原料粉が得られた。この原料粉の
不純物をICPにより分析したところ、ホウ素含有率4
20ppm、アルミニウム含有率550ppm、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム、リン含有率はいずれも10
ppm未満であった。この原料粉に焼結助剤としてLi
2GeF6を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充
填、真空封止した。これを1300℃、1000at
m、2hの条件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、
30×20×t1.2mmに加工後、Arガス中で11
00℃、1hの熱処理を行いセラミックスシンチレータ
材料を得た。なお、この焼結体中のホウ素含有率は、3
70ppmであった。
【0011】(比較例3)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、90℃の温水で
1hrの洗浄を行った。こうして、平均粒径40μmの
Gd22S:Pr(Ce,F)シンチレータ原料粉が得
られた。この原料粉の不純物ICP(誘導結合プラズマ
発光分光分析)により分析したところ、ホウ素含有率5
40ppm、アルミニウム含有率600ppm、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム、リン含有率はいずれも10
ppm未満であった。この原料粉に焼結助剤としてLi
2GeF6を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充
填、真空封止した。これを1300℃、1000at
m、2hの条件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、
30×20×t1.2mmに加工後、Arガス中で11
00℃、1hの熱処理を行いセラミックスシンチレータ
材料を得た。なお、この焼結体中のホウ素含有率は、5
00ppmであった。
【0012】以上の各実施例及び比較例のシンチレータ
材料につき感度分布を測定した。感度分布の測定は以下
のようにして行った。 (感度分布の測定)感度分布の測定装置は、X線CT装
置を用いた。X線源からでたX線(120KV、300
mA)1を、図1に示すスリット幅2mmのコリメータ
2を通し、16チャンネルのシリコンフォトダイオード
(SPD)3上におかれた試料4に照射し、このSPD
3と試料4を走査することにより、試料4の長手方向の
感度分布を測定した。なお、試料4上面には、蛍光反射
板を取り付け、測定領域は、試料4の長手方向の中心2
0mmの区間とした。以上の感度分布の測定結果を図2
から図7に示す。図5〜図7に示すようにホウ素が30
0ppmを越える各比較例のシンチレータ材料では、感
度分布のばらつきが大きく、16チャンネルの感度分布
ばらつきは2%を越えている。これに対し、ホウ素が3
00ppm以下の各実施例のシンチレータ材料では、明
らかに感度分布のばらつきが小さくなっていることがわ
かる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明のX線CT用セラミ
ックスシンチレータ材料の製造方法によれば、材料内の
均一性を高め、感度分布のばらつきが小さくなる結果と
して、身体頭頂部の断面を画像処理する場合にもアーチ
ファクトを生じないようにする事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例で使用した感度分布の測定装置を
示す模式図である。
【図2】本発明実施例1のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図3】本発明実施例2のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図4】本発明実施例3のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図5】本発明比較例1のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図6】本発明比較例2のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図7】本発明比較例3のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【符号の説明】
1 X線 2 コリメータ 3 シリコンフォトダイオード 4 試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 秀美 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地日立金属株式 会社磁性材料研究所内 (72)発明者 渋谷 修一 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地日立金属株式 会社磁性材料研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R22S(ただし、RはY,Laおよび
    Gdからなる群の中から選ばれる少なくとも1種の元素
    を示す)系セラミックスシンチレータ材料において、ホ
    ウ素含有率が300ppm以下であることを特徴とする
    セラミックスシンチレータ材料。
  2. 【請求項2】 ホウ素含有率が200ppm以下である
    請求項1に記載のセラミックスシンチレータ材料。
  3. 【請求項3】 シンチレータ材料がGd22S:Pr系
    セラミックスである請求項1または請求項2に記載のセ
    ラミックスシンチレータ材料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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