JP2989089B2 - セラミックスシンチレータ材料 - Google Patents

セラミックスシンチレータ材料

Info

Publication number
JP2989089B2
JP2989089B2 JP18964693A JP18964693A JP2989089B2 JP 2989089 B2 JP2989089 B2 JP 2989089B2 JP 18964693 A JP18964693 A JP 18964693A JP 18964693 A JP18964693 A JP 18964693A JP 2989089 B2 JP2989089 B2 JP 2989089B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ppm
raw material
sensitivity distribution
scintillator
scintillator material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18964693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0741760A (ja
Inventor
良平 中村
英明 清水
信行 山田
秀美 稲垣
修一 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP18964693A priority Critical patent/JP2989089B2/ja
Publication of JPH0741760A publication Critical patent/JPH0741760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2989089B2 publication Critical patent/JP2989089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線を検出する放射線検
出器に用いられるシンチレータ材料に関するものであ
り、特にX線CT装置に用いられる放射線検出器に適用
されるシンチレータ材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置の一つにコンピュータ断層
撮影装置(Computed Tomography:以下CT装置と称
する)がある。このCT装置は扇状のファンビームX線
を照射するX線管と多数のX線検出素子を併設したX線
検出器を被検体の断層面の中央に対向配置して構成さ
れ、X線検出器に向けてX線管からファンビームX線を
照射し、1回照射を行うごとに断層面に対して例えば角
度を1度ずつ変えてゆくことによってX線吸収データを
収集した後、このデ−タをコンピュータで解析すること
によって断層面の個々の位置のX線吸収率を算出し、そ
の吸収率に応じた画像を構成するものである。従来から
このCT装置にはキセノンガス検出器が用いられてい
る。このキセノンガス検出器はガスチャンバにキセノン
ガスを封入し、多数配列した電極間に電圧を印加すると
共にX線を照射すると、X線がキセノンガスを電離し、
X線の強度に応じた電流信号を取り出すことができ、そ
れにより画像が構成される。しかし、このキセノンガス
検出器では高圧のキセノンガスをガスチャンバに封入す
るため厚い窓が必要であり、そのためX線の利用効率が
悪く感度が低いという問題がある。また、高解像度のC
T装置を得るためには電極板の厚みを極力薄くする必要
があり、そのように電極板を薄くすると外部からの振動
によって電極板が振動しノイズが発生するという問題が
ある。そこでGd22S:PrなどR22S(希土類オ
キシサルファイド ただし、RはY,LaおよびGdか
らなる群の中から選ばれる少なくとも1種の元素を示
す)系のセラミックスシンチレータ材料(例えば、米国
特許4,733,088)とシリンコンフォトダイオー
ドを組み合せた検出器の開発が進められている(特開昭
62−52481号)。このセラミックスシンチレータ
材料を用いた検出器では検出素子を小型化し、チャンネ
ル数を増やすことが容易であることから、高解像度のC
T装置を得ることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、X線CT装置
の多数のシンチレータ検出器に用いられるセラミックス
シンチレータ材料に感度分布のばらつきがあると、特に
身体頭頂部の断面を画像処理する場合、アーチファクト
と呼ばれるリング状の虚像が生じやすいという問題があ
った。従って本発明は以上の従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、身体頭頂部の断面を画像処理する場合に
もアーチファクトを生じることがないX線CT装置用シ
ンチレータ材料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、以上の目的
を達成するため種々検討した結果、感度分布のばらつき
は、シンチレータ材料中に不純物として入っているホウ
素含有率の不均一により生じ、感度分布のばらつき低減
には、シンチレータ材料中のホウ素含有率を一定レベル
以下に抑えることが有効であることを見出し本発明を創
出するに至った。すなわち、本発明は、GdS:
Pr系原料粉を合成するフラックスの一つとしてホウ素
化合物を用いたセラミックスシンチレータ材料であっ
て、焼結体中のホウ素含有率が10ppmを越え300
ppm以下であることを特徴としている。上述のGd
S:Pr系などの希土類オキシサルファイドのセラ
ミックスシンチレータ材料は、その原料粉を製造する際
に、結晶性を高め、輝度を向上させ、粉体の粒度分布を
整えるためにホウ酸リチウム、ホウ酸ナトリウムなどの
ホウ素化合物をフラックスとして用いるものである。し
かしこの結果、原料粉中にはホウ素が残存しやすく、小
粒径粉ほどホウ素含有率が高くなっている。そして、こ
の原料粉を用いて焼結体を形成するとホウ素のほとんど
は、焼結後の材料中にそのまま不純物として残ってしま
う。このホウ素が必要以上に残存すると感度分布のばら
つきを大きくする要因となるのだが、そのメカニズム
は、まだ不明確である。しかし、感度の低下した部分の
ホウ素含有率が高くなっている事実より、ホウ素の存在
による発光効率の低下、または光吸収の増加が原因であ
ると予想している。本発明は、前記GdS:Pr
を代表とするRS系の材料を対象とし、さらに前
記米国特許4733088号に開示されるLiGeF
、LiF等の焼結助剤を含んでもよい。また、製造に
あたっては従来公知の焼結方法(例えば特開平1−22
1485号)を採用することができる。
【0005】
【作用】一般にシンチレータ材料においては、その感度
分布には材料側面からの光の漏れに起因して、側面がな
だらかに下がったいわゆる「肩落ち」と呼ばれる現象が
生じる。この「肩落ち」は材料の光吸収係数が大きくな
ると小さくなる。しかし、アーチファクトが生じるかど
うかは、各素子ごとの感度分布のばらつきの大きさに起
因し、光吸収係数が小さく肩落ちが大きい素子を用いる
場合であっても、全ての素子が同じ感度分布であればア
ーチファクトは生じない。いずれにしても感度分布のば
らつきの少ない材料であることが望ましい。本発明にお
けるホウ素の働きは、原料粉体中においては、原料粉の
結晶性を高め、輝度を向上させ、粉体の粒度分布を整え
るという効果を発揮するものであるが、一方で焼結後の
焼結体中に多く残ってしまうと発光効率の低下等の悪影
響を及ぼす不純物となる。このようなことから、本発明
のセラミックスシンチレータ材料では、焼結体中のホウ
素含有率を10ppmを越え300ppm以下にするこ
とにより、感度分布のばらつきの少ないシンチレータ材
料が得られ、その結果として各素子ごとの感度分布のば
らつきが小さくなり、身体頭頂部の断面を画像処理する
場合にもアーチファクトを生じないようにすることが可
能となった。
【0006】
【実施例】次に本発明のシンチレータ材料の実施例につ
き説明する。 (実施例1)Gd23を333g,Pr612を0.35
g,Na2CO3を96g,Li247を10g,Na
BF4を3g,K3PO4・3H2Oを32g,Sを105
g乾式混合した。次に,500ccの純水にCe(NO
33・6H2Oを1.3g溶かし、その溶液2mlをピ
ペットで先の素原料に添加した。この素原料をアルミナ
ルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、1250℃で2
1h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物を純水中に1h
放置し、原料をほぐした。この原料を、純水で良く洗浄
し、次に攪拌器を用い、4Nの塩酸で2h、90℃の温
水で1hの洗浄を行った。こうして、平均粒径44μm
のGd22S:Pr(Ce,F)シンチレータ原料粉が
えられた。この原料粉の不純物をICP(誘導結合プラ
ズマ発光分光分析)により分析したところ、ホウ素含有
率80ppm、アルミニウム含有率660ppm、ナト
リウム、カリウム、リチウム、リン含有率はいずれも1
0ppm未満であった。この原料粉に焼結助剤としてL
2GeF6を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充
填、真空封止した。これを1300℃、1000at
m、2hの条件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、
30×20×t1.2mmに加工後、Arガス中で11
00℃、1hの熱処理を行いセラミックスシンチレータ
材料を得た。なお、この焼結体中のホウ素含有率は、6
0ppmであった。
【0007】(実施例2)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、4Nの塩酸で2
h、90℃の温水で1hの洗浄を行った。こうして、平
均粒径41μmのGd22S:Pr(Ce,F)シンチ
レータ原料粉が得られた。この原料粉の不純物をICP
により分析したところ、ホウ素含有率160ppm、ア
ルミニウム含有率540ppm、ナトリウム、カリウ
ム、リチウム、リン含有率はいずれも10ppm未満で
あった。この原料粉に焼結助剤としてLi2GeF6
0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充填、真空封止
した。これを1300℃、1000atm、2hの条件
で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、30×20×t
1.2mmに加工後、Arガス中で1100℃、1hの
熱処理を行いセラミックスシンチレータ材料を得た。な
お、この焼結体中のホウ素含有率は、140ppmであ
った。
【0008】(実施例3)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、2Nの塩酸で2
h洗浄、90℃の温水で1hrの洗浄を行った。こうし
て、平均粒径42μmのGd22S:Pr(Ce,F)
シンチレータ原料粉が得られた。この原料粉の不純物を
ICPにより分析したところ、ホウ素含有率290pp
m、アルミニウム含有率580ppm、ナトリウム、カ
リウム、リチウム、リン含有率はいずれも10ppm未
満であった。この原料粉に焼結助剤としてLi2GeF6
を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充填、真空封
止した。これを1300℃、1000atm、2hの条
件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、30×20×
t1.2mmに加工後、Arガス中で1100℃、1h
の熱処理を行いセラミックスシンチレータ材料を得た。
なお、この焼結体中のホウ素含有率は、250ppmで
あった。
【0009】(比較例1)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、0.15Nの塩
酸で2h洗浄、90℃の温水で1hrの洗浄を行った。
こうして、平均粒径43μmのGd22S:Pr(C
e,F)シンチレータ原料粉が得られた。この原料粉の
不純物をICPにより分析したところ、ホウ素含有率3
60ppm、アルミニウム含有率690ppm、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム、リン含有率はいずれも10
ppm未満であった。この原料粉に焼結助剤としてLi
2GeF6を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充
填、真空封止した。これを1300℃、1000at
m、2hの条件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、
30×20×t1.2mmに加工後、Arガス中で11
00℃、1hの熱処理を行いセラミックスシンチレータ
材料を得た。なお、この焼結体中のホウ素含有率は、3
30ppmであった。
【0010】(比較例2)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、0.15Nの塩
酸で2h洗浄、90℃の温水で1hrの洗浄を行った。
こうして、平均粒径41μmのGd22S:Pr(C
e,F)シンチレータ原料粉が得られた。この原料粉の
不純物をICPにより分析したところ、ホウ素含有率4
20ppm、アルミニウム含有率550ppm、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム、リン含有率はいずれも10
ppm未満であった。この原料粉に焼結助剤としてLi
2GeF6を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充
填、真空封止した。これを1300℃、1000at
m、2hの条件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、
30×20×t1.2mmに加工後、Arガス中で11
00℃、1hの熱処理を行いセラミックスシンチレータ
材料を得た。なお、この焼結体中のホウ素含有率は、3
70ppmであった。
【0011】(比較例3)Gd23を333g,Pr6
12を0.35g,Na2CO3を96g,Li247
10g,NaBF4を3g,K3PO4・3H2Oを32
g,Sを105g乾式混合した。次に、500ccの純
水にCe(NO33・6H2Oを1.3g溶かし、その
溶液2mlをピペットで先の素原料に添加した。この素
原料をアルミナルツボに入れ、アルミナの蓋をした後、
1300℃で10h焼成した。冷却後、ルツボと焼成物
を純水中に1h放置し、原料をほぐした。この原料を、
純水で良く洗浄し、次に攪拌器を用い、90℃の温水で
1hrの洗浄を行った。こうして、平均粒径40μmの
Gd22S:Pr(Ce,F)シンチレータ原料粉が得
られた。この原料粉の不純物ICP(誘導結合プラズマ
発光分光分析)により分析したところ、ホウ素含有率5
40ppm、アルミニウム含有率600ppm、ナトリ
ウム、カリウム、リチウム、リン含有率はいずれも10
ppm未満であった。この原料粉に焼結助剤としてLi
2GeF6を0.1wt%添加し、軟鋼製カプセルに充
填、真空封止した。これを1300℃、1000at
m、2hの条件で熱間静水圧プレス(HIP)焼結し、
30×20×t1.2mmに加工後、Arガス中で11
00℃、1hの熱処理を行いセラミックスシンチレータ
材料を得た。なお、この焼結体中のホウ素含有率は、5
00ppmであった。
【0012】以上の各実施例及び比較例のシンチレータ
材料につき感度分布を測定した。感度分布の測定は以下
のようにして行った。 (感度分布の測定)感度分布の測定装置は、X線CT装
置を用いた。X線源からでたX線(120KV、300
mA)1を、図1に示すスリット幅2mmのコリメータ
2を通し、16チャンネルのシリコンフォトダイオード
(SPD)3上におかれた試料4に照射し、このSPD
3と試料4を走査することにより、試料4の長手方向の
感度分布を測定した。なお、試料4上面には、蛍光反射
板を取り付け、測定領域は、試料4の長手方向の中心2
0mmの区間とした。以上の感度分布の測定結果を図2
から図7に示す。図5〜図7に示すようにホウ素が30
0ppmを越える各比較例のシンチレータ材料では、感
度分布のばらつきが大きく、16チャンネルの感度分布
ばらつきは2%を越えている。これに対し、ホウ素が3
00ppm以下の各実施例のシンチレータ材料では、明
らかに感度分布のばらつきが小さくなっていることがわ
かる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明のセラミックスシ
ンチレータ材料によれば、原料粉を合成する際には粒度
分布を整える等の効果を示し、焼結後は材料内の均一性
を高め、感度分布のばらつきを小さく抑えるという効果
を発揮する。その結果、これをX線CTに用いれば、身
体頭頂部の断面を画像処理する場合にもアーチファクト
を生じないようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例で使用した感度分布の測定装置を
示す模式図である。
【図2】本発明実施例1のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図3】本発明実施例2のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図4】本発明実施例3のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図5】本発明比較例1のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図6】本発明比較例2のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【図7】本発明比較例3のシンチレータ材料の感度分布
を示す図である。
【符号の説明】
1 X線 2 コリメータ 3 シリコンフォトダイオード 4 試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 修一 埼玉県熊谷市三ケ尻5200番地日立金属株 式会社磁性材料研究所内 審査官 柳 和子 (56)参考文献 特開 昭62−190281(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 11/00 - 11/89 G01T 1/202

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Gd S:Pr系原料粉を合成する
    フラックスの一つとしてホウ素化合物を用いたセラミッ
    クスシンチレータ材料であって、焼結体中のホウ素含有
    率が10ppmを越え300ppm以下であることを特
    徴とするセラミックスシンチレータ材料。
  2. 【請求項2】 Gd S:Pr系原料粉を合成する
    フラックスの一つとしてホウ素化合物を用いたセラミッ
    クスシンチレータ材料であって、焼結体中のホウ素含有
    率が50ppmを越え250ppm以下であることを特
    徴とするセラミックスシンチレータ材料。
JP18964693A 1993-07-30 1993-07-30 セラミックスシンチレータ材料 Expired - Fee Related JP2989089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18964693A JP2989089B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 セラミックスシンチレータ材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18964693A JP2989089B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 セラミックスシンチレータ材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0741760A JPH0741760A (ja) 1995-02-10
JP2989089B2 true JP2989089B2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=16244800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18964693A Expired - Fee Related JP2989089B2 (ja) 1993-07-30 1993-07-30 セラミックスシンチレータ材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2989089B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4429444B2 (ja) * 1999-12-24 2010-03-10 株式会社日立メディコ シンチレータ、それを用いた放射線検出器及びx線ct装置
JP5115860B2 (ja) * 2009-02-12 2013-01-09 日立金属株式会社 シンチレータ材粉末の製造方法
CN106459758A (zh) 2014-05-01 2017-02-22 东北泰克诺亚奇股份有限公司 发光体及辐射探测器
WO2017078051A1 (ja) * 2015-11-02 2017-05-11 株式会社 東芝 シンチレータ、シンチレータアレイ、放射線検出器、および放射線検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0741760A (ja) 1995-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3777486B2 (ja) 蛍光体及びそれを用いた放射線検出器及びx線ct装置
JPH0625349B2 (ja) 固体シンチレータおよびそれの処理方法
JP5675339B2 (ja) 固体シンチレータ、放射線検出器およびx線断層写真撮影装置
DE2849705A1 (de) Scintillatoren und verfahren zu deren herstellung
JP7179462B2 (ja) シンチレータ、シンチレータアレイ、放射線検出器、および放射線検査装置
EP1666566B1 (en) Ceramic scintillator, and radiation detector and radiographic examination apparatus using same
JP5937287B1 (ja) 混合酸化物材料
JP2002275465A (ja) セラミックシンチレータとその製造方法、およびそれを用いた放射線検出器と放射線検査装置
JP4886151B2 (ja) セラミックシンチレータとそれを用いた放射線検出器および放射線検査装置
JP2989089B2 (ja) セラミックスシンチレータ材料
JP2001303048A (ja) 蛍光体及びそれを用いた放射線検出器及びx線ct装置
JP6948829B2 (ja) シンチレータアレイ、並びにそれを用いた放射線検出器、並びに放射線検査装置、およびシンチレータアレイの製造方法
JP3524300B2 (ja) セラミックスシンチレータ、それを用いた放射線検出器および放射線検査装置
JP2001089762A (ja) セラミックシンチレータ材料とその製造方法、およびそれを用いた放射線検出器と放射線検査装置
JP2002082171A (ja) 放射線検出器およびこれを用いたx線診断装置
JP2685867B2 (ja) 蛍光性セラミックスの製造方法
JP2989184B1 (ja) セラミックスシンチレータ
JP2005164577A (ja) 刺激性燐光体スクリーン又はパネル及びその製造制御
JP2012072330A (ja) 固体シンチレータ用材料、固体シンチレータ、およびそれを用いた放射線検出器並びに放射線検査装置
JP4266114B2 (ja) シンチレータおよびそれを用いた放射線検査装置
JP2917269B2 (ja) X線ct用シンチレータ材料
JPH05279663A (ja) シンチレータ材料
JP3303994B2 (ja) X線ct装置
JP2872536B2 (ja) セラミックスシンチレータ材料の製造方法
JP2024075629A (ja) シンチレータ素子、シンチレータアレイ、放射線検出器および放射線コンピュータ断層撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees