JPH0741674Y2 - 自走式サーフボード - Google Patents
自走式サーフボードInfo
- Publication number
- JPH0741674Y2 JPH0741674Y2 JP968390U JP968390U JPH0741674Y2 JP H0741674 Y2 JPH0741674 Y2 JP H0741674Y2 JP 968390 U JP968390 U JP 968390U JP 968390 U JP968390 U JP 968390U JP H0741674 Y2 JPH0741674 Y2 JP H0741674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prime mover
- surfboard
- storage container
- self
- propulsion unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、推進機と該推進機を駆動する原動機とを備
えた自走式サーフボードの構造に関するものである。
えた自走式サーフボードの構造に関するものである。
［従来技術］ 従来、この種の原動機部はサーフボードの反転時に原動
機および原動機区画への浸水を防止するため、原動機ま
たは原動機区画の吸気部に、フロート弁を利用して閉鎖
させ、サーフボードの反転時には、サーフボードの底面
に装備されている補助空気ダクトから原動機または原動
機区画に空気を供給し続けるための装置が知られてい
る。
機および原動機区画への浸水を防止するため、原動機ま
たは原動機区画の吸気部に、フロート弁を利用して閉鎖
させ、サーフボードの反転時には、サーフボードの底面
に装備されている補助空気ダクトから原動機または原動
機区画に空気を供給し続けるための装置が知られてい
る。
また、排気通路に膨張室を設けるとともに上下左右に屈
曲した屈曲通路を設けるものが知られている。
曲した屈曲通路を設けるものが知られている。
［考案が解決しようとする課題］ 従来の技術で述べたもののうち、前者においては、反転
時の外気導入口となる補助空気ダクトおよび閉鎖装置
は、サーフボードの底面に位置しており、フロート弁は
サーフボードの滑走時には水による浮力を利用して原動
機および原動機区画への浸水を防止しているため、該位
置はサーフボードの滑走時に水面と略同一レベルもしく
は水面上に一部露出する状態が生じ、該状態における通
常の滑走中はフロート弁に浮力が働かず、該補助空気ダ
クトから原動機および原動機区画に浸水し、ある浸水量
に達すれば原動機が作動を停止するとともに排気ガスに
よる排気圧が喪失し、排気管から原動機内に浸水すると
いう問題点を有するとともに、反転前の通常の吸気孔は
反転作用によりフロート弁が作動して閉鎖され、外気の
吸入口がすべて塞がれるという問題点を有していた。
時の外気導入口となる補助空気ダクトおよび閉鎖装置
は、サーフボードの底面に位置しており、フロート弁は
サーフボードの滑走時には水による浮力を利用して原動
機および原動機区画への浸水を防止しているため、該位
置はサーフボードの滑走時に水面と略同一レベルもしく
は水面上に一部露出する状態が生じ、該状態における通
常の滑走中はフロート弁に浮力が働かず、該補助空気ダ
クトから原動機および原動機区画に浸水し、ある浸水量
に達すれば原動機が作動を停止するとともに排気ガスに
よる排気圧が喪失し、排気管から原動機内に浸水すると
いう問題点を有するとともに、反転前の通常の吸気孔は
反転作用によりフロート弁が作動して閉鎖され、外気の
吸入口がすべて塞がれるという問題点を有していた。
また、後者においてはサーフボードの反転方向に起因し
て原動機区画への浸水量が多くなる場合があり、その場
合、反転後の浸水量にもよるが反転前の姿勢に復帰させ
る際のサーフボードの回転方向が制限されるという問題
点を有していた。
て原動機区画への浸水量が多くなる場合があり、その場
合、反転後の浸水量にもよるが反転前の姿勢に復帰させ
る際のサーフボードの回転方向が制限されるという問題
点を有していた。
この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、サ
ーフボードが滑走中に反転しても、原動機および原動機
区画への浸水を防止し、反転中も原動機を作動状態に維
持可能な自走式サーフボードを提供しようとするもので
ある。
みてなされたものであり、その目的とするところは、サ
ーフボードが滑走中に反転しても、原動機および原動機
区画への浸水を防止し、反転中も原動機を作動状態に維
持可能な自走式サーフボードを提供しようとするもので
ある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この考案における自走式サ
ーフボードは、サーフボード本体、サーフボード上面と
略平行に挿通される回動軸、該回動軸に対して回動自在
に支持された原動機および該原動機の付属品ならびに該
原動機用吸気部および排気部を収容する原動機部格納容
器および該原動機部格納容器の下部または後部に固着さ
れる推進機とから構成され、サーフボード本体の反転時
には、該回動軸を軸にして、サーフボード本体のみが反
転し、原動機部格納容器および推進機は反転することな
く、反転前の滑走時の姿勢を保持してなるものである。
ーフボードは、サーフボード本体、サーフボード上面と
略平行に挿通される回動軸、該回動軸に対して回動自在
に支持された原動機および該原動機の付属品ならびに該
原動機用吸気部および排気部を収容する原動機部格納容
器および該原動機部格納容器の下部または後部に固着さ
れる推進機とから構成され、サーフボード本体の反転時
には、該回動軸を軸にして、サーフボード本体のみが反
転し、原動機部格納容器および推進機は反転することな
く、反転前の滑走時の姿勢を保持してなるものである。
［作用］ 原動機部格納容器はサーフボード本体に固着された回動
軸に該原動機部格納容器の前後で挿通されている。
軸に該原動機部格納容器の前後で挿通されている。
また、推進機は該原動機部格納容器の下部または後部に
固着されている。そして、サーフボード本体が滑走時に
反転しても原動機格納容器および推進機は回動せず、反
転前の滑走時の姿勢を保持する。
固着されている。そして、サーフボード本体が滑走時に
反転しても原動機格納容器および推進機は回動せず、反
転前の滑走時の姿勢を保持する。
［実施例］ 実施例について図面を参照して説明する。第１図〜第３
図において、サーフボード本体１の略中央部に原動機お
よびその付属機器２、吸気部３および排気部４が原動機
格納容器５内に収納されている。そして該原動機格納容
器５は該原動機格納容器５の前後でサーフボード本体１
に回動軸７を介して挿通される。該回動軸７より原動機
部格納容器５の重心が下方にあり、推進機６は該原動機
格納容器５の直下に取り付けられる。そしてサーフボー
ド本体１が反転した場合には、原動機格納容器５および
推進機６は反転前の姿勢を保持する。
図において、サーフボード本体１の略中央部に原動機お
よびその付属機器２、吸気部３および排気部４が原動機
格納容器５内に収納されている。そして該原動機格納容
器５は該原動機格納容器５の前後でサーフボード本体１
に回動軸７を介して挿通される。該回動軸７より原動機
部格納容器５の重心が下方にあり、推進機６は該原動機
格納容器５の直下に取り付けられる。そしてサーフボー
ド本体１が反転した場合には、原動機格納容器５および
推進機６は反転前の姿勢を保持する。
［考案の効果］ この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
載する効果を奏する。
サーフボードが反転した場合に、原動機格納容器内への
浸水を防止し、原動機への外気吸入は続けられ、原動機
の作動は維持できるとともに原動機からの排気は続けら
れる。
浸水を防止し、原動機への外気吸入は続けられ、原動機
の作動は維持できるとともに原動機からの排気は続けら
れる。
第１図は、この考案の実施例に係る自走式サーフボード
の要部略示正面図、第２図は同実施例に係る自走式サー
フボードの要部略示平面図である。第３図は第１図のＡ
〜Ａ′要部略示断面図である。 １……サーフボード本体、２……原動機およびその付属
機器、３……吸気部、４……排気部、５……原動機格納
容器、６……推進機、７……回動軸、８……水面、９…
…推進機カバー。
の要部略示正面図、第２図は同実施例に係る自走式サー
フボードの要部略示平面図である。第３図は第１図のＡ
〜Ａ′要部略示断面図である。 １……サーフボード本体、２……原動機およびその付属
機器、３……吸気部、４……排気部、５……原動機格納
容器、６……推進機、７……回動軸、８……水面、９…
…推進機カバー。
Claims (1)
- 【請求項１】推進機を有する自走式のサーフボードに係
り、該推進機を駆動する原動機、該原動機本体およびそ
の他付属品ならびに吸気部および排気部を収納する原動
機部格納容器が、サーフボードの縦方向に回動軸を前後
に設け、回動軸より原動機部格納容器の重心が下方にあ
ることを特徴とする自走式サーフボード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP968390U JPH0741674Y2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 自走式サーフボード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP968390U JPH0741674Y2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 自走式サーフボード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03100593U JPH03100593U (ja) | 1991-10-21 |
| JPH0741674Y2 true JPH0741674Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31513271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP968390U Expired - Lifetime JPH0741674Y2 (ja) | 1990-02-01 | 1990-02-01 | 自走式サーフボード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741674Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109774888A (zh) * | 2017-11-15 | 2019-05-21 | 广西特飞云天航空动力科技有限公司 | 动力装置外置式应急救生装置 |
-
1990
- 1990-02-01 JP JP968390U patent/JPH0741674Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03100593U (ja) | 1991-10-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0741674Y2 (ja) | 自走式サーフボード | |
| JPH0123645B2 (ja) | ||
| CN101372932B (zh) | 发动机的燃料供应装置 | |
| JP2000303496A (ja) | 建設機械 | |
| JP4297398B2 (ja) | 船外機の格納構造 | |
| JP4027503B2 (ja) | 船外機 | |
| JP2555575Y2 (ja) | ポンプモータ装置 | |
| US2201987A (en) | Outboard motor | |
| US3908607A (en) | Apparatus for eliminating drains in a rotary combustion engine | |
| JPS5842606Y2 (ja) | 船外機の燃料漏洩防止装置 | |
| CA1075094A (en) | Engine water-tighting devices | |
| JP2003054469A (ja) | 自動二輪車のエアクリーナ防水構造 | |
| JPS6114623Y2 (ja) | ||
| JPH0232232Y2 (ja) | ||
| JPS624854Y2 (ja) | ||
| JPS6327067Y2 (ja) | ||
| JPS62218299A (ja) | 船舶推進機の洗浄装置 | |
| JPS5823038Y2 (ja) | キタイエキタイリヨウヨウポンプ | |
| KR0175650B1 (ko) | 진공 흡입 펌프 | |
| KR960016159B1 (ko) | 선박좌우의 수평부양장치 | |
| JPH0631143Y2 (ja) | 定置式エンジンの冷却装置 | |
| JPS634645Y2 (ja) | ||
| JP2004340086A (ja) | ベーパセパレータ構造 | |
| TWM622199U (zh) | 農用噴霧機 | |
| JPH0232963U (ja) |