JPH0232232Y2 - - Google Patents

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JPH0232232Y2
JPH0232232Y2 JP5131884U JP5131884U JPH0232232Y2 JP H0232232 Y2 JPH0232232 Y2 JP H0232232Y2 JP 5131884 U JP5131884 U JP 5131884U JP 5131884 U JP5131884 U JP 5131884U JP H0232232 Y2 JPH0232232 Y2 JP H0232232Y2
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water
pump
tank
storage tank
washing
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は洗濯槽と、この洗濯槽で使用済みの洗
濯液やすすぎ水を再利用するために貯める貯水槽
と、移送用のポンプを備えた貯水槽付き洗濯機に
関する。
(ロ) 従来技術 この種の洗濯機は特開昭57−131485号公報で示
されるように洗濯槽と貯水槽を連通する水路にポ
ンプを配設し、このポンプを駆動することにより
両槽間で水(液)を往復させている。しかし、こ
の従来例はポンプを接続管中に配設しているの
で、このポンプを両槽の水(液)を往復させる以
外に機能させることができなかつた。
また、洗濯に際して風呂の残り湯を有効に利用
することが望まれ、そのために専用の吸水ポンプ
を設けることが実公昭45−30231号公報で示され
ている。しかし、これもポンプが吸水専用であ
り、単機能の割にはコストが高いものであつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は洗濯槽と貯水槽間で水(液)を往復さ
せるポンプに吸水機能を持たせ、また、この吸水
時に於けるポンプの吸水能力を向上せんとするも
のである。
(ニ) 考案の構成 本考案は、洗濯槽と、洗濯槽内の水(液)を再
利用するために貯める貯水槽と、この貯水槽の底
部に配設され、該貯水槽に上部の透孔を介して連
通すると共に、上記洗濯槽に通水孔を介して連通
するポンプ室と、このポンプ室内の透孔と通水孔
の間に配設された可逆ポンプとから成り、上記透
孔を吐出側とした時のポンプ室の吸込側に外部水
(液)を導入するホースの接続口を設け、上記ポ
ンプ室の吸込側の上部或いは呼水々位より下方の
上記ホースに貯水槽に連通する呼水口を設けたこ
とを特徴とする貯水槽付き洗濯機である。
即ち、接続口にホースを取付けてポンプを駆動
すると、この両槽往復用のポンプにより外部水
(液)を貯水槽に吸入できる。また、呼水口を適
宜設けることにより、ポンプ室内の空気を一早く
放出できるので、ポンプの吸水能力を向上させる
ことができるものである。
(ホ) 実施例 図面に基づいて説明すると、1は洗濯機本体の
フレームで、内部には外槽2がフレーム1の上部
より複数の吊棒3により防振的に吊下されてい
る。外槽2内には、周壁に多数の脱水孔4を有す
る貯水槽を兼ねる洗濯槽5が設けられ、洗濯槽5
の底部中央には回転翼6が配設されている。外槽
2の底部には、洗濯時には回転翼6を回転させ、
脱水時は洗濯槽5を回転せしめる駆動モータ7
や、軸受ケース8が装着されていると共に、排水
口9が設けられ、この排水口9は、励磁されると
開弁する排水電磁弁10を介して排水ホース11
により機外へ連通されている。12は洗濯槽5へ
給水する給水口である。
13は直方体の形をした合成樹脂製の貯水槽
で、本体14と脚体15とより構成され、本体1
4の一側面は、洗濯機本体のフレーム1の側面に
接合されてフレーム1に取付けられている。
上記フレーム1と貯水槽13の上端には合成樹
脂製の上面板16が装着されている。17は衣類
投入口18を開閉する洗濯機の蓋、19は貯水槽
13の上端開口を塞ぐ蓋、20は洗濯機本体の上
面後部に設けた制御箱である。
而して貯水槽本体14の底面には、長円形状の
凹部が形成され、キヤツプ21で覆うことにより
ポンプ室22を形成している。キヤツプ21の裏
面には、ポンプ室22の側面に沿い、その下端が
凹部底面に形成した溝23内に嵌合されるリブ2
4と、貯水槽14底面に形成した溝25内に嵌合
されるリブ26とが一体に垂設されている。更に
上記リブ24より連続してその下端がポンプ室2
2の底面に形成した溝27に嵌合する仕切壁28
が一体に垂設され、この仕切壁28によりポンプ
室22内は略U字型の水路となつている。
U字型水路の一端はキヤツプ21に設けた多数
の透孔29により貯水槽14内と連通し、一方該
水路の他端底面には、通水口30が開口され、こ
の通水口30は連結水路31にて上記排水口9と
接続されている。即ちU字型水路の他端は連結水
路31にて洗濯槽5の底部に連通される。連結水
路31中には連結弁32があつて該水路31を開
閉する。
U字型水路の中間部には、遠心型のポンプ33
が配設されている。このポンプ33はポンプ室2
2の底面を貫通したポンプモータ34の垂直な軸
35の上端にネジ36にて固定されている。ポン
プモータ34はモータケーシング37内に収納さ
れ、モータケーシング37はポンプ室22の外底
面にパツキング38を介して固着されている。3
9は水封部材、40は軸受メタルである。ポンプ
33は左右どちらへも1400〜1700〔r.p.m〕程度で
回転するものである。
そこで、上記排水電磁弁10を閉じ連結弁32
を開弁した状態で、ポンプ33が第2図で左方向
に回転した場合は、洗濯槽5内の液が連結水路3
1−通水口30−ポンプ33−透孔29を通つて
貯水槽14へ送水され、ポンプ33が右方向に回
転した場合は、貯水槽14内の液が透孔29−ポ
ンプ33−通水口30−連結水路31を通つて洗
濯槽5へ戻される。即ちポンプ33は可逆ポンプ
となる。上記仕切壁28の先端部28′はポンプ
33の外周縁と接近していて水切りの役目をして
いる。
41はポンプ室22のキヤツプ21に開設した
円形の接続口で、ポンプ33の回転軸の真上に位
置しており、口縁には複数個の切込み42…を設
けている。43は蓋19を取つて貯水槽14内に
挿入される可撓性を有するホースで、基端を風呂
等の浴槽内に差込むと共に、突端を接続口41に
着脱自在に連結、連通している。
このホース43は基端にフイルター(図示せ
ず)を設けると共に、突端外周には上記切込み4
2…から挿入される爪44を設け、更に突端側の
内部には薄肉ヒンジを有する逆止弁45を取付け
ている。
このホース43を取付ける際には、爪44…を
切込み42…からポンプ室22内に入れて回動す
る。すると、ホース43の突端開口がポンプ33
の中心上に位置し、爪44…が接続口41の口縁
下面に係合する。即ち、ホース43は抜け止めを
成される。
46は透孔29を吐出側とした場合のキヤツプ
21の吸込側に穿設された呼水口で、貯水槽14
に連通している。47はホース43の外周を嵌合
させるためにキヤツプ21上に形成された凹所で
ある。
而して、風呂の残り湯等の外部の水(液)を吸
入する場合は、まず連結弁32を閉成し、貯水槽
14内に槽に記入したW,Lで示す位置まで呼び
水を入れ、ポンプ33を左方向(図中矢印方向)
に回転する。すると、呼び水が吸込側の呼水口4
6からポンプ室22に吸込まれ、透孔29…から
吐出される。そして、これを繰返すことによりポ
ンプ室22内の空気を追出し、吐出圧力を高め
る。また、接続口41での負圧も大きくなる。か
くして、吐出圧力の向上、負圧の増大によりホー
ス43から外部の水(液)が吸引され、ポンプ室
22、ポンプ33、透孔29…の経路で貯水槽1
4に貯められる。
貯められた水(液)は洗濯時には洗濯槽5に移
送されて洗濯水として使用される。また、ホース
43は吸入時以外では接続口41から外される
が、その時には回動して爪44…を切込み42…
に合致させ、引抜く。
接続口41及び呼水口46は両槽間で水(液)
を往復させる際にはポンプ能力を低下する方向に
作用する。そこで、呼水口46に代わる構造とし
て、第3図中の点線で示すようにホース43の呼
水々位より低い位置に小孔48…を形成すること
が考えられる。また、この小孔48…の抵抗を更
に減少するためにこのホースの低い位置に斜め上
方から口径を先細にしたノズル管49…を差込む
ことも考えられる。これらの場合は呼水口46を
省くことができるが、必要により併用しても良
い。
(ヘ) 考案の効果 本考案に依れば、両槽往復用のポンプを吸入用
に兼用できると共に、呼水口を設けたので吸入能
力も向上でき、低コストで且つ実用的な洗濯機を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の貯水槽付き洗濯機の正面縦断
面図、第2図は貯水槽底面の平面図、第3図は第
2図のA−A1−A2−A′線に基づく断面図で
ある。 5……洗濯槽、14……貯水槽、21……キヤ
ツプ、22……ポンプ室、33……ポンプ、41
……接続口、43……ホース、46,48,49
……呼水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯槽と、洗濯槽内の水(液)を再利用するた
    めに貯める貯水槽と、この貯水槽の底部に配設さ
    れ、該貯水槽に上部の透孔を介して連通すると共
    に、上記洗濯槽に通水孔を介して連通するポンプ
    室と、このポンプ室内の透孔と通水孔の間に配設
    された可逆ポンプとから成り、上記透孔を吐出側
    とした時のポンプ室の吸込側に外部水(液)を導
    入するホースの接続口を設け、上記ポンプ室の吸
    込側の上部或いは呼水々位より下方の上記ホース
    に貯水槽に連通する呼水口を設けたことを特徴と
    する貯水槽付き洗濯機。
JP5131884U 1984-04-06 1984-04-06 貯水槽付き洗濯機 Granted JPS60164385U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5131884U JPS60164385U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 貯水槽付き洗濯機

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JP5131884U JPS60164385U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 貯水槽付き洗濯機

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Publication Number Publication Date
JPS60164385U JPS60164385U (ja) 1985-10-31
JPH0232232Y2 true JPH0232232Y2 (ja) 1990-08-31

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ID=30570249

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JPS60164385U (ja) 1985-10-31

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