JPH0741589B2 - カッティングペン装置 - Google Patents

カッティングペン装置

Info

Publication number
JPH0741589B2
JPH0741589B2 JP27867490A JP27867490A JPH0741589B2 JP H0741589 B2 JPH0741589 B2 JP H0741589B2 JP 27867490 A JP27867490 A JP 27867490A JP 27867490 A JP27867490 A JP 27867490A JP H0741589 B2 JPH0741589 B2 JP H0741589B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
flange
cutting
holder
pen holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27867490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04152093A (ja
Inventor
瑞嘉 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP27867490A priority Critical patent/JPH0741589B2/ja
Publication of JPH04152093A publication Critical patent/JPH04152093A/ja
Publication of JPH0741589B2 publication Critical patent/JPH0741589B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、X−Yプロッタのペンホルダーに装着されて
X軸方向および/またはY軸方向に走査されるカッティ
ングペン装置に関し、特に詳しくはペンホルダーに強固
に装着されるカッティングペン装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、X−Yプロッタはセットされている被処理シート
面上に作図ペンで所定の線や図面を作図されることによ
り、作図に汎用されてきた。また、このX−Yプロッタ
に、カッター刃を有するカッティングペンを取り付け
て、被処理シートに所定のカットラインを形成するため
のカッティングマシンとして利用することも行なわれて
いる例がある。
通常のX−Yプロッタでは、ペンホルダーに作図ペンを
装着するに際して、ペンのフランジ部をペンホルダーの
部分溝部に嵌入させ、また作図ペンの胴部をバネ性を有
するペン挟持片で挟持していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような作図ペンの装着時におけるペンホルダーによ
る作図ペンの保持構造では、ペンホルダーの部分溝部は
作図ペンの全周フランジの厚みより溝巾が大きく形成さ
れているから、ペンの固定はほとんどペン挟持片の挟持
だけに依存される状態である。
このような保持機構によって生ずる作図ペンに対する保
持力は、作図ペンで作図を行う場合には十分であっても
カッティングペンを装着させてカッティングを行なう場
合には不十分であった。なぜなら、作図の際にペンが紙
面上を横移動するのにかかる力は、0.1〜1g程度と小さ
いのに比較して、カッティングの際には横方向の抵抗を
相当大きく受けるからである。横方向の大きな抵抗を受
けるとカッティングペンはいわゆる足許をすくわれたよ
うになって傾斜する作用力を受け、遂にはペンホルダー
から外れる危惧があった。
したがって、本発明は、確実にカッティングを行なうた
めに、ペンホルダーが強固にカッティングペンを保持・
固定することができる構造のカッティングペン装置の提
供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
従来、ペンの保持・固定は、主にペンホルダーに含まれ
る挟持片のバネ作用による挟持によってなされ、ペンの
フランジ部の機能はペンの位置決めと抜落ちを防止する
にすぎなかった。したがって、ペンホルダーにカッティ
ングペンを装着してカッティングを実施するに際しては
カッティングのカッター刃が被処理シートから受けるカ
ッティング抵抗によってカッティングペンが傾斜する傾
向となる状態を阻止することが不可欠である。
本発明では、この機能を有するものとして、従来の全周
フランジの他に、もう一つのフランジをカッティングペ
ンに付加することによりペンホルダーによる保持力を増
強することとした。したがって、本発明に係るカッティ
ングペン装置は、X−Yプロッタのペンホルダーに装着
されるとともに、X−YプロッタのX軸方向および/又
はY軸方向に走査されるカッティングペンであって、 カッティングペンの胴部の外周部から、このカッティン
グペンの半径の延長方向に突出する第1フランジおよび
第2フランジが設けられており、 前記第1フランジと第2フランジとの間隔が、カッティ
ングペンを前記ペンホルダーに装着した場合に、第1フ
ランジの下面がペンホルダーの上面に当接するととも
に、第2フランジの上面がペンホルダーの下面に当接し
て第1フランジおよび第2フランジにより前記ペンホル
ダーを挟持できる長さに相当する構造を要旨とする。
〔作 用〕
カッティングペンの装着時に、先ず、カッティングペン
の部分フランジとなされた第2フランジがペンホルダー
への挿入方向と一致するようにペンホルダーに挿入し、
ペン挟持片にて挟持させる。次いで、このカッティング
ペンを90度捻回させると前記第2フランジはペンホルダ
ーの下面に乗り上げて当接する。その結果、第1フラン
ジと第2フランジとによってペンホルダーが上下方向か
ら挟圧されて確実に保持されるに至る。そのため、カッ
ティングを行なう際にカッティングペンが被処理シート
から抵抗を受けてカッティングペンに傾斜させようとす
る力が働いても、第2のフランジがペンホルダーの下面
に当接していることにより、カッティングペンはロック
されて当初に保持が完了した時の姿勢が損なわれること
がない。したがって、カッティングペンは常にペンホル
ダーの移動と合致した移動を示し被処理シートとの位置
関係は常に予め設定されたとおり適切に保たれ、切り残
し等がなく確実なカッティングが実施される。
また、第2フランジは部分フランジであることから、着
脱に際しては前述したようにペンホルダーを回動させれ
ばペンホルダーの下面と第2フランジとが当接あるいは
離反して強固な締付け状態となり、あるいは前記状態か
ら開放され、容易に着脱が行なわれる。
〔発明の効果〕
本発明では在来のカッティングペンに第2フランジを付
加するという簡単な手段により、カッティングペンがペ
ンホルダーに強固に保持される。したがって、通常のX
−Yプロッタを改造しなくても本発明に係るカッティン
グペン装置を使用することによりX−Yプロッタをカッ
ティングペンマシンとして広汎に使用可能とすることが
できる。
〔実施例〕
次に、本発明に係るカッティングペンの一実施例につき
図面を参照しつつ説明する。
第1図および第2図に示されるように、カッティングペ
ン11は少なくとも、被挟持部に限り、円形断面の筒状の
胴部12を有する。この胴部12は、その中央部あるいはカ
ッター刃取付端の反対端寄りに第1フランジ13を備えて
いる。第1フランジ13は、カッティングペンの胴部の半
径の延長方向となるリング状に胴体を一周して存在する
全周フランジである。この第1フランジ13から、適用さ
れるペンホルダーの巾に相当する間隔をおいてカッター
刃取付端部には、第2フランジ14が具備されている。第
2フランジ14は、第1フランジと形態が異なり、胴部12
の外周を一周するものではなく、胴部12の外周上におい
て胴部12の軸線に対して対称な位置に相対して2個存在
する。したがって、第1フランジ13が全周フランジであ
るのに対して、第2フランジ14は全周の一部を欠いてい
る部分フランジであり、一対の突起片ということもでき
る形態となっている。この第2フランジ14はまた、その
上面に半球状の突起14′をそれぞれ有している。他の実
施例として、この第2フランジ14の上面に例えば前記半
球状の突起14′を設ける限り、第2フランジも全周状の
ものとしても同効を達することはいうまでもない。胴部
12の内部空間の軸線上には回動ピン15が延在し、両端に
設けられた一対の軸受片16、16′によって心ぶれを起こ
すことなく同軸状に回転が加えられる。この回動ピン15
は、その上端が蓋片17に当接するとともに例えばEリン
グのような鍔片18が設けられていて、この鍔片18の存在
により抜け落ちが防止されている。また、回動ピン15の
下端部にはカッター刃キャッチャー19が固着されて、回
動ピン15の回転運動はこのカッター刃キャッチャー19に
伝達される。
カッター刃キャッチャー19の下方部分はカッティングペ
ンの胴部12から突出し、その突出した部分はカッター刃
挿入間隙20を有する挿入部21となっている。カッター刃
挿入間隙20は回動ピン15の軸線の延長が含まれる面を切
り欠いて形成されている。この間隙20にカッター刃21を
挿入するに際して、カッター刃21は軸線をその面内に含
み、かつカッター刃21の刃先部23が軸心から一定距離偏
心するように位置決めされる。挿入されたカッター刃21
はスリーブ24等の適宜手段により締めつけられて固定さ
れる。
次に、第1図および第2図に示されるようなカッティン
グペン11をX−Yプロッタのペンホルダーに装着する方
法ついて説明する。
まず、第3図に示されるX−Yプロッタ31は、このX−
Yプロッタの本体のX軸方向に移動されるYレール32
と、このYレール32に取り付けられてYレール32に沿っ
てY軸方向に移動されるペンキャリッジ33とを有する。
また、ペンキャリッジ33から突出した部分は、ペンホル
ダー34となっていて、ペンキャリッジ33およびペンホル
ダー34の部分をを拡大した図が第4図および第5図であ
る。
第4図および第5図において、ペンホルダー34は、紙面
手前がカッティングペンを挿入するための開口部となっ
ていて、三方から取り囲むような形状を成している。ま
た、ペンホルダー34はその内部空間にペン挟持片35を有
する。この実施例では、ねじ41で止着された彎曲したバ
ネ状の爪よりなるペン挟持片35となっている。このペン
挟持片35はまた、ペンホルダー34の開口部と同じ方向に
開口を有する。ペンホルダー34の上方にはペンキャリッ
ジ33から庇状彎曲部36がせり出し、この彎曲部36とペン
ホルダー34の上面37とに挟まれた分は、カッティングペ
ン11の第1フランジ13が嵌入される溝部38となってい
る。また、ペンホルダー34の下方にはカッティングペン
のカッター刃の保護およびペンストッカーの操作等を目
的として操作片39が設けられている。
カッティングペン11をペンホルダーに装着する際には最
初にまずカッティングペン11は2個ある第2フランジ14
のうちと何れか一方を挿入方向に向ける。この時、上方
から見ると、第2フランジ14は第1フランジ13に隠れて
見えないので、挿入方向を分かりやすいようにマークし
ておいてもよい。一旦、ペン挟持片35は押し広げられて
から、さらに押し込まれる。
この時前述したようにカッティングペン11の第1フラン
ジ13は溝部38に嵌入される。カッティングペン11がペン
挟持片35に囲まれた空間内に達してしまえば、最も安定
な状態でペン挟持片のバネ効果により保持される。
この様子を示したのが第6図である。第6図からわかる
ように第2フランジ14はこの時点ではフリーの状態にあ
る。したがって、装着の最後の段階において、カッティ
ングペン11を同軸状にほぼ90度回転させて第2フランジ
14をペンホルダー34の下面40に当接させ、装着を完了す
る。このようにして、第1フランジ13と第2フランジ14
によってペンホルダー34が上下方向から挟持されて強固
に保持・固定される。この状態が第7A図および第7B図に
示されている。なお、前述したように、第2フランジ14
はその上部に突起14′を有するから、実際にペンホルダ
ー34の下面40と接するのはこの突起14′である。突起1
4′を設けることにより、カッティングペン11の回転時
にペンホルダー34の下面40と接する面積が小さくなって
生ずる摩擦も小さくなる。その結果、ペンホルダー34の
回転に要する力が軽減される。また、この突起14′にペ
ンホルダー34を挟持する力が集中するから保持力がより
強固になる。
カッティングペンをペンホルダーからはずす際には、再
度カッティングペンを回動させることによりペンホルダ
ーの下面から第2フランジを離反させ、ペン挟持片35お
よびペンホルダー37の開口部からカッティングペンを紙
面手前に引くようにする。
カッティングペン11の第1フランジ13から端末に至る部
分の外周を多角形に形成することは、カッティングペン
11をペンホルダー34に装入した後の回動操作を容易にす
るのに貢献する。前述した実施例では、カッティングペ
ン11のカッター刃21に薄板状のカッター刃を使用した
が、このようなカッター刃の代わりに、従来公知の丸棒
を切削した棒状カッター刃を使用することができるのは
いうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係るカッティングペンを
それぞれ正面および側面から見た断面図、第3図はX−
Yプロッタを説明するための全体図、第4図および第5
図はそれぞれカッティングペンを装着前のペンホルダー
の上面図および全体図、第6図はカッティングペンをペ
ンホルダーに装着する過程を説明するための全体図、第
7A図および第7B図はそれぞれカッティングペンを装着後
の全体図および正面図である。 11……カッティングペン 12……胴部 13……第1フランジ 14……第2フランジ 15……回動ピン 16、16′……軸受部 19……カッター刃キャッチャー 21……カッター刃 34……ペンホルダー 35……ペン挟持片 37……上面、40……下面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X−Yプロッタのペンホルダーに装着され
    るとともに、X−YプロッタのX軸方向および/または
    Y軸方向に走査されるカッティングペンであって、 カッティングペンの胴部の外周部から、このカッティン
    グペンの半径の延長方向に突出する第1フランジ及び第
    2フランジが設けられており、 前記第1フランジと第2フランジとの間隔が、カッティ
    ングペンを前記ペンホルダーに装着した場合に、第1フ
    ランジの下面がペンホルダーの上面に当接するととも
    に、第2フランジの上面がペンホルダーの下面に当接し
    て第1フランジおよび第2フランジにより前記ペンホル
    ダーを挟持できる長さに相当する構造としたことを特徴
    とするカッティングペン装置。
JP27867490A 1990-10-16 1990-10-16 カッティングペン装置 Expired - Fee Related JPH0741589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27867490A JPH0741589B2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 カッティングペン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27867490A JPH0741589B2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 カッティングペン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04152093A JPH04152093A (ja) 1992-05-26
JPH0741589B2 true JPH0741589B2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=17600587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27867490A Expired - Fee Related JPH0741589B2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 カッティングペン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0741589B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017013944A1 (ja) * 2015-07-22 2017-01-26 ブラザー工業株式会社 ペンカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017013944A1 (ja) * 2015-07-22 2017-01-26 ブラザー工業株式会社 ペンカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04152093A (ja) 1992-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0741589B2 (ja) カッティングペン装置
US5168788A (en) Cutting head turret assembly
KR20180009605A (ko) 팁 홀딩장치
JP2583982Y2 (ja) カッティングペン
JP2016135515A (ja) 円切りカッター
JPS5825545B2 (ja) ガス切断用ト−チの火口案内具
JPS6350035Y2 (ja)
JP3337639B2 (ja) チャックジョイント
JP3043932B2 (ja) チャック機構
JPH072151Y2 (ja) 杭の螺旋翼溶接用ジグ
JPH06155113A (ja) 切削加工用工具
JP4476605B2 (ja) ドラム缶天蓋締め輪及びドラム缶
JPS6321964Y2 (ja)
JPH08243976A (ja) チューブまたはラベルテープ用プリンタのカット装置
JPH11285884A (ja) レーザ切断用ノズルのノズル孔クリーニング装置
JPH0445377Y2 (ja)
JPS6322041Y2 (ja)
US4987814A (en) Turret assembly for cutting machine head
JPS58159983A (ja) 溶接ト−チの組立方法
JP3009748U (ja) 接着テープカッター
JPH088003Y2 (ja) 工具ホルダー取付装置
JPS6317674Y2 (ja)
JPH05281438A (ja) 光コネクタ組立治具
JPS6112148Y2 (ja)
JPH0625295Y2 (ja) 鋸における柄と刃との取り付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees