JPH0741528U - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0741528U
JPH0741528U JP7437693U JP7437693U JPH0741528U JP H0741528 U JPH0741528 U JP H0741528U JP 7437693 U JP7437693 U JP 7437693U JP 7437693 U JP7437693 U JP 7437693U JP H0741528 U JPH0741528 U JP H0741528U
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JP
Japan
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drive circuit
tft
liquid crystal
connection terminal
crystal display
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Pending
Application number
JP7437693U
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English (en)
Inventor
広 松本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画素表示部のアモルファスシリコンTFTと
駆動回路部のポリシリコンTFTとを各々最適なプロセ
スで製造することができる液晶表示装置を提供すること
である。 【構成】 一方のガラス基板11上に表示用のアモルフ
ァスシリコンTFTを含む画素表示部13と接続端子1
5とを配置し、他方のガラス基板21の上に対向電極2
3と、接続端子25と、ポリシリコンTFTを含む駆動
回路部27と、外部接続端子29とを配置する。両基板
11、21を接合する際に、異方性導電材35を用いて
接続端子15と25とを接続することにより画素表示部
13と駆動回路部27を接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液晶表示部と駆動回路部とを有する液晶表示装置に関し、特に、液 晶表示部をアモルファスシリコン薄膜トランジスタで構成し、駆動回路部をポリ シリコン薄膜トランジスタで構成した液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶表示部と駆動回路部とを有する駆動回路一体型の液晶表示装置の構 成を図2(A)〜(C)に示す。図2(A)は、コモン基板の平面図、(B)は TFT基板の平面図、(C)は液晶表示装置の断面図である。
【0003】 (A)に示すコモン基板はガラス基板111上に一枚の対向電極113を配置 して形成される。 (B)に示すTFT基板は、ガラス基板121に画素表示部123と、内部接 続端子125と、駆動回路部127と、外部接続端子129とを配置して形成さ れる。
【0004】 画素表示部123は、ガラス基板121の中央部に形成され、表示用薄膜トラ ンジスタ(以下、表示用TFT)、表示用TFTのソースに接続された画素電極 、表示用TFTのゲートに接続されたゲートライン、表示用TFTのドレインに 接続されたデータライン、キャパシタライン等を含む。なお、これらの素子は非 常に微細なため、図示しない。 駆動回路部127は、多数の駆動用TFTから構成されたゲートライン駆動回 路及びデータライン駆動回路等を含む。
【0005】 内部接続端子125は駆動回路部127内のゲートライン駆動回路と画素表示 部123内のゲートラインを接続し、駆動回路部127内のデータライン駆動回 路と画素表示部123内のデータラインとを接続する。 外部接続端子129は駆動回路部127に接続され、駆動電圧、駆動信号等を 外部から駆動回路部127に供給する。
【0006】 上記構成のコモン基板とTFT基板をシール材131を介して接合し、その間 に液晶133を充填することにより、図2(C)に示す液晶表示装置が形成され る。
【0007】 通常、画素表示部123はオフ電流の小さいアモルファスシリコンTFT(ア モルファスシリコン層を半導体層として用いたTFT)で構成し、駆動回路部1 27は、電子の移動度が高く、高速動作が可能なポリシリコンTFT(ポリシリ コン層を半導体層として用いたTFT)で構成される。
【0008】 従来、TFT基板の製造には、画素表示部123を構成するTFTと駆動回路 部127とを構成するTFTを同一の製造工程で製造していた。即ち、従来では 、TFT基板全面にアモルファスシリコン層を形成することによりアモルファス シリコンTFTの半導体層を形成するとともにポリシリコンTFTの半導体層と なるシリコン層を形成する。この後、駆動回路部127内のアモルファスシリコ ン層にレーザーを照射してポリシリコン化し、ポリシリコンTFTを製造する方 法が取られている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
駆動回路部127を構成するポリシリコンTFTの特性を向上させる為には、 レーザーアニールとは別に300℃〜600℃程度の熱処理が必要である。 しかしながら、画素表示部123と駆動回路部127とが同一のガラス基板1 21に形成されているため、この熱処理の際に、画素表示部123内のアモルフ ァスシリコン層も加熱され、アモルファスシリコン層中の水素原子が抜けてしま い、TFTの特性が劣化してしまうという問題があった。
【0010】 この問題を避ける為、ポリシリコンTFTを形成した後、その上にアモルファ スシリコンTFTを積層構造で形成する方法も考えられるが、製造工程が多くな り、装置の歩留りを低下させる原因になるという欠点があった。 本考案は、上記実状に鑑みてなされたもので、その目的は画素表示部のアモル ファスシリコンTFTと駆動回路部のポリシリコンTFTとを各々最適なプロセ スで製造することができる液晶表示装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案の液晶表示装置は、ポリシリコントランジ スタから構成された駆動回路部とアモルファスシリコントランジスタから構成さ れた画素表示部を各々対向する基板に配置し、前記駆動回路部と前記画素表示部 とを接続する接続手段を前記対向基板間に配置したことを特徴とする。前記接続 手段は、例えば、異方性導電材から構成されてる。
【0012】
【作用】
この考案の液晶表示装置においては、ポリシリコントランジスタから構成され た駆動回路部とアモルファスシリコントランジスタから構成された画素表示部を 別々の基板に配置したので、それぞれ最適なプロセスにより、これらのトランジ スタを製造することができる。 駆動回路部と画素表示部との接続点は、少ないもので数十、多いものでは10 00以上になる。液晶表示装置の基板間隔は1μmから15μm程度であり、こ のように多数の接続配線を狭い基板間に配設するのは困難である。本考案では、 一方の基板の回路と他方の基板の回路とを異方性導電材を用いて接続するので、 困難なく駆動回路部と画素表示部とを接続できる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の一実施例にかかる液晶表示装置を図面を参照して説明する。 この実施例にかかる画素表示部と駆動回路部とを有する駆動回路一体型の液晶 表示装置の構成を図1(A)〜(C)に示す。図1(A)は、画素トランジスタ マトリックスアレイ基板の平面図、(B)は駆動回路基板の平面図、(C)は液 晶表示装置の断面図である。
【0014】 図1(A)に示す画素トランジスタマトリックスアレイ基板はガラス基板11 上に画素表示部13と接続端子15を配置して構成される。 画素表示部13は、ガラス基板11の中央部に形成され、表示用薄膜トランジ スタ(表示用TFT)、表示用TFTのソース或いはドレインに接続された画素 電極、表示用TFTのゲートに接続されたゲートライン、表示用TFTのドレイ ン或いはソースに接続されたデータライン、キャパシタライン等を含む。なお、 これらの素子は非常に微細なため、図示しない。 表示用TFTの半導体層は、オフ電流を小さくするためにアモルファスシリコ ンから構成される。 接続端子15は、画素表示部13と駆動回路部27とを接続するためのもので あり、画素表示部13内のゲートライン、データライン、キャパシタライン等に 接続されている。
【0015】 図1(B)に示す駆動回路基板は、ガラス基板21の上に対向電極23と、接 続端子25と、駆動回路部27と、外部接続端子29とを配置して形成される。 対向電極23は、画素表示部13に対向する1枚の透明電極であり、ガラス基 板21のほぼ中央に配置される。 接続端子25は、画素表示部13と駆動回路部27とを接続するためのもので あり、駆動回路部27の出力ポートに接続されている。接続端子15と接続端子 25とは、対応するもの同士が対向するように配置されている。
【0016】 駆動回路部27は、多数の駆動用TFTから構成されたゲートライン駆動回路 及びデータライン駆動回路等を含み、接続端子25と外部接続端子29とに接続 され、外部接続端子29から動作電圧、制御信号等を受け、接続端子25にゲー ト信号、データ信号等を出力する。駆動用TFTの半導体層は、高速動作を可能 とするために、電子の移動度が高いため、高速応答性を有するポリシリコンから 構成される。 外部接続端子29は駆動回路部27に接続され、外部から供給される動作電圧 、制御等を駆動回路部27に供給する。
【0017】 製造が終了し、試験をパスした画素トランジスタマトリックスアレイ基板と駆 動回路基板とを、シール材31を介して接合して液晶セルを形成し、この液晶セ ル内に液晶33を充填して封止することにより、図1(C)に示す液晶表示装置 が形成される。 さらに、シール材31を取り巻くように異方性導電材(異方性導電接着材)3 5が配置されており、この異方性導電材35が画素トランジスタマトリックスア レイ基板上の接続端子15と駆動回路基板上の接続端子25とを電気的に接続し ている。即ち、異方性導電材35を画素トランジスタマトリックスアレイ基板と 駆動回路基板との間に挟んで、両基板を接続することにより、異方性導電材35 に含まれる導電材料を被膜した絶縁性材料が破れ、対向する接続端子15と25 とが電気的に接続される。
【0018】 上記構造によれば、画素表示部を構成するアモルファスシリコンTFTと駆動 回路部を構成するポリシリコンTFTとが別個のガラス基板に形成されているの で、各トランジスタを最適なプロセスで形成することが可能となる。例えば、一 方の基板にアモルファスシリコンを堆積し、これをレーザーアニールしてポリ化 し、これにさらに300℃〜600℃の熱処理を加えてポリシリコンTFTを形 成する場合でも、アモルファスシリコンTFTは他方の基板上に形成されている ため全く影響を受けない。
【0019】 また、両基板を並行して製造した場合、両基板がほぼ同時に完成するので、製 造ラインを有効に利用できる。また、画素トランジスタマトリックスアレイ基板 と駆動回路基板とを完成した後、試験に合格したものを各々組み合わせて液晶表 示装置を製造できるので液晶表示装置としての歩留りが向上する。
【0020】 ガラス基板11と21の間隔(シール材31の高さ)は1μmから15μm程 度であり、画素表示部13と駆動回路部27の接続ヶ所は数十〜1000以上存 在する。このように狭い間隔の中に多数の配線を設けるのは非常に困難であが、 この実施例では、両基板の間に異方性導電材を挟んで接続しているので、画素表 示部13と駆動回路部27とを容易に接続できる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の液晶表示装置によれば、一方の基板に画素TF Tを形成し、もう一方の基板に駆動回路部用のTFTを形成するので、各々最適 なプロセスを用いてTFTを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる液晶表示装置を説
明するための図であり、(A)は画素トランジスタマト
リックスアレイ基板の平面図、(B)は駆動回路基板の
平面図、(C)は液晶表示装置の断面図である。
【図2】従来の液晶表示装置を説明するための図であ
り、(A)はコモン基板の平面図、(B)はTFT基板
の平面図、(C)は液晶表示装置の断面図である。
【符号の説明】
11・・・ガラス基板、13・・・画素表示部、15・・・接続
端子、21・・・ガラス基板、23・・・対向電極、25・・・
接続端子、27・・・駆動回路部、29・・・外部接続端子、
31・・・シール材、33・・・液晶、35・・・異方性導電
材、111・・・ガラス基板、113・・・対向電極、121
・・・ガラス基板、123・・・画素表示部、125・・・内部
接続端子、127・・・駆動回路部、129・・・外部接続端
子、131・・・シール材、133・・・液晶

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリシリコントランジスタから構成された
    駆動回路部とアモルファスシリコントランジスタから構
    成された画素表示部とを各々対向する基板に配置し、前
    記駆動回路部と前記画素表示部を接続する接続手段を前
    記対向基板間に配置したことを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】前記接続手段は異方性導電材から構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
JP7437693U 1993-12-28 1993-12-28 液晶表示装置 Pending JPH0741528U (ja)

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JP7437693U JPH0741528U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 液晶表示装置

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JP7437693U JPH0741528U (ja) 1993-12-28 1993-12-28 液晶表示装置

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