JPH0741495A - 14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオン水和物結晶及びその製造法 - Google Patents

14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオン水和物結晶及びその製造法

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JPH0741495A
JPH0741495A JP6136471A JP13647194A JPH0741495A JP H0741495 A JPH0741495 A JP H0741495A JP 6136471 A JP6136471 A JP 6136471A JP 13647194 A JP13647194 A JP 13647194A JP H0741495 A JPH0741495 A JP H0741495A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ヒト胎盤由来エストロジエン合成酵素阻害作用
の生物学的活性を有し、制癌剤としての開発が期待され
る、14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−3,
6,17−トリオンの安定な水和物結晶及びその製造法
を提供する。 【構成】粉末結晶X線回折において回折角に特徴的なピ
ークを持つ回折パターンが得られる二種類の14α−ヒ
ドロキシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオ
ン水和物結晶。それらは、14α−ヒドロキシ−4−ア
ンドロステン−3,6,17−トリオンを水に懸濁する
か、または、有機溶媒溶液から水の存在下に晶析させる
方法で製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、14α−ヒドロキシ−
4−アンドロステン−3,6,17−トリオン水和物結
晶及びその製造法に関するものである。14α−ヒドロ
キシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオン
は、ヒト胎盤由来エストロジエン合成酵素阻害作用の生
物学的活性を有し、制癌剤としての開発が期待されてい
る。
【0002】
【従来の技術】14α−ヒドロキシ−4−アンドロステ
ン−3,6,17−トリオンは、既知化合物であり、例
えば、特公平1−32236号公報に開示された方法で
合成される。すなわち、上記の方法によれば、6β,1
4α−ジヒドロキシ−4−アンドロステン−3,17−
ジオンをクロロホルムに溶解し、酸化剤を加えて反応を
行い、反応終了後、反応混合物を濾過して酸化剤を除去
し、十分洗浄した後、溶媒を除去して粗精製画分を得、
次いで、この画分を少量のクロロホルム又はメタノール
で溶解し、高速液体クロマトグラフイ(HPLC)に付
して14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−3,
6,17−トリオンを溶出、分取している。
【0003】上記の有機溶媒溶液から溶媒を留去するこ
とにより、14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−
3,6,17−トリオンは結晶として得られる。そし
て、得られた結晶は、上記の公報には白色として記載さ
れているが、厳密には、黄色である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、有機溶媒の
溶液として得、次いで、溶媒を留去することにより得ら
れる上記の14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−
3,6,17−トリオンの結晶は、無水物結晶であり、
吸湿性があり、しかも、吸湿によってその色調が変化す
る。それがため、製剤化工程において取り扱い難く、医
薬品原薬としては適していない。
【0005】すなわち、14α−ヒドロキシ−4−アン
ドロステン−3,6,17−トリオンの無水物結晶(以
下、「α形結晶」と略記する)は、保管または作業中、
容易に吸湿するために重量が増加し、結晶の色調が微黄
白色に変化する。従って、α形結晶を用いた場合は、秤
量の過誤、製剤の色むらやロット毎の色調の違いを生じ
るため、一定の品質の製剤を得ることが困難である。本
発明は、上記の実情に鑑みなされたものであり、その目
的は、特に、医薬品原薬として好適な14α−ヒドロキ
シ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオンを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、14α−ヒドロ
キシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオンに
は、結晶多形として、無水物結晶の他に、吸湿性および
色調の変化などが無い安定な2種の水和物結晶が存在す
ることを見出し、本発明を完成するに到った。すなわ
ち、本発明は、14α−ヒドロキシ−4−アンドロステ
ン−3,6,17−トリオン水和物結晶及びその製造法
であって、各発明の要旨は、次の通りである。
【0007】すなわち、本発明の要旨は、特性X線銅K
αの粉末結晶X線回折における特徴的なピークが10.
7,14.2,14.8,15.7,16.3,17.
8(度)の回折角に現れる回折パターンを有することを
特徴とする14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−
3,6,17−トリオン水和物結晶(以下、「β形結
晶」と略記する)に存する。
【0008】また、本発明の要旨は、特性X線銅Kαの
粉末結晶X線回折における特徴的なピークが7.9,1
0.7,14.2,15.9,18.5(度)の回折角
に現れる回折パターンを有することを特徴とする14α
−ヒドロキシ−4−アンドロステン−3,6,17−ト
リオン水和物結晶(以下、「γ形結晶」と略記する)に
存する。
【0009】また、本発明の要旨は、α形結晶またはγ
形結晶を水に懸濁することを特徴とするβ形結晶の製造
法に存する。更にまた、本発明の要旨は、14α−ヒド
ロキシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオン
の有機溶媒溶液から水の存在下に晶析させることを特徴
とするγ形結晶の製造法に存する。
【0010】以下本発明を詳細に説明する。本発明の水
和物結晶は、α形結晶を原料として製造される。α形結
晶は、前述の公告公報に記載された方法に従って得るこ
とが出来る。すなわち、先ず、4−アンドロステン−
3,17−ジオンを基質とし、これにアクレモニウム属
(Acremonium)に属する特定な微生物(例え
ば微工研菌寄第9143号)を作用させることにより、
6β,14α−ジヒドロキシ−4−アンドロステン−
3,17−ジオンを産生する。更に、この6β,14α
−ジヒドロキシ−4−アンドロステン−3,17−ジオ
ンを酸化触媒の存在下で反応させることにより、14α
−ヒドロキシ−4−アンドロステン−3,6,17−ト
リオンの粗精製画分を得る。
【0011】次いで、上記の画分を少量のクロロホルム
又はメタノールで溶解し、シリカゲルカラム及び溶出溶
媒(クロロホルム:メタノール=98:2)を用いHP
LCに付して14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン
−3,6,17−トリオンを溶出、分取する。この分取
した溶液の溶媒を除去し、14α−ヒドロキシ−4−ア
ンドロステン−3,6,17−トリオンのα形結晶を得
る。このα形結晶は、特性X線銅Kαの粉末結晶X線回
折における特徴的なピークが12.7、14.5、1
7.3、17.6、21.1、25.7(度)の回折角
に現れる回折パターンを有する。
【0012】本発明のβ形結晶は、α形結晶または後述
の製造に従いα形結晶から製造されるγ形結晶を水に懸
濁することにより製造することが出来る。懸濁処理は、
攪拌条件下に行なうのが好ましく、温度は常温で十分で
ある。水の量は、特に制限はされず、α形結晶またはγ
形結晶水を十分に浸漬し得る量であればよく、通常は結
晶の重量に対し1〜10倍量(V/W)とされる。そし
て、懸濁時間は、短時間でよく、その決定は、粉末X線
回折で生成物の結晶形を確認することにより行なうこと
が出来るが、通常は1時間以上、好ましくは2時間以上
とされる。
【0013】本発明のβ形結晶は、α形結晶を水分平衡
になるまで加湿することによって製造することも出来
る。加湿処理は、α形結晶を温度10℃以上且つ相対湿
度75%以上、好ましくは温度40〜80℃且つ相対湿
度75〜100%の条件下に行なうのがよい。具体的に
は、硝酸カリウム等の無機塩の飽和水溶液を入れたデシ
ケータ中に、重量増加がなくなり水分平衡になるまでの
間、α形結晶を保存することにより行なう。
【0014】本発明のβ形結晶は、特性X線銅Kαの粉
末結晶X線回折における特徴的なピークが10.7,1
4.2,14.8,15.7,16.3,17.8
(度)の回折角に現れる回折パターンを有する。斯かる
β形結晶は、微黄白色の粉末であり、また、カールフィ
ッシャー試薬による水分測定および熱重量分析(TG)
の結果によれば、1水和物である。
【0015】本発明のγ形結晶は、14α−ヒドロキシ
−4−アンドロステン−3,6,17−トリオンの有機
溶媒溶液から水の存在下に晶析させる方法によって得る
ことが出来る。上記の有機溶媒溶液は、14α−ヒドロ
キシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオンの
合成反応溶液から液体クロマトグラフイで当該化合物を
含む画分を分取するか、または、公知のα形結晶を有機
溶媒または当該化合物の溶解性に悪影響を与えない範囲
で水を含む含水有機溶媒に溶解することにより得ること
が出来る。
【0016】水の存在下に有機溶媒溶液から晶析させる
方法は、通常、当該有機溶媒溶液に水を加える等により
有機溶媒溶液中の水の割合を増加させるか、または、当
該有機溶媒溶液を冷却する等により14α−ヒドロキシ
−4−アンドロステン−3,6,17−トリオンの溶解
度を低下させることにより行なわれる。有機溶媒として
は、メタノール、エタノール、アセトン、ジオキサン、
ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド等の極性
有機溶媒を用いることが出来る。
【0017】水の使用量は、14α−ヒドロキシ−4−
アンドロステン−3,6,17−トリオンの有機溶媒に
対する溶解度を考慮して適宜決定され、有機溶媒に溶解
している当該化合物に対して当モル以上とするのが好ま
しいが、具体的には、水と有機溶媒の合計量に基づき、
通常2%(V/V)以上、好ましくは3%(V/V)以
上、より好ましくは4%(V/V)以上とされる。
【0018】本発明のγ形結晶は、特性X線銅Kαの粉
末結晶X線回折における特徴的なピークが7.9,1
0.7,14.2,15.9,18.5(度)の回折角
に現れる回折パターンを有する。斯かるγ形結晶は、上
記のβ形結晶と同様に、微黄白色の粉末であり、また、
カールフィッシャー試薬による水分測定およびTGの結
果によれば、1水和物である。
【0019】本発明のβ形結晶およびγ形結晶は、いず
れも、後述の実施例における安定性試験の結果から明ら
かな通り、吸湿性がなく、五酸化二リン存在下デシケー
ター中で真空乾燥しても結晶水が脱離することがなく、
また、熱や光に対しても安定であり、しかも、色調が変
化しないと言う特徴を有する。従って、製剤化工程にお
いて、秤量の過誤、製剤の色むらやロット毎の色調の違
いを防止することが出来、一定の品質の製剤を容易に得
ることが出来るため、医薬品原薬として優れている。な
お、β形結晶およびγ形結晶のX線回折の特徴的ピーク
は、使用する機種および測定方法などにより多少ずれる
ことがあるが、実質的に同一の特徴的ピークを有する結
晶は、本発明の範囲に含まれる。
【0020】そして、γ形結晶は、水に懸濁したり、粉
砕、圧縮などのメカノケミカルな条件下でβ形結晶へ転
移するため、製剤化において均一な結晶形が求められる
場合は、結晶形として最も安定なβ形結晶を用いること
が好ましい。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【0022】実施例1 30mlナスフラスコにα形結晶(水分1.9%)5g
及び蒸留水10mlを加え懸濁状態で2時間撹拌した
後、吸引濾過により懸濁から結晶を回収し、次いで、回
収された結晶を五酸化二リン存在下で一晩真空乾燥し、
微黄白色のβ形結晶(水分5.4%)5.1gを得た。
β形結晶であることの確認は、粉末X線回折(銅K
α)、熱分析およびフーリエ変換−赤外吸収スペクトル
(FT−IR、測定方法:粉末試料の拡散反射法)によ
り行い、また、水分は、カールフィッシャー水分計で測
定した。上記のβ形結晶の安定性試験の結果を表1及び
2に示す。
【0023】実施例2 秤量瓶にα形結晶(水分1.0%)0.501gを採取
し、硝酸カリウムの飽和水溶液を入れたデシケータ中に
40℃で4日間保存し、微黄白色のβ形結晶0.526
gを得た。β形結晶であることの確認は、実施例1と同
様の方法で行なった。
【0024】実施例3 円筒形濾紙にα形結晶(水分1.9%)10gを採取
し、ソックスレー抽出器を用い、蒸留水−アセトン
(5:95)300mlで加熱還流して連続抽出した。
冷却後、フラスコ部に析出した結晶を吸引濾過により回
収し、回収された結晶を五酸化二リン存在下で一晩真空
乾燥し、微黄白色のγ形結晶(水分5.4%)9.7g
を得た。γ形結晶であることの確認および水分の測定
は、実施例1と同様の方法で行なった。上記のγ形結晶
の安定性試験の結果を表1及び2に示す。
【0025】実施例4 200mlナスフラスコにα形結晶(水分1.9%)1
gを採取し、メタノール54mlを加えて加熱溶解し
た。蒸留水6mlを加えて加熱還流後、氷冷し、析出し
た結晶を吸引濾過により回収し、回収された結晶を五酸
化二リン存在下で一晩真空乾燥し、微黄白色のγ形結晶
0.8gを得た。γ形結晶であることの確認および水分
の測定は、実施例1と同様の方法で行なった。
【0026】
【表1】各結晶形の外観および水分量の変化(温度40
℃且つ相対湿度75%の雰囲気中に保存して試験を行な
った)。 ──────────────────────────────────── 結晶形 保存日数0日 3日 7日 14日 <α形結晶> 外観 黄色 微黄白色 微黄白色 微黄白色 水分(重量%) 1.0 3.2 3.9 4.4 <β形結晶> 外観 微黄白色 変化なし 変化なし 変化なし 水分(重量%) 5.5 5.5 5.4 5.5 <γ形結晶> 外観 微黄白色 変化なし 変化なし 変化なし 水分(重量%) 5.6 5.4 5.4 5.4 ──────────────────────────────────── (注)保存日数0における試料の水分は、カールフィッ
シャー水分計にて測定し、その後の試料の水分は、重量
の変化量から計算した。
【0027】
【表2】 水和物結晶の安定性 ──────────────────────────────────── 結晶形 β 形 結 晶 γ 形 結 晶 保存条件 外観 純度 外観 純度 開始時 微黄白色 99.2% 微黄白色 99.6% 65℃/8週間 変化なし 99.1% 変化なし 99.4% 40℃/3箇月 変化なし 98.6% 変化なし 99.5% 白色蛍光灯/120万Lxhr 変化なし 99.6% 変化なし 100.0% ケミカルランプ/7日 変化なし 99.3% 変化なし 100.0% ──────────────────────────────────── (注)純度はHPLCにて測定した。
【0028】
【発明の効果】本発明のβ形結晶およびγ形結晶によれ
ば、通常の医薬品の製造から流通においては、前述のよ
うに、温度、湿度、光による変化がないため、一定の含
量および色調の製剤を容易に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−
3,6,17−トリオン無水物結晶(α形結晶)の粉末
X線回折パターンである。
【図2】14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−
3,6,17−トリオンの水和物結晶(β形結晶)の粉
末X線回折パターンである。
【図3】14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−
3,6,17−トリオンの水和物結晶(γ形結晶)の粉
末X線回折パターンである。
【図4】α形結晶の熱分析(DSC(示差走査熱量分
析)及びTG(熱重量分析))のチャートである。
【図5】β形結晶の熱分析のチャートである。
【図6】γ形結晶の熱分析のチャートである。
【図7】α形結晶のFT−IRのスペクトルである。
【図8】β形結晶のFT−IRのスペクトルである。
【図9】γ形結晶のFT−IRのスペクトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 伸吉 栃木県下都賀郡石橋町石橋58−2 (72)発明者 井上 諭 栃木県下都賀郡石橋町石橋1565−2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特性X線銅Kαの粉末結晶X線回折にお
    ける特徴的なピークが10.7,14.2,14.8,
    15.7,16.3,17.8(度)の回折角に現れる
    回折パターンを有することを特徴とする14α−ヒドロ
    キシ−4−アンドロステン−3,6,17−トリオン水
    和物結晶。
  2. 【請求項2】 特性X線銅Kαの粉末結晶X線回折にお
    ける特徴的なピークが7.9,10.7,14.2,1
    5.9,18.5(度)の回折角に現れる回折パターン
    を有することを特徴とする14α−ヒドロキシ−4−ア
    ンドロステン−3,6,17−トリオン水和物結晶。
  3. 【請求項3】 14α−ヒドロキシ−4−アンドロステ
    ン−3,6,17−トリオンの無水物結晶または請求項
    2に記載の結晶を水に懸濁することを特徴とする請求項
    1に記載の14α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−
    3,6,17−トリオン水和物結晶の製造法。
  4. 【請求項4】 14α−ヒドロキシ−4−アンドロステ
    ン−3,6−17−トリオンの有機溶媒溶液から水の存
    在下に晶析させることを特徴とする請求項2に記載の1
    4α−ヒドロキシ−4−アンドロステン−3,6,17
    −トリオン水和物結晶の製造法。
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