JPH0741484U - 移動体検知センサの視野角制限機構 - Google Patents

移動体検知センサの視野角制限機構

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JPH0741484U
JPH0741484U JP7082393U JP7082393U JPH0741484U JP H0741484 U JPH0741484 U JP H0741484U JP 7082393 U JP7082393 U JP 7082393U JP 7082393 U JP7082393 U JP 7082393U JP H0741484 U JPH0741484 U JP H0741484U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体検知センサ5が上下逆に配置されて
も、常に上側が遮られた同様の視野角を自動的に得る。 【構成】 上下両側に光を遮る遮光部14,15が形成
された光制限部材13を移動体検知センサ5の検知窓1
0の表面に沿って上下動自在に配設するとともに、移動
体検知センサ5の配置方向が上下いずれの向きに逆転さ
れたときでも、遮光部14,15のうちの上側となる一
方が検知窓10の上側を遮る位置に静止するよう、光制
限部材13の重力による下方への移動を阻止するストッ
パ17,18を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エアクリーナや冷暖房機器等の自動運転に使用する移動体検知セ ンサの視野角制限機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、大部分の電気製品は電源スイッチがありこれを使用者が入り切りする ことにより運転のON/OFFを行なっているが、エアクリーナ等の機器は通常 それが設置された部屋等に人が居る時に常に運転すべきものであるので、付近に 人が居ることを検知して自動的に運転を開始すると便利である。
【0003】 そこで出願人は、MOD(MOVING OBJECT DETECTOR)と呼ばれる移動体検知セ ンサを例えばエアクリーナに設け、この移動体検知センサにより人の存在が検知 されたときにエアクリーナが自動的に運転を開始するシステムを考案し、実用化 に向けて周辺技術等を研究している。なおMODは、内部に受光素子を有し入射 する光量の変化により移動体の存在を検知するセンサである。
【0004】 図5はこのような思想を適用したエアクリーナの一例(床置きの場合)を示す 斜視図であり、この図5において、1はエアクリーナ本体、2はこのエアクリー ナ本体1の表面を覆うように取付けられたマスク、3はマスク2の一端側(図6 においては下端側)に形成された空気導入孔、4はマスク2の他端側(図6にお いては上端側)に形成された清浄空気噴出孔、5はマスク2に取付けられた移動 体検知センサ、6は移動体検知センサ5の検知窓(光導入窓)、7は本体1の下 端に脱着自在な床置き用の脚である。なお、移動体検知センサ5から出力される 検知信号は本体1内の制御回路(図示略)に始動指令信号として入力されるよう 構成されている。
【0005】 上記エアクリーナであると、移動体検知センサ5が機能する限り、その近傍に 人が近付いて動くと移動体検知センサ5から検知信号か出力されてエアクリーナ 本体1が始動し、空気導入孔3から床面側の空気が吸込まれて、清浄空気噴出孔 4から部屋に居る人の顔の高さに清浄空気が送り出される。また上記エアクリー ナは、脚7を取外して図6に示す如く上下を逆にして壁に取付ければ、壁掛タイ プとしても使用できる。この場合、空気は天井側から導入され、清浄な空気は下 側に配された清浄空気噴出孔4からやはり人の顔の高さに送り出される。
【0006】 しかし、上記のように移動体検知センサ5の検知窓6全体を表面に露出した構 成であると、実際には人が居ても移動体検知センサ5が検知信号を出力しない可 能性が高く、実用的でない。というのは、MODは上下左右に視野角があるので 、天井の照明の光が直接入射し、この光が内部の受光素子が受ける光量に強く影 響して、部屋内で人が動くことによる光量の変化が出力の変化となって現れない のである。 そこで、移動体検知センサ5の検知窓6への上側からの光の入射を部分的に遮 る視野角制限機構が要望されるが、従来このような光学センサへの光の入射を遮 る手段としては、庇を固定的に設けるのが通常であった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、単に移動体検知センサ5の検知窓6に庇を固設する構成では、上述 の如くエアクリーナを床置きにする場合と、壁掛にする場合とで、庇を取付ける 位置が上下逆になって、2種類の異なるマスク2が必要になる。このため、エア クリーナの製造工場等における部品管理が繁雑になるばかりか、ユーザにおいて 設置条件(床置きか壁掛かの条件)を変更する場合に、マスク2を取替える必要 が生じて不便となる問題があった。
【0008】 なお、庇を検知窓6の上下両側に固設しておき、上記問題に対処することが考 えられるが、これでは移動体検知センサ5の視野角が極めて狭くなり、かえって 人を検知する機能が低下する。
【0009】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、移動体検知セ ンサが上下逆に配置されても、常に上側が遮られた同様な視野角が自動的に得ら れる移動体検知センサの視野角制限機構を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る移動体検知センサの視野角制限機構は、上下両側に光を遮る遮 光部が形成された光制限部材を移動体検知センサの検知窓の表面に沿って上下動 自在に配設するとともに、移動体検知センサの配置方向が上下いずれの向きに逆 転されたときでも、前記遮光部のうちの上側となる一方が前記検知窓の上側を遮 る位置に静止するよう、前記光制限部材の重力による下方への移動を阻止するス トッパを設けたものである。
【0011】
【作用】
この考案における光制限部材は、上下両側に遮光部が形成され、移動体検知セ ンサの配置方向が上下いずれの向きに逆転されたときでも、ストッパの機能によ り、二つの遮光部のうちの上側となる一方が前記検知窓の上側を遮る位置に静止 する。このため、移動体検知センサが上下いずれの向きに設置されても下向きの 視野角が得られる。
【0012】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1は移動体検知センサの 視野角制限機構の正面図、図2は同機構の下面図、図3は同機構及び移動体検知 センサの側面図、図4は同機構を適用したエアクリーナである。なお、図5に示 したエアクリーナと同様の要素については同一符合を付して説明を省略する。
【0013】 図4において、8は移動体検知センサ5の正面に設けられた視野角制限機構で ある。図1において、9は視野角制限機構8のガイド板で、移動体検知センサ5 の正面に取付けられている。10はこのガイド板9に形成された移動体検知セン サ5の検知窓、11,12はガイド板9の検知窓10の両側にそれぞれ形成され たガイド、13はこのガイド11により上下摺動自在とされて前記検知窓10の 表面側に配設された光制限部材、14,15はこの光制限部材13の上下両側に 形成された遮光部、16は光制限部材13の中央に形成された光の透過窓、17 ,18はガイド板9の上下両側に形成された光制限部材12のストッパである。 ここで、ガイド板9は移動体検知センサ5と別体である必要はなく、移動体検知 センサ5自体の正面フレームであってもよい。
【0014】 ガイド11,12は、この場合図2に示すように断面逆L字状のもので、内面 が光制限部材13の両側端角部に摺接することで、光制限部材13を上下動自在 に保持するものである。光制限部材13は、この場合全体として板状のもので、 不透明な板材よりなり、透過窓16は単なる開口であり、遮光部14,15は板 厚の分だけ正面に庇として張出すものである。なお透過窓16は、この場合移動 体検知センサ5の検知窓10に比し上下幅が約半分となっている。
【0015】 ストッパ17,18は、光制限部材13の上下方向の端面にそれぞれ当接する ことで、光制限部材13の重力による下方への移動を阻止するもので、その位置 は、移動体検知センサ5の配置方向(エアクリーナの配置方向)が上下いずれの 向きに逆転されたときでも、前記透過窓16が検知窓10の下半分を露出する位 置に静止し、かつ前記遮光部14,15のうちの上側となる一方が前記検知窓1 0の上半分を遮る位置に静止するように設定されている。
【0016】 すなわち、この場合エアクリーナの空気導入孔3側のストッパ17は、清浄空 気噴出孔4側の遮光部14が検知窓10の清浄空気噴出孔4側の約半分を覆い、 透過窓16が検知窓10の空気導入孔3側の約半分を露出する位置において、光 制限部材13の端面に当接する位置に形成されている。また逆に、清浄空気噴出 孔4側のストッパ18は、空気導入孔3側の遮光部15が検知窓10の空気導入 孔3側の約半分を覆い、透過窓16が検知窓10の清浄空気噴出孔4側の約半分 を露出する位置において、光制限部材13の端面に当接する位置に形成されてい る。
【0017】 次に動作を説明する。図1又は図4に示すように、エアクリーナが床置き状態 にあるとき(ストッパ17が下側にあるとき)には、光制限部材13はストッパ 17に当接することで静止しており、遮光部14が検知窓10の約上半分を覆い 、検知窓10の約下半分のみが透過窓16により露出するから、移動体検知セン サ5の視野角は図3に示すように下向きに制限される。このため、移動体検知セ ンサ5に部屋の天井の照明光が直接入射することはなく、部屋内の人の検知が信 頼性高く行なわれ、ひいてはエアクリーナの自動始動が的確に行なわれるように なる。
【0018】 そして、エアクリーナを壁掛け設置に変更する際に、エアクリーナが逆転させ られると(すなわち移動体検知センサ5が逆転させられると)、光制限部材13 は下方に(ストッパ18側に)重力により自動的に移動し、ストッパ18に当接 して静止する。するとこの状態においては、遮光部15が検知窓10の約上半分 を覆い、検知窓10の約下半分のみが透過窓16により露出するから、やはり移 動体検知センサ5の視野角は図3に示す場合と同様に下向きに制限される。
【0019】 また、再度エアクリーナを逆転させて、もとの床置き設置と同様の向きにする といったように逆転が繰返されても、その都度光制限部材13が摺動し常に視野 角が下側に制限された同様の状態になる動作が繰返される。
【0020】 このように、上記視野角制限機構8であると、移動体検知センサ5の上下方向 がいずれの向きに配置されても、電源等を必要とせずに自動的にその検知窓10 の上側のみが遮られて視野角が同様に下向きに制限される。このため、上述した エアクリーナや冷暖房機器のように移動体検知センサ5により自動始動する機能 を有する機器であって、上下逆転して設置される可能性のある機器に適用して、 自動始動機能の高い信頼性が確保できるとともに、機器表面のマスクの種類の単 一化が可能となり、製作時の部品の管理の容易化あるいは設置条件変更の容易化 が図れる効果がある。
【0021】 なお、本考案は上記実施例に限られず各種の態様があり得る。例えば、光制限 部材は、板状のものに限らず、上下両側に積極的に正面に張出す庇状の遮光部が 形成されたものでもよい。またストッパも、例えば光制限部材13の上下両側に 形成され、ガイド11又は12の端面に当接する突起等により構成されていても よい。
【0022】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、移動体検知センサの上下配置方向がいずれの 向きに設置されても、上下両側に遮光部が形成された光制限部材が重力により移 動して移動体検知センサの視野角を常に下向き状態に自動的に設定するから、移 動体検知センサにより自動始動する機能を付与したエアクリーナや冷暖房機器等 の機器であって、上下逆転して設置される可能性のある機器に適用して、自動始 動機能の高い信頼性が確保できるとともに、機器表面のマスクの種類の単一化が 可能となり、製作時の部品の管理の容易化あるいは設置条件変更の容易化が図れ る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による移動体検知センサの
視野角制限機構を示す正面図である。
【図2】この考案の一実施例による移動体検知センサの
視野角制限機構を示す下面図である。
【図3】この考案の一実施例による移動体検知センサの
視野角制限機構を示す側面図である。
【図4】この考案の一実施例による移動体検知センサの
視野角制限機構を適用したエアクリーナを示す斜視図で
ある。
【図5】本考案の課題を説明するためのエアクリーナの
床置き設置状態を示す斜視図である。
【図6】本考案の課題を説明するためのエアクリーナの
壁掛け設置状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
5 移動体検知センサ 6,10 検知窓 13 光制限部材 14,15 遮光部 16 透過窓 17,18 ストッパ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01J 1/06 A 8803−2G G01S 7/48 A 4240−5J

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体検知センサの検知窓の表面に沿っ
    て上下動自在に配設され、上下両側に光を遮る遮光部が
    形成された光制限部材と、移動体検知センサの配置方向
    が上下いずれの向きに逆転されたときでも、前記遮光部
    のうちの上側となる一方が前記検知窓の上側を遮る位置
    に静止するよう、前記光制限部材の重力による下方への
    移動を阻止するストッパとを備えた移動体検知センサの
    視野角制限機構。
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WO2009098849A1 (ja) * 2008-02-08 2009-08-13 Panasonic Corporation 空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009098849A1 (ja) * 2008-02-08 2009-08-13 Panasonic Corporation 空気調和機
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