JPH0741434U - センサ取付け構造 - Google Patents

センサ取付け構造

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JPH0741434U
JPH0741434U JP7437893U JP7437893U JPH0741434U JP H0741434 U JPH0741434 U JP H0741434U JP 7437893 U JP7437893 U JP 7437893U JP 7437893 U JP7437893 U JP 7437893U JP H0741434 U JPH0741434 U JP H0741434U
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泰弘 野田
正博 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的簡単な構成のセンサホルダで、被検知パ
イプに対するセンサの密着保持を確実になし、かつ取外
しが容易で、センサを取外した状態でパイプもしくはセ
ンサからの脱落のないセンサ取付け構造を提供する。 【構成】ループ状に湾曲形成され、この端縁との間隙か
ら被検知パイプPに着脱自在に挿嵌して弾性的に巻回保
持されるパイプ取付け部3と、ループ状に湾曲形成さ
れ、この端縁との間隙からセンサSA に着脱自在に挿嵌
してセンサを弾性的に巻回保持するセンサ保持部4とか
らなり、全体にS字状をなすセンサホルダHA を備え、
このセンサホルダによりパイプにセンサを軸方向に沿っ
て密着状態で添設し、センサをパイプから取外した状態
で、センサホルダは被検知パイプもしくはセンサのいず
れか一方に係止保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば空気調和機を構成する熱交換器に取付けられる温度センサ を着脱自在に取付け保持するためのセンサ取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば分離形の空気調和機において、室外ユニット内に配置される室外熱交 換器には、この冷媒温度を検知するための温度センサが取付けられる。
【0003】 具体的には、熱交換器に接続されるパイプに円柱状の温度センサを、この軸方 向に沿って密着状態で添設する。上記パイプは、当然、円筒状であり、温度セン サの直径と比較してその直径が大である。
【0004】 そして、上記パイプは熱交換器から鉛直方向に延出されていて、この鉛直部分 に温度センサを密着させ、かつ落下しないよう確実に保持しなければならない。 したがって、センサ取付け構造は従来から、種々の検討がなされている。
【0005】 その一例を図6(A),(B)に示す。従来より用いられるセンサホルダHは 、ばね板などの弾性材を帯状に切断し、その両端部に異なる曲率半径に湾曲形成 された保持部a,bを有し、全体的にほぼC字状をなす。
【0006】 一方の保持部aは被検知パイプとしてのパイプPの曲率半径よりもわずかに小 さく、他方の保持部bは温度センサSの曲率半径よりもわずかに小さい。
【0007】 そして、各保持部a,bの端縁相互の間隙からパイプPに挿入して大径側の保 持部aをパイプPに弾性的に係合させ、このパイプPと小径側の保持部bとの間 隙からセンサSを挿嵌して、この保持部bに弾性的に係合させる。
【0008】 このようなセンサホルダHの持つ弾性作用で、センサSはその軸方向に沿って パイプPに密着保持される。パイプPが鉛直方向に延出され、かつセンサSも鉛 直方向に延出されながら、パイプPからセンサSが落下することがない。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、たとえばメンテンナンス時など温度センサSをパイプPから取外し しなければならない。このとき、センサホルダHの両端縁を弾性力に抗して拡開 し、両端縁間隙を広げてセンサSを取り出す。
【0010】 この状態で上記センサホルダHはパイプPのほぼ半周面に亘って係止している に過ぎず、パイプPに対する係止力が弱まって落下してしまう。そしてそのとき の衝撃で、落下位置から飛散する虞れがある。すなわち、この種のセンサホルダ Hはサービス性および作業性が悪く、改善化が望まれている。
【0011】 その一例として、センサホルダHの保持力の増強を図るため、各保持部a,b の端縁を延長化して、パイプPとセンサSに対する巻回面積の増大化が考えられ る。
【0012】 しかるにこの場合は、両端縁相互の間隙が狭くなってしまう。たとえば一方の 保持部aを先にパイプPに係止し、その後センサSを挿嵌するのに必要な間隙量 が極く少なくしか残っておらず、挿嵌し難い。
【0013】 すなわち、このような構造でも非常に取付け作業性が悪く、また、一旦取付け た後、再びセンサを外すのに同様に面倒である。
【0014】 本考案は、上記事情によりなされたものであり、その目的とするところは、セ ンサホルダを比較的簡単な構成としながら、被検知パイプに対するセンサの密着 保持を確実になし、これらからの取外しが容易で、しかもセンサを取外した状態 で、被検知パイプもしくはセンサに確実に係止して脱落のないセンサ取付け構造 を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、第1の考案のセンサ取付け構造は、 所定方向にループ状に湾曲形成され、この端縁との間隙から被検知パイプに着 脱自在に挿嵌して被検知パイプに弾性的に巻回保持されるパイプ取付け部および このパイプ取付け部と一体に連設され、かつパイプ取付け部とは逆方向にループ 状に湾曲形成され、この端縁との間隙からセンサに着脱自在に挿嵌してセンサを 弾性的に巻回保持するセンサ保持部とからなり、全体にS字状をなすセンサホル ダを備え、 このセンサホルダにより被検知パイプにセンサを軸方向に沿って密着状態で添 設するとともに、センサを被検知パイプから取外した状態で、上記センサホルダ は被検知パイプもしくはセンサのいずれか一方に係止保持されることを特徴とす る。
【0016】 なお、上記センサホルダのパイプ取付け部は、線材もしくは板体からなり、こ のパイプ取付け部に取付けられる被検知パイプの周面には、上記パイプ取付け部 の線材もしくは板体が係止する凹部が設けられる。
【0017】 また、上記センサホルダのセンサ保持部は、板体もしくは線材からなり、この センサ保持部に取付けられるセンサの周面には、上記センサ保持部の線材もしく は板体が係止される凹部が設けられる。
【0018】 第2の考案のセンサ取付け構造は、 所定方向にループ状に湾曲形成されるパイプ取付け部およびこのパイプ取付け 部と一体に連設されループ状に湾曲形成されるセンサ保持部とからなり、全体的 にほぼC字状をなし、これらパイプ取付け部およびセンサ保持部の相対向する端 縁相互の間隙から被検知パイプおよびセンサを挿嵌することにより着脱自在に弾 性的に巻回保持され、被検知パイプにセンサを軸方向に沿って密着状態で添設す るセンサホルダを備え、 このセンサホルダは板体からなり、パイプ取付け部とセンサ保持部の少なくと もいずれか一方にはスリットが設けられて分割化された片部から構成され、 この分割片部は、センサ保持部からセンサを取外した状態で強制的に折り曲げ られ、その端縁が対向する被検知パイプもしくはセンサに係止保持されることを 特徴とする。
【0019】
【作用】
センサホルダは、被検知パイプおよびセンサの着脱が容易で作業性がよい。こ れらに対する巻回面積が増大して確実な取付け保持をなす。センサを被検知パイ プから取外しした状態で、被検知パイプもしくはセンサのいずれか一方に確実に 取付け保持され、脱落がない。
【0020】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面にもとづいて説明する。
【0021】 図1(A),(B)に、新たなセンサ取付け構造を示す。
【0022】 ここで被検知パイプPA は鉛直方向に延出されていて、たとえば空気調和機を 構成する熱交換器に接続されるパイプである。このパイプPA の所定位置には凹 部1が設けられる。パイプPA の直径をD4 としたとき、上記凹部1の直径はD 3 であり、後述するセンサホルダHA の線径tと、t≦D4 −D3 /2の関係に ある。
【0023】 センサSA は、たとえば温度センサであって、この中間部周面には凹部2が形 成される。センサSA の直径をD6 としたとき、上記凹部2の直径はD5 であり 、かつセンサホルダHA の線径tと、t≦D6 −D5 /2の関係にある。
【0024】 上記センサホルダHA は、線径tであるばね線材が用いられる。所定方向にル ープ状に湾曲形成され曲率半径が大であるパイプ取付け部3と、このパイプ取付 け部3一体に連設され、かつパイプ取付け部とは逆方向にループ状に湾曲形成さ れ曲率半径が小であるセンサ保持部4とからなり、全体にほぼS字状をなす。
【0025】 上記パイプ取付け部3の曲率半径(直径D1 )は、パイプ凹部1の曲率半径( 直径D4 )よりもわずかに小さく、この端縁と基端部との間にはパイプ凹部1周 面へ挿嵌するのに支障のない程度の間隙が形成される。
【0026】 その結果、パイプ取付け部3はパイプ凹部1に対して、ほぼ2/3以上の周面 に亘って巻回する長さが確保される。
【0027】 上記センサ保持部4の曲率半径(直径D2 )は、センサSA に設けられる凹部 2の曲率半径(直径D5 )よりもわずかに小さく、この端縁と基端部との間には センサ凹部2周面へ挿嵌するのに支障のない程度の間隙が形成される。
【0028】 その結果、センサ保持部4はセンサ凹部2に対して、ほぼ2/3半周以上の周 面に亘って巻回する長さが確保される。
【0029】 このようにして構成されるセンサホルダHA であるから、センサSA のパイプ PA への添設にあたって、はじめセンサ保持部4へセンサSA を取付ける。すな わち、センサSA に設けられる凹部2をセンサ保持部4に形成される間隙に当て 、そのまま押し込む。
【0030】 センサ保持部4の端部は弾性力に抗して押し広げられ、センサ凹部2がセンサ 保持部4に嵌合した状態で、センサSA はセンサホルダHA に弾性的に巻回保持 される。
【0031】 ついで、センサホルダHA をパイプPA の所定位置に取付ける。すなわち、パ イプ凹部1にセンサホルダHA のパイプ取付け部3に形成される間隙を当てて、 そのまま押し込む。
【0032】 パイプ取付け部3の端部は弾性力に抗して押し広げられ、パイプ取付け部がパ イプPA に嵌合した状態で、上記センサホルダHA はパイプPA に巻回取付けさ れる。
【0033】 したがって、センサSA は凹部2を挟んだ上部および下部がパイプPA に直接 密接した状態で添設され、パイプ内を導かれる冷媒温度を正確に検出することが できる。
【0034】 しかも、センサホルダHA のパイプ取付け部3がパイプ凹部1周面に対して2 /3以上に亘って巻回し、かつ小さい曲率半径で弾性的に取付けられるから、パ イプPA に対する取付け保持が確実であり、パイプが鉛直方向に向けられていな がらセンサホルダHA の脱落が全くない。
【0035】 そしてまた、センサホルダHA のセンサ保持部4がセンサ凹部2周面に対して 2/3以上に亘って巻回し、かつ小さい曲率半径で弾性的に取付けられるから、 センサSA に対する取付け保持が確実であり、センサが鉛直方向に向けられた状 態でありながら脱落が全くない。
【0036】 メンテナンス時などは、センサSA を取外ししなければならない。このときは 、センサホルダHA のパイプ取付け部3をそのまま固定保持し、センサ保持部4 端縁を押し開いてセンサSA を抜き出す。
【0037】 この状態でパイプPA に対してセンサ取付け部3の弾性力はそのまま継続され 、かつパイプ凹部1に係合しているところから、パイプPA からセンサホルダH A が落下することは全くない。
【0038】 あるいは、センサホルダHA にセンサSA を保持したまま、センサホルダをパ イプPA から取外してもよい。すなわち、パイプ取付け部3の端縁を押し開いて パイプPA から抜き出す。この状態でセンサSA とセンサホルダHA とは一体化 しており、センサホルダだけ見失うこともない。
【0039】 図2(A),(B)に示すセンサ取付け構造であってもよい。
【0040】 ここで、センサホルダHB はばね線材からなり、後述する理由から曲率半径の 若干異なるループ状のパイプ取付け部3aおよび曲率半径の変わらないセンサ保 持部4を連設して、ほぼS字状をなすことは上記実施例と同様である。
【0041】 そして、温度センサSA には同様の凹部2が設けられ、これと上記センサ保持 部4との相対的な寸法関係については全く変わりがない。
【0042】 ただし、被検知パイプとしてのパイプPは、何らの加工も不要とし、ストレー ト状である。上記実施例のような凹部がないからセンサホルダHB をパイプPの 任意の位置に取付け可能となる。
【0043】 上記センサホルダHB のパイプ取付け部3aをパイプPに確実に取付け保持を なすため、この曲率半径をパイプのそれよりも小さくすることと、パイプ周面の 2/3以上に亘って巻回保持することは当然である。
【0044】 したがって、センサSA をセンサホルダHB から取外した状態で、センサホル ダはそのままパイプPに取付け保持され、パイプからの脱落がないことは、上記 実施例と同様である。
【0045】 なお、逆にセンサをストレート状とし、パイプのみに凹部を形成して、上述の 相対的な寸法関係をなすようにしてもよい。
【0046】 図3(A),(B)に示すようなセンサ取付け構造であってもよい。
【0047】 この場合、センサホルダHC はばね板材が用いられる。そして、所定方向にル ープ状に湾曲形成されるパイプ取付け部3cおよびこのパイプ取付け部に一体に 連設され、かつパイプ取付け部3cとは逆方向にループ状に湾曲形成されるセン サ保持部4cとからなり、全体にほぼS字状をなす。
【0048】 一方、センサSC には凹部2cが形成され、この直径とセンサ保持部4cとの 相対的な関係については上記実施例と同様である。上記凹部2cの軸方向長さを センサ保持部の4c長手方向寸法よりもわずかに小として、凹部にセンサ保持部 が係止できるように設定する。
【0049】 被検知パイプとしてのパイプPは、図に示すようにストレート状のままであっ てもよく、あるいは図中二点鎖線に示すように凹部1cを形成してもよい。それ ぞれの場合のパイプ取付け部3cとの相対的な寸法関係は先に説明した通りであ り、特にパイプPに凹部1cを形成した場合は、この凹部の軸方向長さをパイプ 取付け部3cの長手方向寸法よりもわずかに小として、凹部にパイプ取付け部が 係止できるように設定することは、勿論である。
【0050】 しかして、やはり先に説明した各実施例と同様の作用効果を得られ、センサS C をセンサホルダHC から取外した状態で、センサホルダはパイプPのパイプ取 付け部3cに確実に係止保持され、パイプからの脱落が全くない。
【0051】 さらにこの実施例の場合、センサホルダHC とパイプPは面接触となるため、 線材からなるセンサホルダのものよりもさらに脱落が防止できる。
【0052】 図4(A),(B)に示すセンサ取付け構造であってもよい。
【0053】 この場合、センサホルダHD は板体からなり、所定方向にループ状に湾曲形成 される曲率半径が大であるパイプ取付け部3dと、このパイプ取付け部の一端に 一体に連設され、ループ状に湾曲形成される曲率半径が小であるセンサ保持部4 dとからなり、従来構成に近似した、ほぼC字状をなす。
【0054】 ただし、同図(A)に示すように、センサ保持部4dには複数のスリット5, 5が設けられ、センサ保持部4dは鉛直方向に複数の片部40d…に分割化され る。
【0055】 これらパイプ取付け部3dおよびセンサ保持部4dの相対向する端縁相互の間 隙から上記パイプPおよびセンサSを挿嵌することにより、パイプおよびセンサ を着脱自在に弾性的に巻回保持する。
【0056】 そして、このセンサホルダHD によりセンサSはパイプPに対して軸方向に沿 って密着状態で添設され、センサSによる正確な温度検知がなされる。
【0057】 メンテナンス時など、センサホルダHD からセンサSを取外した後は、同図 (B)に示すようにセンサ保持部4dの分割された一片部40dもしくは複数片 部を強制的に折り曲げて、その端部をパイプP周面に当てる。
【0058】 したがって、折り曲げられた片部40dの弾性反発力がパイプPに作用して、 センサホルダHD はパイプPに確実に係止される。鉛直方向に延出されるパイプ PでありながらセンサホルダHD の落下を確実に規制できる。
【0059】 図5は、図4に示すセンサホルダの変形例である。
【0060】 同図(A)に示すセンサホルダHF は、センサ保持部4fに2条のスリット5 ,5が設けられ、3つの片部40f…に分割化しているのだが、ここでは中央部 の片部40fのみ長手方向寸法を細くし、上下の片部40f…は長くする。
【0061】 この場合は、上記センサSを取外した状態で、細い中央の片部40fのみ強制 的に折り曲げてパイプPに係止する。折り曲げる片部40fが細いので、その作 業が容易に行える。
【0062】 同図(B)に示すセンサホルダHG は、曲率半径の大なるパイプ取付け部3g に、ここでは2条のスリット5,5を設け、3つの片部30g…に分割化した例 である。
【0063】 この場合は、パイプ取付け部3gからパイプPを取外した状態で、中央の細い 片部30gを強制的に折り曲げてセンサSに係止すると、上記実施例と同様の作 用効果が得られる。
【0064】 同図(C)に示すセンサホルダHI は、パイプ取付け部3iとセンサ保持部4 iとに2条のスリット5,5を設けて、それぞれ複数の片部30i…,40i… に分割化した例である。
【0065】 この場合は、パイプ取付け部3iをパイプPから取外しても、あるいはセンサ 保持部4iをセンサSから取外しても、残りの片部30i,40iを対向する部 位に係止可能であり、必要に応じて選択できる。
【0066】 同図(D)に示すセンサホルダHJ は、センサ保持部4jに多数のスリット5 …を設けて、細分化した片部40j…に形成した例である。
【0067】 この場合は、任意の数の片部40jを折り曲げてパイプPに係止でき、係止力 の調整を図ることができる。
【0068】 なお、このようなセンサ取付け構造は、上述した冷凍サイクルの熱交換器温度 センサの他、圧縮機の吸込み温度センサ、吐出温度センサなどの保持にも用いら れる。
【0069】 このほか、本考案の要旨を越えない範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0070】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1ないし3記載のセンサ取付け構造は、 パイプ取付け部とセンサ保持部を連設して全体にS字状をなすセンサホルダを 備え、被検知パイプにセンサを軸方向に沿って密着状態で添設し、かつセンサを 被検知パイプから取外した状態で、センサホルダは被検知パイプもしくはセンサ のいずれか一方に係止保持するようにしたから、 請求項4記載のセンサ取付け構造は、 パイプ取付け部およびセンサ保持部を一体に連設して、ほぼC字状をなすセン サホルダを備え、このセンサホルダにより被検知パイプにセンサを軸方向に沿っ て密着状態で添設し、センサホルダを板体から形成し、パイプ取付け部およびセ ンサ保持部の少なくともいずれか一方にスリットを設けて分割化し、所定の片部 を強制的に折り曲げて対向する被検知パイプもしくはセンサに係止保持するよう にしたから、 比較的簡単な構成のセンサホルダでありながら、被検知パイプに対するセンサ の密着保持を確実になすとともに、これらからの取外しが容易で、作業性および サービス性の向上を図ることができる。さらに、パイプからセンサを取外した状 態で、センサホルダを被検知パイプもしくはセンサに確実に係止して脱落がなく 、信頼性の向上を図れるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本考案の一実施例を示す、センサ取
付け構造の分解した斜視図。(B)は、センサ取付け構
造の斜視図。
【図2】(A)は、他の実施例を示す、センサ取付け構
造の分解した斜視図。(B)は、同実施例の、センサ取
付け構造の斜視図。
【図3】(A)は、さらに異なる他の実施例を示す、セ
ンサ取付け構造の分解した斜視図。(B)は、同実施例
の、センサ取付け構造の斜視図。
【図4】(A)は、さらに異なる他の実施例を示す、セ
ンサ取付け構造の分解した斜視図。(B)は、同実施例
の、センサ取付け構造の斜視図。
【図5】(A)ないし(D)は、互いに異なる構造のセ
ンサホルダの斜視図。
【図6】(A)は、本考案の従来例を示す、センサ取付
け構造の分解した斜視図。(B)は、センサ取付け構造
の斜視図。
【符号の説明】
A …被検知パイプ、3…パイプ取付け部、SA …セン
サ、4…センサ保持部、HA …センサホルダ、2…(セ
ンサの)凹部、1…(パイプの)凹部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定方向にループ状に湾曲形成され、この
    端縁との間隙から被検知パイプに着脱自在に挿嵌して被
    検知パイプに弾性的に巻回保持されるパイプ取付け部お
    よびこのパイプ取付け部と一体に連設され、かつパイプ
    取付け部とは逆方向にループ状に湾曲形成され、この端
    縁との間隙からセンサに着脱自在に挿嵌してセンサを弾
    性的に巻回保持するセンサ保持部とからなり、全体にS
    字状をなすセンサホルダを備え、 このセンサホルダにより被検知パイプにセンサを軸方向
    に沿って密着状態で添設するとともに、センサを被検知
    パイプから取外した状態で、上記センサホルダは被検知
    パイプもしくはセンサのいずれか一方に係止保持される
    ことを特徴とするセンサ取付け構造。
  2. 【請求項2】上記センサホルダのパイプ取付け部は、線
    材もしくは板体からなり、このパイプ取付け部に取付け
    られる被検知パイプの周面には、上記パイプ取付け部の
    線材もしくは板体が係止する凹部が設けられることを特
    徴とする請求項1記載のセンサ取付け構造。
  3. 【請求項3】上記センサホルダのセンサ保持部は、板体
    もしくは線材からなり、このセンサ保持部に取付けられ
    るセンサの周面には、上記センサ保持部の線材もしくは
    板体が係止される凹部が設けられることを特徴とする請
    求項1記載または請求項2記載のセンサ取付け構造。
  4. 【請求項4】所定方向にループ状に湾曲形成されるパイ
    プ取付け部およびこのパイプ取付け部と一体に連設され
    ループ状に湾曲形成されるセンサ保持部とからなり、全
    体的にほぼC字状をなし、これらパイプ取付け部および
    センサ保持部の相対向する端縁相互の間隙から被検知パ
    イプおよびセンサを挿嵌することにより着脱自在に弾性
    的に巻回保持され、被検知パイプにセンサを軸方向に沿
    って密着状態で添設するセンサホルダを備え、 このセンサホルダは板体からなり、パイプ取付け部とセ
    ンサ保持部の少なくともいずれか一方にはスリットが設
    けられて分割化された片部から構成され、 この分割片部は、センサ保持部からセンサを取外した状
    態で強制的に折り曲げられ、その端縁が対向する被検知
    パイプもしくはセンサに係止保持されることを特徴とす
    るセンサ取付け構造。
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