JPH0741416B2 - 溶接用電源 - Google Patents

溶接用電源

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JPH0741416B2
JPH0741416B2 JP11102486A JP11102486A JPH0741416B2 JP H0741416 B2 JPH0741416 B2 JP H0741416B2 JP 11102486 A JP11102486 A JP 11102486A JP 11102486 A JP11102486 A JP 11102486A JP H0741416 B2 JPH0741416 B2 JP H0741416B2
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JP
Japan
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welding
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crater
signal
average value
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直樹 河合
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は溶接電流値、電圧値を検出してこれを表示する
溶接用電源に関するものである。
従来の技術 溶接電流値、電圧値を検出してこれを表示する従来の溶
接用電源の表示においては、針方式のアナログ方式では
市販の一義的な感度のメータを用い、ディジタル方式に
おいても一定時間毎の平均値を表示するものを用いてき
た。
発明が解決しようとする問題点 実際の溶接電流値、電圧値はきわめて短時間の毎に大幅
に変動しているのが実情であるが、これを忠実に表示す
ればきわめて読取りにくく、また溶接の不安定感を引き
起す。逆に応答感度が緩慢であれば溶接の安定感は得ら
れるが本溶接条件からクレータ溶接条件に移行する時は
溶接出力が短時間に大幅に変化しているのにもかかわら
ず緩慢な表示となり溶接機の制御性能さえ疑れるのが従
来の問題点であった。
問題点を解決するための手段 前記問題点の解決のため本発明は溶接電圧値もしくは溶
接電流値の内少なくとも一方を所定のサンプリング読込
周期毎に検出してこの検出値に比例した信号を出力する
検出回路部と、溶接条件が本溶接条件からクレータ溶接
条件に切り換わったことを検出して信号を出力する切換
検出手段と、前記切換検出手段の信号を受けて前記溶接
条件が切り換わったときから一定時限内は第1のサンプ
リング回数にて、また、前記一定時限後は前記第1のサ
ンプリング回数よりも大なる第2のサンプリング回数に
て前記検出値の平均値を算出する平均値算出手段と、前
記平均値算出手段にて算出された算出値を表示する表示
手段とを備えている。
作用 前記構成によりクレータ溶接移行時は溶接条件が本溶接
条件からクレータ溶接条件に切り換わったときから一定
時間内は第1のサンプリング回数にて平均値を算出して
いるので、短時間毎の平均値を表示することができるた
め、真値に近い値を表示可能である。また、一定時間後
は安定した溶接になるために、第1のサンプリング回数
よりも大なる第2のサンプリング回数にて平均値を算出
することにより、安定感のある表示が可能となる。
実施例 第1図に本発明による構成例を示す。第1図において1
は溶接用電源入力端子、2は溶接用主変圧器、3は整
流、平滑回路部、4は溶接出力制御素子、5は電流回生
用ダイオード、6はリアクトル、7は分流器、8は溶接
用電源出力端子、9は通電用コンタクトチップ、10は溶
接用ワイヤ、11は被溶接物、12は電圧値検出回路部、13
は電流値検出回路部、14は表示回路部、15は演算回路
部、16はクレータ遅延制御回路部、17は切換検出手段で
ある本溶接、クレータ溶接切換素子である。なお、本実
施例では、演算回路部15とクレータ遅延制御回路部16と
で特許請求の範囲いう平均値算出部を構成している。
溶接電圧の検出は溶接用電源出力端子8から電圧検出回
路部12により制御回路で扱うレベルの信号まで降圧され
る。この実施例としては単に抵抗分割しただけでも実現
できるので省略する。また溶接電流値の検出の実施例と
しては分流器7により溶接電流値を電圧信号として溶接
電流値検出回路部13に入力され、制御回路で扱うレベル
の信号に増幅される。この増幅の実施例も市販のオペア
ンプ等で容易に実現できるので具体例は省略する。
クレータ遅延信号を出力するクレータ遅延制御回路部16
の実施例は第2図に示される。第2図において17は本溶
接、クレータ切換素子で16a,16bは抵抗、16cはコンデン
サ、16dは論理反転素子、16eは論理積素子で16a〜16eに
てクレータ遅延制御回路部16は構成される。第2図の動
作を示したのが第3図である。すなわち、本溶接、クレ
ータ切換素子17がクレータ溶接移行に伴い閉路すると電
源VccのHレベル信号が入力される。このHレベル信号
は論理積素子16eの片方に入力されるが、他方は抵抗16
b,コンデンサ16cにより遅延され、論理反転素子16dによ
り反転するので第3図のtdの時間だけLレベルに反転す
るのが遅れる結果、論理積素子16eの出力はtdの時間だ
けHレベルとなる。以上の動作によりクレータ遅延信号
は実現される。
電圧値信号と電流値信号とを入力とし、前記クレータ遅
延信号がHレベルの時は電圧値信号と電流値信号とをそ
れぞれn回(nは1以上の整数)サンブリング読込して
平均化計算し、前記クレータ遅延信号がLレベル時は前
記入力をそれぞれm回(mはnより大なる整数)サンプ
リング読込して平均化計算して電圧平均値信号と電流平
均値信号とを出力する演算回路部15はマイクロコンピュ
ーターを使用して実現できる。第4図はこの場合のプロ
グラムフローチャート例である。ただし第4図では説明
の容易化のため電圧または電流の一方についてのみの例
であり、他方についてもプログラムは同様である。第4
図についての説明を以下におこなう。今、P0の命令を実
行するタイミングとするとまず今回の電流値または電圧
値の入力データを前回までの累計値に加算し、今までの
累計回数をカウントしている加算カウンタの値を1だけ
増加させている。この次にクレータ遅延信号を判断し、
これがHレベルのn回平均の場合はP2方向へ、これがL
レベルのm回平均の場合はP1方向へ進む。P1方向に進ん
だ場合は前記加算カウンタをインクリメントした結果、
m回まで加算した場合はP5方向へ、m回加算の途中であ
ればP3方向へ進む。P3に進んだ場合は平均値計算するに
至らない累計途中であるので累計値と加算カウンタ値を
格納してP7方向へ進み、破線で示す他のプログラムを実
行してP0に戻る。P5に進んだ場合は今回の累計により予
定累計回数に達した場合で、累計値を累計回数で除算し
て表示回路部14に出力してP6に進む。そして今回の平均
化計算は完了したので加算カウンタ値を0にクリアし、
累計値も0にクリアしてP7に合流する。
クレータ遅延時間中であるP2方向へ進んだ場合もまず今
回の加算でn回の累計に達したかどうかを判断する。n
回の累計途中であればP3方向に進み前記P3以下の処理を
おこなう。n回の累計途中でなければP4方向に進み今回
の累計で丁度n回となったか否かを判定する。丁度n回
に達したならばP5方向へ合流し、前記同様平均化計算、
平均値出力、加算カウンタクリア、累計値クリアしてP7
へ進む。丁度n回に達していない場合はP6方向へ進む、
この場合、P2でn未満でなくP4で丁度nでもないのであ
るから加算カウンタ値はnを越えてしまっていることに
なる。これはどのような場合に発生するのかを説明する
と、今までm回平均で累計していて累計回数がnを越え
た時に前記クレータ遅延信号がLレベルからHレベルに
転じた場合である。この場合の処理の方法は種々考えら
れるが、本発明の実施例の第4図では平均化計算をおこ
なわずに加算カウンタ、累計値をクリアして新たにn回
平均の最初に戻るように設計されている。勿論、この場
合、他の処理方法もあるが本発明の主旨に関係ないので
省略する。
以上のプログラム実行をおこなう結果、表示回路部14の
表示は第5図に示す如くクレータ溶接への移行時のtd
間の間は密で変化の多いntS時間毎(tsはサンプリング
読込周期)の表示となり、td以外の期間では疎で変動の
少ないmts時間毎の表示となり、目的を達することがで
きる。なお、第5図は繁雑を防ぐため溶接電流に関して
のみを表わしたが、溶接電圧に関しても同様である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、本溶接からクレータ溶接
に移行する溶接出力が大幅に変化する過渡状態では溶接
電圧、電流の表示を短周期に真値の変化度合に近く表示
することができ、これ以外の溶接出力があまり変化しな
い定常状態では溶接出力の表示を長周期の平均値とする
ことにより安定感を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す溶接用電源のブロック
構成図、第2図は同電源のクレータ遅延制御回路部のブ
ロック構成図、第3図は同クレータ遅延制御回路部の入
出力信号のタイミング波形図、第4図は同電源の演算回
路部のプログラムフローチャート、第5図は同演算回路
部の入出力信号のタイミング波形図である。 12……電圧値検出回路部、13……電流値検出回路部、14
……表示回路部、15……演算回路部、16……クレータ遅
延制御回路部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接電圧値もしくは溶接電流値の内少なく
    とも一方を所定のサンプリング読込周期毎に検出してこ
    の検出値に比例した信号を出力する検出回路部と、溶接
    条件が本溶接条件からクレータ溶接条件に切り換わった
    ことを検出して信号を出力する切換検出手段と、前記切
    換検出手段の信号を受けて前記溶接条件が切り換わった
    ときから一定時限内は第1のサンプリング回数にて、ま
    た、前記一定時限後は前記第1のサンプリング回数より
    も大なる第2のサンプリング回数にて前記検出値の平均
    値を算出する平均値算出手段と、前記平均値算出手段に
    て算出された算出値を表示する表示手段とを備えた溶接
    用電源。
JP11102486A 1986-05-15 1986-05-15 溶接用電源 Expired - Lifetime JPH0741416B2 (ja)

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JPS62267082A JPS62267082A (ja) 1987-11-19
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JP2005111528A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Hitachi Via Mechanics Ltd 溶接電源装置
US9878393B2 (en) * 2012-06-08 2018-01-30 Illinois Tool Works Inc. Welding wire feeder power control system and method

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