JPH0741411Y2 - ショーケースの内部温度表示温度計保持構造 - Google Patents

ショーケースの内部温度表示温度計保持構造

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JPH0741411Y2
JPH0741411Y2 JP338890U JP338890U JPH0741411Y2 JP H0741411 Y2 JPH0741411 Y2 JP H0741411Y2 JP 338890 U JP338890 U JP 338890U JP 338890 U JP338890 U JP 338890U JP H0741411 Y2 JPH0741411 Y2 JP H0741411Y2
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JP
Japan
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case
thermometer
front surface
holding
showcase
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JP338890U
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JPH0394155U (ja
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初夫 小林
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、内部が冷却されるケースの前面に保持体を
介し保持されケース内の温度を前面に表示するショーケ
ースの内部温度表示温度計保持構造に関する。
〔従来の技術〕
ショーケースには、そのケース内に陳列展示して販売す
る商品が冷蔵,冷凍保存を必要とする場合は商品の鮮度
を保つためケース内を冷却する冷却装置の構成要素であ
る蒸発器が備えられるとともに、ケース内の温度をその
前面に表示する温度計が通常設けられている。この温度
計は、ケース内に陳列展示した商品の保存温度を最適に
して商品の鮮度を保つ、いわゆる鮮度管理上必要であ
り、ショーケースの前面から見易いことが重要である
が、この種のショーケースの内部温度表示温度計保持構
造を第4図ないし第6図に示す。第4図は従来のショー
ケースの内部温度表示温度計保持構造を含む前面開放形
のショーケースの内部構成を示す左側面縦断面図で、図
の右側が前面側であり、第5図は第4図の保持体に保持
された棒状の温度計の外観を示す前方右斜上から見た拡
大斜視図、第6図は第4図の前方斜左上から見た要部部
分縦断面拡大斜視図である。
第4図ないし第6図において、1がケースであり、この
ケース1は、断面がC字形でかつ前面が開口するケース
本体2と、その左右両側面を覆う側板3とで構成され、
その前面は大きく開口する開口4が形成されている。ケ
ース1内には、その中央部に縦に配列し後端が内壁5に
それぞれ支持され販売商品を陳列展示する複数の棚6、
その底部および上部奥隅にそれぞれ空気を圧送する送風
機7,8、この送風機7の後側に冷凍機の構成要素である
蒸発器9がそれぞれ配設されている。この蒸発器9で冷
却されるケース1内の温度を表示するとともに、ケース
本体2の前面上部の左側に感温部10をケース1内上部に
配設した棒状の温度計11が取付けられている。この温度
計11は前端部外周に外周方向に張り出した鍔状の張出部
12が形成されるとともに、前面に開口する横長の覗き窓
13が形成された、後面が開口する横長箱状の可撓性を持
つ保持体14内に覗き窓13に沿わせてねじ止め固定されて
いる。一方、この保持体14の上下両側壁には外周方向に
それぞれ上下に突出し奥行側が傾斜した鋸刃状側断面の
突起15が形成されている。この突起15は、鈎状の係合部
16を形成し、保持体14をケース本体2に保持する際、保
持体14の張出部12と、突起15との間の外形形状に合わせ
ケース本体2に形成した孔部17に後端を先に保持体14を
前面側から張出部12の後面にケース本体2の前面が当接
するまで挿入する。すると挿入過程で孔部17の周壁面に
押されて保持体14の内側方向に撓む突起15が元に復帰し
て保持体14の上下両側面からそれぞれ上下に突出し、孔
部17の周縁部のケース本体2の後面に係合部16が引掛か
って係合し、保持体14の孔部17からの脱落が阻止されケ
ース本体2に保持される構造となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このようなショーケースの内部温度表示温度
計保持構造では、温度計11を内側にねじ止めした保持体
14のケース本体2への取付は容易であるが、温度計11の
取付け位置およびその前面の傾斜角度が一定であるの
で、背の高さが違う人が床面上に立ってショーケースの
前方から温度計11を見た場合、人によって見る視角が変
って見にくい場合があり、ケース1内の鮮度管理が十分
できないという問題がある。
この考案は、温度計前面の傾斜角度を工具を要せず容易
に変えられるショーケースの内部温度表示温度計保持構
造を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、この考案によれば、内部が冷
却されるケース内の温度をこのケース前面に表示する温
度計を前記ケースの前面に保持体を介して保持するショ
ーケースの内部温度表示温度計保持構造において、下端
部若しくは上端部を前記ケースの前面にこのケースの前
面に対して垂直かつ鉛直な面内で回動自在に支持した保
持体と、この保持体の複数の回動角度のそれぞれで前記
ケースとそれぞれ係合して前記保持体の回動を係止する
複数の鈎状の係合部を形成した、前記保持体の前記ケー
スに回動自在に支持した側と反対側の下側部若しくは上
端部から奥行方向に突出し可撓性を持つ保持部とを具備
するものとする。
〔作用〕
この考案は、下端部若しくは上端部を内部が冷却される
ケースの前面にこのケースの前面に対して垂直かつ鉛直
な面内で回動自在に支持され温度計を保持する保持体
と、この保持体の複数の回動角度のそれぞれで前記ケー
スとそれぞれ係合して前記保持体の回動を係止する複数
の鈎状の係合部を形成した、前記保持体の前記ケースに
回動自在に支持した側と反対側の下端部若しくは上端部
から奥行方向に突出し可撓性を持つ保持部とを具備した
ので、保持部を撓ませることにより、ケースと係合して
いる一つの係合部の係合を外し、保持体をその下端部若
しくは上端部を支点として回動し他の係合部をケースと
係合させて保持体の回動を係止し、この保持体に支持し
た温度計の前面の傾斜角度を選択的に変えてケースに保
持できる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図ないし第3図に基づき
説明する。第1図はこの考案の一つの実施例のショーケ
ースの内部温度表示温度計保持構造の構成を示す前方斜
右上から見た要部部分縦断面斜視図、第2図は第1図の
棒状の温度計の外観を示す前方斜右上から見た斜視図、
第3図は第1図の要部右側面縦断面図で、図の左側が前
面側である。第4図ないし第6図と共通あるいは同一の
部分は同一符号で示す。
第1図ないし第3図において、1がケースであり、この
ケース1を、断面がC字形でかつ前面が開口するケース
本体2と、その左右両側面を覆う側板3とで構成し、そ
の前面は大きく開口する開口4を形成している。ケース
1内には、販売商品を陳列展示する複数の棚6および、
図示しない、空気を圧送する送風機、冷凍機の構成要素
である蒸発器等をそれぞれ配設している。この蒸発器で
冷却されるケース1内の温度を表示する、ケース本体2
の前面上部の左側に感温部10をケース1内上部に配設し
た棒状の温度計11を取付けている。この温度計11をケー
ス本体2に後面が開口する横長箱状の可撓性を持つ保持
体18を介して支持しており、この保持体18には前端部外
周に外周方向に張り出した鍔状の張出部12を形成すると
ともに、前面に開口する横長の覗き窓13を形成してお
り、覗き窓13に沿わせて温度計11をねじ止め固定してい
る。一方この保持体18の張出部12より奥行側には、下端
部に下方に突出し奥行側が傾斜した鋸刃状側縦断面の突
起15を形成するとともに、上端部に可撓性を持つ円弧状
の保持部19を奥行方向に突出形成している。この円弧状
の保持部19の円弧の外周に沿って奥行側が傾斜し上方に
突出する鋸刃状側縦断面の複数の係合部20を形成してい
る。これによって保持体18を、ケース本体2を前後から
挟む張出部12と突起15との間のケース本体2に形成した
孔部21の下縁を支点としてケース1の前面に対して垂直
かつ鉛直な面内で回動自在にケース1に支持するととも
に、係合部20の一つが孔部21の上縁のケース本体2に引
掛かって係合し、そのを係止してケース1に温度計11の
前面を見易い傾斜角度で保持する構成としている。
前述の構成において、温度計11の前面の傾斜角度を変更
する際、ケース1の前面と温度計11の前面とのなす角度
を大きくするときは、保持体18の上端部を奥行方向に押
込むことにより、今までケース1と係合していた鋸歯状
の係合部20がその奥行側の傾斜した部分を孔部21の上縁
のケース本体2で押されて保持部19全体が撓み、ケース
本体2との係合が外れるとともに、より前面側の係合部
20とケース本体2とが係合して角度を大きくできる。ま
たケース1の前面と、温度計11の前面とのなす角度を小
さくするときは、保持部19全体を下方に撓ませて今まで
ケース1と係合していた鋸刃状の係合部20とケース本体
2との係合を外した上で保持体18の上端部を前方に引
き、見易い角度に調整後、保持部19を元に戻し、より奥
行側の係合部20と、ケース本体2とを係合させることに
より、角度を小さくできる。従って、なんら工具を要せ
ずに温度計11の前面の傾斜角度を容易に変えることがで
きる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、下端部若しくは上端部を内部が冷却
されるケースの前面にこのケースの前面に体して垂直か
つ鉛直な面内で回動自在に支持され温度計を保持する保
持体と、この保持体の複数の回動角度のそれぞれで前記
ケースとそれぞれ係合して前記保持体の回動を係止する
複数の鈎状の係合部を形成した、前記保持体の前記ケー
スに回動自在に支持した側と反対側の下端部若しくは上
端部から奥行方向に突出し可撓性を持つ保持部とを具備
したので、保持体をその下端部若しくは上端部を支点と
して回動し、保持体に支持した温度計の前面の傾斜角度
を工具を使わずに選択的に変更してケースに保持できる
結果、温度計の前面の傾斜角度をショーケースの前方の
床面上に立って温度計を見たときの視線に合わせて最も
見易い角度に調整できるので、特に平均的な人の視線の
高さに合わせた位置に温度計を取付ける必要も無くな
り、温度計の取付け位置の選択が自由になるとともに、
ケース内に陳列展示した商品の鮮度管理を確実かつ容易
に行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一つの実施例のショーケースの内部
温度表示温度計保持構造の構成を示す前方斜右上から見
た要部部分縦断面斜視図、第2図は第1図の棒状の温度
計の外観を示す前方斜右上から見た斜視図、第3図は第
1図の要部右側面縦断面図、第4図は従来のショーケー
スの内部温度表示温度計保持構造を含む前面開放形のシ
ョーケースの内部構成を示す左側面縦断面図、第5図は
第4図の保持体に保持された棒状の温度計の外観を示す
前方右斜上から見た拡大斜視図、第6図は第4図の前方
斜左上から見た要部部分縦断面拡大斜視図である。 1……ケース、2……ケース本体、3……側板、4……
開口、5……内壁、6……棚、7,8……送風機、9……
蒸発器、10……感温部、11……温度計、12……張出部、
13……覗き窓、14,18……保持体、15……突起、16,20…
…係合部、17,21……孔部、19……保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部が冷却されるケース内の温度をこのケ
    ース前面に表示する温度計を前記ケースの前面に保持体
    を介して保持するショーケースの内部温度表示温度計保
    持構造において、下端部若しくは上端部を前記ケースの
    前面にこのケースの前面に対して垂直かつ鉛直な面内で
    回動自在に支持した保持体と、この保持体の複数の回動
    角度のそれぞれで前記ケースとそれぞれ係合して前記保
    持体の回動を係止する複数の鈎状の係合部を形成した、
    前記保持体の前記ケースに回動自在に支持した側と反対
    側の下端部若しくは上端部から奥行方向に突出し可撓性
    を持つ保持部とを具備したことを特徴とするショーケー
    スの内部温度表示温度計保持構造。
JP338890U 1990-01-18 1990-01-18 ショーケースの内部温度表示温度計保持構造 Expired - Lifetime JPH0741411Y2 (ja)

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JPH0394155U JPH0394155U (ja) 1991-09-25
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JPH0394155U (ja) 1991-09-25

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