JPH067810B2 - ショーケースの温度計取付構造 - Google Patents

ショーケースの温度計取付構造

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JPH067810B2
JPH067810B2 JP22457888A JP22457888A JPH067810B2 JP H067810 B2 JPH067810 B2 JP H067810B2 JP 22457888 A JP22457888 A JP 22457888A JP 22457888 A JP22457888 A JP 22457888A JP H067810 B2 JPH067810 B2 JP H067810B2
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Japan
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thermometer
showcase
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angle
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JP22457888A
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JPH0274214A (ja
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康祐 柴田
大三郎 岸本
哲雄 中村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は庫内を冷却若しくは加熱するショーケースの温
度計取付構造に関する。
(ロ)従来の技術 従来、温蔵庫や冷蔵庫、或いは冷凍冷蔵ショーケース等
における温度計は、その温度値がチェックし易いように
取付けられているのが常である。
例えば、第11図に示す多段棚型の冷蔵ショーケース1で
は、ショーケース本体2の上部壁面3に温度計4が設置
され、而かも温度計目盛を拡大視させる温度計の表面レ
ンズ部5が水平方向に対して或る程度の角度(20度)下
向きに傾斜するように取り付けて見易いようにしてい
る。又高さの低い平型のショーケースの場合には、温度
計4はショーケース本体の正面壁に配置され、今度は、
その表面レンズ部5が上向きに20度程度向くよう傾むか
せて温度計4を取り付けている。更に、実開昭57-13218
6号公報の如く、設置した温度計が、自由にその角度を
簡単に調節できる構造として、背の高い人、低い人、或
いは冷蔵庫の設置高さの状況の違いに応じて最っとも見
易いように工夫しているものも提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述した様に、温度計はショーケース本体の型状、高さ
の違いがあっても共通の部品として使われるのが経済的
であるから、ショーケース本体が高い場合は、その上方
に温度計を或る角度で下向きに取付け、低い場合には同
角度で上向きに取り付けると言う2種類の取付構造を採
用していた。
然し、近年ケース高さの色々なバリエーションに富んだ
ショーケースの需要が伸び、ケース高さによっては、こ
の2種類の角度を持つ温度計では、使用者(温度チェッ
ク者)が見づらい、見えない場合が発生し、十分に対応
できなくなって来た。又実開昭57-132186号公報のもの
では、角度調節できても、その構造が複雑で部品点数の
多いものであり、高さの異なる種々のショーケース全て
に於いて、共通化した温度計として組み込むことは容易
ではなかった。
本発明は上記問題点に鑑み成されたもので、部品点数が
少なく、且つ従来の部品及び構造と共有化でき、簡単な
取付構造で、温度計をショーケース本体に広範な角度で
装着し得るショーケースの温度計取付構造を提供するこ
とを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明におけるショーケースの温度計取付構造は、温度
計支持体の温度目盛を付した横長の窓孔部に、棒状の温
度計本体をその表面レンズを任意の上下向き角度を持た
せて取付け、一方、この温度計支持体に嵌合される角度
補正用の枠体を設け、この枠体の後背部はテーパー面に
形成し、この枠体を上下反転してショーケース本体の外
壁面にそのテーパー面を密着させて装着可能とし、その
上下反転装着時、前記表面レンズ部は更に別なる角度を
向くようにしたものである。
(ホ)作 用 温度計本体は温度計支持体内で、或る角度傾むいて、即
ち、温度計の表面レンズ部が或る角度上向き、下向きと
なって取付けられている。従って、この温度計支持体を
ショーケース本体の壁面に装着すれば、温度計は上記角
度でもって上向き、下向きになり、使用者に対して見易
くなる。ところでこの温度計支持体には別体物である角
度補正用の枠体を適宜嵌合装着できるようになってい
る。そして、この枠体はショーケース本体の壁面に装着
されるのであるがショーケース本体との当接面である枠
体の後背面はテーパー面となっているので、テーパー面
の角度分だけ、枠体の装着時、更に温度計のレンズ部は
角度補正されることになり、見易さの調整を広範囲に行
なえる。その上、この枠体は上下反転して装着でき、温
度計の向き角度はもっと別方向とすることができるの
で、ショーケースのケース高さのバリエーションに充分
に対応できる。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に説明する。尚、従来
と同一部品は同一番号を付してある。
2は上下に棚を複数段有した冷蔵ショーケース本体にし
て、冷気循環路6に配した冷却器7と熱交換された冷気
が上方の吐出口8より吹き出し、庫内を循環した冷気は
循環ファン9により吸引され再び庫内を強制循環する。
4はショーケース本体2の上方の外装パネル10に取付け
られる温度計で、その全体外観は第2図に示されてお
り、ガラス管11等より成る棒状の温度計本体12と、これ
に細管13を通して連通した感温部14と、前記温度計本体
12を収設する箱状の温度計支持体15とより成り、温度計
本体12と感温部14とには有色アルコールの如き熱にて膨
張収縮する感熱材が封入されている。前記温度計支持体
15はその前面に温度目盛16の付せられた横長の窓孔部17
が凹設されており、この窓孔部17内に前記温度計本体12
は第4図の如き、収設される。そして、その収設に当た
っては、温度計本体12のガラス管11の表面一部に設けた
拡大視用のレンズ部5が、水平方向に対し、或る任意の
角度傾むいて向くよう、例えば第5図に示す如く20度下
向きに、或いは20度上向きにと言う如き形態で取り付け
られる。また、この温度計支持体15の下側壁の外面には
下方に開いた溝部18を形成し、下側壁と対向した上側壁
19には、第3図に示す如く適所にコ字状の切欠を形成し
て弾性片20を一体形成しており、この弾性片20には上方
に開いた溝21を形成している。このように、温度計本体
12を傾斜させて収設した温度計支持体15は、ショーケー
ス本体2の外装パネル10に取付固定されるが、外装パネ
ル10面には、第9図の如き矩形状の取付開口22が形成さ
れている。ここでその取付固定方法を説明すると、感温
部14を庫内に配置した後、支持体15を取付開口22に前方
より当てがい、且つ取付開口22の下端縁に支持体15の下
側壁溝部18を係止し、その状態でもって支持体15の上部
を押し込むと弾性片20が撓み乍ら取付開口22の上端縁に
溝21が嵌合し支持体15は弾性片20の弾性力にて外装パネ
ル10に支持され、温度計4の取り付けが終了する。これ
によって、温度計4はそのレンズ部5が使用者にとって
見易いように、上向きに20度、或いは下向きに20度とセ
ットされる。温度計4の取り外しは弾性片20の突出部2
0′を押圧することにより支持体15が外装パネル10から
外れるので前方へ引き出すことができる。
ところで、本発明では、この角度を更に他の補助部品を
用いて変更可能としたことが特徴となっている。次のそ
の点に付き説明する。23は前記温度計支持体15に着脱自
在に嵌合される角度補正用の枠体にして、合成樹脂より
成り、第6図(b)の側面形態より判る通り変形した台形
状を呈し、その後背部はテーパー面24とされ、そして両
端には取付用の弾性腕片25,25を有し、且つ前面開口26
の上下縁には突縁27,27′が設けられている。従ってこ
の枠体23を支持体15にその前方より嵌合させると、支持
体15の下側壁の溝部18が枠体23の一方の突縁27′に係止
し、そして支持体15の弾性片20の溝21が枠体23の他方の
突縁27に、この弾性片の弾力によって係合し、枠体23と
支持体15とは一体化される。このような嵌合構造により
支持体15を内挿させた枠体23は、外装パネル10の取付開
口22に当てがわれ、押し込まれると、枠体両端の後方へ
出る弾性腕片25,25が取付開口22の切欠凹部22′,22′
に適合し、且つ腕片25,25先端の爪部28,28が第8図の様
にこの切欠凹部22′,22′に対応する背面箇所の外装パ
ネル壁部10′に弾性的に係止して取付けられる。この
時、枠体23のテーパー状となっている後背部は、第7図
(a)に示すよう外装パネル10の壁面に密着し、その結
果、同図に示す如く、温度計4自体が第4図の垂直状態
から、枠体23の後背部のテーパー面角度分だけ、下向き
になる。従って、このテーパー面角度を仮に10度とする
と、温度計本体12のレンズ部5も今迄の20度下向きから
更に10度増えて30度の下向き角度となる。よって、ショ
ーケース本体2の高さが相当ある時は、この角度補正用
の枠体23を用いて、ずっと下向きに温度計4をセットで
きるので、温度計目盛の見易さは維持できる。又この枠
体23は上下反転してワンタッチで装着できるので、その
場合には、第7図の(b)図の如き、温度計自体が第4図
の状態より上向き、即ち10度上向いて、結局、温度計本
体12のレンズ部5は水平方向に対し、10度下向きに下方
修正される。一方、温度計本体12をそのレンズ部5が上
向き20度の角度でもって予じめ、温度計支持体15内に収
設してある場合の温度計4に、前述と同様にして、角度
補正用の枠体23を嵌合して、夫々、第7図の如き上下反
転装着した時は、レンズ部5は20度上向きから、10度と
30度の上向き状態に修正される。その角度修正の状況を
第10図に示してある。尚、この枠体23の取り外しは、支
持体15の弾性片20の突出部20′を押圧することにより、
支持体15より容易に取り外せる。
(ホ)発明の効果 以上の様に本発明のショーケースの温度計取付構造に依
れば、温度計に嵌合できる角度補正用の枠体を用い、こ
の枠体をショーケース本体の外壁面に装着するようにし
たので、温度計の目盛を拡大視させるレンズ部の向き角
度をそれ迄の一定の傾斜角度から更に上方、下方へ角度
修正が簡単に行える。更にこの枠体は上下反転して装着
可能であるから、レンズ部角度は広範囲に調整でき、ケ
ース高さのバリエーションに充分対応でき、温度計を最
っとも見易い状態で取付られる。よって、使用者が温度
計を読み取りづらい、見えない等の問題は解決される。
又、角度補正の必要がなく、温度計を直接、ショーケー
ス本体の外壁に取付けているその取付箇所をそのまま利
用して、例えばその取付開口等に、枠体をそのまま装着
可能としてあるので、取付部を共有化でき、構造の簡単
化及び組立作業の容易性を図れると共に、部品点数を少
なくできる等種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷蔵ショーケースの要部縦断面正
面図、第2図は温度計の正面斜視図、第3図は温度計支
持体の弾性片部分の斜面図、第4図は温度計を直接、冷
蔵ショーケースの外壁面に装着した時の取付部断面図、
第5図は温度計本体の表面レンズ部の傾き度合を説明す
る図、第6図(a),(b)は本発明に係る角度補正用の枠体
の正面図およびその側断面図、第7図(a),(b)は本発明
に係る角度補正用の枠体を用いて温度計をショーケース
の外壁面に装着した場合の取付部の断面図および枠体を
反転装着した場合の断面図、第8図は枠体取付部の平断
面図、第9図は枠体の装着されるショーケース側の取付
開口の正面図、第10図は角度補正用の枠体により温度計
の表面レンズ部が色々な方向に向けることが可能となる
ことを示す説明図、第11図は従来の温度計を単独で取り
付けている冷蔵ショーケースの外観斜視図である。 2…ショーケース本体、4…温度計、5…表面レンズ
部、12…温度計本体、15…温度計支持体、16…温度目
盛、17…窓孔部、24…テーパー面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度計支持体の温度目盛を付した横長の窓
    孔部に、棒状の温度計本体をその表面レンズ部が水平方
    向に対し、任意の上下向き角度を持つよう取付ける一
    方、前記温度計支持体に嵌合される角度補正用の枠体を
    設け、この枠体の後背部をテーパー面と成し、該枠体を
    上下反転してショーケース本体の外壁面にそのテーパー
    面を密着させて装着可能とし、その装着時、前記表面レ
    ンズ部は更に別なる角度を向いてなるショーケースの温
    度計取付構造。
JP22457888A 1988-09-09 1988-09-09 ショーケースの温度計取付構造 Expired - Lifetime JPH067810B2 (ja)

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