JP2567389Y2 - 多段オープンショーケース - Google Patents

多段オープンショーケース

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JP2567389Y2
JP2567389Y2 JP3671792U JP3671792U JP2567389Y2 JP 2567389 Y2 JP2567389 Y2 JP 2567389Y2 JP 3671792 U JP3671792 U JP 3671792U JP 3671792 U JP3671792 U JP 3671792U JP 2567389 Y2 JP2567389 Y2 JP 2567389Y2
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JPH0588371U (ja
Inventor
博幸 関山
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中野冷機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は冷蔵または冷凍用などに
用いられる多段オープンショーケースに関し、特にショ
ーケース内の最上部に設置されるミラーの保持用に用い
られるリティーナを改良してプライスカードをこのリテ
ィーナに取り付けられるようにした多段オープンショー
ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵または冷凍用の多段オープンショー
ケースでは、商品の陳列効果を高めたり、最上段の陳列
棚に並べられた商品を見やすくするためにショーケース
内の最上部にミラーが斜め下向きに取り付けられてい
る。
【0003】従来、このミラー31は図7に示すような
上部リティーナ32と下部リティーナ33を用いてショ
ーケース本体30内に設置されており、上部リティーナ
32は天井板34にビス35により固定される取付け板
32aとこの取付け板32aにビス36により止められ
た保持板32bとからなる。また下部リティーナ33は
ビス37により後部壁38に固定されており、上部リテ
ィーナ32側の保持板32bによってミラー31の上縁
部が保持されるとともに、この下部ティーナ33の保持
部33aによってミラー31の下縁部が懸架されるよう
になっている。また、上部リティーナ32の前方には、
最上段の載置棚39上の商品40の価格を表示するプラ
イスカード41を嵌め込んでおくためのレール42がビ
ス43によって取付け板44に止められており、この取
付け板44は天井板3にビス45によって固定されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の多段オ
ープンショーケースでは、ミラー31を保持するための
上部リティーナ32の取付けビス35、36が外部に露
出しており、一番目に付きやすいミラー31の上部部分
にこのような取付けビス35、36が見えることで、美
観を損ねるという問題点があった。
【0005】また、プライスカード41を取り付ける取
付け部材と上部リティーナ32とが別部材となっている
ため、部品点数が増え、取付け工数が増えるなどの問題
点があった。
【0006】また、上部リティーナ32の前方の天井板
部分にプライスカード用のレール42が取付け板44を
介して設けられているため、このレール42の影がミラ
ー面に映ってしまうという問題点があった。
【0007】本考案は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、ミラーを
保持する上部リティーナとプライスカードを嵌め込むレ
ールとを一体化することで構成を簡単化できるととも
に、取付けビスが外部に露出せず美観上優れた多段オー
プンショーケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案はオープンショーケース本体内に複数段の中
間陳列棚を有し、この中間陳列棚のうち最上段の陳列棚
に並べられた商品を映すミラーが、この陳列棚の後方に
上部リティーナと下部リティーナとを用いて天井板と後
部壁との間に斜め下向きに取り付けられた多段オープン
ショーケースにおいて、上記上部リティーナは、天井板
にビス止めされる取付け板部と、この取付け板部の後部
から下方に立ち下がり、先端側に上記ミラーの上縁部を
保持する保持片が設けられた支持板部と、上記取付け板
部の前縁部にヒンジによって前後方向回動自在に設けら
れ、前面部に陳列商品の価格表示用のプライスカードが
着脱自在に取り付けられるとともに、先端側の係止部が
上記支持板部の先端側に設けられた係合部に係脱できる
プライスカード保持板部とからなり、これら取付け板部
と支持板部とプライスカード保持板部とが一体に構成さ
れ、好ましくは上記プライスカード保持板部の前面部に
は、高さ方向の幅の異なる複数種類のプライスカードを
嵌め込むための複数の嵌込み溝が形成してある。
【0009】
【作用】上述した構成によれば、上部リティーナにプラ
イスカード保持板部を一体に設けたので、部品点数を削
減できる。
【0010】また、取付け板部を天井板に取付けビスに
より固定したあとに、プライスカード保持板部を支持板
部側に係合させれば、取付けビスがプライスカード保持
板部に隠されて外部に露出しなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本考案による多段オープンショーケー
スの具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。図
1に、たとえば冷蔵または冷凍ショーケースに適用した
多段オープンショースの縦断面図を示す。
【0012】この図で、ショーケース本体1内にはたと
えば4段の中間陳列棚2、3が設置されており、これら
中間陳列棚2、3の下面先端部には、下側の陳列棚を照
らす棚用照明ランプ4が取り付けられている。また、キ
ャノピ部5にキャノピ用照明ランプ6が取り付けられ、
天井部7には天井用照明ランプ8が取り付けられてい
る。中間陳列棚のうち最上段の陳列棚2は、キャノピ用
ランプ6と天井用ランプ8によって照らされる。
【0013】最上段の陳列棚2の後方上部には、この陳
列棚2に並べられた商品9を映すためのミラー10が斜
め下向きにリティーナ11によって保持されて取り付け
られている。
【0014】このリティーナ11は、硬質塩化ビニール
などのプラスチックによって一体に形成されており、図
2に示すようにミラー10の下縁部を保持する下部リテ
ィーナ12と、ミラー10の上縁部を保持するととも
に、プライスカード24を嵌め込むレール板14を一体
化させた上部リティーナ13とから構成される。
【0015】下部リティーナ12は、横方向に突出する
下部側の当接片12aがショーケース本体1の後部壁1
5に当接し、上方向に突出する取付け板部12bがビス
16により後部壁15に固定されるようになっている。
また、鉤状の保持部12cが斜め下方に突設されてお
り、この保持部12cによってミラー10の下縁部が懸
架されるようになっている。
【0016】上部リティーナ13は、図3に示すように
天井板17に面する取付け板部18がビス19によって
天井板17に固定され、この取付け板部18の後縁部か
ら下方に直角に立ち下がった支持板部20の背面下縁部
にミラー10の上縁部を挟み込んで保持する上下の保持
片21が長手方向に亙って設けられている。
【0017】また、この取付け板部19の前縁部にはた
とえば軟質塩化ビニール材などからなるプラスチックヒ
ンジ22によってレール板14が一体に設けられてお
り、このレール板14はヒンジ22を支点にして前後方
向に回動できるようになっている。プライスカード保持
板部をなすこのレール板14の前面部には、商品9の価
格を表示するための大きさの異なる2種類のプライスカ
ードを嵌め込むための嵌込み溝23a、23b、23c
が長手方向に亙って形成されている。図4に示すように
下側の溝23aと上部の溝23bとの間に高さ方向の幅
の広いプライスカード24を嵌め込むことができ、図5
に示すように下側の溝22aと中ほどの溝22cとの間
に幅の狭いプライスカード25を嵌め込むことができ
る。なお、レール板14の前面部に幅の異なる2種類以
上のプライスカードを嵌め込めるようにするために、さ
らに別の嵌め込み溝を形成してもよい。
【0018】このレール板14の背面下部には、レール
板14を支持板部20側に閉ざした状態で保持しておく
ための鉤状の係止爪26が突設されている。支持板部2
0の前面下部には、係合片27が斜め上方に突設されて
いるとともに、係合片27の上方に押え片28が斜め下
方に突設されている。レール板14を支持板部20側に
閉ざすと、係止片26の先端部は係合片27と押え片2
8と間の隙間に押し込まれ、係合片27が若干後方に押
し曲げられるとともに、押え片28が上側に押し上げら
れるかたちで係止爪26の先端部が係合片27の先端部
に係合される。この係合状態では、レール板14の背面
下部が係合片27の前面部に当接するとともに、押え片
28によって係止爪26の上面部が押さえ付けられる。
またレール板14の先端部14aが支持板部20の先端
部の当接部29に押圧され、レール板14を強くロック
した状態で支持板部20側に閉ざしておくことができ
る。
【0019】一方、レール板14の先端側を持って引き
抜き、係止爪26と係合片27との係合状態を解除する
と、レール板14を支持板部20側から外して開くこと
ができる。
【0020】図6には、この上部リティーナ13を取り
付ける手順が示されており、まず(a)に示すように取
付け板部18が取付けビス19によって天井板17に固
定される。続いて、(b)に示すようにレール板14を
支持板部20側に回動させて閉ざすと、(c)に示すよ
うにレール板14の係止爪26が支持板部20側の係合
片27にロックされ、レール板14が固定される。
【0021】このように構成されるリティーナ11で
は、レール板14によって取付けビス19が隠されるた
め、このビス19が外部に露出しないとともに、ミラー
10に映る商品9の真上にレール板14上のプライスカ
ードが位置しており、プライスカード24または25が
ミラー面の商品と対応して見やすいという利点がある。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によればミ
ラーを保持する上部リティーナとプライスカード保持板
をなすレール板とを一体化したので、部品点数が少なく
なり、従来に比べて取付け工数を少なくできるという利
点がある。
【0023】また、上部リティーナに一体化したプライ
スカード用のレール板によって上部リティーナ用の取付
けビスを覆い隠すことができ、取付けビスが外部に露出
しなくなるため、美観が良好となる。
【0024】また、ミラー面にプライスカード用のレー
ル板の影が写らなくなるので、最上段の陳列棚に並べら
れた商品をミラーによって良好に映すことができ、商品
の陳列効果を高められる。
【0025】また、上部リティーナの前面部に一体的に
プライスカード用のレール板を設けたことで、ミラーに
写した商品の真上にプライスカードが位置するようにな
り、商品とプライスカードの対応がはっきりすること
で、商品の選択が容易に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による多段オープンショーケースの一実
施例を示す縦断面図。
【図2】ミラーの保持用のリティーナ部分を拡大して示
す縦断面図。
【図3】上部リティーナ部分を示す斜視図。
【図4】幅の広いプライスカードを嵌め込んだ状態を示
す縦断面図。
【図5】幅の狭いプライスカードを嵌め込んだ状態を示
す縦断面図。
【図6】上部リティーナの取付け手順を示す図。
【図7】従来のミラー保持用のリティーナを示す縦断面
図。
【符号の説明】
1 オープンショーケース本体 2 最上段の陳列棚 10 ミラー 11 リティーナ 12 下部リティーナ 13 上部リティーナ 14 レール板 15 後部壁 17 天井板 18 取付け板部 19 取付けビス 20 支持板部 21 保持片 22 プラスチックヒンジ 23a、23b、23c プライスカード用の嵌込み溝 24、25 プライスカード 26 係止爪 27 係合片 28 押え片 29 当接部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オープンショーケース本体内に複数段の中
    間陳列棚を有し、この中間陳列棚のうち最上段の陳列棚
    に並べられた商品を映すミラーが、この陳列棚の後方に
    上部リティーナと下部リティーナとを用いて天井板と後
    部壁との間に斜め下向きに取り付けられた多段オープン
    ショーケースにおいて、 上記上部リティーナは、天井板にビス止めされる取付け
    板部と、この取付け板部の後部から下方に立ち下がり、
    先端側に上記ミラーの上縁部を保持する保持片が設けら
    れた支持板部と、上記取付け板部の前縁部にヒンジによ
    って前後方向回動自在に設けられ、前面部に陳列商品の
    価格表示用のプライスカードが着脱自在に取り付けられ
    るとともに、先端側の係止部が上記支持板部の先端側に
    設けられた係合部に係脱できるプライスカード保持板部
    とからなり、これら取付け板部と支持板部とプライスカ
    ード保持板部とが一体に構成されていることを特徴とす
    る多段オープンショーケース。
  2. 【請求項2】上記プライスカード保持板部の前面部に
    は、高さ方向の幅の異なる複数種類のプライスカードを
    嵌め込むための複数の嵌込み溝が形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の多段オープンショーケース。
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JPH0588371U JPH0588371U (ja) 1993-12-03
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