JPH0741230A - 巻取紙の糊位置検出装置 - Google Patents

巻取紙の糊位置検出装置

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JPH0741230A
JPH0741230A JP18588893A JP18588893A JPH0741230A JP H0741230 A JPH0741230 A JP H0741230A JP 18588893 A JP18588893 A JP 18588893A JP 18588893 A JP18588893 A JP 18588893A JP H0741230 A JPH0741230 A JP H0741230A
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paper roll
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JP18588893A
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Hirotaka Kiyota
浩隆 清田
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Komori Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 糊位置を検出するための被検出部材の床面へ
の落下を防止する。 【構成】 被検出部材としてのタブ42を巻取紙12の
表面の糊位置12aに取付け、圧接部材を臨む位置でタ
ブ42の先部42aを検知するセンサ41を備え、巻取
紙12の巻出しが進んでもタブ42が外れて床面に落ち
ないようにし、また径の異なる巻取紙の糊位置の検出を
正確に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機の給紙部に
おいて、巻取紙の糊位置を検出する糊位置検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4にはオフセット輪転印刷機の概略構
成を示してある。図に示すように、オフセット輪転印刷
機は、印刷順序にしたがって給紙部1、インフィード部
2、印刷部3、乾燥部4、冷却部5、ウエブパス部6及
び折部7を備えている。
【0003】給紙部1では、ロール状に巻かれた巻取紙
11からウエブ11aが巻出されて終わりに近づくと、
次の巻取紙12からのウエブを連続してつなぐようにな
っている。即ち、図5、図6に示すように、紙継ぎ装置
を備えた給紙部1のフレーム21には一対のアーム22
が中心軸23を中心に回動自在に支持され、アーム22
の両端には巻取紙11(12)の端部を保持するチャッ
ク24が設けられている。対向するチャック24によっ
て巻取紙11(12)の両端部が保持され、インフィー
ド部2に設けた図示しない駆動ロールによりウエブ11
aが引張られて、巻取紙11(12)が回転することに
より巻取紙11(12)からウエブ11aが巻出されて
インフィード部2に供給される。
【0004】印刷が進み、巻取紙11が所定の小径に近
づくと、アーム22が回動して巻取紙12が上方に移動
し、図示しない駆動装置によって、巻取紙12が巻取紙
11と等しい周速で加速回転する。圧接部材29のロー
ラ29aを巻取紙12側に押付け、巻取紙11の後端部
側を巻取紙12の糊位置に対する所定位置に押付けて紙
継ぎを行なう。紙継ぎ終了後、巻取紙11の後端を圧接
部材29のカッタ29bで切断し、新たな巻取紙と交換
して次の紙継ぎに備える。
【0005】確実で効率のよい紙継ぎを行なうために
は、巻取紙12の糊位置を正確に検出し、圧接部材29
のローラ29aの圧接開始時期とカッタ29bの作動時
期とを決める必要がある。
【0006】即ち、圧接を開始する位置が糊位置近傍の
前後であると、巻取紙12の表層がずれて、巻ほぐれを
防止するために貼付されたタブが外れてしまう。また、
糊位置を直接圧接すると、糊位置の先端が先行紙からめ
くれながら走行し、途中のガイドローラ等に接着してウ
エブを破断させてしまう。このように、ローラ29aの
圧接開始時期を正確に決めないと、中途半端な継ぎ合せ
となって紙継ぎの失敗に結びついてしまう。
【0007】また、新旧ウエブの重なり長さ(旧ウエブ
の後端位置)を所定の長さに規制しないと、即ち、カッ
タ29bの作動時期を正確に決めないと、後続する折機
において不規則な断裁紙を作ることになり、これが脱落
して紙詰り事故の原因となってしまう。
【0008】このため従来から、糊12aの位置を検出
するため、図7に示すように、糊12aの位置に対応し
た巻取紙12の側端面に反射テープ31を貼付し、この
反射テープ31をセンサ32で検知することで糊12a
の位置を検出している。センサ32で反射テープ31を
検知して糊12aの位置を正確に検出することで、圧接
部材29のローラ29aの圧接開始時期とカッタ29b
の作動時期とを決定し、確実にしかも新旧ウエブの重な
り長さを所定長さに規制して紙継ぎを行なうことができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、巻取紙12の
側端面に反射テープ31を貼付した場合、紙継ぎ後に巻
取紙12が巻出されて径が小さくなった時に、反射テー
プ31が剥れて床に落ちたりウエブの表面に付着して印
刷部3に送られてしまう問題が生じていた。また、スリ
ット板を用いてスリットの位置を検知することで糊12
aの位置を検出することも行なわれているが、巻取紙の
仕様が変更になる都度にスリット板の取付け調整を人手
によって行なう必要があり、自動化を阻害していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、回動自在なアームの端部に巻取紙を
回転自在に支持し、巻出し中のウエブを紙継位置にある
巻取紙の表面の糊位置に押付けると共に巻出し中のウエ
ブの切断を行なう圧接部材を備えた紙継ぎ装置におい
て、巻取紙の表面の糊位置に被検出部材を取付け、圧接
部材を臨む位置で被検出部材の検知を行なう検知手段を
備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】巻取紙の表面に取付けられた被検出部材を検知
手段によって検知し、糊位置の検出を行なう。
【0012】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る巻取紙の糊
位置検出装置を備えた紙継ぎ装置の側面、図2には図1
中の矢印II部の拡大状態、図3には図2中のIII 矢視を
示してある。尚、図5、図6で示した部材と同一部材に
は同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0013】図1に示すように、圧接部材29を臨む位
置には検知手段としてのセンサ41が設けられ、センサ
41は巻取紙12の旋回軌跡Sの内側に位置している。
図3に示すように、巻取紙12の糊12aの位置には巻
ほぐれを防止するためのタブ42が貼付され、タブ42
の先部42aは黒く塗られて被検出部材となっている。
センサ41によりタブ42の先部42aを検知すること
により、巻取紙12の糊12aの位置が検出される。
【0014】図2、図3に示すように、一方側(図3中
右側)のフレーム21にはステー51が設けられ、ステ
ー51にはホルダ52を介してねじ軸53が回転自在に
設けられている。他方側(図3中左側)のフレーム21
にはステッピングモータ(モータ)54が取付けられ、
モータ54の出力軸はカップリング55を介してねじ軸
53に連結されている。
【0015】ねじ軸53が設けられている部位のステー
51には回り止め56が摺動自在に支持され、回り止め
56にはねじ軸53に螺合するブロック57が固定され
ている。つまり、モータ54の駆動によりねじ軸53が
回転すると、ブロック57が回り止め56を介してステ
ー51に沿って往復動する。
【0016】ブロック57にはホルダ58が取付けら
れ、ホルダ58の先端は、巻取紙12の旋回軌跡Sの内
側に位置し、ホルダ58の先端にはセンサ41が取付け
られている。
【0017】巻取紙12の糊12aの位置を検出する
際、モータ54の駆動によりホルダ58を巻取紙12の
略中央部の検出位置に移動させ(図3中実線で示す)、
センサ41を巻取紙12に対向させる。センサ41によ
りタブ42の先部42aを検知することにより、巻取紙
12の糊12aの位置を検出し、圧接部材29のローラ
29aの圧接開始時期とカッタ29bの作動開始時期と
を決定する。糊12aの位置の検出が終了した後、モー
タ54の駆動によりホルダ58を巻取紙12から外れた
待機位置に移動させ(図3中二点鎖線で示す)、アーム
22が回動した際に巻取紙12がセンサ41に干渉しな
いようにする。
【0018】このように、巻取紙12の表面に取付けら
れたタブ42の先部42aをセンサ41によって検知
し、糊12aの位置の検出を行なう。
【0019】上述した糊位置検出装置は、被検出部材を
タブ42の先部42aとし巻取紙12の表面の糊12a
の位置に設けたので、巻取紙12の巻出しが進んでも被
検出部材であるタブ42が床に落ちることがない。ま
た、タブ42の取付けは自動的に行なわれているので、
被検出部材の準備等を人手によって実施する必要がな
い。
【0020】また、上述した糊位置検出装置は、センサ
41を巻取紙12の旋回軌跡Sの内側に配設したので、
巻取紙12の仕様が変更になって径が変わっても、タブ
42の先部42aを検知した際の検知ずれはほとんどな
く、多種類の巻取紙の糊位置の検出を正確に行なうこと
ができる。
【0021】尚、センサ41の取付構造は図示例に限定
されるものではない。
【0022】
【発明の効果】本発明の糊位置検出装置は、被検出部材
を巻取紙表面の糊位置に取付け、圧接部材を臨む位置で
被検出部材を検知する検知手段を備えたので、巻取紙の
巻出しが進んでも被検出部材が外れて床に落ちることが
なく、またあらゆる種類の巻取紙の糊位置の検出を正確
に行なうことができ、しかも、自動化を阻害することが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る巻取紙の糊位置検出装
置を備えた紙継ぎ装置の側面図。
【図2】図1中の矢印II部の拡大図。
【図3】図2中のIII 矢視図。
【図4】オフセット輪転印刷機の概略構成図。
【図5】給紙部の側面図。
【図6】給紙部の正面図。
【図7】従来の糊位置検出状況説明図。
【符号の説明】
12 巻取紙 12a 糊 22 アーム 29 圧接部材 29a ローラ 29b カッタ 41 センサ 42 タブ 42a 先部 53 ねじ軸 54 モータ 57 ブロック 58 ホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動自在なアームの端部に巻取紙を回転
    自在に支持し、巻出し中のウエブを紙継位置にある巻取
    紙の表面の糊位置に押付けると共に巻出し中のウエブの
    切断を行なう圧接部材を備えた紙継ぎ装置において、巻
    取紙の表面の糊位置に被検出部材を取付け、圧接部材を
    臨む位置で被検出部材の検知を行なう検知手段を備えた
    ことを特徴とする巻取紙の糊位置検出装置。
JP18588893A 1993-07-28 1993-07-28 巻取紙の糊位置検出装置 Expired - Fee Related JP3365826B2 (ja)

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