JPH0741195Y2 - ドータボードの挿抜構造 - Google Patents

ドータボードの挿抜構造

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JPH0741195Y2
JPH0741195Y2 JP1989074850U JP7485089U JPH0741195Y2 JP H0741195 Y2 JPH0741195 Y2 JP H0741195Y2 JP 1989074850 U JP1989074850 U JP 1989074850U JP 7485089 U JP7485089 U JP 7485089U JP H0741195 Y2 JPH0741195 Y2 JP H0741195Y2
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daughter board
engaging
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pivot
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亮 田村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 ドータボードをマザーボードに装着、又は取り外す際の
作業が容易であると共に、コンパクトに装着、収納可能
なドータボードの挿抜構造に関し、 収容されたドータボードの幅方向における寸法を小さく
設定したコンパクトな筐体を使用することの可能なドー
タボードの挿抜構造の提供を目的とし、 底部縁にコネクタを設けたドータボードを筐体に収容し
つつマザーボードに立設したピンに挿抜させるドータボ
ードの挿抜構造であって、前記ドータボードの前記底部
縁と対向する前部縁に形成された枢軸と、該枢軸に軸承
され、その一端が外力の作用するアーム部であり、他端
が前記筐体との係合部であって、該他端が前記ドータボ
ードの側部縁からはみ出すことなく前記枢軸のまわりに
旋回し得る係合部材と、隣接したドータボードの各々を
仕切り、収容する前記筐体の仕切壁において前記係合部
材の係合部と係合し得る仕切壁係合部とを具備するよう
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案はドータボードをマザーボードに装着、又は取り
外す際の作業が容易であると共に、コンパクトに装着、
収納可能なドータボードの挿抜構造に関する。
〔従来の技術〕
第7図から第9図までを参照すると、マザーボード10に
はドータボード14を装着させるためのピン12が立設され
ており、ドータボード14の底部縁に設けられたコネクタ
16と前記ピン12とを係合させることによってドータボー
ド14がマザーボード10に装着される。この装着に際し、
ドータボード14を挿入する力、及び取り外す場合の抜き
去り力はピン12の数に依存する。この挿抜作業を容易
に、ワンタッチ式に行えるよう、ドータボード14の前部
縁の端部に係合部材18を設け、筐体20の上、下壁22に係
合させる様に構成している。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら、係合部材がドータボードの上側、又は下側
の壁と係合する従来構造においては、その上又は下の壁
の厚さ寸法を、係合部材との係合を可能にする寸法に構
成しなければならないため、ドータボードの幅方向であ
る筐体の上下方向寸法が大きくなり、コンパクトさに欠
けるという問題があった。更には、1つの直方体の筐体
に、幅寸法が概ね半分、或いは概ね4分の1等の規格寸
法のドータボードを同時に収容しようとしても、各ドー
タボードの上、下壁の厚さ寸法を薄く設定することが不
可能であるため、上下方向の寸法が一定せず、従ってコ
ンパクトな直方体の筐体を設計することが困難であっ
た。
依って本考案は、収容されたドータボードの幅方向にお
ける寸法を小さく設定したコンパクトな筐体を使用する
ことの可能なドータボードの挿抜構造の提供を目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本考案は、底部縁にコネクタ
を設けたドーターボードを、筐体に収容しつつマザーボ
ードに立設したピンに挿抜させるドーターボードの挿抜
構造であって、前記ドーターボードの前記底部縁と対向
する前部縁に形成された枢軸と、該枢軸に軸承され、そ
の一端が外力の作用するアーム部であり、他端が前記筐
体との係合部であって、該係合部は、ドータボードの挿
抜時、該枢軸から該側部縁までの距離よりも短い旋回半
径で、該枢軸のまわりを旋回し得る係合部材と、隣接し
たドーターボードの各々を仕切り、収容する前記筐体の
仕切壁において、前記係合部材の係合部と係合し得る仕
切壁係合部と、を具備したことを構成上の特徴とする。
〔作用〕
ドータボードに設けられた係合部材は、枢軸のまわりに
旋回させても該ドータボードの側部縁からはみ出すこと
はなく、ドータボード面と対向する筐体の仕切壁に設け
た仕切壁係合部に係合させることにより、その係合力を
利用してマザーボードとのドータボードの挿抜を可能に
する。このように、ドータボード面に垂直な方向におい
て挿抜時の係合を行う構造であるため、ドータボードの
幅方向における筐体の寸法は係合部の影響を受けること
がなく、従って最小の寸法に設定することができる。
〔実施例〕
以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳細
に説明する。第1図と第2図とを参照する。参照番号14
は狭義のドータボードを保護抜で被覆したものを示して
いるが、本明細書中ではこれをドータボードと称する。
該ドータボード14の底部縁14aにはマザーボードに接続
するためのコネクタ16が取り付けられており、また底部
縁14aと対向する前部縁(15b)の上部と下部には枢軸ピ
ン24のまわりに旋回動作の可能な係合部材18が取り付け
られている。この係合部材18の一端は、後述の筐体28の
仕切壁30に設けた仕切壁係合部32等と係合し得る係合部
18bとなっている。係合部材18の他端は作業者が力を作
用させるアーム部18aであり、このアーム部18aを介して
係合部材18を枢軸24のまわりに旋回させた場合に、係合
部18bはドータボード14の側縁部14c,14dからはみ出るこ
とのない様に設定されている。
次に第3図を参照すると、ドータボード14を並設収納す
ると共に、後方にあるマザーボード(図示せず)に接続
させるための筐体28は、第3図上で上下方向に延設され
た仕切壁30によって各ドータボードを仕切り、収容する
構成となっている。この各仕切壁30には、前述した係合
部材18の係合部18bと係合し得る位置に仕切壁係合部32
を形成している。
第4図と、該第4図に示す係合部32を側面視した図に、
ドータボードの係合部材18とその枢軸ピン24を重ねて描
いた第5図とを参照する。まずドータボード14を筐体28
内へ収容する際には、第5図に破線で示す様に、係合部
材18の係合部18bが仕切壁30の係合面32bの点PBと接触し
た状態でアーム部18aを押すと、点PBを支点として枢軸2
4を介して筐体28の中へ該ドータボード14を押し入れる
力が作用する。また、ドータボード14を抜き去る際に
は、第5図に実線で示す様に、係合部18bが仕切壁30の
係合面32aの点PAと接触した状態でアーム部18aを引く
と、点PAを支点として枢軸24を介してドータボード14を
引き出す力が作用する。
第6図は本考案に係る挿抜構造の他の実施例を示す。こ
の筐体28′には幅寸法の大きなドータボード14が6枚
と、概ねその半分の幅寸法を有した他の規格サイズのド
ータボード14′が3枚挿入されている。この場合、第3
図に示した様に仕切壁30の上部と下部に設けられた仕切
壁係合部32の他、その中間位置に同様の仕切壁係合部3
2′が設けられ、更には、仕切壁係合部32と32′との中
間位置にも、夫々、同様の仕切壁係合部32″が設けられ
ている。前述の3枚のドータボード14′は仕切壁係合部
32と32′とにその係合部材18′の係合部を係合させるの
である。また、該ドータボード14′の概ね半分の幅寸法
を有した更に他の規格サイズのドータボード(図示せ
ず)の係合部を、仕切壁係合部32と32″、又は32′と3
2″に係合させて幅方向(第6図における上下方向)に
4列並べることもできる様に構成してある。この様に、
小さな規格のドータボードを筐体に挿抜するには、本実
施例では図示していないが、挿抜方向に平行に案内部材
を設けることが望ましいことは言うまでもないであろ
う。本考案の構造では、ドータボードと筐体との係合を
ドータボードの側面位置において行っているため、概ね
1/2,1/4等の規格サイズのドータボードをその幅方向に
並設して筐体に収納する場合、幅方向のスペースを無駄
に使用することがなく、種々の規格サイズのドータボー
ドを1つの直方体形状の筐体にコンパクトに収めること
ができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかな様に本考案によれば、ドータボ
ードの幅方向における寸法を小さく設定したコンパクト
な筐体を使用可能なドータボードの挿抜構造が提供可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドータボードの斜視図、 第2図は第1図に示すドータボードの側面図、 第3図は本考案に係る筐体の略示斜視図、 第4図は筐体側係合部の拡大斜視図、 第5図は係合部の係合作用説明図、 第6図は本考案に係る他の実施例を示す斜視図、 第7図は従来構造のドータボード部分斜視図、 第8図は従来構造の筐体斜視図、 第9図は従来のドータボード装着後の断面図である。 14,14′……ドータボード、18,18′……係合部材、18b
……係合部、24……枢軸ピン、28,28′……筐体、30…
…仕切壁、32,32′,32″……仕切壁係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部縁(14a)にコネクタ(16)を設けた
    ドーターボード(14,14′)を、筺体(28,28′)に収容
    しつつマザーボード(10)に立設したピン(12)に挿抜
    させるドーターボードの挿抜構造であって、 前記ドーターボードの前記底部縁(14a)と対向する前
    部縁(14b)に形成された枢軸(24)と、 該枢軸に軸承され、その一端が外力の作用するアーム部
    (18a)であり、他端が前記筺体との係合部(18b)であ
    って、該係合部(18b)は、ドータボードの挿抜時、該
    枢軸(24)から該側部縁(14c,14d)までの距離よりも
    短い旋回半径で、該枢軸(24)のまわりを旋回し得る係
    合部材(18)と、 隣接したドーターボードの各々を仕切り、収容する前記
    筺体の仕切壁(30)において、前記係合部材の係合部
    (18b)と係合し得る仕切壁係合部(32,32′,32″)
    と、 具備したことを特徴とするドーターボードの挿抜構造。
JP1989074850U 1989-06-28 1989-06-28 ドータボードの挿抜構造 Expired - Lifetime JPH0741195Y2 (ja)

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JPH0316392U JPH0316392U (ja) 1991-02-19
JPH0741195Y2 true JPH0741195Y2 (ja) 1995-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954060U (ja) * 1972-08-21 1974-05-13
JPS62149893U (ja) * 1986-03-14 1987-09-22
JPH066552Y2 (ja) * 1987-02-25 1994-02-16 株式会社東芝 プリント配線板の収納構造

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JPH0316392U (ja) 1991-02-19

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