JP2604583Y2 - 電気コネクタ用ハウジング - Google Patents
電気コネクタ用ハウジングInfo
- Publication number
- JP2604583Y2 JP2604583Y2 JP1993070204U JP7020493U JP2604583Y2 JP 2604583 Y2 JP2604583 Y2 JP 2604583Y2 JP 1993070204 U JP1993070204 U JP 1993070204U JP 7020493 U JP7020493 U JP 7020493U JP 2604583 Y2 JP2604583 Y2 JP 2604583Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- electrical connector
- connector housing
- housing
- contact insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気回路や電子回路を
相互に接続する電気コネクタ用のハウジングに関する。
相互に接続する電気コネクタ用のハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】種々の電気コネクタ用ハウジングが従来
から広く使用されている。図4、図5は、従来の電気コ
ネクタ用ハウジングを略示した図である。この図に示さ
れる電気コネクタ用ハウジング10には、複数のコンタ
クト受容孔12が形成されており、各コンタクト(図示
せず)はコンタクト挿入面14から挿入されてこれらコ
ンタクト受容孔12それぞれに受容される。隣接するコ
ンタクト受容孔12は互いに極間壁16で仕切られてお
り、隣接するコンタクト同士の電気的接触を防止してい
る。この極間壁16はコンタクト挿入面14まで延びて
おり、コンタクトを挿入する際のガイド機能を有してい
る。また、電気コネクタ用ハウジング10の上壁18に
は、相手ハウジング(図示せず)と係合する係合部20
が形成されている。さらに、電気コネクタ用ハウジング
10の底壁22には、ダブルロック部材挿入孔24が形
成されている。
から広く使用されている。図4、図5は、従来の電気コ
ネクタ用ハウジングを略示した図である。この図に示さ
れる電気コネクタ用ハウジング10には、複数のコンタ
クト受容孔12が形成されており、各コンタクト(図示
せず)はコンタクト挿入面14から挿入されてこれらコ
ンタクト受容孔12それぞれに受容される。隣接するコ
ンタクト受容孔12は互いに極間壁16で仕切られてお
り、隣接するコンタクト同士の電気的接触を防止してい
る。この極間壁16はコンタクト挿入面14まで延びて
おり、コンタクトを挿入する際のガイド機能を有してい
る。また、電気コネクタ用ハウジング10の上壁18に
は、相手ハウジング(図示せず)と係合する係合部20
が形成されている。さらに、電気コネクタ用ハウジング
10の底壁22には、ダブルロック部材挿入孔24が形
成されている。
【0003】近年、電気コネクタの縮小化のために、電
気コネクタ用ハウジング10におけるコンタクトの配列
ピッチが短くなると共に極間壁16は薄くなっている。
また、電気コネクタ用ハウジング10は、多数個まとめ
て一つの袋等に入れて輸送されることが多い。
気コネクタ用ハウジング10におけるコンタクトの配列
ピッチが短くなると共に極間壁16は薄くなっている。
また、電気コネクタ用ハウジング10は、多数個まとめ
て一つの袋等に入れて輸送されることが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】電気コネクタ用ハウジ
ング10の輸送中に振動等により極間壁16に電気コネ
クタ用ハウジング10の角部等が衝突すると、極間壁1
6が破損するおそれがある。極間壁16が薄くなる程、
この破損のおそれが大きくなり、極間壁が破損すると、
上記したコンタクト同士の電気的接触防止機能やガイド
機能を果たせないという不都合がある。そこで、電気コ
ネクタ用ハウジングを一つずつパッケージにして輸送す
る方法が考えられるが、時間と費用がかかるという問題
が新たにおきる。
ング10の輸送中に振動等により極間壁16に電気コネ
クタ用ハウジング10の角部等が衝突すると、極間壁1
6が破損するおそれがある。極間壁16が薄くなる程、
この破損のおそれが大きくなり、極間壁が破損すると、
上記したコンタクト同士の電気的接触防止機能やガイド
機能を果たせないという不都合がある。そこで、電気コ
ネクタ用ハウジングを一つずつパッケージにして輸送す
る方法が考えられるが、時間と費用がかかるという問題
が新たにおきる。
【0005】本考案は、上記事情に鑑み、コンタクトの
ガイド機能を有しつつ、他のハウジングの角部等が極間
壁に衝突することにより生ずる極間壁の破損を防止でき
る電気コネクタ用ハウジングを提供することを目的とす
る。
ガイド機能を有しつつ、他のハウジングの角部等が極間
壁に衝突することにより生ずる極間壁の破損を防止でき
る電気コネクタ用ハウジングを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の電気コネクタハウジングは、複数のコンタク
トが挿入されるコンタクト挿入面から挿入された複数の
コンタクトをそれぞれ受容する複数の受容孔と、前記コ
ンタクト挿入面に交差する方向に延びて前記複数の受容
孔を仕切る極間壁とを備えた電気コネクタ用ハウジング
において、前記極間壁の、前記コンタクト挿入面の端面
は、その中央部が前記コンタクト挿入面よりも内方に位
置し、且つ前記端面の両端部を前記コンタクト挿入面に
近付けた円弧状をなすことを特徴とするものである。
の本考案の電気コネクタハウジングは、複数のコンタク
トが挿入されるコンタクト挿入面から挿入された複数の
コンタクトをそれぞれ受容する複数の受容孔と、前記コ
ンタクト挿入面に交差する方向に延びて前記複数の受容
孔を仕切る極間壁とを備えた電気コネクタ用ハウジング
において、前記極間壁の、前記コンタクト挿入面の端面
は、その中央部が前記コンタクト挿入面よりも内方に位
置し、且つ前記端面の両端部を前記コンタクト挿入面に
近付けた円弧状をなすことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案の電気コネクタ用ハウジングでは、極間
壁の端面がコンタクト挿入面よりも内方に位置している
ため、多数個まとめて一つの袋等に入れて輸送しても電
気コネクタ用ハウジングの角部等が極間壁に衝突してこ
の極間壁を破損することを防止できる。また、上記端面
の中央部をコンタクト挿入面よりも内方に位置させ、端
面の両端部をコンタクト挿入面に近付けて円弧状の端面
としたので、端面の両端部がコンタクト挿入面に近付い
ているため、コンタクトをガイドする機能を果たせる。
また、端面に角を形成した場合は、ハウジングに作用す
る応力がこの角に集中するおそれがあるが、端面を円弧
状にした場合は、端面に応力の集中がないので極間壁の
破損を一層良く防止できる。極間壁が薄くなるほどこの
効果は大きい。
壁の端面がコンタクト挿入面よりも内方に位置している
ため、多数個まとめて一つの袋等に入れて輸送しても電
気コネクタ用ハウジングの角部等が極間壁に衝突してこ
の極間壁を破損することを防止できる。また、上記端面
の中央部をコンタクト挿入面よりも内方に位置させ、端
面の両端部をコンタクト挿入面に近付けて円弧状の端面
としたので、端面の両端部がコンタクト挿入面に近付い
ているため、コンタクトをガイドする機能を果たせる。
また、端面に角を形成した場合は、ハウジングに作用す
る応力がこの角に集中するおそれがあるが、端面を円弧
状にした場合は、端面に応力の集中がないので極間壁の
破損を一層良く防止できる。極間壁が薄くなるほどこの
効果は大きい。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の電気コネクタ
用ハウジングの一実施例を説明する。図1は本考案の電
気コネクタ用ハウジングの一実施例を示す斜視図、図2
は図1の電気コネクタ用ハウジングをコンタクト挿入面
側から見た図、図3は図1の電気コネクタ用ハウジング
をコンタクト受容孔の長手方向に沿って切断した断面図
である。
用ハウジングの一実施例を説明する。図1は本考案の電
気コネクタ用ハウジングの一実施例を示す斜視図、図2
は図1の電気コネクタ用ハウジングをコンタクト挿入面
側から見た図、図3は図1の電気コネクタ用ハウジング
をコンタクト受容孔の長手方向に沿って切断した断面図
である。
【0009】電気コネクタ30用のハウジング40に
は、複数のコンタクト受容孔42が形成されている。各
コンタクト(図示せず)はコンタクト挿入面44から挿
入されてこれらコンタクト受容孔42それぞれに受容さ
れる。隣接するコンタクト受容孔42は互いに極間壁4
6で仕切られており、隣接するコンタクト同士の電気的
接触が防止されている。この極間壁46の端面46aは
円弧状になっており、中央部はコンタクト挿入面44よ
りも内方に位置し、端面46aの両端部はコンタクト挿
入面44にほぼ接触している。端面46aの中央部がコ
ンタクト挿入面44よりも内方に位置しているため、こ
の電気コネクタ用ハウジングを多数個まとめて一つの袋
等に入れて輸送する際に電気コネクタ用ハウジング同士
が衝突しても、電気コネクタ用ハウジングの角部等が極
間壁に衝突することを防止でき、極間壁を破損すること
を防止できる。また、端面46aの両端部はコンタクト
挿入面44にほぼ接触しているため、コンタクトを容易
に挿入できる。
は、複数のコンタクト受容孔42が形成されている。各
コンタクト(図示せず)はコンタクト挿入面44から挿
入されてこれらコンタクト受容孔42それぞれに受容さ
れる。隣接するコンタクト受容孔42は互いに極間壁4
6で仕切られており、隣接するコンタクト同士の電気的
接触が防止されている。この極間壁46の端面46aは
円弧状になっており、中央部はコンタクト挿入面44よ
りも内方に位置し、端面46aの両端部はコンタクト挿
入面44にほぼ接触している。端面46aの中央部がコ
ンタクト挿入面44よりも内方に位置しているため、こ
の電気コネクタ用ハウジングを多数個まとめて一つの袋
等に入れて輸送する際に電気コネクタ用ハウジング同士
が衝突しても、電気コネクタ用ハウジングの角部等が極
間壁に衝突することを防止でき、極間壁を破損すること
を防止できる。また、端面46aの両端部はコンタクト
挿入面44にほぼ接触しているため、コンタクトを容易
に挿入できる。
【0010】電気コネクタ用ハウジング40の上壁48
には、相手ハウジング(図示せず)と係合するラッチ5
0が形成されており、さらに電気コネクタ用ハウジング
40の底壁52には、コンタクト受容孔42に受容され
たコンタクトの抜けを防止するダブルロック部材が挿入
されるダブルロック部材挿入孔54が形成されている。
には、相手ハウジング(図示せず)と係合するラッチ5
0が形成されており、さらに電気コネクタ用ハウジング
40の底壁52には、コンタクト受容孔42に受容され
たコンタクトの抜けを防止するダブルロック部材が挿入
されるダブルロック部材挿入孔54が形成されている。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案の電気コネク
タ用ハウジングによれば、複数の受容孔を仕切る極間壁
の、コンタクト挿入面の端面は、その中央部がコンタク
ト挿入面よりも内方に位置し、且つ端面の両端部をコン
タクト挿入面に近付けた円弧状をなすので、コンタクト
のガイド機能を有しつつ、他のハウジングの角部等が極
間壁に衝突することにより生ずる極間壁の破損を効果的
に防止できる。
タ用ハウジングによれば、複数の受容孔を仕切る極間壁
の、コンタクト挿入面の端面は、その中央部がコンタク
ト挿入面よりも内方に位置し、且つ端面の両端部をコン
タクト挿入面に近付けた円弧状をなすので、コンタクト
のガイド機能を有しつつ、他のハウジングの角部等が極
間壁に衝突することにより生ずる極間壁の破損を効果的
に防止できる。
【図1】本考案の電気コネクタ用ハウジングの一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1の電気コネクタ用ハウジングをコンタクト
挿入面側から見た図である。
挿入面側から見た図である。
【図3】図1の電気コネクタ用ハウジングをコンタクト
受容孔の長手方向に沿って切断した断面図である。
受容孔の長手方向に沿って切断した断面図である。
【図4】従来の電気コネクタ用ハウジングを示す斜視図
である。
である。
【図5】図4の電気コネクタ用ハウジングをコンタクト
受容孔の長手方向に沿って切断した断面図である。
受容孔の長手方向に沿って切断した断面図である。
30 電気コネクタ 40 電気コネクタ用ハウジング 42 コンタクト受容孔 44 コンタクト挿入面 46 極間壁 46a 端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/40 - 13/533 H01R 24/00
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のコンタクトが挿入されるコンタク
ト挿入面から挿入された複数のコンタクトをそれぞれ受
容する複数の受容孔と、前記コンタクト挿入面に交差す
る方向に延びて前記複数の受容孔を仕切る極間壁とを備
えた電気コネクタ用ハウジングにおいて、 前記極間壁の、前記コンタクト挿入面の端面は、その中
央部が前記コンタクト挿入面よりも内方に位置し、且つ
前記端面の両端部を前記コンタクト挿入面に近付けた円
弧状をなすことを特徴とする電気コネクタ用ハウジン
グ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070204U JP2604583Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電気コネクタ用ハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070204U JP2604583Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電気コネクタ用ハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742010U JPH0742010U (ja) | 1995-07-21 |
JP2604583Y2 true JP2604583Y2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=13424766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993070204U Expired - Lifetime JP2604583Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電気コネクタ用ハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604583Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2005301803B2 (en) | 2004-11-02 | 2008-10-23 | Daikin Industries, Ltd. | Shielding member and indoor unit of air conditioner |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993070204U patent/JP2604583Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742010U (ja) | 1995-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000229 |