JPH0741160B2 - 洗浄水の供給方法及び供給装置 - Google Patents

洗浄水の供給方法及び供給装置

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JPH0741160B2
JPH0741160B2 JP2285990A JP28599090A JPH0741160B2 JP H0741160 B2 JPH0741160 B2 JP H0741160B2 JP 2285990 A JP2285990 A JP 2285990A JP 28599090 A JP28599090 A JP 28599090A JP H0741160 B2 JPH0741160 B2 JP H0741160B2
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葉子 岩瀬
孝行 斉藤
健 中島
学 辻村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗浄水の供給方法及び供給装置に係り、特
に、使用間隔の長いバッチ式洗浄装置への洗浄水の供給
に関する。
〔従来の技術〕
バッチ式の洗浄装置に、洗浄水を供給する場合、被洗浄
物及び洗浄水の汚染を防止するため、及び洗浄効果を高
めるために、洗浄装置への給排水はできるだけ短時間で
行うことが望ましい。
従来、洗浄装置への洗浄水の供給方法は、主に以下に示
す2つの方法によっている。
1) 精製処理した洗浄水を貯留して使用する。
2) 一定量の洗浄水を、常時精製処理して循環し、循
環経路から給水する。
ここで、洗浄水を貯留して使用する方法では、多量の洗
浄水を一時に供給できる利点があるが、貯留装置内での
汚染及び微生物増殖の恐れがある。さらに、貯留装置内
に洗浄水量によって、洗浄水の精製設備のON,OFFが必要
になるため、水質が安定しにくい問題点がある。すなわ
ち、高純度の洗浄水を供給することは困難である。
また、洗浄水を常時循環する方法では、洗浄水の供給速
度は、循環流量により必然的に決定される。このこと
は、多数の洗浄装置がある、あるいは洗浄装置の使用間
隔が短い等の場合で、要求される洗浄水流量の時間変動
が小さく、最大瞬間流量と平均流量との差が小さい場合
には特に問題はない。しかし、洗浄水が一時に大量に必
要とされる、あるいは洗浄装置の使用間隔が長い等の場
合には、要求される最大瞬間流量と平均流量との差は著
しく大きくなる。
ここで、洗浄水を平均所要水量より著しく多量に循環さ
せることは、ポンプ動力が余分にかかるばかりでなく、
洗浄水水温が著しく上昇する。すなわち、イオン交換樹
脂等の精製処理設備へ悪循環がある、または冷却設備が
必要となる等の問題点があり不経済である。また逆に、
給水速度を循環流量に合わせて小さくした場合には、洗
浄効果を低下させる恐れがあるほか、洗浄に長時間かか
る問題点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した問題点を解決し、安定した水質の洗
浄水を、容易にかつ短時間に供給できる洗浄水の供給方
法及び供給装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、バッチ式の洗
浄装置に洗浄水を供給する方法において、(a)原水を
原水タンクから、精密ろ過工程、紫外線照射工程、イオ
ン交換処理工程及び限外ろ過工程のうちの1種以上を含
む工程を通して処理し、該処理水を洗浄水タンクを通し
て原水タンクに循環する工程と、(b)洗浄水タンク内
に窒素、水蒸気、希ガスのうちの1種以上からなる気体
を加圧供給して、洗浄水タンクの洗浄水を洗浄装置に供
給する工程とからなることを特徴とする洗浄水の供給方
法としたものである。また、本発明では、バッチ式の洗
浄装置に洗浄水を供給する装置において、原水を貯留す
る原水タンクと、精密ろ過装置、紫外線照射装置、イオ
ン交換樹脂塔及び限外ろ過装置のうちの1種以上を含む
装置と、洗浄水タンクと、それらを順次連結する配管
と、洗浄水タンクから原水タンクに洗浄水を循環する弁
を有するオーバーフロー配管とからなり、該洗浄水タン
クにはタンク内に窒素、水蒸気、希ガスのうちの1種以
上からなる気体を加圧供給する手段と、洗浄装置に洗浄
水を供給する手段とを有することを特徴とする洗浄水の
供給装置としたものである。
ここで、洗浄水タンクの容量が、洗浄装置において一工
程当りの洗浄に使用する洗浄水の量以内とするのがよ
い。具体的には洗浄槽の容量及び洗浄頻度等から決定さ
れるが、例えば、洗浄装置の洗浄槽容量に相当する量以
内、又は、1洗浄当たりの洗浄水入れ替え回数と洗浄槽
容量との積に相当する量以内、又は、洗浄水を供給する
洗浄槽の数と洗浄槽容量との積に相当する量以内、又は
洗浄水を供給する洗浄槽の数と1洗浄当たりの洗浄水入
れ替え回数と洗浄槽容量との積に相当する量以内にする
ことができる。
以下の本発明を詳細に説明する。
本発明の原水としては、市水、工業用水の他、洗浄排水
等のプロセス工程の排水を用いることもできる。
洗浄水の精製方法としては、精密ろ過、紫外線照射、イ
オン交換処理、限外ろ過のうち、1種または2種以上を
含む組み合わせを用いることができる。また、活性炭処
理、オゾン等の酸化剤処理等をさらに行うこともでき
る。
配管系内に設けた洗浄水タンクは、洗浄水入口配管、開
閉弁を備えた洗浄水オーバーフロー配管、洗浄水供給装
置、及び開閉弁を備えた加圧用気体供給配管とを備えた
ものとする。なおここで、洗浄水供給配管は、洗浄水入
口配管から分岐することもできる。また洗浄水タンクに
は液面検知設備を備えることもできる。また洗浄水タン
クは、1ないし9.9kgf/cm2の耐圧性を備えたものが望ま
しい。
洗浄水タンクの容量は、洗浄装置の洗浄槽容量に相当す
る量以内、1洗浄当たりの洗浄水入れ替え回数と洗浄槽
容量との積に相当する量以内、洗浄水を供給する洗浄槽
の数と洗浄槽容量との積に相当する量以内、及び洗浄水
を供給する洗浄槽の数と1洗浄当たりの洗浄水入れ替え
回数と洗浄槽容量との積に相当する量以内から、洗浄装
置の設備状況及び使用状況に応じて選択するものとす
る。
〔作用〕
本発明による洗浄水の供給方法には、次のような作用が
ある。
洗浄水を、精密ろ過、紫外線照射、イオン交換処理、限
外ろ過のうち、1種または2種以上を含む組み合わせを
用いて精製処理し、循環することによって、洗浄水の水
質純度を維持することができる。
洗浄水タンクの洗浄水を、洗浄水タンク内に窒素、水蒸
気、希ガスのうち1種以上からなる気体を供給して加圧
して、洗浄槽に移行させることによって、洗浄槽への給
水を短時間で行うことができる。すなわち、最大瞬間流
量を、循環流量に比較して大幅に大きくできる。従っ
て、循環用ポンプが小型化でき、冷却設備が不要にな
る。
〔実施例〕
本発明を実施例をもとにさらに説明するが、本発明は本
実施例に限定されるものではない。
実施例1 第1図は、本発明の実施態様の一例を示す概略フロー図
である。原水タンク1に供給された原水は、ポンプ2に
よって加圧され、精密ろ過装置3、紫外線照射装置4、
イオン交換塔5、及び限外ろ過装置6を通り、洗浄水タ
ンク7に供給される。
洗浄水は、洗浄水タンク7が満たされた後は、オーバー
フロー配管12を通って原水タンク1へ戻している。この
とき加圧用窒素供給管の開閉弁9は閉、またはオーバー
フロー配管の開閉弁10は開の状態となっている。洗浄水
の給水の必要がない間は、この状態で洗浄水を循環す
る。
洗浄装置への洗浄水の供給は、洗浄装置の給水バルブ8
が開になると同時にオーバーフロー配管の弁10は閉、ま
た加圧用気体供給管の弁9は開となることで行われる。
すなわち、洗浄水タンク7は加圧されて、タンク内の洗
浄水は洗浄水配管を通って洗浄装置11へ速やかに供給さ
れる。洗浄装置11の洗浄水の使用が停止、すなわち給水
バルブ8が閉となると同時に加圧用気体供給管の弁9が
閉、オーバーフロー配管12の弁10が開となって、洗浄水
の洗浄水タンク7への供給及び循環が再開される。
比較例 原水を常時精製処理して循環し、循環経路から洗浄水を
供給する方法で洗浄水の供給を行った。すなわち洗浄水
タンクがない以外は実施例と同様の処理を行って洗浄水
を供給した。結果を第1表に示す。
〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明のバッチ式洗浄装置への洗浄
水の供給方法によれば、 1) 洗浄水の水質を低下させずに供給できる。
2) 洗浄装置への給水速度、すなわち最大瞬間流量を
大きくできる。
2) 小さいポンプ動力で洗浄水の供給が可能となり、
冷却設備が不要となる。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様の一例を示す概略フロー図で
ある。 1……原水タンク、2……ポンプ、3……精密ろ過装
置、4……紫外線照射装置、5……イオン交換樹脂塔、
6……限外ろ過装置、7……洗浄水タンク、8……給水
バルブ、9……加圧用気体供給配管電磁弁、10……オー
バーフロー配管電磁弁、11……洗浄装置、12……オーバ
ーフロー配管
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 9/00 504 E 7446−4D (72)発明者 斉藤 孝行 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 中島 健 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 辻村 学 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッチ式の洗浄装置に洗浄水を供給する方
    法において、(a)原水を原水タンクから、精密ろ過工
    程、紫外線照射工程、イオン交換処理工程及び限外ろ過
    工程のうちの1種以上を含む工程を通して処理し、該処
    理水を洗浄水タンクを通して原水タンクに循環する工程
    と、(b)洗浄水タンク内に窒素、水蒸気、希ガスのう
    ちの1種以上からなる気体を加圧供給して、洗浄水タン
    クの洗浄水を洗浄装置に供給する工程とからなることを
    特徴とする洗浄水の供給方法。
  2. 【請求項2】バッチ式の洗浄装置に洗浄水を供給する装
    置において、原水を貯留する原水タンクと、精密ろ過装
    置、紫外線照射装置、イオン交換樹脂塔及び限外ろ過装
    置のうちの1種以上を含む装置と、洗浄水タンクと、そ
    れらを順次連結する配管と、洗浄水タンクから原水タン
    クに洗浄水を循環する弁を有するオーバーフロー配管と
    からなり、該洗浄水タンクにはタンク内に窒素、水蒸
    気、希ガスのうちの1種以上からなる気体を加圧供給す
    る手段と、洗浄装置に洗浄水を供給する手段とを有する
    ことを特徴とする洗浄水の供給装置。
  3. 【請求項3】洗浄水タンクの容量が、洗浄装置において
    一工程当りの洗浄に使用する洗浄水の量以内である請求
    項2記載の洗浄水の供給装置。
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