JPH0741070U - 半自動クラッチ - Google Patents
半自動クラッチInfo
- Publication number
- JPH0741070U JPH0741070U JP6816793U JP6816793U JPH0741070U JP H0741070 U JPH0741070 U JP H0741070U JP 6816793 U JP6816793 U JP 6816793U JP 6816793 U JP6816793 U JP 6816793U JP H0741070 U JPH0741070 U JP H0741070U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- dog clutch
- semi
- stopper
- dog
- Prior art date
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- Granted
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、構造簡単で安価な半自動クラッチ
を提供することを目的としている。 【構成】 駆動軸(14)に固定された第1のドッグク
ラッチ(13)と係合するよう同軸線上に配置した従動
軸(6)に摺動自在に第2のドッグクラッチ(9)を設
け、その第2のドッグクラッチ(9)にはクラッチを切
・入するカムプレート(10)と係合する円盤部(9
a)と第2のドッグクラッチ(9)を第1のドッグクラ
ッチ(13)の方向に付勢するスプリング(8)とを備
え、前記カムプレート(10)に平坦部(9c)とクラ
ッチ切の位置に溝(10a)を設け、その溝と係合する
ストッパ(12)を取付け、前記第1のドッグクラッチ
(13)にストッパ(12)と溝(10a)との係合を
解除する突起部(15)を設けている。
を提供することを目的としている。 【構成】 駆動軸(14)に固定された第1のドッグク
ラッチ(13)と係合するよう同軸線上に配置した従動
軸(6)に摺動自在に第2のドッグクラッチ(9)を設
け、その第2のドッグクラッチ(9)にはクラッチを切
・入するカムプレート(10)と係合する円盤部(9
a)と第2のドッグクラッチ(9)を第1のドッグクラ
ッチ(13)の方向に付勢するスプリング(8)とを備
え、前記カムプレート(10)に平坦部(9c)とクラ
ッチ切の位置に溝(10a)を設け、その溝と係合する
ストッパ(12)を取付け、前記第1のドッグクラッチ
(13)にストッパ(12)と溝(10a)との係合を
解除する突起部(15)を設けている。
Description
【0001】
本考案は、油圧作動のウインチ等に用いられる半自動クラッチに関する。
【0002】
例えば、油圧式ウインチにおいては運転に際し、クラッチレバーをクラッチ切 からクラッチ入の位置に移動し固定することでクラッチ接続の状態とし、クラッ チ切断の場合はレバーをクラッチ切の位置に固定する技術は知られている。
【0003】
しかしながら、いちいちレバーを切換える事は面倒であり、本出願人は実願平 5−7833号でクラッチ入だけを自動化した半自動クラッチを提案したが、構 造複雑で部品数が多く、コストが掛かるという問題がある。
【0004】 したがって、本考案は、構造簡単で安価な半自動クラッチを提供することを目 的としている。
【0005】
本考案によれば、駆動軸に固定された第1のドッグクラッチと係合するよう同 軸線上に配置した従動軸に摺動自在に第2のドッグクラッチを設け、その第2の ドッグクラッチにはクラッチを切・入するカムプレートと係合する円盤部と第2 のドッグクラッチを第1のドッグクラッチの方向に付勢するスプリングとを設け 、前記カムプレートに平坦部とクラッチ切の位置に溝を設け、その溝と係合する ストッパを取付け、前記第1のドッグクラッチにストッパと溝との係合を解除す る突起部を設けている。
【0006】
上記のように構成された半自動クラッチにおいて、クラッチレバーをクラッチ 切の位置にすればドッグクラッチはカムプレートが第2のドッグクラッチの円盤 部と係合してクラッチ断となり、溝がストッパと係合し固定する。また、クラッ チレバーをクラッチ切の状態で駆動軸を駆動すれば、第1のドッグクラッチの突 起部がカムプレートのストッパを解除するので、第2のドッグクラッチはスプリ ングで押されクラッチ接の状態となる。
【0007】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1および図2は本考案の実施例である半自動クラッチ付き減速機の例を示し 、オイルモータ2は半自動クラッチ1を介して歯車減速機3に結合され、その減 速機は巻上げドラム4を駆動するよう構成されている。
【0009】 その半自動クラッチ1は、図3、〜図5を参照して、端部にスプライン部6a を有する従動軸6はケーシング5に対してベアリング7で軸支され、そのスプラ イン部6aには第2のドッグクラッチ9が摺動自在に設けられ、クラッチスプリ ング8で第1のドッグクラッチ13の方向(図の左側)に付勢されている。
【0010】 また、第2のドッグクラッチは外周に円盤部9aを有し、その円盤部9aは平 坦部9cを有するカムプレート10と係合し、そのカムプレート10はクラッチ レバー11の軸11aに取付けられている。
【0011】 そして、カムプレート10にはクラッチ切の位置(A1、A2)に溝10a、 10bが設けられ、ストッパ12と係合するよう構成されている。そのストッパ 12はスプリング12aでカムプレートの方向に付勢されねじ蓋12bが設けら れている。
【0012】 そして、第1のドッグクラッチ13は駆動軸14に固定され、そのクラッチ1 3には突起部であるカムローラ15が回転自在にカバー15aで取付けられ、C 〜Dの間フローティングスプリングで円弧状を移動できるようになっている。
【0013】 したがって、オイルモータ2でドラム4を回転中にクラッチレバー11をA1 又はA2の位置に動かせば溝10a又は10bがストパ12と係合し、第2のク ラッチ9は円盤部9aが押されてクラッチ切となる。
【0014】 そして、モータが停止しクラッチレバー11がA1又はA2の位置でモータ2 を駆動すれば、カムローラ15がストッパ12を突上げてカムプレート10の平 坦部10cが円盤部9aと係合するので、第2のクラッチ9はスプリング8で第 1のクラッチと係合し自動的にクラッチ接となる。
【0015】 なお、カムローラ15はC〜Dの間移動できるのでカムローラ15がカムプレ ート側にある場合、(図の上側)ストップ位置となることを妨げないようになっ ている。
【0016】
本考案は、以上説明したように構成されているので、クラッチ切は手動操作し 、クラッチ接は駆動軸を駆動すれば自動的に接続され、構造が簡単で部品数も少 ない。
【0017】 したがって、安価に供給できる。
【図1】本考案の一実施例を示す半自動クラッチ付き減
速機の側面図。
速機の側面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1の半自動クラッチの側断面図。
【図4】図3の平面を示す断面図。
【図5】図3の正面を示す断面図。
1…半自動クラッチ 6…従動軸 9…第2のドッグクラッチ 10…プレートカム 11クラッチレバー 12…ストッパ 13…第1のドッグクラッチ 15…カムローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動軸に固定された第1のドッグクラッ
チと係合するよう同軸線上に配置した従動軸に摺動自在
に第2のドッグクラッチを設け、その第2のドッグクラ
ッチにはクラッチを切・入するカムプレートと係合する
円盤部と第2のドッグクラッチを第1のドッグクラッチ
の方向に付勢するスプリングとを設け、前記カムプレー
トに平坦部とクラッチ切の位置に溝を設け、その溝と係
合するストッパを取付け、前記第1のドッグクラッチに
ストッパと溝との係合を解除する突起部を設けたことを
特徴とする半自動クラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993068167U JP2590293Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 半自動クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993068167U JP2590293Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 半自動クラッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0741070U true JPH0741070U (ja) | 1995-07-21 |
JP2590293Y2 JP2590293Y2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=13365945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993068167U Expired - Lifetime JP2590293Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 半自動クラッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590293Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2012046868A1 (ja) * | 2010-10-08 | 2014-02-24 | 日本発條株式会社 | 動力伝達機構およびそれを用いた多軸駆動装置 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP1993068167U patent/JP2590293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2012046868A1 (ja) * | 2010-10-08 | 2014-02-24 | 日本発條株式会社 | 動力伝達機構およびそれを用いた多軸駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2590293Y2 (ja) | 1999-02-10 |
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Legal Events
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