JPH0741019Y2 - 電子写真複写機用感光体 - Google Patents
電子写真複写機用感光体Info
- Publication number
- JPH0741019Y2 JPH0741019Y2 JP6761789U JP6761789U JPH0741019Y2 JP H0741019 Y2 JPH0741019 Y2 JP H0741019Y2 JP 6761789 U JP6761789 U JP 6761789U JP 6761789 U JP6761789 U JP 6761789U JP H0741019 Y2 JPH0741019 Y2 JP H0741019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoconductor
- sensor
- conductive substrate
- copying machine
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は感光膜を有する感光体に静電潜像を形成する
方式の複写機の感光体に関する。
方式の複写機の感光体に関する。
一般に静電潜像を形成する方式の複写機においては、導
電性基体の外周面の上に感光膜を被着した感光体にコロ
ナ放電して均一に帯電させ、感光体に表面電位を形成さ
せる。この表面電位は画像露光などの方法によって不要
部分が消去され静電潜像が形成される。この静電潜像に
トナーを付着させれば現像されてトナー像として顕在化
されるが、この画像濃度は静電潜像を形成する感光体の
表面電位に依存する。したがって静電潜像を形成する方
式の複写機においては再現性が良好で適正な画像濃度の
複写画像を得るためには、感光体に再現性良く所定の表
面電位を与えることが必要である。また複写は複写機ユ
ニットと感光体の相乗作用のもとに成立するものであ
り、しかも感光体は製造過程においてロット毎あるいは
固体毎に感光膜の被着状態のバラ付きに基因する帯電特
性のバラ付きを生じるものであるから再現性良く適正な
画像濃度を得るためには、感光体の最適帯電条件が得ら
れるように複写機ユニット側を調整しなければならな
い。一般には個々の感光体毎の帯電特性に合わせて、た
とえば帯電電流値の調整を行なうが、その調整には電流
計などの専用測定器が必要であり、また数KVの高電圧を
取り扱うため危険性を伴いかつ調整も不正確であった。
これを解決する方法としては実用新案出願公告昭63−43
478があり、これは感光体付属フランジに最適帯電条件
に対応した識別記号を取付け、この識別記号をセンサで
読み取り帯電制御するという方法である。
電性基体の外周面の上に感光膜を被着した感光体にコロ
ナ放電して均一に帯電させ、感光体に表面電位を形成さ
せる。この表面電位は画像露光などの方法によって不要
部分が消去され静電潜像が形成される。この静電潜像に
トナーを付着させれば現像されてトナー像として顕在化
されるが、この画像濃度は静電潜像を形成する感光体の
表面電位に依存する。したがって静電潜像を形成する方
式の複写機においては再現性が良好で適正な画像濃度の
複写画像を得るためには、感光体に再現性良く所定の表
面電位を与えることが必要である。また複写は複写機ユ
ニットと感光体の相乗作用のもとに成立するものであ
り、しかも感光体は製造過程においてロット毎あるいは
固体毎に感光膜の被着状態のバラ付きに基因する帯電特
性のバラ付きを生じるものであるから再現性良く適正な
画像濃度を得るためには、感光体の最適帯電条件が得ら
れるように複写機ユニット側を調整しなければならな
い。一般には個々の感光体毎の帯電特性に合わせて、た
とえば帯電電流値の調整を行なうが、その調整には電流
計などの専用測定器が必要であり、また数KVの高電圧を
取り扱うため危険性を伴いかつ調整も不正確であった。
これを解決する方法としては実用新案出願公告昭63−43
478があり、これは感光体付属フランジに最適帯電条件
に対応した識別記号を取付け、この識別記号をセンサで
読み取り帯電制御するという方法である。
前述した感光体付属フランジに識別記号を取付け、この
識別記号をセンサーで読み取る方法ではセンサーを取付
けるためにユニットにその収納スペースを必要とし複写
機を小形化するのに障害となっていた。またトナー飛散
により識別記号およびセンサーが汚損され読み取りミス
を生じるという問題もあった。
識別記号をセンサーで読み取る方法ではセンサーを取付
けるためにユニットにその収納スペースを必要とし複写
機を小形化するのに障害となっていた。またトナー飛散
により識別記号およびセンサーが汚損され読み取りミス
を生じるという問題もあった。
この考案の目的は上述した問題点に鑑み、識別記号およ
びセンサーがトナーの汚損を受けない場所に設置し、か
つセンサーの収納スペースをユニット内に設けなくても
よいようにすることにある。
びセンサーがトナーの汚損を受けない場所に設置し、か
つセンサーの収納スペースをユニット内に設けなくても
よいようにすることにある。
この考案では円筒形状の導電性基体の内部がトナー飛散
による汚損を受けない場所であることに着目し、円筒形
状の導電性基体の外周表面に感光膜を被着し、導電性基
体の両端に感光体付属フランジを有する電子写真複写機
用感光体において、前記導電性基体の内周面に最適帯電
条件に対応した識別記号を取付け、この識別記号を読み
取るセンサーを前記導電性基体の内部に設置した。
による汚損を受けない場所であることに着目し、円筒形
状の導電性基体の外周表面に感光膜を被着し、導電性基
体の両端に感光体付属フランジを有する電子写真複写機
用感光体において、前記導電性基体の内周面に最適帯電
条件に対応した識別記号を取付け、この識別記号を読み
取るセンサーを前記導電性基体の内部に設置した。
円筒形状の導電性基体の内部に識別記号およびセンサー
を設置すればトナーの飛散による汚損は起こらない。し
かもセンサーはその導線のみが導電性基体の外部に引出
され、ユニットにセンサー収納場所を必要としない。
を設置すればトナーの飛散による汚損は起こらない。し
かもセンサーはその導線のみが導電性基体の外部に引出
され、ユニットにセンサー収納場所を必要としない。
第1図は感光体1の導電性基体2の内周面に識別記号4
を取付けた状態を示す斜視図で3は感光体付属フランジ
である。この識別記号は最適帯電条件に対応したもので
あり、たとえば光学的に読みとれるバーコード,磁気的
に読みとれる磁気テープ,集電ブラシで読み取れるよう
に導体と絶縁体で形成されたもの等がある。
を取付けた状態を示す斜視図で3は感光体付属フランジ
である。この識別記号は最適帯電条件に対応したもので
あり、たとえば光学的に読みとれるバーコード,磁気的
に読みとれる磁気テープ,集電ブラシで読み取れるよう
に導体と絶縁体で形成されたもの等がある。
第2図は上述したセンサー6を導電性基体2の内部に設
置するための固定具の斜視図で、絶縁性があり弾性のあ
る断面形状C形の固定具5にセンサー6を取付け、セン
サーリード6aを軸心方向に引出している。この固定具5
を感光体1に取付けるときは、固定具5を撓めた状態で
導電性基体2の内部に挿入すれば固定具5はその弾性に
より導電性基体2の内周面に圧着し固定される。センサ
ーリード6aは感光体付属フランジ3の中心孔3aより外部
へ引出される。
置するための固定具の斜視図で、絶縁性があり弾性のあ
る断面形状C形の固定具5にセンサー6を取付け、セン
サーリード6aを軸心方向に引出している。この固定具5
を感光体1に取付けるときは、固定具5を撓めた状態で
導電性基体2の内部に挿入すれば固定具5はその弾性に
より導電性基体2の内周面に圧着し固定される。センサ
ーリード6aは感光体付属フランジ3の中心孔3aより外部
へ引出される。
第3図はパイプ状の固定具7にセンサー6を取付けた状
態を示す斜視図で、センサーリード6aはパイプ中空部よ
り引出される。この固定具7を感光体1に取付けるとき
は導電性基体2の内部に収納し、パイプを感光体付属フ
ランジ3の中心孔3aに挿入して支持させる。
態を示す斜視図で、センサーリード6aはパイプ中空部よ
り引出される。この固定具7を感光体1に取付けるとき
は導電性基体2の内部に収納し、パイプを感光体付属フ
ランジ3の中心孔3aに挿入して支持させる。
第4図は本装置におけるプロセスフローチャート図で、
センサー6で識別記号を読み込み、これをCPUが解読し
信号として出力する。一方感光体の表面電位は感光体の
周辺にある検出器によって取出され、この信号と前記CP
Uからの信号は感光体の最適帯電条件になるように電源
の電圧値または電流値を制御できる差動増幅器に入れ、
電源を制御し、コロナ放電器で放電する。
センサー6で識別記号を読み込み、これをCPUが解読し
信号として出力する。一方感光体の表面電位は感光体の
周辺にある検出器によって取出され、この信号と前記CP
Uからの信号は感光体の最適帯電条件になるように電源
の電圧値または電流値を制御できる差動増幅器に入れ、
電源を制御し、コロナ放電器で放電する。
この考案では識別記号およびセンサーを導電性基体の内
部に設置したので複写機ユニット内でのセンサー取付け
スペースを省略することができ複写機の小形化が実現で
きる。またトナーが飛散しても導電性基体の内部にある
センサーおよび識別記号は汚染されることなく、したが
って記号の読み取りミスがなくなった。
部に設置したので複写機ユニット内でのセンサー取付け
スペースを省略することができ複写機の小形化が実現で
きる。またトナーが飛散しても導電性基体の内部にある
センサーおよび識別記号は汚染されることなく、したが
って記号の読み取りミスがなくなった。
第1図は導電性基体の内周面に識別記号を設置した状態
の感光体の斜視図、第2図は断面形状C形の固定具にセ
ンサーを取付けた状態を示す斜視図、第3図はパイプ状
の固定具にセンサーを取付けた状態を示す斜視図、第4
図は本装置におけるプロセスフローチャート図である。 1:感光体、2:導電性基体、3:付属フランジ、4:識別記
号、6:センサー。
の感光体の斜視図、第2図は断面形状C形の固定具にセ
ンサーを取付けた状態を示す斜視図、第3図はパイプ状
の固定具にセンサーを取付けた状態を示す斜視図、第4
図は本装置におけるプロセスフローチャート図である。 1:感光体、2:導電性基体、3:付属フランジ、4:識別記
号、6:センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−90678(JP,A) 特開 昭63−78190(JP,A) 特開 平3−24587(JP,A) 特開 昭57−8556(JP,A) 特公 昭59−2897(JP,B2) 実公 昭63−43478(JP,Y2) 実公 平5−14289(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】円筒状の導電性基体の外周表面に感光膜を
被着し、導電性基体の両端に付属フランジを有する電子
写真複写機用感光体において、前記導電性基体の内周面
に最適帯電条件に対応した識別記号を取付け、この識別
記号を読み取るセンサーを前記導電性基体の内部に設置
したことを特徴とする電子写真複写機用感光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6761789U JPH0741019Y2 (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 電子写真複写機用感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6761789U JPH0741019Y2 (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 電子写真複写機用感光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH038365U JPH038365U (ja) | 1991-01-25 |
JPH0741019Y2 true JPH0741019Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31601343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6761789U Expired - Lifetime JPH0741019Y2 (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 電子写真複写機用感光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0741019Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100086330A1 (en) * | 2006-12-26 | 2010-04-08 | Kyocera Corporation | Electrophotographic Photosensitive Body, Process for Manufacturing the Same, and Image Forming Apparatus Provided with Such Electrophotographic Photosensitive Body |
-
1989
- 1989-06-08 JP JP6761789U patent/JPH0741019Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH038365U (ja) | 1991-01-25 |
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