JPH0430024B2 - - Google Patents

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JPH0430024B2
JPH0430024B2 JP57210564A JP21056482A JPH0430024B2 JP H0430024 B2 JPH0430024 B2 JP H0430024B2 JP 57210564 A JP57210564 A JP 57210564A JP 21056482 A JP21056482 A JP 21056482A JP H0430024 B2 JPH0430024 B2 JP H0430024B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0266Arrangements for controlling the amount of charge
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0291Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices corona discharge devices, e.g. wires, pointed electrodes, means for cleaning the corona discharge device

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機等の高圧電源装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
複写機においては、感光体の帯電などを行なう
一手段として、コロナ放電を利用して感光体等に
電荷を付与するコロナ放電器が用いられるが、こ
のコロナ放電器は、原稿からの反射光で露光しそ
の原稿像の用紙への複写を行なう複写機に限ら
ず、例えば記録すべき情報をレーザ光で変調する
と共に、これを偏向走査用の回転多面鏡等により
感光体に照射して文字等の用紙への印刷を行なう
ようにした電子印刷機などにも使用される。
また、上記のようなコロナ放電を利用したコロ
ナ放電器は、感光体の帯電を行なうような用途の
ものの他、例えば、トナーを用紙に転写させるた
めその用紙に電荷を与えるような用途のもの、あ
るいは残留トナーと感光体の吸収を弱めてクリー
ニングし易くするよう除電を行なう用途のものな
ど、種々の用途のものがあり、例えば電子写真複
写機では、一般に、感光体の周囲に帯電、転写、
分離、除電用等1本以上のコロナ放電器を具備し
ている。
この種のコロナ放電器は、通常、箱形の細長い
金属ケースの両端部に電気的絶縁物から成るブロ
ツクを設け、かつそのブロツク間にタングステン
等のコロナワイヤを張架した構造となつており、
これを感光体表面と所定間隔離間して配置し、上
記コロナワイヤに例えば数kV程度の直流または
交流電圧を印加してコロナ放電を行なわせるよう
にしている。
第1図は、複写機の感光体回りを模式的に示し
たもので、上述の如く感光体の周囲には必要に応
じて各用途のコロナ放電器が設けられるが、この
場合の感光体ドラムの周囲のコロナ放電器を仮に
2本として図示してある。
上記感光体ドラム1は、円筒状の導電性支持体
上に光導電材料層が形成されていてドラムシヤフ
ト2に取付けられていると共に、この感光体ドラ
ム1の表面と対向して上述のような構造のコロナ
放電器3,4が設置されている。このコロナ放電
器3,4は夫々コード5,6を介してコロナ放電
用の高圧電源装置7に接続されており、一方上記
感光体ドラムの導電性支持体は機械のフレームグ
ランドに接続されていて、上記高圧電源装置7に
よつて高電圧が印加されることによりコロナ放電
が行なわれるようになつている。
ところで、このようなコロナ放電器3,4から
流れる電流i(TOT)は、感光体に流れる電流i
(d)と、前記のようなコロナワイヤを取囲むシール
ドとしての金属ケースに流れる電流i(s)から
成つているが、このうち上記電流i(d)の値は、複
写機にとつて複写品質や感光体近傍での紙詰りな
どに大きな影響を与える重要な要素である。この
ため、上記電流i(d)の大きさが一定の範囲内にな
るように調整する必要があり、また、これをその
ような範囲内の或る所定の値に調整しても、コロ
ナ放電器の汚れ、コロナワイヤの変質、温湿度の
変化、コロナ放電器と感光体の位置ずれ等の原因
によつて上記電流i(d)の値が経済的に徐々に変化
し、上述の範囲外となつたような場合には再調整
が必要とされる。
そこで、このようなコロナ電流i(d)を調整する
場合、第2図に示すように、ドラムシヤフト2か
ら感光体ドラム1を抜き取つてその代わりに次の
ような構成の電流測定プレート8を挿入すれば、
これを利用して上記電流i(d)の調整を行なうこと
とができる。すなわち、上記電流測定用プレート
8は、電気的絶縁物で形成された取付け部9とこ
の取付け部9に設けられた円弧状の導電体部分1
0とから成る治具であつて、その取付け部9をド
ラムシヤフト5に固定した場合に、上記円弧状の
導電体部分10の表面が第1図に示したような感
光体ドラム1の表面と同位置になるように構成さ
れている。
かかる電流測定プレート8を利用してコロナ放
電器3に関して調整を行なう場合には、第2図に
示すように、電流測定プレート8をコロナ放電器
3に対向させると共に、リード11,12により
電流測定プレート8の導電性部分10と機械のフ
レームグランド間に電流計13を挿入し、高圧電
源装置7をオンさせてこのような状態で電流計1
3に流れる電流i(c)を測定する。この電流i(c)と
実際の複写動作中の前記電流i(d)との間には、非
常に強い相関関係がある。従つて、高圧電源装置
7の出力を変化させて電流計13に流れる電流i
(c)を或る値に調整することによつて、実際の複写
動作中に流れる電流i(d)の値を所定の許容範囲に
設定することができるのである。
そして、上記電流測定プレート8はドラムシヤ
フト2の回りに回転自在なため、次にコロナ放電
器4に対向させることによつて同様に調整を行な
うことができ、このように順次他のコロナ放電器
に向けて調整を行なうのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような調整方法では、感光
体ドラム1を抜いたり上記の電流測定プレート8
のような治具を入れたりするなど非常に手間がか
かつてしまう。
また、複写速度の遅い複写機などでは、感光体
に流れる電流i(d)を調整するに当つて、既述した
ようなコロナ放電器から流れる電流i(TOT)を
調整すればよい場合もある。すなわち、このよう
な複写機では、上記の電流i(TOT)と電流i(d)
には相関があるため、電流i(d)の許容範囲が広い
場合には、その電流i(TOT)を調整することに
よつて電流i(d)を或る範囲におさめることができ
る。従つて、このように電流i(TOT)を調整す
れば充分な場合には、第3図に示すように、高圧
電源装置7の出力とコロナ放電器3間に電流計1
3を挿入して調整を行なうようにすればよい。
しかしながら、この調整方法の場合には、上記
のように高圧回路に測定器を挿入するので危検で
あり、また測定器を破損し易い。
このように、第2図に示した調整方法にあつて
はコロナ放電電流の調整を容易に行なうことがで
きず、また、第3図に示したような調整方法では
その調整を安全に行なうことができないという問
題がある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記のような点に鑑みてなされた
もので、複写機等の機械のフレームグランドから
コロナ放電用高圧電源の出力トランスに帰還する
回路中に電流検出用の抵抗を挿入すると共に、こ
の抵抗の両端をチエツク端子とするようモニタ端
子を設けることによつて、コロナ放電電流の調整
を容易かつ安全に行ない得るようにした複写機等
の高圧電源装置を提供することを目的とするもの
である。
すなわち、この発明は、コロナ放電器のコロナ
ワイヤにコロナ放電用高圧電源によつて高電圧を
印加すると共に、上記高圧電源の出力トランスの
2次出力電圧を検出して、当該高圧電源の出力電
圧を定電圧制御し、かつ上記コロナ放電器のコロ
ナワイヤから被放電部材に流れる放電電流をモニ
タ可能な複写機等の高圧電源装置において、上記
コロナ放電用高圧電源の出力トランスの2次側高
圧端をコロナワイヤに接続すると共に、当該出力
トランスの2次側低圧端を+側の入力端子がグラ
ンドに接続された演算増幅器の−側入力端子に接
続し、上記演算増幅器の−側入力端子と出力端子
間に電流検出用抵抗を接続すると共に、当該演算
増幅器の出力端子を放電電流モニタ用のモニタ端
子に接続し、上記コロナ放電用高圧電源の出力ト
ランスの2次側出力端間に、直列に接続された分
割用抵抗を並列に接続すると共に、上記分割用抵
抗の接続点の電圧値に基づいてコロナ放電器のコ
ロナワイヤに印加する出力電圧を定電圧制御する
ように構成されている。
この発明に係る複写機等の高圧電源装置は、
DCの高電圧を供給する場合に限らず、ACあるい
はACにDCを重畳させた高電圧を供給するものに
おいても適用可能である。
なお、上記被放電部材は、コロナ放電器からコ
ロナ放電を受ける部材であり、複写機等において
は、感光体ドラムや記録用紙などがこの被放電部
材に該当する。
〔作用〕
この発明においては、出力トランスの2次出力
電圧を検出し、コロナ放電器のコロナワイヤに印
加する出力電圧を定電圧制御するための制御信号
を、出力トランスの2次側出力端間に並列に接続
された分割用抵抗の接続点から直接得るように構
成したので、出力電圧制御用の制御信号を出力ト
ランスの1次巻線又は第3巻線を介して間接的に
検出する場合に比べて、出力電圧を精度良く検出
することができ、高精度の定電圧制御を行うこと
ができる。
また、この発明においては、出力トランスの2
次側低圧端を+側の入力端子がグランドに接続さ
れた演算増幅器の−側入力端子に接続し、上記演
算増幅器の−側入力端子と出力端子間に電流検出
用抵抗を接続すると共に、当該演算増幅器の出力
端子を放電電流モニタ用のモニタ端子に接続する
ように構成されている。そのため、上記演算増幅
器は、+側入力と−側入力が同電位となるように
出力が動作するので、+側入力をグランド電位と
し、−側入力端子と出力端子間に電流検出用抵抗
を接続してフイードバツクを−入力端子にかける
ことにより、演算増幅器の正常動作範囲内では、
出力からのフイードバツクによつて−入力端子を
常にグランド電位に保持することができる。な
お、ここで、この−入力端子が常にグランド電位
に保たれる状態を「仮想的なグランド電位」と定
義する。その結果、コロナ電流の検出の有無に拘
わらず出力トランスの2次側低圧端は、仮想的な
グランド電位に保持されるため、電流検出用の抵
抗に電流を流しても、この電流が他に影響するこ
とがないので、コロナ電流の検出を高精度に行う
ことができる。
さらに、この発明においては、コロナ電流を検
出した場合でも出力トランスの2次側低圧端の電
位を仮想的なグランド電位に維持することができ
るので、上記の如くコロナ放電器に流れる電流を
高精度に検出することができるのは勿論のこと、
コロナ放電器に流れる電流を検出した場合でも出
力トランスの2次側低圧端の電位が変動するのを
防止することができ、定電圧制御用の制御信号に
影響を与えることがないので、高精度の定電圧制
御が可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
第4図及び第5図は、夫々この発明に係る高圧
電源装置の前提となる技術を説明するための回路
構成及びその外観構成を示すものである。そし
て、上記第4図及び第5図に示す回路構成及びそ
の外観構成は、基本的に以下に説明する本発明の
実施例と共通するものであり、これら回路構成と
本発明の実施例との相違点については、後で詳細
に説明する。
第4図において、一点鎖線で示すコロナ放電用
の高圧電源回路14は、一般的な直流正出力定電
圧制御の高圧電源回路で、出力トランス15と、
この出力トランス15の1次側巻線15aに流れ
る電流を制御するトランジスタTrと、上記出力
トランス15の2次側巻線15bから取り出され
る出力を調整するためのボリユームVRを含む定
電圧制御回路16等で構成されている。この高圧
電源回路14は、第5図に示す高圧電源装置17
に組み込まれていると共に、上記出力調整用のボ
リユームVRが外部から調節操作可能となるよう
そのケースに取付けられている。
上記高圧電源回路14における出力トランス1
5の2次側巻線15bには、ダイオード18及び
コンデンサ19から成る整流回路が設けられ、そ
のダイオード18とコンデンサ19の接続点が感
光体ドラム1の回りに配置したコロナ放電器3の
コロナワイヤ20に接続されている。また、図示
の例では、このコロナ放電器3の金属ケース21
は、専用線22を介して上記出力トランス15の
2次側巻線15bの低圧端rに接続されており、
コロナ放電器3の金属ケース21に流れる電流i
(s)をこの専用線22を介して出力トランス1
5側に帰還させるようにしている。
更に、上記出力トランス15の2次側巻線15
bの低圧端rと機械のフレームグランド間には、
抵抗Rが接続されていると共に、第4図の場合に
は、この抵抗Rの両端にモニタ端子23が設けら
れている。
上記抵抗Rは、そこに流れる電流を検出するた
めの電流検出用の抵抗であつて、その抵抗値は検
出すべき電流、例えば前述したような感光体に流
れる電流i(d)の値と、上記モニタ端子23に接続
して測定に使用する測定用の計器のレンジにより
設定される。例えば、上記電流i(d)を所定の範囲
内の値に調整する際のその目標値が100μAで、上
述のような測定器のレンジが2Vであれば、上記
抵抗Rの抵抗値は10kΩ程度とすればよい。
また、前記モニタ端子23は、上記抵抗Rの両
端に発生する電圧を通常においても簡単にチエツ
クできるようにするため、第5図に示すように、
高圧電源装置17のケースに取付けられている。
従つて、上記抵抗Rの両端に発生する電圧は電源
外部から測定できるようにされている。
次に、上記参考例装置によつてコロナ放電器3
のコロナ放電電流を調整する場合について説明す
るに、コロナ放電電流を調整するには、高圧電源
装置17に設けられたモニタ端子23に測定器を
接続し、そのモニタ端子23に発生している電圧
が規定の値になるように上記高圧電源装置17の
ボリユームVRを調整して高圧電源装置17の出
力を変化させれば、感光体に流れる電流i(d)の値
を所定の範囲内に設定することができる。すなわ
ち、第4図の回路の場合には、コロナ放電器3の
金属ケース21はグランドに接続せずに上記専用
線22によつて出力トランス15の2次側巻線1
5bの低圧端rに接続されており、この金属ケー
ス21に流れる電流i(s)は上記抵抗Rを通ら
ないで帰還しているから、上記抵抗Rには、その
導電性支持体が機械のフレームグランドに接続さ
れている感光体ドラム1の感光体に流れる電流i
(d)のみが流れる。従つて、上記抵抗Rの両端に
は、上記電流i(s)に起因する電圧降下は生じ
ることがなく、上記電圧i(d)に応じた電圧降下が
生ずるのであるから、その電圧の値を測定するこ
とによつて上記電流i(d)の調整を行なうことがで
きるのである。
このようにして調整を行なうことができるの
で、第2図に示した調整方法のように感光体ドラ
ム1を抜く必要がなく、またそれに代えてドラム
シヤフトに挿入するような特別な治具を用いるこ
となく容易に調整を行なうことができ、しかも、
第3図に示した調整方法のように高圧回路に測定
器を挿入するのではないため、調整を安全に行な
うこともできる。更に、上記モニタ端子23によ
つて、通常の動作時において上記電流i(d)が許容
範囲内の値にあるか否かというチエツクを簡単に
行なうことができる。
また、図示の例では、コロナ放電器3の金属ケ
ース21を専用線22を介して上記低圧端rに接
続し、金属ケース21やあるいはグリツドに流れ
る電流を上記抵抗Rを通さないようにして帰還さ
せているが、複写速度の遅い複写機などの場合に
は上記専用線22を用いずに上記金属ケース21
をグランドに接続するようにすることも可能であ
る。
すなわち、既述したように、感光体に流れる電
流i(d)を調整するに当つて、コロナ放電器3から
流れる電流i(TOT)を調整すればよいような場
合には、上記電流i(TOT)を上記抵抗Rに流れ
るようにし、その場合に抵抗Rの両端に発生する
電圧を測定して上記感光体に流れる電流i(s)
の調整を行なうようにすることも可能であり、調
整方法としては、上述のようにモニタ端子23に
測定器を接続する場合と同様であるから、やはり
調整を容易かつ安全に行なうことが可能である。
従つて、上記のように高圧電源の出力トランス
15の2次側低圧端rとグランド間に抵抗Rを設
け、この抵抗R両端に発生する電圧をモニタ端子
により高圧電源装置17外部から測定できるよう
にするという構成によつて、上記電流i(d)もしく
は電流i(TOT)のいずれの調整の場合でも、そ
れを容易かつ安全に行なうことができる。また、
この構成によれば、高圧電源の出力が交流の場合
であつても、単にモニタ端子23に接続する測定
用の計器を交流測定レンジとするだけでよい。
第6図は、この発明の他の参考例における高圧
電源装置17の要部を示すもので、この参考例で
は、上述した抵抗Rに発生する電圧をバツフアア
ンプ24を介して出力し、これをモニタ端子23
で測定できるようにされている。
すなわち、一般に市販されているデジタルマル
チメータの入力インピーダンスは1MΩ〜10MΩ
程度であつて、既述したように上記抵抗Rの抵抗
値に対して充分大きいが、しかし、アナログメー
タでは入力インピーダンスが数百kΩのものもあ
る。従つて、使用する計器がこのようなものの場
合には測定誤差が生ずるので、第6図に示したよ
うに一旦バツフアアンプ24を介して出力するよ
うにすれば、更に、計器のインピーダンスによる
誤差を防止することができる。
このように、上記抵抗Rの電圧をバツフアアン
プ24を介して取り出して測定できるような構成
とすれば、上記のようにコロナ放電電流の調整を
容易かつ安全に行なうことができると同時に、使
用する計器の入力インピーダンスの影響を受けず
に調整を行ない、それによる調整誤差を防ぐこと
もできる。
第7図は、この発明の更に他の参考例における
高圧電源装置17の要部を示すもので、この実施
例においては、上述の抵抗Rとモニタ端子23と
の間に、アンプ25とアンプ26とから成る整流
平滑回路を設け、測定用の計器に直流専用のもの
を使用したいような場合に、交流出力についてこ
の整流平滑回路を介して出力すればよいようにさ
れている。
第8図は、この発明の一実施例に係る高圧電源
装置17の回路構成を示すもので、前記第4図及
び第5図に示すものと同一の部分には同一の符号
を付して説明すると、この実施例では、出力トラ
ンス15の2次側低圧端rを演算増幅器27の−
側入力端子に接続し、その他方の+側の入力端子
をグランドに接続すると共に、上記演算増幅器2
7の−側入力端子と出力端子間に電流検出用の抵
抗Rを接続し、この演算増幅器27の出力端子の
出力を放電電流モニタ用のモニタ端子23で測定
できるように構成されている。
また、この実施例において、上記演算増幅器2
7は、いわゆる非反転増幅器として動作する所謂
オペアンプであり、その動作は、当該演算増幅器
27の−入力端子に入力する被検出電流であるコ
ロナ電流Iを、電流電圧変換して出力するもので
ある。
この演算増幅器27の出力電圧V23は、当該演
算増幅器27の−側入力端と出力端間に接続され
た電流検出用抵抗Rの抵抗値をも便宜的にRとす
ると、V23=R′×Iとなる。なお、上記演算増幅
器27の−側入力端の電圧は、常に0Vに維持さ
れる。
さらに、この実施例では、第8図に示すよう
に、出力トランス15の2次側出力端間に、直列
に接続された分割用抵抗R1,R2が並列に接続さ
れていると共に、上記分割用抵抗R1,R2の接続
点の電圧値に基づいてコロナ放電器3のコロナワ
イヤ20に印加する出力電圧を定電圧制御するよ
うになつている。
すなわち、上記出力トランス15の出力電圧
は、出力電圧検出用の分割抵抗R1,R2によつて
検出される。この出力トランス15の出力電圧を
VOUTとすると、分割用の抵抗R1,R2の接続点の
電圧すなわちVOUT×{R2/(R1+R2)}が検出電
圧となる。この検出電圧は、第8図に示すよう
に、比較器の−入力端子に入力され、当該比較器
の+入力端子に入力されるボリユームVRの基準
電圧VRと比較される。
そして、上記検出電圧が基準電圧VRより低い
場合には、比較器からの出力によつてトランジス
タがオフ状態となり、出力トランス15の一次側
巻線15aに接続されたトランジスタTrがオン
状態となる。これに対して、当該検出電圧が基準
電圧VRと等しくなつた場合には、比較器からの
出力によつてトランジスタがオン状態となり、出
力トランス15の一次側巻線15aに接続された
トランジスタTrがオフ状態となる。
その結果、出力トランス15の一次側巻線15
aに三角波状に流れる電流が、トランジスタTr
によつてオン・オフされ、検出電圧が基準電圧
VRと等しくなるように定電圧制御がなされる。
なお、上記出力トランス15の3次巻線は、ト
ランジスタTrに単にベース電流を供給するベー
ス巻線である。
この実施例に係る高圧電源装置17では、以上
のように、出力トランス15の2次出力電圧を検
出し、コロナ放電器3のコロナワイヤ20に印加
する出力電圧を定電圧制御するための制御信号
を、出力トランス15の2次側出力端間に並列に
接続された分割用抵抗R1,R2の接続点から直接
得るように構成したので、出力電圧制御用の制御
信号を出力トランス15の1次巻線15a又は第
3巻線を介して間接的に検出する場合に比べて、
出力電圧を精度良く検出することができ、高精度
の定電圧制御を行うことができる。
また、この実施例においては、出力トランス1
5の2次側低圧端を+側の入力端子がグランドに
接続された演算増幅器27の−側入力端子に接続
し、上記演算増幅器27の−側入力端子と出力端
子間に電流検出用抵抗Rを接続すると共に、当該
演算増幅器27の出力端子を放電電流モニタ用の
モニタ端子23に接続するように構成されてい
る。そのため、上記演算増幅器27は、+側入力
と−側入力が同電位となるように出力が動作する
ので、+側入力をグランド電位とし、−側入力端子
と出力端子間に電流検出用抵抗Rを接続してフイ
ードバツクを−側入力端子にかけることにより、
演算増幅器27の正常動作範囲内では、出力から
のフイードバツクによつて−入力端子を常にグラ
ンド電位に、すなわち仮想的なグランド電位に保
持することができる。その結果、コロナ電流の検
出の有無に拘わらず出力トランス15の2次側低
圧端は、仮想的なグランド電位に保持されるた
め、電流検出用の抵抗Rに電流を流しても、この
電流が他に影響することがないので、コロナ電流
の検出を高精度に行うことができる。
さらに、この実施例においては、コロナ電流を
検出した場合でも出力トランス15の2次側低圧
端の電位を仮想的なグランド電位に維持すること
ができるので、上記の如くコロナ放電器3に流れ
る電流を高精度に検出することができるのは勿論
のこと、コロナ放電器3に流れる電流を検出した
場合でも出力トランス15の2次側低圧端の電位
が変動するのを防止することができ、定電圧制御
用の制御信号に影響を与えることがないので、高
精度の定電圧制御が可能となる。
なお、第8図では図示されていないが、コロナ
放電器3のシールド21は、第4図と同様に、出
力トランス15の2次側巻線15bの低圧端に接
続されている。しかし、これに限定されるわけで
はなく、コロナ放電器3のシールド21は、アー
スに接続するようにしても勿論よい。
なお、既述したように、コロナ放電器は複写機
に限らず、電子印刷機などにも使用されるもので
あるから、この発明はそのような場合にも適用す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は、コロナ放電器に高
電圧を供給する高圧電源装置において、コロナ放
電器の放電電流をモニタ端子によつて高圧電源装
置の外部から測定できるようにしたので、コロナ
放電電流の調整を容易にしかも安全に行うことが
でき、また通常の動作時においても簡単にコロナ
放電電流の値のチエツクを行うことができる。
また、この発明においては、高圧電源装置の出
力電圧を精度良く検出することができ、高精度の
定電圧制御を行うことができると共に、電流検出
用の抵抗に電流を流しても、この電流が他に影響
することがないので、コロナ電流の検出を高精度
に行うことができ、しかも、上記の如くコロナ放
電器に流れるコロナ電流を高精度に検出すること
ができるのは勿論のこと、コロナ放電器に流れる
電流を検出した場合でも出力トランスの2次側低
圧端の電位が変動するのを防止することができ、
定電圧制御用の制御信号に影響を与えることがな
いので、コロナ電流を検出しつつ高精度の定電圧
制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の感光体回りを模式的に表わし
た斜視図、第2図はコロナ放電電流の調整方法を
説明するための斜視図、第3図は他の調整方法を
説明するための斜視図、第4図はこの発明の高圧
電源装置の前提技術における回路構成を示す回路
図、第5図は上記高圧電源装置の外観を示す斜視
図、第6図はこの発明の他の参考例の回路構成の
要部を示す回路図、第7図はこの発明の更に他の
参考例の回路構成の要部を示す回路図、第8図は
この発明に係る高圧電源装置の一実施例を示す回
路図である。 符号説明、3……コロナ放電器、14……高圧
電源回路、15……出力トランス、17……高圧
電源装置、23……モニタ端子、r……2次側低
圧端、R……抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コロナ放電器のコロナワイヤにコロナ放電用
    高圧電源によつて高電圧を印加すると共に、上記
    高圧電源の出力トランスの2次出力電圧を検出し
    て、当該高圧電源の出力電圧を定電圧制御し、か
    つ上記コロナ放電器のコロナワイヤから被放電部
    材に流れる放電電流をモニタ可能な複写機等の高
    圧電源装置において、上記コロナ放電用高圧電源
    の出力トランスの2次側高圧端をコロナワイヤに
    接続すると共に、当該出力トランスの2次側低圧
    端を+側の入力端子がグランドに接続された演算
    増幅器の−側入力端子に接続し、上記演算増幅器
    の−側入力端子と出力端子間に電流検出用抵抗を
    接続すると共に、当該演算増幅器の出力端子を放
    電電流モニタ用のモニタ端子に接続し、上記コロ
    ナ放電用高圧電源の出力トランスの2次側出力端
    間に、直列に接続された分割用抵抗を並列に接続
    すると共に、上記分割用抵抗の接続点の電圧値に
    基づいてコロナ放電器のコロナワイヤに印加する
    出力電圧を定電圧制御することを特徴とする複写
    機等の高圧電源装置。
JP21056482A 1982-12-02 1982-12-02 複写機等の高圧電源装置 Granted JPS59101668A (ja)

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