JPH0740891A - 船外機のエンジンカバーロック確認装置 - Google Patents

船外機のエンジンカバーロック確認装置

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JPH0740891A
JPH0740891A JP5190587A JP19058793A JPH0740891A JP H0740891 A JPH0740891 A JP H0740891A JP 5190587 A JP5190587 A JP 5190587A JP 19058793 A JP19058793 A JP 19058793A JP H0740891 A JPH0740891 A JP H0740891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outboard motor
hook
lock
upper cover
cover portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP5190587A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Yuda
義昭 湯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0740891A publication Critical patent/JPH0740891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロアカバー部に対するアッパカバー部のロッ
クの適否を判定して表示する。 【構成】 ブリッジ回路16の出力は、ひずみゲージ1
5が受感したひずみの大きさに比例し、ロアカバー部に
アッパカバー部が完全にロックされている状態において
一定以上の値を示す。ブリッジ回路16の出力は、増幅
器17で整流増幅された後、比較部18に入力され、こ
こで予設定された比較基準値と比較される。比較部18
の出力の論理レベルは、アッパカバー部が適正にロック
されている場合とそうでない場合とで相違するので、こ
の相違に基づいて表示部19がロックの適否を表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アッパカバー部がロア
カバー部に十分にロックされているか否かを判定して、
その判定結果を表示する船外機のエンジンカバーロック
確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機のエンジンの周囲を覆うエンジン
カバーは、ロアカバー部と、該ロアカバー部にゴム製の
シール材を介して着脱自在に装着されるアッパカバー部
と、これらのカバー部の一方および他方にそれぞれ設け
られたフックおよび係合部材とを有し、上記フックを上
記係合部材に圧接係合させて上記ロアカバー部にアッパ
カバー部をロックするように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンカバーのロッ
クが不完全な状態で船外機を稼働させた場合、エンジン
カバーの水密性低下や、該カバーの振動音が増加する等
の不都合が発生する。
【0004】なお、ロックの不完全な状態は、上記ロッ
ク操作を怠った場合の他、以下のような場合にも発生す
る。
【0005】すなわち、上記係合部材を締着固定するボ
ルトが緩んでその取り付け位置が変化した場合には、該
係合部材に対する上記フックの圧接係合力が低下して、
アッパカバー部をロアカバー部に十分にロックすること
ができなくなるので、やはり上記したような不都合が発
生する。
【0006】また、上記フックはシール材の弾性に抗し
て係合部材に圧接係合するものであるから、このシール
材の経年劣化によってその弾性が低下した場合にも、上
記した不都合が発生する。
【0007】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、アッ
パカバーがロアカバーに十分にロックされているか否か
を判定して表示することができる船外機のエンジンカバ
ーロック確認装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロアカバー部
と、該ロアカバー部にシール材を介して着脱自在に装着
されるアッパカバー部と、これらのカバー部の一方およ
び他方にそれぞれ設けられたフックおよび係合部材とを
有し、上記フックを上記係合部材に圧接係合させて上記
ロアカバー部にアッパカバー部をロックするように構成
された船外機のエンジンカバーに適用され、上記フック
および係合部材のいずれか一方に作用する応力を検出す
るひずみゲージと、上記ひずみゲージで検出される応力
に基づいて上記ロックの適否を判定する判定手段と、上
記判定手段の判定結果を表示する表示手段とを備えるこ
とを特徴としている。
【0009】
【作用】 係合部材に対するフックの圧接係合力が十分
である場合と、不十分である場合とでは、ひずみゲージ
に作用する応力が異なることになる。そこで、ひずみゲ
ージで検出される応力に基づいてアッパカバーのロック
完了、不完了を判定し、その判定結果を表示する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、船外機の上部に設けられたエンジンカバ
ー1を示している。このエンジンカバー1は、ロアカバ
ー部2とアッパカバー部3とを備え、これらのカバー部
2,3によって図示していないエンジンの周囲を覆って
いる。
【0011】図1のA−A線拡大断面図である図2に示
すように、ロアカバー部2の開口縁部には、ゴム製のシ
ール材4が嵌着固定されており、したがって、ロアカバ
ー部2上にアッパカバー部3を載置した場合、両カバー
2,3の開口縁部間に上記シール材4が介在される。
【0012】図4は、ロアカバー部2にアッパカバー部
3をロックするための機構を示している。このロック機
構は、一端および他端にそれぞれ操作レバー6およびフ
ック7の基部が連結された軸部8と、円柱状の係合体9
を備えたファスナー10とを備えている。
【0013】図2に示したように、軸部8は、レバー6
およびフック7がそれぞれロアカバー部2の外方と内方
に位置される態様で該ロアカバー部2の後端部に回動可
能に支承されている。
【0014】一方、ファスナー10は、アッパカバー部
3の内面にブラケット11を介して固定されており、そ
の固定状態においては上記係合体9が上記軸部8に平行
した状態におかれる。
【0015】このファスナー10は、ボルト12によっ
て上記ブラケット11に締着されているが、そのボルト
孔10aが長孔であることから、上下方向についての取
り付け位置の調整が可能である。
【0016】ロアカバー部2およびアッパカバー部3
は、それぞれその前端部内方に係止金具13および14
(図1参照)を備えており、カバー部2上にカバー部3
を載置する場合には、金具13に金具14の先端を嵌合
してカバー部3の先端部をカバー部2の先端部に係止す
る。
【0017】ロアカバー部2にアッパカバー部3を載置
した後、上記ロック機構5のレバー6を時計回り方向に
回動操作すると、軸部8が回動してフック7も同方向に
回動する。そして、図3に鎖線で示した位置までフック
7が回動すると、該フック7の上端に形成された係合部
7aの弧状下面がシール材4の弾性に抗して前記係合体
9に圧接係合し、その結果、ロアカバー部2にアッパカ
バー部3がロックされる。
【0018】なお、上記係合体9は、ファスナー10の
取り付け位置の調整によってその上下方向の位置を変化
させることができるので、その周面に上記係合部7aの
弧状下面が強く圧接されるように予めその位置が調整さ
れる。
【0019】ロアカバー部2からアッパカバー部3を外
す場合には、レバー6を図3の実線位置まで回動してフ
ック7の係合を解除し、ついで、図1に示した金具13
の先端部を金具14から抜き出せば良い。
【0020】ところで、フック7の係合部7aが係合体
9に圧接係合した状態においては、フック7に撓み応力
が作用する。そこで、この実施例では、フック7の腕部
7bの背面にひずみゲージ15を貼着して上記撓み応力
を検出している。
【0021】図5に示すように、ひずみゲージ15は、
ブリッジ回路16の一要素として該回路16中に組込ま
れている。ブリッジ回路16の出力は、ひずみゲージ1
5が受感したひずみの大きさ、つまり、上記撓み応力の
大きさに比例する。したがって、フック7が係合体9に
圧接係合してロアカバー部2にアッパカバー部3が完全
にロックされている状態では、ブリッジ回路16の出力
が一定以上の値を示すことになる。
【0022】このブリッジ回路16の出力は、増幅器1
7で整流増幅された後、比較部18に入力され、ここで
予設定された比較基準値と比較される。上記比較基準値
は、ロアカバー部2にアッパカバー部3が適正にロック
されている状態での増幅器17の出力よりも若干低い値
に設定されており、したがって、上記ロック状態におい
ては、比較部18の出力の論理レベルが“H”となる。
【0023】一方、フック7の係合が解除された図3の
実線の状態においては、フック7に撓み応力が部7aが
作用しないので、増幅器17の出力が上記比較基準値よ
りも低くなり、その結果、比較部18の出力の論理レベ
ルが“L”となる。
【0024】なお、ファスナー10を締着するボルト1
2の緩みによって係合体9が下動した場合や、前記シー
ル材4の経年劣化によってその弾性が低下した場合に
は、係合体9に対するフック7の圧接係合力が低下して
アッパカバー部3のロックが不完全になるので、やはり
比較部18の出力の論理レベルが“L”となる。以上の
説明から明らかなように、比較部18は、アッパカバー
部3のロックの適否を判定する機能を有する。
【0025】比較部18の出力は、表示部19に加えら
れる。そして、表示部19は、比較部18の出力の論理
レベルに基づいて比較部18の判定結果を適宜な手段で
表示する。
【0026】すなわち、表示部19は、比較部18の出
力の論理レベルが“L”の場合に、たとえばロック不完
了警告ランプの点灯、警報器の作動、警告メッセージの
表示(文字表示もしくは音声表示)等を行って、操船者
にロックの不完全を察知させる。なお、上記警告ラン
プ、警報器等の警報表示手段は、図示していない船体の
運転席に設けられる。
【0027】アッパカバー部3のロックが不完全である
場合に、船外機を始動できないようにすることも可能で
あり、その場合には、図5に示すアンド回路20によっ
て比較部18とスタータスイッチ21の各出力の論理積
をとり、このアンド回路20の出力で図示していないス
タータモータを作動させれば良い。
【0028】上記実施例では、ひずみゲージ15をフッ
ク7に付設しているが、エンジンカバーのロック時には
係合体9やファスナー10にも撓み応力が発生するの
で、ゲージ15をこれらの適所に設けるようにしても良
い。
【0029】また、上記実施例は、フック7およびファ
スナー10をそれぞれロアカバー2およびアッパカバー
3側に設けたエンジンカバーに適用されているが、本発
明はフック7およびファスナー10をアッパカバー3お
よびロアカバー2側に設けた場合でも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、船外機のロアカバーに
対するアッパカバーのロックの適否が判定され、かつそ
の判定結果が表示される。したがって、アッパカバーの
ロックが不完全な場合に、これを操船者に察知させるこ
とができる。
【0031】また、アッパカバーのロックが十分でない
状態でのスタータの作動を禁止することができるので、
同状態で船外機が稼働することによる不都合、すなわ
ち、エンジンカバー内への水の侵入や、アッパカバーの
振動による不快音の発生等を未然に防止できる。
【0032】さらに、係合部材に対するフックの圧接係
合力を示すひずみゲージの出力に基づいて上記ロックの
完了、不完了を判定しているので、リミットスイッチ等
の変位検出センサのオンオフ信号に基づいて上記の判定
を行う場合に比して、その判定結果の信頼性が高いとい
う利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】船外機のエンジンカバーの外観を例示した斜視
図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】フックの動作態様を示した概念図。
【図4】ロック機構の構成を示した斜視図。
【図5】ロックの適否を判定表示する手段を示したブロ
ック図。
【符号の説明】
1 エンジンカバー 2 ロアカバー部 3 アッパカバー部 4 シール材 5 ロック機構 6 レバー 7 フック 7a 係合部 8 軸部 9 係合体 10 ファスナー 10a ボルト孔 12 ボルト 15 ひずみゲージ 16 ブリッジ回路 17 増幅部 18 比較部 19 表示部 20 アンド回路 21 スタータスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアカバー部と、該ロアカバー部にシー
    ル材を介して着脱自在に装着されるアッパカバー部と、
    これらの各カバー部の一方および他方にそれぞれ設けら
    れたフックおよび係合部材とを有し、上記フックを上記
    係合部材に圧接係合させて上記ロアカバー部にアッパカ
    バー部をロックするように構成された船外機のエンジン
    カバーに適用され、 上記フックおよび係合部材のいずれか一方に作用する応
    力を検出するひずみゲージと、 上記ひずみゲージで検出される応力に基づいて上記ロッ
    クの適否を判定する判定手段と、 上記判定手段の判定結果を表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする船外機のエンジンカバーロック確認装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ひずみゲージは、上記フックに作用
    する応力を検出する請求項1に記載の船外機のエンジン
    カバーロック確認装置。
  3. 【請求項3】 上記船外機のスタータスイッチが操作さ
    れ、かつ、上記判定手段が上記ロックの適正を判定して
    いる状態下でのみ上記船外機のスタータの作動を可能に
    する手段を更に付加したことを特徴とする請求項1に記
    載の船外機のエンジンカバーロック確認装置。
JP5190587A 1993-07-30 1993-07-30 船外機のエンジンカバーロック確認装置 Pending JPH0740891A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6840827B2 (en) * 2002-04-11 2005-01-11 Bombardier Recreational Products Inc. Outboard engine cowling
JP2006182221A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Yamaha Marine Co Ltd 船外機のカウル構造
DE102016011515A1 (de) 2016-09-23 2018-03-29 Neander Motors Ag Verschlussvorrichtung für eine Abdeckhaube

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