JP2508337B2 - エアバッグ制御装置 - Google Patents

エアバッグ制御装置

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JP2508337B2
JP2508337B2 JP2013218A JP1321890A JP2508337B2 JP 2508337 B2 JP2508337 B2 JP 2508337B2 JP 2013218 A JP2013218 A JP 2013218A JP 1321890 A JP1321890 A JP 1321890A JP 2508337 B2 JP2508337 B2 JP 2508337B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両における乗員保護用のエアバッグ制御
装置(以下エアバッグECUという)に関する。
〔従来の技術〕
エアバッグECUは、車両の衝突を検知して例えば車両
ハンドルに設けられたエアバッグを膨らませることによ
り乗員を該衝突により保護するようにするものである
が、この場合、該車両の衝突は、車両に設置された加速
度センサ(以下Gセンサという)からのG信号に基づい
て車両に発生した衝撃を演算し、その演算結果が所定の
値を越えた場合を車両衝突として検知される。なお、こ
のしきい値となる所定の値は、該エアバッグECUの組み
付けられる多種多様な車種毎、あるいは該エアバッグEC
Uの取付状態等により設定されるものであり、エアバッ
グECU内のメモリに設定値として記憶されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、該エアバッグECUの車両への組付工程の際
に、誤って組み付けられる恐れがある。この誤組付され
た車両が誤って市場へ出た場合、設定値が該車両に適合
したものでないために、エアバッグの場合、誤点火、不
点火等の作動不良より乗員保護の目的を達せられないと
いう重大な不具合を発生する可能性がある。そのため組
付けたエアバッグECUが該車両に適したものであるか否
かを再確認する必要がある。
しかしながら、従来、実際に車両に組付けられた状態
で確認することは困難であり、一度実車に取付後は再度
取りはずして確認するしか方法がなかった。また、現在
の様に多種の車両に製品を装着する場合、一部メモリ内
の記憶された設定値を変更するのみで各車に対応する場
合も多く、誤って異なる車両に組み付けた際、目視で確
認することは不可能であった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、その
目的は、実車組付状態で、その組付けられたエアバッグ
制御装置が該車両に適合したものか否かを確認すること
ができる様に、エアバッグ制御装置を拡張することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のエアバッグ制御
装置は、第4図の基本構成図に示すように、 車両に搭載された乗員保護用のエアバッグを作動制御
するものであって、 該車両に発生する衝撃を検出する検出手段と、 前記検出手段にて検出された衝撃が、所定レベルあった
と判定することにより、該車両の衝突を判定して前記乗
員保護用のエアバッグを膨らませる第1の制御手段と、 前記第1の制御手段の判定における前記所定レベルを
設定する設定手段と、 を具備してなるエアバッグ制御装置において、 前記設定手段に設定されている所定レベルを外部へ出
力する第2の制御手段 を具備したことを特徴としている。
〔作用〕
従って、車輌衝突の判定に必要な設定値が第2の制御手
段によって読み出されて外部へ出力される。
すなわち、該設定値は前述の如く車両によって設定さ
れるものであるために、第2の制御手段によって出力さ
れた設定値を確認することにより、組付けられたエアバ
ッグ制御装置が該車両に適合したものであるか否かを確
認することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明一実施例を適用したエアバッグ装置の
システム・ブロック図である。
第1図において、101はエアバッECUであり、Gセンサ
を内蔵し、点火判定を行うものである。また、自己故障
診断機能を持ち、内部および外部結線の異常等を検出す
る。102は車両のフロントに設置されたスイッチで、車
両衝突時接点がONすることによりエアバッグが作動され
る。103はエアバッグ用点火装置であり、通常は発熱体
(スクイヴ)に通電して、その発熱により点火剤を着火
し、火炎を伝播してガス発生剤より多量のガスを発生さ
せるものが使われている。また、11は自己診断時の警報
用ランプであり、例えば図示しない車両のインストゥル
メントパネルに設置されて異常発生時に点灯してユーザ
に知らせるようにするものである。
次に、エアバッグECU101の内部について説明する。1
は点火判別用の設定値を記憶したメモリで、例えば発生
Gの積分値の闘値等が予め設定されて記憶されている。
なお、記憶されたメモリ内容が車両のイグニッションス
イッチをOFFしても消去されないように、不揮発性メモ
リで構成されている。2および3はチェック用入力端子
で、後述するように、これら両端子への入力信号によ
り、マイクロプロセッサ(以下CPU)6でのエアバッグ
制御において、メモリ読出しモードと点火装置103の点
火判定を行う通常モードとが選択される。4は車両に発
生する減速度を検出するGセンサであり、G信号を電圧
信号(アナログ)に変換する。5はA/Dコンバータで、
アナログ値で出力されるGセンサの出力信号をデジタル
信号に変換し、CPU6へ出力する。6はCPUで、A/D変換後
のG信号を演算処理し、この演算結果あるいはスイッチ
102からの入力信号に基づいて該車両の衝突を検知し、
点火回路7へ点火信号を出力する。また、自己診断機能
を有しており、異常検出用のインターフェース9により
内部および外部結線の異常等を検出し、駆動回路10を介
して警報用ランプ11を点火する。さらに、入力端子2、
3に印加された信号により、メモリ1内の設定値を出力
端子8へ送出する機能を有している。7は点火回路で、
CPU6の発生する点火信号をうけて点火装置103を作動す
べく点火装置103へ通電を行うための動力増幅等のバッ
ファである。8は上述のCPU6のメモリ1内の設定値読出
しの際の出力端子であり、外設のランプ等の点滅装置や
表示器等に接続される。9は前述の如くダイアグノーシ
ス実施の場合のインターフェース回路、10は警報用ラン
プ11を点灯すべく電力増幅等を行う駆動回路である。
次に、上記一実施例の作用について第2図を用いて説
明する。
エアバッグ装置起動に伴ってCPU6に電源電圧が印加さ
れて、ステップ201にてエアバッグ制御がスタートす
る。そして、ステップ202では点火判定演算における各
パラメータ等の初期設定が行われ、ステップ203で入力
端子2、3を介してCPU6に入力される入力信号に応じて
エアバッグ制御の制御モードの選択が行われる。通常
時、入力端子2、3はGND(Loレベル)あるいは電源電
圧(Hiレベル)に固定されており、その状態がステップ
203にて判定される。
ステップ203での判定がYESの場合、ステップ204へ進
み、制御モードは通常モードに固定される。そして、CP
U6は次のステップ205にて、Gセンサ4よりA/Dコンバー
タ5を介して入力されるG信号に基づいて所定のエアバ
ッグ演算を行い、車両に発生した衝撃を算出し、ステッ
プ206にてメモリ1内に記憶されている設定値と比較判
定を行い、点火要と判定した場合には点火回路7へ点火
信号を送出する。そして、点火回路7はCPU6より出力さ
れた点火信号をうけて、電流バッファ回路等により点火
電流を点火装置103へ通電し、前述の如く点火装置103は
着火により多量のガスを発生し、図示しないエアバッグ
を展開し、作動を終了する。また、ステップ206で点火
不要と判定された場合は再びステップ203へ戻る。
次に、メモリ1内の設定値読出しモードについて説明
する。
通常GND(Loレベル)あるいは電源電圧(Hiレベル)
に固定されている入力端子2、3に、例えば第3図に示
すような検査信号を印加する。そして、この検査信号が
入力端子2、3を介してCPU6内に入力されると、CPU6は
ステップ203の判定がNOとなることから制御モードが設
定値読出しモード(ステップ207)に移行し、この設定
値読出しモードに固定される。なお、この検査信号は通
常動作では起こらない信号パターンを有しているため、
外部から入力端子2、3にこの検査信号を印加しない限
り、設定値読出しモードには移行しない様にされてい
る。ステップ207で制御モードが設定値読出しモードに
固定されると、メモリ1内に記憶されている衝突判定の
ための闘値(設定値)、演算開始加速度、演算結果値等
の記録値等のデータが、ステップ208にて読み出され
る。そして、次のステップ209ではこれらメモリ1内デ
ータを第3図に示す如くシリアルデータとして出力端子
8へと送出して、再びステップ203へ戻り、入力端子
2、3に印加される入力信号が正常に復帰すると、エア
バッグとしての通常機能すなわち前述の通常モードにも
どる。なお、出力端子8には表示器、ランプ点滅装置等
の外設の検査装置が接続されており、出力端子8を介し
てCPU6から送出されたシリアルデータに基づいて、各設
定値を表示したりランプを点滅させたりすることで、エ
アバッグECU101の誤組付を検出できるようになってい
る。
以上のようにして、エアバッグECU101が、実車組付状
態で、その組み付けた車両に適合しているものか否かが
確認することができる。
なお、上記一実施例では出力端子8に送出するデータ
は閾値、判定値等の直接仕様を示すものであったが、メ
モリ内容に準じた製品識別コードを出力するようにして
もよい。
また、入力端子2、3および出力端子8は、CPU6の既
存の入出力端子と共用としても、別に新たに設けるよう
にしても、その何れであっても良い。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、実車組付状態
で、その組付けられたエアバッグ制御装置が該車両に適
合したものか否かを確認することができるという優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例を適用したエアバッグ装置のシ
ステム・ブロック図、第2図は第1図に示すもののCPU6
の作用を示すフローチャート、第3図は入力端子2、3
に印加される入力信号および出力端子8に現れる出力信
号の一例を示すタイムチャート、第4図は本発明の基本
構成図である。 1……メモリ,2,3……入力端子,4……Gセンサ,6……CP
U,7……点火回路,8……出力端子,101……エアバッグEC
U,102……スイッチ,103……点火装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−7642(JP,A) 特開 平1−168545(JP,A) 国際公開88−5570(WO,A) 「NISSAN CONSULT取扱 説明書/共通」(1989年5月)日産自動 車株式会社

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載された乗員保護用のエアバッグ
    を作動制御するものであって、 該車両に発生する衝撃を検出する検出手段と、 前記検出手段にて検出された衝撃が、所定レベルあった
    と判定することにより、該車両の衝突を判定して前記乗
    員保護用のエアバッグを膨らませる第1の制御手段と、 前記第1の制御手段の判定における前記所定レベルを設
    定する設定手段と、 を具備してなるエアバッグ制御装置において、 前記設定手段に設定されている所定レベルを外部へ出力
    する第2の制御手段 を具備することを特徴とするエアバッグ制御装置。
JP2013218A 1990-01-22 1990-01-22 エアバッグ制御装置 Expired - Lifetime JP2508337B2 (ja)

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JP2897642B2 (ja) * 1994-05-26 1999-05-31 株式会社デンソー エアバッグ装置

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JPS517642A (ja) * 1974-07-10 1976-01-22 Toyota Motor Co Ltd

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