JPH0740657B2 - フアイナイト・インパルス・レスポンス・デジタル・フイルタ - Google Patents

フアイナイト・インパルス・レスポンス・デジタル・フイルタ

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JPH0740657B2
JPH0740657B2 JP13703486A JP13703486A JPH0740657B2 JP H0740657 B2 JPH0740657 B2 JP H0740657B2 JP 13703486 A JP13703486 A JP 13703486A JP 13703486 A JP13703486 A JP 13703486A JP H0740657 B2 JPH0740657 B2 JP H0740657B2
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bits
cycle
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洋久 雁部
賢造 長谷川
敏夫 林
国治 内村
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ファイナイト・インパルス・レスポンス(FIR)デジタ
ル・フィルタであって複数ビットのデータが入力される
構成において,複数ビットのデータがビット・シリヤル
に供給される2つの直列乗算器を出力側の周期で切替え
て,出力を得るようにした構成をもち,ハードウェア構
成を簡易化したことが開示されている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は,ファイナイト・インパルス・レスポンス・デ
ジタル・フィルタ,特に複数のビットのデータが入力さ
れる当該FIRデジタル・フィルタにおいて,直列乗算器
に用いて,回路構成を簡易化したFIRデジタル・フィル
タに関する。
〔従来の技術〕
例えばΔ−Σ型アナログ・デジタル変換器においては,8
KHzの音声信号を2MHzの周期でサンプリングした2値デ
ータが入力される第1のフィルタと,当該第1のフィル
タから得られる複数ビットのデータが供給される第2の
フィルタとをもっている。そして第のフィルタは,例え
の如き関数に対応した処理を行う。
従来上記関数に対応する処理を行うに当っては,第4図
に示す如き回路を2段継続接属する構成が考慮された。
第4図において,1−1ないし1−17は夫々遅延素子,2,3
は夫々加算器(減算を含む)を表わしている。第4図図
示の構成は に相当する処理部分であり,同じ回路を2段縦続接続す
ることによって,2乗演算が行われる。
第4図図示の構成が採用される場合には,図示の入力が
複数ビットのデータで構成され(即ち複数ビット分並列
に入力され)る場合には,遅延素子の段数も大であるこ
ととあいまって,遅延素子用のメモリのハードウェア規
模がきわめて大となる。
この点を解決するために第5図図示の如き回路構成が考
慮されている。図中の符号4は並列乗算器(複数ビット
分が並列に入力される),5はカウンタ,6は加算器,7−1,
7−2は夫々アキュムレータ,8は選択回路を表わしてい
る。
上記第2のフィルタによって行われる演算を考慮すると
き, が得られる。このことを利用し,第5図図示のカウンタ
5がタイミングに周期して「1」,「2」…「16」,
「15」,「14」…,「1」を発するように構成され,乗
算器4の1つの入力にタイミングに同期して「1」,
「Z-1」,「Z-2」,…,「Z-30」が入力されるようにさ
れる。加算器6は,一方のアキュムレータ例えば7−1
に累算されている値と乗算器4からの出力とを加算し,
当該アキュムレータ7−1に累算してゆく。即ち,上記
第(1)式に対応する処理を実行してゆく。アキュムレ
ータ7−1の他にアキュムレータ7−2が存在する理由
は,入力側の例えば512KHzの周期と出力側の例えば32KH
zの周期とのタイミング調整のために,演算周期の位相
を異ならしめてオーバラップさせながら処理しているこ
とによる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記第5図図示構成の場合にも,並列乗算器という回路
規模の大きい構成が必要となる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の点を解決しており,複数ビットのデータ
がビット・シリヤルに供給される直列乗算器を巧みに用
いるようにしている。
第1図は本発明の原理構成図を示す。図中の符号10−1,
10−2,10−3は夫々遅延素子,11−1,11−2は夫々直列
乗算器,12は切替回路,13はカウンタ,(18−1)(18−
2)はゲート回路を示している。
複数のビットのデータがビット・シリヤルな形で例えば
下位ビットから入力される。即ち今,16ビットの信号を
仮定して,16ビットの信号を31サンプリングした結果合
計496ビット(16ビット×31)の直列信号が入力端子
に, b(0,0),b(0,1),b(0,2)……b(0.15…),b(1,
0),b(1,1),b(1,2)……b(1,15),b(2,0),b(2,
1),b(2,2)……b(2,15),b(3,0)……b(30,0),
b(30,1),b(30,2)……b(30,15) と順に入力されるようにされる。
このことは,31回のサンプリングに対応して,あるサン
プリングを第k回目としたとき, b(k,0),b(k,1),b(k,2)……,b(k,15)をもつ所
の1つのサンプリング・データ f(k)=b(k,15)×215+b(k,14)×214 +……b(k,0)×20 が31個入力されることを表している。
そして,31回分のサンプリング・データが入力されたこ
とに対応して,1つの直列乗算器11−1(又は11−2)か
らフィルタリングされた16ビットの出力がビット・シリ
ヤルに出力されてくる。
1回の16ビットの出力が得られる期間をTとすると,切
替回路12からの出力は周期(T/2)(厳密には16T/31)
毎に,直列乗算器11−1と11−2とから交互に半周期ず
れて出力される。
各直列乗算器11−1(又は11−2)においては, 1−2Z-1+3Z-2+……+16Z-15+15Z-16…… +2Z-29+Z-30 を得るものであって,カウンタ13に示される選択信号イ
ロハニと選択信号ホヘトチとが夫々上記の計数「1」,
「2」,「3」……「16」「15」……「2」,「1」を
与えるようにゲート回路18−1(又は18−2)に供給さ
れ,遅延素子10−1,10−2,10−3を介してシフトされて
いるサンプリング・データに当該係数を乗じて直列乗算
器11−1(又は11−2)に受入れさせる。
実際には第2図に関連して後述する如く,直列乗算器11
−1(又は11−2)内の1ビット加算器段(5個の1ビ
ット入力と4個の1ビットキャリ入力とを加算して当該
桁での加算結果のキャリと1ビットの出力とを得る1ビ
ット加算器段)のいずれの段に上記ビット・シリヤルな
データの所定のビットを供給するかを決定する。
切替回路12は,出力側の例えば32KHzのサンプリング周
期に対応して,直列11−1の出力と直列乗算器11−2の
出力とを切替える。
〔作用〕
直列乗算器11−1,11−2においては,演算処理周期の位
相を異ならしめて,周期の半分の期間ずつオーバラップ
させた形で乗算処理が行われている。そして,夫々の乗
算器は,上記第(1)式に示す演算,即ち, 1+2Z-1+3Z-2+…+16Z-15+15Z-16+…+Z-30 に対応する演算を行っている。この場合の係数「1」,
「2」…「16」,「15」…,「1」に対応するようにカ
ウンタ13が乗算器に対するゲートをオン・オフする。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例構成を示す。図中の符号10−
1,10−2,10−3,11−1,11−2,12,13,(18−1),(18−
2)は第1図に対応し,14−1ないし14−4は夫々1ビ
ット加算器,15−1ないし15−4は夫々1ビット加算器,
16,17は夫々12ビット分の遅延用フリップ・フロップを
表わしている。
直列乗算器11−1,11−2は従来公知の如く,カウンタ13
からの出力に対応して,(i)現に供給されたビットa,
(ii)1ビット前のビットb,(iii)2ビット前のビッ
トc,(iv)3ビット前のビットdを選択的に,1ビット加
算器14−1ないし14−4あるいは15−1ないし15−4に
供給し,遅延用フリップ・フロップを介在して巡回され
ている。そして,出力側のサンプリング周期に対応し
て,切替回路12によって,直列乗算器の出力を選択して
いる。
即ち,上述した如く,フィルタリングされた16ビットの
出力が一方の直列乗算器11−1から出力される周期をT
とし,その間に31回分のサンプリングされたデータが b(0,0),b(0,1),b(0,2)……b(0,15),b(1,
0),b(1,1),b(1,2)……b(1,15),b(2,0),b(2,
1),b(2,2)……b(2,15),b(3,0)……b(30,0),
b(30,1),b(30,2)……b(30,15) の如くビット・シリヤルに順に入力される。
この周期Tを,上記31個のサンプリング値の各入力に相
当する周期H−0,H−1,……H−30に分けるとすると
き, (a)周期H−0において1×f(0)(但し,f(0)
は上記f(k)においてk=0としたもの−以下同様)
の形でゲート回路18−1を介して直列乗算器11−1に取
込まれるようにし, (b)周期H−1において2×f(1)の形でゲート回
路18−1を介して直列乗算器11−1に取込まれるように
し, (c)周期H−2において3×f(2)の形でゲート回
路18−1を介して直列乗算器11−1に取込まれるように
し, (d)以下同様にして,周期H−15で16×f(15)が取
込まれるように, (e)周期H−16で15×f(16)が取込まれ, (f)以下同様にして,周期H−30で1×f(30)が取
込まれるようにする。
直列乗算器11−1内では,1つの周期H−i(iは0ない
し30)に相当する時間遅延されて(遅延用フリップフロ
ップ16を介して遅延されて),1つ前の周期の演算結果が
巡回してくるので, (a′)周期H−0において, g(0)≡1×f(0) が得られ, (b′)周期H−1において, g(1)≡2×f(1)+g(0) が得られ, (c′)周期H−2において, g(2)≡3×f(2)+g(1) が得られ, (d′)以下同様にして,周期H−15において, g(15)≡16×f(15)+g(14) が得られ, (e′)周期H−16において, g(16)≡15×f(16)+g(15) が得られ, (f′)以下同様にして,周期H−30において, g(30)≡1×f(30)+g(29) が得られる。即ち,g(30)がフィルタリング結果として
切替回路12に導かれてゆく。
なお,カウンタ13における選択信号イロハニ(又はホヘ
トチ)は,例えば上記周期H−12のときを例にとると,
上記係数「13」であることから,「イロハニ」は値「1
3」を示す「1101」を発するようにされている。そして
第2図図示のa,b,c,d上に現れるビット値を夫々ゲート
するようにする。即ち,今の例の場合,イが「1」,ロ
が「1」,ハが「0」,ニが「1」であることから,f
(12)に相当するビットがシフトされてゆく間に図示の
aとbとに現れるビット値が直列乗算器11−1に受取ら
れてゆく。
切替回路12は,第3図図示のタイムチャートの如く,直
列乗算器11−1,11−2の出力を切替えて出力しており,2
つの直列乗算器はオーバラップする形で処理を行ってい
る。
〔発明の効果〕
以上説明した如く,本発明によれば,直列乗算器を利用
することが可能となり,ハードウェア構成が大幅に簡易
化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図,第2図は本発明の実施例
構成,第3図は動作説明用のタイムチャート,第4図お
よび第5図は夫々従来の構成を示す。 図中,10−iは遅延素子,11−1,11−2は夫々直列乗算
器,12は切替回路,13はカウンタ,14−iおよび15−iは
夫々1ビット加算器を表わす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 敏夫 神奈川県厚木市森の里若宮3番1号 日本 電信電話株式会社厚木電気通信研究所内 (72)発明者 内村 国治 神奈川県厚木市森の里若宮3番1号 日本 電信電話株式会社厚木電気通信研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数ビットで構成されるデータが入力され
    るファイナント・インパルス・レスポンス・デジタル・
    フィルタにおいて, 上記複数ビットで構成されるデータをサンプリングした
    結果のデータについての,当該データを構成するビット
    がビット・シリヤルにかつ複数回のサンプリング結果の
    データをサンプリング周期に対応させて供給されるよう
    構成され, 当該ビット・シリヤルに供給されるデータを単位ユニッ
    ト分遅延させる遅延素子を複数段分継続させた遅延回路
    部と, 該遅延回路部を構成する上記複数段の各遅延素子からの
    出力を含む複数個のビットが各ビットについては選択的
    に供給されて直列処理によって乗算を行う直列乗算器
    と, 当該直列乗算器に対して,上記各ビットを当該各ビット
    について選択的に供給せしめる選択信号を生成するカウ
    ンタとをそなえており, かつ上記直列乗算器として2つの直列乗算器(11−1)
    (11−2)をもうけ, 当該2つの直列乗算器(11−1)(11−2)が乗算処理
    を位相を異にして夫々実行すると共に, 出力側のサンプリング・データの周期ごとに上記2つの
    直列乗算器(11−1)(11−2)を切替えて出力するよ
    うにした ことを特徴とするファイナント・インパルス・レスポン
    ス・デジタル・フィルタ。
JP13703486A 1986-06-12 1986-06-12 フアイナイト・インパルス・レスポンス・デジタル・フイルタ Expired - Lifetime JPH0740657B2 (ja)

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JPH0795667B2 (ja) * 1993-01-18 1995-10-11 日本電気株式会社 トランスバーサルフィルタ
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