JPH074029A - 目地棒 - Google Patents

目地棒

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JPH074029A
JPH074029A JP16978593A JP16978593A JPH074029A JP H074029 A JPH074029 A JP H074029A JP 16978593 A JP16978593 A JP 16978593A JP 16978593 A JP16978593 A JP 16978593A JP H074029 A JPH074029 A JP H074029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
veneer
top force
notch
die
Prior art date
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Pending
Application number
JP16978593A
Other languages
English (en)
Inventor
Seitaro Ebi
成太郎 海老
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakusui Corp
Original Assignee
Hakusui Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hakusui Corp filed Critical Hakusui Corp
Priority to JP16978593A priority Critical patent/JPH074029A/ja
Publication of JPH074029A publication Critical patent/JPH074029A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立上り部に欠き込み部を容易に形成すると共
に、天端角部が破損することのない目地棒を提供する。 【構成】 型枠ベニヤ19と、該型枠ベニヤ19に丸釘
32によって着脱自在に止着した係合部23を有する上
型20と、該係合部23に係合可能な係合受部27を有
して型枠ベニヤ19に固定状の下型21とを備え、下枠
21と係合状態にある上枠20を丸釘32により型枠ベ
ニヤ19と一体にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物において欠き
込み部を形成するための目地棒に関し、特に立上り部に
横向きに開口する欠き込み部を形成するための目地棒に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築物の立上り部に欠き込み部
を形成する際には、板材で枠組して行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この枠組は仮枠大工職
人が行うものであるが、人手不足の昨今、なかなか面倒
である。また、欠き込み部の天井部に水切を設けて傾斜
させる場合には、仮枠を分解しないと外せない。しか
も、無理に外すと、角部を破損して防水機能が低下する
ことが多々ある。本発明は上記に鑑み提案されたもの
で、欠き込み部を容易に形成すると共に、角部が破損す
ることのない目地棒を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、建築物の立上り部に欠き込み部を形成するた
めの目地棒であって、型枠ベニヤに着脱可能に止着した
上型と、型枠ベニヤに固定した下型とを備え、上型の天
端部には欠き込み部の天井部が下り傾斜するように上面
部を設け、上型の下端側には下型と係合可能な係合部を
設け、下型の上端側には上型の係合部に係合可能な係合
受部を設け、上型と型枠ベニヤとの間に着脱自在な止着
手段を設けて、下型と係合状態にある上型を上記止着手
段により、型枠ベニヤと一体にしたものである。
【0005】
【作用】係合部を有する上型と係合受部を有する下型と
が分解可能であって、型枠ベニヤと一体の下型を先に外
した後、上型を外すことができ、立上り部に形成した欠
き込み部の天端角部を破損することなく、型枠を撤去可
能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
ると、立上り部1の一例として屋上パラペットを示し、
該パラペットに形成した欠き込み部2に防水層3の端部
を止着した場合を示している。
【0007】欠き込み部2は、立上り部1を形成するた
めの型枠に、予め目地棒を設けて空間を確保し、この空
間によって形成する。
【0008】上記欠き込み部2には、図1に示すよう
に、防水層3の端部を位置させる。即ち、この実施例に
おいては、、防水層3の上端部分を、角形の上部レール
4で押え込むと共に、パネル材5の側縁を止着するため
のジョイナー6をタッピングビス7で固定してある。ま
た、上記上部レール4の上面にL字型の支持材8をビス
9で止着し、この支持材8に水切部材10をビス11で
止着してある。そして、上記水切部材10と欠き込み部
2との間をシーリング材12で封止する。
【0009】また、上記パネル材5は、裏面側に突出す
るクッション材13を備えている。一方、図示していな
い立上り部1の下方部分には、横方向に配設した下部レ
ールと、上記上部レール4との間に縦方向のジョイナー
6を架設する。そして、このジョイナー6に上記パネル
材5の側縁を臨ませ、上記クッション材13が防水層3
に圧接するように押縁14をタッピングビス15によっ
て取り付けている。
【0010】上記のようなパネル材5によれば、防水層
3をクッション材13の反発力で押圧することができる
ので、防水層3の、「垂れ」、「膨らみ」、「剥がれ」
等を防止することができる。
【0011】上記欠き込み部2は、天井部16及び底部
17が傾斜して水切勾配を有している。また、天井部1
6より底部17の方が傾斜が大きい。そして、この欠き
込み部2は、後述する組合せ目地棒18によって形成す
ることができる。
【0012】本発明に係る目地棒18は、図2に示すよ
うに、型枠ベニヤ19と該型枠ベニヤ19に止着した上
型20と、該上型20と係合する下型21とを備える。
上型20及び下型21は、例えば、発泡ポリスチレン等
の合成樹脂の押出成型品である。
【0013】上型20の上面部22は、欠き込み部2の
天井部16が開口端へ向かって緩く下り傾斜するよう
に、型枠ベニヤ19側が下り傾斜する。また、上面部2
2の先端は、欠き込み部2の天端角部2aを面取するよ
うに、上方へ若干膨出する。
【0014】また、上型20の下面部には、後述する下
型21と係合可能な係合部23を設ける。この係合部2
3は、例えば、上記天井部16の傾斜と逆傾斜の第1接
合面24と、この第1接合面24の下端に連通して型枠
ベニヤ19側に屈折する係止面部25と、該係止面部2
5の下端に連通して上記第1接合面24とほゞ同じ傾斜
角を有する第2接合面26とを有する階段状である。
【0015】一方、下型21は、上記上型20の係合部
23に係合する係合受部27を有する。この係合受部2
7は、上記上型20の第1接合面24に対応する傾斜の
第1接続面28と、係止面部25に対応する傾斜の係合
面部29と、第2接合面26に対応する第2接続面30
を有し、底面部31は、上型20の上面部22より大き
く傾斜している。
【0016】上記のような構成の目地棒18は、先ず、
下型21を型枠ベニヤ19の背面に貼着して一体化す
る。そして、この下型21の各接続面28,30及び係
合面部29に、上型20の各接合面24,26及び係止
面部25を互いに係合させた状態で、型枠ベニヤ19の
前面側から止着手段として例えば丸釘32を上型20に
打ち込んで、上型20を型枠ベニヤ19に対して分解可
能に固定する。
【0017】そして、上記目地棒18を用いて打ち込み
型枠を構成して、立上り部1のコンクリートを打ち込
み、硬化させた後、当該型枠を分解するには、先ず、丸
釘32を抜きとって、上型20と型枠ベニヤ19とを分
離可能としておく。次に、型枠ベニヤ19を撤去する
と、下型21が型枠ベニヤ19と一緒に欠き込み部2か
ら抜ける。そこで、上型20を若干下方へずらして欠き
込み部2の天端角部2aをかわして抜き去ればよい。こ
のようにすれば、天端角部2aが破損することがない。
【0018】上記のような目地棒18によれば、大工仕
事によって欠き込み部2を形成する必要がないので、欠
き込み部2を極めて簡単且つ短時間で形成することがで
きる。また、型枠材は再利用が可能であって、資源の有
効活用および廃棄物の削減に寄与することができる。
【0019】以上、本発明を図示の実施例について説明
したが、本発明は上記した実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り
適宜に実施できる。例えば、係合部及び係合受部は下枠
を先に外すことができるような形状ならばどのような形
状であってもよいし、止着手段は丸釘に限らない。
【0020】
【発明の効果】以上、要するに本発明は、型枠ベニヤに
着脱可能に止着した上型と、型枠ベニヤに固定した下型
とを備え、上型の天端部には欠き込み部の天井部が下り
傾斜するように上面部を設け、上型の下端側には下型と
係合可能な係合部を設け、下型の上端側には上型の係合
部に係合可能な係合受部を設け、上型と型枠ベニヤとの
間に着脱自在な止着手段を設けて、下型と係合状態にあ
る上型を上記止着手段により、型枠ベニヤと一体にした
ので、建築物の立上り部に水切勾配を備えた欠き込み部
を、熟練技術を要することなく極めて容易に形成するこ
とがでる。また、本発明に係る目地棒によれば、欠き込
み部の天端角部が破損しないので、防水機能が低下する
ことがなく、実用的価値が極めて高い。更に、本発明
は、型枠ベニヤ等を繰り返し使用可能で、廃棄物の発生
が少ないし、木材資源を無駄に消費しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】防水層立上り部の上端部分の概要を示す縦断面
図である。
【図2】本発明に係る目地棒を示す断面図であって、
(A)は組立状態、(B)は型枠ベニヤ及び下型を外し
た状態、(C)は型枠ベニヤ及び下型並びに上型を外し
た状態を示す。
【符号の説明】
1 立上り部 2 欠き込み部 16 天井部 18 目地棒 20 上型 21 下型 23 係合部 27 係合受部 32 止着手段としての丸釘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の立上り部に欠き込み部を形成す
    るための目地棒であって、 型枠ベニヤに着脱可能に止着した上型と、型枠ベニヤに
    固定した下型とを備え、上型の天端部には欠き込み部の
    天井部が下り傾斜するように上面部を設け、上型の下端
    側には下型と係合可能な係合部を設け、下型の上端側に
    は上型の係合部に係合可能な係合受部を設け、上型と型
    枠ベニヤとの間に着脱自在な止着手段を設けて、下型と
    係合状態にある上型を上記止着手段により、型枠ベニヤ
    と一体にしたことを特徴とする目地棒。
JP16978593A 1993-06-17 1993-06-17 目地棒 Pending JPH074029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16978593A JPH074029A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 目地棒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16978593A JPH074029A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 目地棒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074029A true JPH074029A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15892834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16978593A Pending JPH074029A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 目地棒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH074029A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150169A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Haseko Corp 防水処理用打ち込み型枠とそれを用いた防水層の端部処理構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150169A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Haseko Corp 防水処理用打ち込み型枠とそれを用いた防水層の端部処理構造

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