JPH0740272A - 視覚センサを用いた建設用部材ハンドリング方法 - Google Patents

視覚センサを用いた建設用部材ハンドリング方法

Info

Publication number
JPH0740272A
JPH0740272A JP19219393A JP19219393A JPH0740272A JP H0740272 A JPH0740272 A JP H0740272A JP 19219393 A JP19219393 A JP 19219393A JP 19219393 A JP19219393 A JP 19219393A JP H0740272 A JPH0740272 A JP H0740272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
visual sensor
attitude
received light
calculated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19219393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2666877B2 (ja
Inventor
Motohisa Hirose
素久 廣瀬
Satoru Miura
悟 三浦
Yutaka Uchimura
裕 内村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP5192193A priority Critical patent/JP2666877B2/ja
Publication of JPH0740272A publication Critical patent/JPH0740272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2666877B2 publication Critical patent/JP2666877B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設現場に好適な方法を提供する。 【構成】 視覚センサ3によりH形鋼Hの位置、姿勢を
計測して運動を予測し、その速度が最小となる点でロボ
ット1の把持部2でH形鋼Hを把持し、力覚センサによ
りH形鋼Hの振動を減衰して停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視覚センサを用いた建
設用部材ハンドリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】実験室レベルでは、おもちゃのブロック
を組合せた見本をロボットに見せ、それと同じものを組
立てさせるという事例がある。また、ロボットを単に繰
返し作業に利用するのではなく、視覚センサ、力覚セン
サなどを搭載することにより、ある程度の自立性をもた
せたロボットの更なるインテリジェント化を図るという
傾向がある。そして、このような傾向を受けて一部の工
場のラインにおいては、ベルトコンベア上を流れてくる
部品の形状を判断し、それぞれの部品に対応した処理を
行うというシステムが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらはいず
れも工場のような閉所、定位置という静的な環境下で動
作するものであり、時事刻々と環境が変化する建設現場
などに利用することはできない。
【0004】本発明は、建設現場のような開所、不定位
置という動的な環境に最適な視覚センサを用いた建設用
部材ハンドリング方法を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による方法は、視
覚センサにより部材の位置、姿勢を計測して部材の運動
を予測し、部材速度が最小となる点で部材を把持し、力
覚センサにより部材の振動を減衰して部材を停止するこ
とを特徴としている。
【0006】上記視覚センサは、ダブルの赤外スリット
レーザ光を投光する赤外レーザ光投光器と、そのスリッ
トレーザ光の部材からの反射光を受光する2台のCCD
カメラとで構成するのが好ましい。
【0007】
【作用】本発明の方法においては、赤外レーザ光投光器
から部材にスリット状の2つのレーザ光を投光し、その
反射光を2台のCCDカメラで取込み、そのデータから
部材の位置、姿勢を計算して部材の運動を予測し、速度
が最小となる点で部材を把持し、力覚センサにより力制
御を行って停止させる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1及び図2には、本発明を実施する装置
の一例が示されている。
【0010】全体を符号1で示すロボットの把持部2に
は、視覚センサ3が設けられ、その赤外レーザ投光器4
から投射した一対の赤外スリットレーザ光L1、L2の
把持対象物である既知のH形鋼Hからの反射光を2台の
CCDカメラ5、6で受光し、その受光情報の解析によ
りH形鋼Hの位置姿勢を求め、これに基づいて把持部2
でH形鋼Hをハンドリングする。
【0011】図3において、CCDカメラ5、6からの
受光信号は、コンピュータ8のフレームバッファ9に取
込まれる。そのコンピュータ8は、取込んだ受光信号に
基づき、H形鋼Hの位置、姿勢を計算し、その計算結果
に基づいてロボット1に制御信号を出力し、ロボット1
の動作を計画し実行する。
【0012】図4には、視覚センサ3の光学系が示され
ている。この視覚センサ3には、ホットミラー7が設け
られ、CCDカメラ5は赤外線(可視光よりも短い波長
の範囲のもの)の画像を取得し、CCDカメラ6は、画
像濃淡を取得する。
【0013】図5には、可視光領域の濃淡画像による取
得画像の具体例が示されており、画像S1は、H形鋼H
からの反射像であり、画像S2は、図示しない壁からの
反射像で、データとして用いない。
【0014】図6には、コンピュータ8の制御態様が示
されている。コンピュータ8は、視覚センサ3のCCD
カメラ5、6からの受光信号を取込み、H形鋼Hの位
置、姿勢を計測し(ステップS1)、位置A(図1に鎖
線で示す)にあるH形鋼Hの運動を計測する(ステップ
S2)。次いで、予測した運動からH形鋼Hの移動速度
が最小となる位置B(図1)を計算し、ロボット1に制
御信号を出力し、ロボット1に旋回等の動作を行った位
置Bにおいて把持部2によりH形鋼Hを把持する(ステ
ップS3)。次いで、図示しない力覚センサからの信号
に基づき、力制御によりH形鋼Hの減衰動作を行って移
動したのち(ステップS4)、H形鋼Hを停止させる
(ステップS5)。
【0015】図7には、視覚センシングのアルゴリズム
が示されている。すなわちCCDカメラ5からの画像P
1を取得し(ステップS11)、その画像P1中のスリ
ット反射光部を抽出して(ステップS12)、3次元位
置を算出する(ステップS13)。次いで、3次元位置
の中心軸を算出し(ステップS14)、H形鋼Hの回転
角を推定し(ステップS15)、図心を決定する(ステ
ップS16)。他方、CCDカメラ6からの画像濃淡を
取得し(ステップS17)、画像のエッジを抽出する
(ステップS18)。次いで、決定された図心を抽出し
たエッジとから、H形鋼Hの重心を決定する(ステップ
S19)。
【0016】なお、ステップS13の3次元位置の算出
は、投光器4及びCCDカメラ5の位置と、カメラ5の
焦点距離が既知であることから、3角測量の原理に3次
元により行う。
【0017】また、ステップS14〜S16は、具体的
に図8に示すように行う。すなわち図9において、図5
に示す反射像S1はステップS13ですべて3次元位置
が計算され、それらの値から中心軸Aの中心軸ベクトル
MZを計算する(ステップS21)。そして、図10に
示すように、中心軸に垂直な平面の各点は、この投影面
Pに投影され、2次元データとして考える。そこで、特
徴量に基づくアスペクトを決定する(ステップS2
2)。このアスペクトとは図11ないし図16に示すよ
うに、H形鋼Hのスリットレーザ光L1、L2が当って
いる部分の見え方(図面ではH形鋼Hの左側の太線で示
す)であり、各パターンに対して特徴量が与えられてい
る。他方、図17に示すように、U方向、V方向の法線
の分布をUd、Vdを調べることにより、図心(仮の重
心)Cが求めることができ、図11ないし図16に示す
アスペクトに対し図心が求められており、アスペクトと
図心とを示すアスペクトテーブルTを参照することによ
り(ステップS23)、かつ、補正を行って(ステップ
S24)、図心Cを求めるのである。これらは、コンピ
ュータ8内に記憶したテーブルTとアスペクトとを比較
することにより、特に計算することなく図心を求めるこ
とができる。
【0018】また、ステップS18においては図19及
び図20に示すように、投影面P上でエッジE1、E2
を抽出し、端点を検出して中点を求める。
【0019】ステップS19においては、図心Cを求め
た中心軸A方向に端点から中点まで移動することにより
重心を求めるのである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、建
築現場のような開所、不定位置という動的な環境におい
て、部材を最適にハンドリングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置の一例を示す斜視図。
【図2】視覚センサを示す平面図。
【図3】コンピュータの制御ブロック図。
【図4】視覚センサの光学系図。
【図5】CCDカメラから得られる画像を示す図面。
【図6】コンピュータの制御フローチャート図。
【図7】視覚センシングアルゴリズムを説明する図面。
【図8】図7のステップS14〜S16の具体的フロー
図。
【図9】中心ベクトルを説明する斜視図。
【図10】中心軸に垂直な面の投影図。
【図11】アスペクトの一例を示す図面。
【図12】アスペクトの他例を示す図面。
【図13】アスペクトの他例を示す図面。
【図14】アスペクトの他例を示す図面。
【図15】アスペクトの他例を示す図面。
【図16】アスペクトの他例を示す図面。
【図17】法線の分布と図心との関係を説明する図面。
【図18】アスペクトテーブルを示す図面。
【図19】エッジの抽出を説明する斜視図。
【図20】エッジの抽出を説明する投影面図。
【符号の説明】
A・・・中心軸 C・・・図心 E1、E2・・・エッジ H・・・H形鋼 L1、L2・・・赤外スリットレーザ光 P・・・投影面 S1、S2・・・反射像 T・・・アスペクトテーブル 1・・・ロボット 2・・・把持部 3・・・視覚センサ 4・・・赤外レーザ投光器 5、6・・・CCDカメラ 7・・・ホットミラー 8・・・コンピュータ 9・・・フレームバッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視覚センサにより部材の位置、姿勢を計
    測して部材の運動を予測し、部材速度が最小となる点で
    部材を把持し、力覚センサにより部材の振動を減衰して
    部材を停止することを特徴とする視覚センサを用いた建
    設用部材ハンドリング方法。
JP5192193A 1993-08-03 1993-08-03 視覚センサを用いた建設用部材ハンドリング方法 Expired - Fee Related JP2666877B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5192193A JP2666877B2 (ja) 1993-08-03 1993-08-03 視覚センサを用いた建設用部材ハンドリング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5192193A JP2666877B2 (ja) 1993-08-03 1993-08-03 視覚センサを用いた建設用部材ハンドリング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0740272A true JPH0740272A (ja) 1995-02-10
JP2666877B2 JP2666877B2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=16287234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5192193A Expired - Fee Related JP2666877B2 (ja) 1993-08-03 1993-08-03 視覚センサを用いた建設用部材ハンドリング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2666877B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058187A (ja) * 1991-07-03 1993-01-19 Fujitsu Ltd ロボツト
JPH05168333A (ja) * 1991-12-19 1993-07-02 Iseki & Co Ltd 果実収穫ロボツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058187A (ja) * 1991-07-03 1993-01-19 Fujitsu Ltd ロボツト
JPH05168333A (ja) * 1991-12-19 1993-07-02 Iseki & Co Ltd 果実収穫ロボツト

Also Published As

Publication number Publication date
JP2666877B2 (ja) 1997-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950703171A (ko) 로보트에 의해 운반되는 센서 또는 기구와 같은 이 동물체의 3차원 위치를 식별하기 위한 방법 및 장치(method and device for spatial calibration of a mobile object such as a sensor or a tool carried by a robot)
JP2958456B1 (ja) 走行車両の距離測定装置
JPH08166813A (ja) ウィービング動作を伴うロボットのトラッキング制御方法
JP3754402B2 (ja) 産業用ロボットの制御方法および制御装置
Jasiobedzki et al. Laser eye: a new 3D sensor for active vision
Krys et al. Development of visual simultaneous localization and mapping (VSLAM) for a pipe inspection robot
JP2666877B2 (ja) 視覚センサを用いた建設用部材ハンドリング方法
WO2002008685A3 (en) Apparatus and method for determining the range of remote objects
JPH01153253A (ja) 非接触倣い方法
JPH055628B2 (ja)
JP2697917B2 (ja) 三次元座標計測装置
JPS59216006A (ja) 輪郭線検出装置
JPH0980523A (ja) 像ブレ補正カメラ
JP2001091891A (ja) ウェッジプリズムの照射位置制御方法および装置
JPH0728146A (ja) 手ブレ検出装置を有するカメラ
JP3401979B2 (ja) 三角測量式測距装置及び障害物検知装置
KR102526251B1 (ko) 객체 추적 기능을 가지는 인공 지능 교육용 교구
JPH05257530A (ja) 移動ロボットの方位及び位置の較正方法並びに装置
RU2147727C1 (ru) Способ измерения параметров движения объекта и устройство для его осуществления
JP2842675B2 (ja) 移動体の測距装置
JPH06281429A (ja) 形鋼材の寸法測定装置
Hwang et al. An Advanced On-Line Visual Tracking System
JPH10170622A (ja) 自動追従方法および自動追従装置
JPH0755433A (ja) トロリ線摩耗測定光学系
JPH09159411A (ja) 長尺ワークの端末の位置検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees