JPH0740254Y2 - 天井灯 - Google Patents

天井灯

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JPH0740254Y2
JPH0740254Y2 JP1989150244U JP15024489U JPH0740254Y2 JP H0740254 Y2 JPH0740254 Y2 JP H0740254Y2 JP 1989150244 U JP1989150244 U JP 1989150244U JP 15024489 U JP15024489 U JP 15024489U JP H0740254 Y2 JPH0740254 Y2 JP H0740254Y2
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JP
Japan
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front frame
housing
hook
ceiling
ceiling light
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JP1989150244U
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武彦 米波
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トンネルの天井面に設置する照明器具に係
り、特に傾斜したトンネルの天井面に設置する天井灯に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、トンネル等の傾斜した天井面に設置する照明
器具は、該天井面からトンネル内に露出した状態で傾斜
固設し、前枠によって支持した前面ガラスを筐体の前方
へ開閉させる構造のものが多用されている。上記構造に
なる照明器具は、自動車等の排気ガスや塵芥で汚損され
やすく前面ガラスや筐体を定期的に清掃すると共に、筐
体の前面ガラスを開閉させて、ランプ交換その他点検作
業を実施している。
また、この種の照明器具において前面ガラスを支持する
前枠は、一般に丁番と締付金具で固定しており、上記清
掃作業や保守点検に際しては、単に前枠を開閉させるだ
けのものであるため、トンネル内に照明器具を設置した
状態のままで、上記作業を実施しなければならない。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記清掃作業又は保守点検作業に際しては、作
業車両が車線を占有するようになるため車両交通を一時
的に遮断すると共に、作業者は脚立や梯子乃至は作業車
両の荷台やゴンドラ等の上に登り、天井面に配列した複
数の照明器具について一個ずつ上記作業を繰り返さなけ
ればならず、作業自体に危険を伴うばかりでなく、特に
長大なトンネル内においては多大な作業時間を必要と
し、交通障害乃至交通渋滞の大きな原因になるという問
題を有していた。
また、トンネル内で数百個の照明器具を長時間にわたり
清掃作業をすることは、トンネル内に充満する自動車の
排気ガスが作業者に健康面で悪影響を及ぼすという問題
を併有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、傾
斜した状態で設置された天井灯の筐体に対して、前枠を
容易に取り外すことができ、清掃済の予備の前枠と迅速
に交換することにより、天井灯の清掃作業を短時間に行
うことができる天井灯を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る天井灯は、傾
斜した天井面に対して筐体を傾斜した状態で固設し、該
筐体内に反射鏡と該反射鏡の前方所定部位に配設するラ
ンプを固設収容し、かつ該筐体の前面開口に前面ガラス
を支持する前枠を開閉自在に装着して成り、該筐体の上
縁前部左右両側に、被取付面に対する傾斜した取付姿勢
において上方へ開口する切欠を形設したフックを突設
し、該フックに、前面ガラスを支持する前枠の上縁左右
両側に形設したブラケットに掛け渡した掛止軸を引っ掛
けると共に、筐体の下縁に設けた締付金具で、前枠を掛
脱自在に固定することができるように構成したことを要
旨とするものである。
また、上記フックの切欠を、垂直方向に形設すると共
に、前枠を水平姿勢に開放した状態で上方へ取り外すこ
とができるように構成することができる。
さらに、上記ブラケットの立ち上がり部を、突出方向へ
長く形設すると共に、前枠の上記筐体のフックから垂下
させた姿勢で上方へ取り外すことができるように構成す
ることもできる。
〔作用〕
上記構成によれば、天井灯に対する清掃作業や保守点検
に際し、トンネル内又は傾斜した天井面を有する建物内
部に傾斜した状態で設置された天井灯の筐体に対して、
フックの切欠が上方に開口するように形設してあるた
め、筐体下端部の締付金具を外し、前面ガラスを支持す
る前枠を下方に垂下させると共に、これを適宜上方に持
ち上げて、前枠上端に構成した掛止軸をフックから外
し、該前枠を前面ガラスと共に筐体前面開口から容易に
取り外すことができ、かつ該筐体の前面開口には、清掃
済の前面ガラスを支持する予備の前枠を装着して作業を
完了することができる。而して、多数の天井灯の保守点
検作業を容易かつ迅速に行い、作業時間の短縮及び作業
に伴う危険を排除することができる。
また、作業に伴う交通遮断等交通障害の発生を防止する
ことができる。
なお、取り外した上記前枠に支持した前面ガラスは適宜
清掃して保管することができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る天井灯に関する実施例を図面に従っ
て説明する。
第1図は、本考案に係る天井灯1を、トンネルA内の傾
斜した天井面に設置した状態を示す説明図であり、第2
図は、天井灯1の構造を示すものである。
上記天井灯1は、トンネルA内の傾斜した天井面に筐体
2の周辺に突出形成した取付板3,3…を介して固設して
成り、該筐体2の前面開口に前面ガラス4を支持した前
枠5に着脱自在に装着すると共に、筐体2内には反射鏡
6及び該反射鏡6の前方所定部位に配設したナトリウム
灯などのランプ7を固設収容した構造に成っている。本
実施例において、ランプ7に対する電源は、外部商用電
源より得るものであり、本実施例においては、該筐体2
の下面に構成したコネクタ8,8を介して接続する構造に
成っている。
第3図乃至第6図は、筐体2に対する前枠4の取付状態
を示すものである。
9は、筐体2の上縁前部左右両側に突出形設したフック
であり、このフック9には、前枠5の上縁左右両側に構
成したブラケット10に掛け渡し形設した掛止軸11を引っ
掛けると共に、筐体2の下縁に構成した締付金具12で、
前枠5下端部を掛脱自在に固定する構造に成っている。
上記フック9には、筐体2を天井面に傾斜固設した状態
で上方へ開口する切欠13を形設してあり、上記前枠の下
端部から締付金具12を外し、下方へ展開させ、前枠5を
上方へ持ち上げ、上記掛止軸11を筐体2側に構成した上
記フック9の切欠13から脱出させて容易に取り外すこと
ができる。即ち、前枠5の掛止軸11をフック9の切欠13
から外すために該前枠5をその掛止軸11を回動軸として
前方(第6図矢印α方向)へ展開させる。また、前枠5
の掛止軸11の軸端をフック9の切欠13に引っ掛け、前面
ガラス4が筐体2の前面開口を密閉するように前枠5を
回動させ、締付金具12を締め付けて固定すればよい。
なお、フック9の切欠13の形設角度β(第5図参照)
は、筐体2の傾斜した天井面への取付角度β′(第3図
参照)との関係で決定される。即ち、傾斜した筐体2に
対して、常に切欠13が略上方に開口する構造に成るもの
であればよい。
また、本実施例では、ブラケット10の立ち上がり部の突
出長が、フック9の切欠13の形成端を収容し得る大きさ
に形成してあり、前枠5の姿勢においては、その上縁が
フック9の端縁に規制されているため上方へ脱出できな
い構造に成っている。したがって、前枠5は、更に前方
へ回動させ、略水平姿勢において上方(第6図矢印γ方
向)へ持ち上げることにより取り外すことができる。
次に、本考案に係る天井灯の清掃作業について説明す
る。
先ず、トンネルA内に傾斜して設置した天井灯1の締付
金具12を外し、前枠5を筐体2の前面開口から開放して
下方に垂下させた後これを掛止軸11を回動中心として更
に回転させ、略水平姿勢において上方へ持ち上げて前枠
5の前面ガラス4と共に取り外す。
次に、前枠5を取り外した上記筐体2に、上記と逆の動
作により清掃済の前面ガラス4を支持した予備の前枠5
を取り付け、該前枠5を筐体2開口面に密着させて締付
金具12で固定し、筐体2の前面開口縁を密閉して、清掃
作業を終了する。
第7図は、前枠のブラケットの他の実施例を示すもので
ある。
前枠5の上縁前部左右両側に突出形設したブラケット10
の立ち上がり部10aを突出方向へやや長く形成したもの
であり、該前枠5の垂下姿勢において、筐体2側のフッ
ク9に形成した切欠13に対して上下方向に持ち上げ動作
をするだけで、その掛止軸11を引っ掛けたり、外したり
することができる。特に、作業者は重たい前枠5を常に
垂直状態で取り扱えるため、作業性に優れ、前枠5の交
換作業等を更に迅速に行うことができる。
なお、本実施例では、トンネル内の傾斜した天井面に本
考案に係る天井灯を設置した状態を説明したが、傾斜し
た天井面に照明器具を設置するものであれば、建物内部
等であっても実施することができることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案に係る天井灯は、以上のように構成したから、傾
斜した状態で設置された天井灯に対する前面ガラスの交
換作業をトンネル内等で迅速かつ容易に実施することが
できるため、かかる作業に際して車両の交通を遮断する
必要がなくなるばかりでなく、安全かつ短時間に天井灯
の保守点検作業を実施することができるものであり、本
考案実施により得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る天井灯をトンネルの天井面に設置
した状態を示す説明図、 第2図は天井灯の正面図、 第3図は傾斜して設置された天井灯の筐体に前枠を取り
付ける状態を示す側面図、 第4図は第2図IV部の拡大正面図、 第5図は第4図V−V線断面図、 第6図は前枠を持ち上げて取り外す状態を示す要部断面
図、 第7図は前枠のブラケットの他の実施例を示す要部断面
図である。 1…天井灯、2…筐体 4…前面ガラス、5…前枠 6…反射鏡、7…ランプ 8…コネクタ、9…フック 10…ブラケット、11…掛止軸 12…締付金具、13…切欠 A…トンネル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜した天井面に対して筐体を傾斜した状
    態で固設し、 該筐体内に反射鏡と該反射鏡の前方所定部位に配設する
    ランプを固設収容し、かつ該筐体の前面開口に前面ガラ
    スを支持する前枠を開閉自在に装着して成り、 該筐体の上縁前部左右両側に、被取付面に対する傾斜し
    た取付姿勢において上方へ開口する切欠を形設したフッ
    クを突設し、 該フックに、前面ガラスを支持する前枠の上縁左右両側
    に形設したブラケットに掛け渡した掛止軸を引っ掛ける
    と共に、筐体の下縁に設けた締付金具で、前枠を掛脱自
    在に固定することができるように構成したことを特徴と
    する天井灯。
  2. 【請求項2】上記フックの切欠を、垂直方向に形設する
    と共に、前枠を水平姿勢に開放した状態で上方へ取り外
    すことができるように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の天井灯。
  3. 【請求項3】上記ブラケットの立ち上がり部を、突出方
    向へ長く形設すると共に、前枠の上記筐体のフックから
    垂下させた姿勢で上方へ取り外すことができるように構
    成したことを特徴とする請求項1記載の天井灯。
JP1989150244U 1989-12-28 1989-12-28 天井灯 Expired - Fee Related JPH0740254Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102523336B1 (ko) * 2022-10-07 2023-04-19 기민전자주식회사 리브 브라켓 보강 커버형 led 터널등

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