JPH0740096U - 紙束揃えパンチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、紙束載置部を斜上方に向けて配設
し自重により先端揃えを行うようにした紙束揃えパンチ
に関する。 【構成】 底板上面の先端に段部を形成した紙束載置部
を有し、その両側上部に配設した固定アームに穿孔刃を
有する押圧レバーを枢着したパンチの前記底板を斜上方
に向け水平状基台に固定し、紙束が自重で段部に当接
し、紙束の先端揃えを行う如くした紙束揃えパンチ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、紙束載置部を斜上方に向けて配設し、紙束を自重で揃えるようにし た紙束揃えパンチに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のパンチは図３に示す如く、水平状の基台１０上面半分に段部１１ａを有 する紙束載置部１１を形成し、その上面他の半分上両側に固定アーム１２を配設 し、その基部のピン１３に押圧レバー１４を上下動自在に取り付け、常時スプリ ングで上方に付勢し、ピン１３近傍に穿孔刃１５を取り付けてある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来技術にあっては、紙束は水平状態で紙束載置部に載置されるので、先 端を段部に当接して先端揃えをしても、紙束に何かがふれると揃えた紙束がずれ て不揃いのまゝ穿孔されるという問題点があった。 本考案は上記問題点を解決することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記目的を達成するため、底板上面の先端に段部を形成した紙束載置 部を有し、その両側上部に配設した固定アームに穿孔刃を有する押圧レバーを枢 着したパンチの前記底板を斜上方に向け水平状基台に固定し、紙束が自重で段部 に当接し、紙束の先端揃えを行う如くなしたことを特徴とする。

【０００５】

【実施例】

１は２孔用パンチ底板で、その上面半分に段部２ａを有する紙束載置部２を形 成し、上面他半分両側上部に固定アーム３を配設し、その基部のピン４に押圧レ バー５を上下動自在に取り付け、常時スプリングで上方に付勢し、ピン４近傍に 切削刃６を取り付けてある。押圧レバー５は連結部で門型に一体に連結されてい る上記パンチの底板１を斜上方に向け、水平状の基台７に固定している。８は紙 束載置部２に載置した紙束９の受板である。 使用時は紙束９を紙束載置部２に斜上方から挿入する。紙束９は自重で紙束載 置部２を下降し、先端の段部２ａに当接して自動的に紙束９の先端揃えが行われ 正確な孔あけが行われる。

【０００６】

【考案の効果】

本考案によると、底板上面の先端に段部を形成した紙束載置部を有し、その両 側上部に配設した固定アームに穿孔刃を有する押圧レバーを枢着したパンチの前 記底板を斜上方に向け水平状基台に固定し、紙束が自重で段部に当接し、紙束の 先端揃えを行う如くしてあるので、紙束載置部に斜上方から挿入載置された紙束 ９は常に自重で紙束載置部の先端段部に圧接されているので、紙束に何かがふれ て紙束先端が乱れても自動的に先端揃えが行われるので正確な孔あけを行うこと ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例外観斜視図である。

【図２】図１の側面図である。

【図３】従来のパンチの側面図である。

【符号の説明】 １ 底板 ２ 紙束載置部 ２ａ 紙束載置部の先端段部 ３ 固定アーム ４ ピン ５ 押圧レバー ６ 切削刃 ７ 水平状基台 ８ 紙束受板 ９ 紙束

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 底板上面の先端に段部を形成した紙束載
   置部を有し、その両側上部に配設した固定アームに穿孔
   刃を有する押圧レバーを枢着したパンチの前記底板を斜
   上方に向け水平状基台に固定し、紙束が自重で段部に当
   接し、紙束の先端揃えを行う如くした紙束揃えパンチ。