JPH0739983B2 - バッテリ車の自己診断システム - Google Patents

バッテリ車の自己診断システム

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JPH0739983B2
JPH0739983B2 JP63021054A JP2105488A JPH0739983B2 JP H0739983 B2 JPH0739983 B2 JP H0739983B2 JP 63021054 A JP63021054 A JP 63021054A JP 2105488 A JP2105488 A JP 2105488A JP H0739983 B2 JPH0739983 B2 JP H0739983B2
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JP
Japan
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JP63021054A
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Inventor
好和 倉田
隆司 林
健治 須賀
淳一 飛田
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はバッテリ車の自己診断システムに関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に、バッテリ駆動式産業車両の自己診断装置におい
ては、マイクロコンピュータにて各電気部位の電圧値と
予め設定した値との差異を検出することにより、異常部
位の検出が行われる。そして、異常部位が検出される
と、マイクロコンピュータからの指示に従い、表示装置
に異常内容が表示され、作業者にこれを認識させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記した自己診断装置では接点の接触不良
等、軽微な異常は作業継続中に自然修復されることがあ
り、異常が一旦表示されるものの修復とともに表示が消
去される。よって、作業者が表示の視認を怠ったとき、
故障部位の確認は不可能となる。そして、電源が切られ
ると、マイクロコンピュータの作業用メモリ内に記憶さ
れた内容が消去されるため、以後異常が表示されること
はなく、当該部位は不良要因を有するにも拘わらず、異
常が確認されることがなく、車両の保全上の問題を残
す。
この発明は上記した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は異常部位の自然修復後にも、この
異常を確認することができ、車両の保全に有効なバッテ
リ車の自己診断システムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記した目的を達成するために、走行及び荷
役のための電気部位が正常に動作するか否かを診断する
自己診断手段と、この自己診断手段が異常部位を判断し
た時、制御手段からの信号に従って前記異常部位を表示
する表示手段とを備えた産業車両において、前記自己診
断手段が判断した異常部位を順次記憶する不揮発性のメ
モリからなる記憶保存手段と、前記制御手段を異常部位
の表示を指示するモードから記憶保存手段の記憶内容の
表示を指示するモードに切換え、この記憶保存手段の記
憶内容を表示手段に表示させるモード切換手段とを有す
るものである。
〔作用〕
この発明は上記した手段を採用したことにより、自己診
断手段により判断された異常内容は記憶保存手段に、電
源が切られた後にも保存される。そして、モード切換手
段により制御手段のモードが切換えられたのち、記憶保
存手段の記憶内容が表示手段に表示される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面に従って詳述する。
第2図において、立席式フォークリフトの車両1はその
後部に駆動輪2が設けられ、さらに前部に設けたマスト
3にはこれに沿って昇降されるフォーク4が支持されて
いる。
また、収納ケース5内にはマイクロコンピュータMが収
容されるとともに、その上面にはステアリング6及びア
クセルレバー7が設けられるとともに、リフトレバー
8、チルトレバー9等の各種荷役用の操作装置が設けら
れている。そして、車両1はアクセルレバー7の操作に
より、第1図に示す走行用モータ10を介して駆動輪2が
回転され、前記ステアリング6の回動操作により選択さ
れた方向に走行を行う。らに、リフトレバー8及びチル
トレバー9の操作により、荷役用油圧回路内の公知の電
磁切換弁が制御されることによりリフトシリンダ12及び
チルトシリンダ13(第1図)がそれぞれ伸縮され、マス
ト3に沿ってフォーク4を昇降したり、フォーク4をチ
ルティングさせる等、各種荷役動作を行うようになって
いる。
また、第3図に示すように、前記収容ケース5の上面に
は計器パネルPが設けられ、車両1の始動及び停止を行
うためのキースイッチSW、モード切換手段としてのモー
ド切換スイッチ14、表示手段としてのバッテリ容量計15
及びデジタル式の時計16がそれぞれ配設されている。
このバッテリ容量計15は1個のチェックランプ24と左右
に並ぶ6個のインジケータランプ25と、下部に設けられ
た1個のバッテリランプ26とが設けられている。これら
ランプ24〜26は発光ダイオードにて形成され、黄色、緑
色、赤色にて発光し、キースイッチSWのオン操作に伴い
全ランプ24〜26が2秒間点灯することによりランプ24〜
26に故障がないことが確認されるようになっている。
また、前記モード切換えスイッチ14は実線で示す通常作
業位置と二点鎖線で示す記録表示位置とに切換えられ、
通常作業位置にあるときバッテリ容量計15がバッテリの
残存容量の減少を、インジケータランプ25をF側(無放
電側)からE側(全放電側)への1個づつ消灯させるこ
とによりデジタル表示する。そして、バッテリの残存容
量が予め設定された許容残存値を越えたとき、第4図
(a)に示すようにバッテリランプ26が点灯して警告表
示を行う。
また、上記の状態において電気系統に異常が周期的に検
索され、異常があるときには、第4図(b)に示すよう
にチェックランプ24が点灯され、この点灯と同時にバッ
テリ容量計15のバッテリ容量表示機能を一時停止し、そ
の検索結果に従いインジケータランプ25を1個または複
数個選択して、各部位に対応するように予め定められた
点灯表示態様で異常部位を表示する自己診断表示を行
う。
また、モード切換スイッチSWが記録表示位置に切換られ
ると、自己診断表示時と同様の表示態様でインジケータ
ランプ25を各部位に対応するように点灯させ、従前に異
常があった部位の記録の表示を行う。なお、バッテリ容
量計15が記録の表示を行うとき、時計16は該当部位に異
常が発生した時刻を表示する。
第1図はこの発明の電気的構成を示すものである。即
ち、キースイッチSW及びモード切換スイッチ14はそれぞ
れマイクロコンピュータMに接続されている。さらに、
マイクロコンピュータMには前記アクセルレバー7等の
走行用操作装置及びリフトレバー8及びチルトレバー9
等の荷役用操作装置がそれぞれ操作量を検出する角度検
出センサ17を介して接続されるとともに、バッテリ電圧
検出器18、アワーメータ22、各種電圧検出センサ群27が
接続されている。
前記マイクロコンピュータMは自己診断手段及び制御手
段としての中央処理装置(以下CPUという)19と、同CPU
19が走行及び荷役制御を行うための制御プログラム及び
各電気部位の電圧値を計測するための診断プログラムを
それぞれ記憶した読出し専用メモリ(ROM)20及びCPU19
の演算結果等が一時記憶される読出し及び書替え可能な
メモリ(RAM)21とから構成され、CPU19には走行用モー
タ10、リフトシリンダ12、チルトシリンダ13、バッテリ
容量計15、時計16、及び不揮発性の記憶手段としての異
常記録メモリ(EEPROM)23がそれぞれ接続されている。
そして、キースイッチSWが操作され、モード切換えスイ
ッチ14が通常作業位置にあると、CPU20はROM20に記録さ
れた制御プログラムに従い、通常作業モードにて動作し
て、アクセルレバー7等の走行操作用装置及びリフトレ
バー8及びチルトレバー9等の荷役操作用装置の操作に
伴い、角度検出センサ17から出力される操作量信号に基
いて走行又は荷役作業のための信号を走行用モータ10、
荷役用油圧回路のリフトシリンダ12及びチルトシリンダ
13等の制御機器に出力してこれらを駆動する。さらに、
バッテリ電圧検出器18が検出した電圧値に従って、バッ
テリ容量計15に信号を出力し、同容量計15のインジケー
タランプ25を検出電圧値に対応する個数だけ点灯させ
て、バッテリの残存容量を表示させる。
また、キースイッチSWの入力操作により、CPU19はROM20
に記憶された診断プログラムに従って、電気系統の異常
の検索する自己診断を行う。すなわち、各種電圧センサ
群23により電気部位の電圧が検出されると、電圧検出信
号がCPU19に出力される。すると、CPU19はこの検出信号
に基いてROM20内に記憶された各基準電圧値のデータを
読出して、その時に求めた電圧値とこの基準電圧値とを
比較して電気系統の異常の有無を判断するが、この自己
診断動作中もバッテリ容量計15はバッテリ電圧検出器18
が検出するバッテリの電圧値に従ってバッテリの残存容
量表示を行う。そして、前述したように電気系統に異常
が認められたとき、ROM20内に記憶されたプログラムに
従ってCPU19はバッテリ容量の表示を指示するモードか
ら異常部位の表示を指示するモードに変換され、バッテ
リ容量計15に自己診断表示を行わせる。
前記CPU19の自己診断動作中におけるCPU19の異常検出結
果はアワーメータ22が計測する異常発生時の時刻ととも
にデータ化されて逐一EEPROM23に記憶される。そして、
EEPROM23の全記憶領域がデータにて埋尽くされると、入
力されるデータは最も古いデータの上に書込まれる。
前記切換スイッチSWが記憶表示位置に切換えられると、
CPU19はROM20に記憶されたプログラムに従ってEEPROM23
の記憶内容を表示するモードに切換られ、バッテリ容量
計15のバッテリの残存容量表示又は自己診断表示を中止
させ、EPROM23に記憶された異常部位を順次表示し、さ
らに時計16の現在時刻の表示を停止させて、この異常が
発生した時刻を表示させる。
さて、上記のように構成した自己診断システムの作用を
第5図に従って説明する。
ステップS1(以下ステップを単にSという)にてモード
切換スイッチSWが自己診断位置にセットされている場合
には、S2においてCPU19は各種電圧センサ27が検出した
各電気部位の電圧値を読込む。そして、S3においてこれ
ら電圧値とROM20に記憶された基準電圧値と比較し、両
値の差が許容範囲を越えるものがあるか、否かが判断さ
れる。この判断結果がYESの場合にはS4にてこの異常部
位がデータ化されてEEPROM23に記憶され、さらにS5にお
いてバッテリ容量計15のインジケータランプ25を適宜に
選択して点灯させることにより、異常部位の表示を行な
った後、S1に戻りモード切換スイッチSWの位置を検出す
る。なお、S3における判断結果がNOの場合にはS1に復帰
する。
S1において、モード切換スイッチSWが記録表示位置にセ
ットされている場合には、S6においてCPU19はEEPROM23
に記憶された過去の電気系統の異常に関するデータを読
出す。このあと、EEPROM23から読出したデータに従い、
S7にて過去に異常があった電気部位がバッテリ容量計15
に順次表示されるとともに、この異常が発生した時刻を
時計16に表示させた後、S1に戻る。
本実施例におけるEEPROM23は不揮発性のメモリであると
ころから、キースイッチSWを切ったあとでも、記憶内容
が消去されることなく保存される。そして、キースイッ
チSWを再度入力操作すると、EEPROM23内には従前のデー
タに続いて、新たな電気系統の異常が順次記憶される。
そして、モード切換スイッチ14の切換操作により、これ
らのデータがCPU19にて読出され、これに基く記録表示
がバッテリ容量計15になされ、過去の電気系統の異常は
キースイッチSWが切られた後も容易に確認され得る。
また、接点不良等、軽微な異常が車両1の運転中に自然
に修復された場合にも、一旦検出された異常部位はEEPR
OM23に記憶され、これがバッテリ容量計15に表示され
る。従って、不良要因を備えた部位の確認により電気系
統の保全が確実に行われる。
さらに、バッテリ容量計15が記憶表示を行うにあたり、
この異常が発生した時刻を時計16にて表示させたことに
より、異常発生時刻に遡及して車両1の作業内容を確認
し、異常が発生した理由を解析することが可能となる。
なお、この発明は上記した実施例に拘束さえるものでは
なく、例えば アワーメータ22を省略し、異常が発生した際の時計
16が計時する時刻を直接にCPU16を介してEEPROM23に記
憶させたり、 フォークリフト以外の各種のバッテリ車に採用した
りする等、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて任意の
変更は無論可能である。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば異常部位の自然
修復後にも、この異常内容を表示することができ、車両
の保全に有効であるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電気的構成を示すブロック図、第2
図は立席式フォークリフトを示す側面図、第3図は計器
パネルを示す平面図、第4図(a)(b)はそれぞれバ
ッテリ容量計による異常表示の例を示す平面図、第5図
はCPUの動作を示すフローチャートである。 モード切換手段としてのモード切換スイッチ14、表示手
段としてのバッテリ容量計15、制御手段及び自己診断手
段としてのCPU19、記憶保存手段としてのEEPROM23。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行及び荷役のための電気部位が正常に動
    作するか否かを診断する自己診断手段と、 この自己診断手段が異常部位を判断した時、制御手段か
    らの信号に従って前記異常部位を表示する表示手段 とを備えたバッテリ車において、 前記自己診断手段が判断した異常部位を順次記憶する不
    揮発性のメモリからなる記憶保存手段と、 前記制御手段を、異常部位の表示を指示するモードから
    記憶保存手段の記憶内容の表示を指示するモードに切換
    え、この記憶保存手段の記憶内容を表示手段に表示させ
    るモード切換手段と を有するバッテリ車の自己診断システム。
JP63021054A 1988-01-30 1988-01-30 バッテリ車の自己診断システム Expired - Lifetime JPH0739983B2 (ja)

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JPH01196532A JPH01196532A (ja) 1989-08-08
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19636384C2 (de) * 1996-09-09 2002-11-21 Bayerische Motoren Werke Ag Vorrichtung zur Fehlerdiagnose sowie Verfahren zur Fehlerdiagnose
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